人気ゲーム「マリオカート」、現実の運転技術向上に役立っていた
9/11 01:20 掲載

「マリオカート」などのレーシングゲームをプレイすると、実際に運転技術が向上することがわかった。
ある研究で、同ジャンルのゲームを10時間以上プレイする若者らが、現実世界の運転をより安全にできることが判明したという。
Playcasino.comの専門家は「適切なビデオゲームは、道路での安全性を高める正確なスキルを磨きます」と主張。「教習や交通法規の代わりにはなりません。しかし様々な査読付き論文から、特定のゲームが車線維持や速度制御、瞬時の判断力など安全運転の基盤となるスキルを向上させることが示唆されています」と語っている。
研究誌「Journal of Clinical and Translational Science」に掲載された今回の研究では、週10時間以上プレイする若年成人と「ライトゲーマー」を比較するため、両グループにプロ仕様の路上運転シミュレーターを使用。より頻繁にゲームを行ったグループは、レーシングゲームのプレイ時間が少ないグループに比べ、車線から外れる時間が4%少ない結果となった。