終身刑のジョン・レノン殺害犯、“14度目の仮釈放申請”却下

9/13 05:10 掲載
終身刑のジョン・レノン殺害犯、“14度目の仮釈放申請”却下

1980年12月、ニューヨークの自宅前でジョン・レノンを射殺したマーク・デイヴィッド・チャップマン(70歳)が8月27日、ニューヨーク州矯正・地域監督局に仮釈放を申請したが、却下された。

チャップマンは1981年に「20年以上の服役を条件とする終身刑」の判決を受けて以来、収監されている。今回で14度目の申請となった。

最新の審問記録はまだ公開されていないが、2022年の審問では、チャップマン自身が「自分の行為が邪悪であることを理解していた」と語り、「名声を得るために人命を奪う覚悟があった」と述べている。仮釈放委員会は当時、「あなたが生み出した空白から世界は今も回復しようとしている」として申請を却下していた。

事件当日、チャップマンはハワイからニューヨークへ渡り、ジョンが最新アルバム「ダブル・ファンタジー」にサインした数時間後に犯行に及んだ。享年40というジョンのあまりにも早すぎる死は世界中に深い衝撃を与えた。

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