マイタケに“認知機能改善効果”、加齢で衰える認知機能の維持に役立つ可能性
11/21 01:42 掲載
ユキグニファクトリーは11月19日、マイタケが持つ"認知機能改善効果"についての研究成果を発表した。
これは同社らが行ってきた共同研究における、健常高齢者を対象とした試験で、マイタケ含有食品の摂取が認知機能を改善することが明らかになった、というもの。
高齢者は、適切な運動や食事が軽度認知障害(MCI)の回復や認知症への進行を遅延し得ることが知られているが、この研究では、食用キノコであるマイタケ(Grifola frondosa)Y10M株の摂取が、加齢により衰えていく認知機能の維持に役立つ可能性を明らかにした。
同社は「本研究により示されたマイタケの認知機能への作用は、超高齢社会が深刻化している日本において、健康寿命の延伸に寄与するものと考えています」と話し、その成果は「第44回日本認知症学会学術集会」(11月21日)にて発表する予定だ。