ピース又吉直樹の新作小説発売決定、354万部売れた芥川賞受賞作「火花」から10年

12/25 07:54 掲載
ピース又吉直樹の新作小説発売決定、354万部売れた芥川賞受賞作「火花」から10年

お笑いコンビ・ピースの又吉直樹(45歳)が、新作小説「生きとるわ」を執筆。2026年1月28日、文藝春秋社より発売される。

これまで、お笑い芸人の青春を描いたデビュー作「火花」で芥川賞を受賞、累計354万部という驚異的なベストセラーとなったほか、夢を追う劇団員と大学生、2人の男女の不器用な恋を描いた「劇場」、そして初の長編「人間」を発表している又吉。

新作「生きとるわ」は6年ぶりの長編で、「火花」以来となる「文學界」での連載(2024 年1月号〜2025年3月号)で大きな話題を呼んでいた作品だ。このたびついに単行本化される。

又吉は「『生きとるわ』という小説が完成しました。僕が今まで書いた小説の中で最も長く、そして、制作期間も一番かけた小説となります。物語は、仲間からお金を借りて飛んでしまう、皆んなの前から姿を消した、すごく問題を起こす人物がいて、その人物と、周囲の人間の関係性、友情であったりそういうお話になっております。『生きていく』とはどういうことなのかを、物語の力で描けたらいいなと思って書いたので、ぜひ『生きとるわ』読んでいただきたいです。よろしくお願いします!」とコメントしている。


☆「生きとるわ」ストーリー

あかん、人生終わった......
阪神優勝の夜、僕はどうしようもないあいつと再会した。
公認会計士として傍目には順調な生活を送っている岡田。
しかし、高校時代の仲間だった横井に500万円を貸したことから、人生が狂い始めていた。
横井は、他の仲間たちにも手当たり次第に借金をしていた。
貸した金を回収すべく横井に接触した岡田は、逆にさらなる奈落へと落ちていく。
横領、脅迫、そして......

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