ビヨンセを“ビリオネア”に正式認定、近年個人資産が急増した背景

12/31 05:34 掲載
ビヨンセを“ビリオネア”に正式認定、近年個人資産が急増した背景

ビヨンセが、フォーブス誌により"ビリオネア"(総資産10億ドル以上)として正式に認定された。ビヨンセは、夫ジェイ・Zやテイラー・スウィフト、リアーナ、ブルース・スプリングスティーンに次ぐ、音楽界で5人目のビリオネアとなった。

ビヨンセは2008年に自身のエンターテインメント会社「パークウッド・エンターテインメント」を設立。フォーブスによると、同社はビヨンセのキャリア全般を管理し、音楽、ドキュメンタリー、コンサート制作まで手がけており、多くの制作費を自社で負担することで、利益の大部分を自ら確保できる仕組みを築いてきたという。

同誌は、近年ビヨンセの個人資産が急増した背景についても説明している。2023年の「カウボーイ・カーター・ツアー」は、チケット売上だけで4億ドル(約623億円)を超え、さらに会場でのグッズ販売が5000万ドル(約78億円)に達したと推定されている。これらの公演をパークウッドが全面的にプロデュースしたことで、ビヨンセはより高い利益率を得ることができた。

さらに、ツアー収益に加えて、音楽カタログからの収入やスポンサー契約なども大きく貢献。フォーブスは2025年のビヨンセの収入が税引き前で1億4800万ドル(約230億円)に達したと推定しており、「世界で3番目に稼いだミュージシャン」として位置づけている。

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