さまざまな犬種の中で“最も幸せそうな表情”をするのは? 新たな研究で判明
さまざまな犬種の中で"最も幸せそうな表情"をする犬種がわかった。
研究の結果、それはジャーマンシェパードとプードルで、遊びの際に幅広い顔面筋を使えることが理由。対照的に、ビーグルやシーズーなどの犬種は、楽しんでいる時も、不機嫌そうに見える傾向がある(伝え方が控えめな)という。
数千年にわたる家畜化と選択的繁殖を通して、犬が顔を使い、人間や他の犬とコミュニケーションを取る方法をどのように形作ってきたのかを探ることを目的とした新たな研究で判明。専門家らは、特に顔の構造が大きく異なる犬種が、似たような表情を作り出せるかどうかに注目し、29の人気犬種から210頭の犬の映像を分析した。
犬たちはリラックスしている時、遊んでいる時、口を開けて息をしている時の様子が撮影され、研究チームは個々の顔面筋と筋群の動きを分類。犬種それぞれの表情の豊かさを評価した。
その結果、ジャーマン・シェパードとプードルがトップに。より多くの顔面筋を使い、「より豊かで誇張された遊び顔(Play Face)」を見せた。高評価を得た他の犬種にはバセット・ハウンド、ロットワイラー、ピットブル、チェコスロバキアン・ウルフドッグがいる。
対照的に、ブルテリア、ニューファンドランド、秋田犬は表情の動きが少なく、全体的に喜びが乏しい印象となった。
同研究を指導したイタリア、ピサ大学のヴェロニカ・マグリエリ博士はこう話す。
「プードルやジャーマン・シェパードのような犬種は遊びの表情が非常に誇張され豊かである一方、ビーグルのような犬種は極めて控えめで最小限の表現しか見せないことがわかりました」
「例えば冗談を言った時、ジャーマン・シェパードは大声で笑っているように見える一方、ビーグルはほんのわずかな微笑みを浮かべる程度だと言えます」
「私たちが作り出した様々な犬種が、これほど多様な表情を持つのは非常に興味深いことです。これは犬同士や人間とのコミュニケーションにおいて極めて重要な手段だからです」