開幕1軍へ猛アピール=ルーキーの平川と勝田―プロ野球・広島
3/3 18:21 掲載
広島のルーキーが開幕1軍へ猛アピールをしている。ドラフト1位の平川蓮外野手(仙台大)と同3位の勝田成内野手(近大)は、ともに1日までのオープン戦5試合に出場して打率4割以上をマーク。「ミスをしても、成功しても勉強。それは若さの特権」と語る新井貴浩監督の下、新たな風を吹き込んでいる。
平川は187センチ、93キロの恵まれた体格を誇る両打ちの強打者。2月28日の楽天戦では、右打席から右中間へ本塁打を放った。「両打席で長打が出るのが自分の売り」。積極的に振りにいき、打席を重ねるごとに修正する器用さも兼ね備える。
勝田はプロ野球の現役選手で最も身長が低い163センチ。本職の二塁では名手の菊池涼介と定位置を争い、ワールド・ベースボール・クラシック代表の小園海斗が不在の遊撃もこなす。バットコントロールにもたけ、「順調に来ている。この調子のまま、シーズンでもしっかり結果を出したい」と手応えを口にする。
大学日本代表でも一緒にプレーした2人で切磋琢磨(せっさたくま)し、2月21日のDeNA戦ではそろって3安打を放った。平川は「成(勝田)が打てるなら自分も打てる」と言い聞かせ、楽に打席に立ったという。
横一線の競争を掲げるチームにあって、新井監督は2人の活躍に目を細める。平川を「走攻守ですごい可能性を秘めた選手」と評し、勝田は「速い真っすぐを苦にしないから、しっかり打ち返せる」とたたえる。
平川が「試合でその都度出る課題をつぶしていければ」と言えば、勝田は「甘い球を一球で仕留め切れないところが課題。練習するしかない」。フレッシュさを前面に出し、レギュラーを狙う。