エルサルバドルからも冬季パラ=IPC支援で4カ国が初参加
3/4 17:12 掲載
【コルティナダンペッツォ時事】国際パラリンピック委員会(IPC)の競技支援により、ミラノ・コルティナ大会で4カ国が冬季パラリンピックに初参加する。その一つが中米のエルサルバドルで、ノルディックスキー距離男子の2選手が出場予定。同国は年間を通して気温が高く雪は降らない。IPCによれば、これまで冬季五輪にも参加したことがない。
ダビド・チャベスとホナタン・アリアスは支援の一環として資金援助を受け、昨年3月にノルウェーで行われた世界選手権への参加が実現した。結果的にパラの出場枠を獲得。チャベスは「この支援により出場資格を得られた。すごく重要なもの」と語った。
IPCによるとチャベスは車いすバスケットボールやパラ陸上などに取り組み、2023年に初めてスキー競技を経験した。雪のない母国ではスキーで砂浜を滑るなどトレーニングを工夫。「冬季大会に出場する初の選手として、エルサルバドルの名を高められる」と意気込む。
冬季競技の発展に向けたIPCの支援の効果は大きく、カリブ海の島国ハイチやモンテネグロ、北マケドニアの選手も初めて冬季パラに臨む。