力負け、悔しさも収穫も=佐藤早也伽、挑む気持ち糧に―名古屋ウィメンズマラソン
3/8 18:15 掲載
ゴール直後にサングラスを外した表情から、歯がゆさが漂う。佐藤は最後まで優勝を争った末、昨年と同じ日本勢最高の2位。「勝ちたい、挑戦しようという気持ちだったけど力負けした。悔しいし、強くなりたい」。素直な感情が湧き出た。
強く冷たい風の中、先頭集団で「(誰かが)仕掛けたら勝負しよう」と集中した。40キロ付近からチェプキルイと激しい一騎打ちに。前回大会と異なり、ゴール前まで渡り合えた走りには「最後まで優勝争いできたのは手応え」と収穫があった。
昨年9月の世界選手権は13位。「強い選手のタフさを肌で感じた」と言う。今大会に向けては故障で走り込めない時期もあった中、自己ベスト更新を自らに課した。涙をこぼしながら「不安に負けないよう頑張ってきた」。目標達成はかなわなかったが、挑む気持ちを糧にしてきた。
今季のMGCシリーズ女王に輝き、今秋のアジア大会の日本代表選考対象に。2028年ロサンゼルス五輪につながる来年10月のMGCに臨む権利も得た中、「(両大会について)これから考えて決めたい」と今後をにらんだ。