高木、最後は晴れ晴れ=笑顔で「後悔ない」―世界スピードスケート

3/9 07:36 掲載
高木、最後は晴れ晴れ=笑顔で「後悔ない」―世界スピードスケート

最終種目の5000メートル。高木はスクリーンで結果を確認すると、両手をゆっくりと突き上げた。現役最後の大会は3位。レース後は晴れ晴れとした表情で「最高の締めくくりができた」。二人三脚で歩んできたヨハン・デビットコーチも「彼女にとって過去最高のオールラウンド大会となった」と喜んだ。


「最後のレースであっても、挑みにいく」。いつもと変わらぬ姿勢でスタートラインに立った。ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを狙い届かなかった1500メートルは上々の内容で2位。専門外の5000メートルもスペシャリストである同走のビクルン(ノルウェー)に食らい付き、「上出来の結果」と31歳は珍しく自身を褒めた。


このタイミングで引退を決断した理由は「今だなと感じた。素直にそう思い、受け入れている自分がいた」からだという。レース後にサプライズで催されたセレモニーでは、五輪での通算10個のメダル獲得を含む輝かしい実績が長々と紹介され、思わず笑みが漏れた。タイトルやメダルの数にこだわらず、ただひたすら理想の滑りを追求し続けた希代のスケーターは、「この決断に後悔はない。次の人生が楽しみ」と未来に目を向けた。(ヘーレンフェイン時事)




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