大谷、一発もチームプレーも=3連勝に貢献のリーダー―WBC
3/9 17:19 掲載
野球の国・地域別対抗戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で1次リーグC組の日本代表「侍ジャパン」は、8日までに3戦3勝とし、10日のチェコ戦を残して同組1位での準々決勝進出を決めた。大黒柱の大谷翔平(ドジャース)が3試合で2本塁打を含む5安打6打点、4四球。獅子奮迅の活躍で、3連勝に大きく貢献した。
3試合とも打順は1番。6日の台湾との初戦では、プレーボール直後の初球を思い切り良く振り抜き右翼線に二塁打を放った。「みんな硬くなるところ。アグレッシブにいい球を打ちたいと思っていた」。この一打でチームも大谷も勢いに乗った。二回には先制の満塁本塁打を右翼席へ運び、この回10得点の猛攻を先導。7日の韓国戦でも三回に同点ソロを放って逆転勝ちにつなげた。
豪快な本塁打に注目が集まりがちだが、本人は「トップ(1番打者)だったら出塁することが一番大事だと思う。振ることだけでなく、しっかり見極めた上で仕事ができればいい」と語る。韓国戦では3点を先制された直後の一回に先頭で四球を選び、鈴木誠也(カブス)の2ランを呼んだ。
終盤まで苦しい戦いが続いた8日のオーストラリア戦でも、1点を追う七回先頭でボール球に手を出さず四球で出塁。結果的にこの回、吉田正尚(レッドソックス)の逆転2ランが生まれた。今大会の大谷は、強打だけでなくチームプレーに徹する姿も印象的だ。