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アムール川とは?

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【アムール川】

アムール川鉄橋(ハバロフスク橋)

【延長】
4,368 km
【平均の流量】
11,400 m³/s
【流域面積】
1,855,000k km²
【水源】
ヘンティ山脈ほか
【水源の標高】
-- m
【河口・合流先】
オホーツク海
【流域】
モンゴル
中国
ロシア
*:上流部の支流を含む。

アムール川(アムールがわ、ロシア語: Амурラテン文字転写: Amur)、あるいは黒竜江(こくりゅうこう、中国語: 黑龙江 拼音: Hēilóngjiāng満州語:ᠰᠠᡥᠠᠯᡳᠶᠠᠨ
ᡠᠯᠠ
或いはᡥᡝᠯᡠᠩ
ᡤᡳᠶᠠᠩ
、転写:sahaliyan ula或いはhelung giyang)は、ユーラシア大陸の北東部を流れるである。中国では別に黒河黒水などとも呼ばれる。上流部の支流を含めた全長4,368kmは世界8位、流域面積は185万5500kmで世界10位である。

目次

  • 1 地理
  • 2 流域の都市
  • 3 産業
  • 4 歴史
  • 5 洪水
  • 6 支流
  • 7 橋とトンネル
  • 8 脚注
  • 9 関連項目

地理

凍結するアムール川。

アムール川はモンゴル高原東部のロシア中国との国境にあるシルカ川アルグン川合流点から生じ、中流部は中国黒竜江省ロシア極東地方との間の境界となっている。ロシアのハバロフスク付近で北東に流れを変えロシア領内に入り、オホーツク海アムール・リマン(en:Amur Liman)に注ぐ。リマン(en)とは川の河口を指し、リマン海流日本海を流れる海流である。オホーツク海の流氷は、アムール川からの流水により塩分濃度が薄くなったことによって凝固点が高くなった海水が氷結して形成される。

流域の都市

黒河市付近のアムール川、対岸はロシア。

アムール川はロシア側のアムール州ユダヤ自治州ハバロフスク地方と中国側の黒竜江省との国境を成しており、川沿いの主要な都市としてはロシアのブラゴヴェシチェンスクハバロフスクコムソモリスク・ナ・アムーレニコラエフスク・ナ・アムーレ、中国側の黒河市同江市などがある。

産業

このアムール川は栄養が豊富であり、サケ類をはじめ豊かな水産資源に恵まれ、これにより道北沖合はよい漁場になっている。一方で2005年11月13日に起きた中国吉林省吉林市にある石油化学工場の爆発事故により、支流の松花江に流れ込んだ有毒な大量のベンゼン化合物による大規模な汚染をはじめ、旧日本陸軍の遺棄化学兵器等のため、河川の汚染が深刻である。ロシア側アムール川周辺住人は河川汚染を憂慮しておりオホーツク海等の環境汚染により日本も警戒している。

歴史

アムール川流域の文化と、北海道の東北部で遺跡が発掘されているオホーツク文化との関連性についての議論がある。

清に滞在したイエズス会士、Jean-François Gerbillon(1697年–1782年)が作成した清国全図のうち、アムール川流域の拡大図。河口の小さな島は樺太北端部を描いたもの。

古代の中国では「黒水」「弱水」「烏桓河」などと呼ばれていたが、13世紀の『遼史』においてはじめて「黒竜江」の名が出ている。満州語では「サハリャン・ウラ(ᠰᠠᡥᠠᠯᡳᠶᠠᠨ
ᡠᠯᠠ
転写:Sahaliyan Ula、薩哈連烏拉、「黒い河」の意)」と呼ばれており、モンゴル語では「ハラムレン(Хар Мөрөн/Khar Mörön、哈拉穆連)」、ロシア語では「アムール」となりこれが世界的に共通する呼び名となっている。サハリン(樺太)というの名は「サハリャン・ウラの河口の対岸」にあることからつけられたとされる。

中国人はこの川を使い流域民族(ほか、アムール河口の対岸の樺太に住むアイヌ人など)と、毛皮などと中国産品を交換する取引(山丹交易)を行っていたが、次第に東へ進出してきたロシア人と取引や領土をめぐり争いが起こった。17世紀には、ヴァシーリー・ポヤルコフエロフェイ・ハバロフなどロシア人の探検隊がアムール川流域に侵入し、中国のと南下するロシア帝国との間の紛争(清露国境紛争: 雅克薩戦役: 羅禅征伐: Русско-цинский пограничный конфликт)が起こった。ロシア人はアムール川上流にアルバジンの要塞を築いたが、清軍により何度も包囲され破壊された。ロシア側は和議を求め、1689年ネルチンスク条約において、上流の西側以外の流域が清国領土と定められた。

しかしその後清は弱体化し、ロシアは再びアムール川沿いの領有を目指して探検隊を送るようになる(アムール探検)。1858年アイグン条約(璦琿条約)、1860年北京条約で、清国領土の割譲(アムール併合)を経て現在の国境線に定められた。

その後、アムール川およびその支流の中にある多くの島や中州の領有権を巡って中ソ国境紛争が発生した。1969年にはウスリー川で大規模な軍事衝突が発生したが、2004年に中露両国は最後まで帰属が決まらなかったアムール・ウスリー合流点の黒瞎子島(大ウスリー島)をはじめとするすべての地域における東部国境の確定完了を宣言し、対立は鎮静化している。

2011年現在、国境画定に伴い、ロシア軍により黒瞎子島内より強制退去させられた元ロシア人居住者が、補償を求めロシアに対し国家賠償訴訟を起こし係争中である。

洪水

2013年7月からはアムール川の流域で多雨となったことによって、以降、中流域や下流域で洪水が発生した。なお、ハバロフスクでは、2013年9月3日から2013年9月4日にかけて、808cmの水位を観測した。これは、1897年に観測された最高水位の642cmを上回って、観測史上最高の水位であった。

支流

アムール川流域と支流の経路。

下流より記載

橋とトンネル

アムール川(ハバロフスク地方)

下流から順に、次の場所に橋とトンネルがかかっている。

脚注

  1. ^ 『満洲実録・巻一』 sahaliyan ula helung giyang inu, terei da šanggiyan alinci tucikebi.(sahaliyan ulaは黒竜江なり、長白山に源を発す)
  2. ^ 2013年7月以降のアムール川流域の多雨について
  3. ^ Russia Completes Construction of First-Ever Rail Bridge to China”. Moscow Times (2019年3月21日). 2019年6月3日閲覧。
  4. ^ 中ロ国境のアムール川に初の橋が完成 極東の開発加速へ”. NHK (2019年5月31日). 2019年6月2日閲覧。
  5. ^ Connecting nations: Russia & China link two parts of сross-border mega bridge”. ロシアトゥデイ (2019年5月31日). 2019年6月2日閲覧。

関連項目

【典拠管理】

黒竜江/アムール川(サハリヤン・ウラ)水系
アムール川本流 | 
ゴリン川 - グル川 - トゥングースカ川 - ビラ川 - ビジャン川 - ザヴィタヤ川 - フマル川(呼瑪河)

松花江水系 | 
松花江 - 牡丹江 - 呼蘭河 - 拉林河 - 阿什河

ノン川水系 | 
ノン川(嫩江) - ガン川(甘河) - ネメル川(訥謨爾河) - ノミン川(諾敏河) - ヤル川(雅魯河) - トール川(洮児河) - 霍林河

アルグン川水系 | 
アルグン川 - ハイラル川(海拉爾河) - ゲン川(根河)

ゼヤ川水系 | 
ゼヤ川 - セレムジャ川 - ギリウイ川 - トミ川 - デプ川

ブレヤ川水系 | 
ブレヤ川 - ウルガル川 - ティルマ川 - ニマン川 - トゥユン川

アムグン川水系 | 
アムグン川 - ニメレン川

ウスリー川水系 | 
ウスリー川(烏蘇里江) - ムレン川(穆棱河) - ソンガチャ川(松阿察河) - ホール川 - ビキン川 - 大ウスルカ川(イマン川)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出典:wikipedia
2019/07/14 07:00

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