このキーワード
友達に教える
URLをコピー

ウェールズ語とは?

この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2014年4月)
ウェールズ語

Cymraeg
【発音】
IPA: [kəmˈrɑːɨɡ]
【話される国】
イギリス( ウェールズ)
【地域】
西ヨーロッパ
【話者数】
70万人
言語系統
インド・ヨーロッパ語族

表記体系
ラテン文字
【公的地位】

【公用語】
ウェールズ
【統制機関】
ウェールズ語庁
【言語コード】

ISO 639-1
cy
ISO 639-2
wel (B)
cym (T)
ISO 639-3
cym
【消滅危険度評価】

Vulnerable (UNESCO)

ウェールズ
ウェールズの各地方行政区画におけるウェールズ語話者の割合

ウェールズ語(英語: Welsh, ウェールズ語: Cymraeg[kəmˈrɑːɨɡ], y Gymraeg [ə ɡəmˈrɑːɨɡ](定冠詞つき))は、ウェールズで話されている言語で、ケルト語派ブリソン諸語に属する。

概説

コーンウォール語ブルトン語と同じガロ・ブリトン語群Pケルト語に属する。一方、アイルランド語(ゲール語)、スコットランド・ゲール語マン島語は、ゴイデル語群Qケルト語に属する。Qケルト語とは、kw という音を文字 q(後に文字 c)で書いたからであり、一方Pケルト語とは kw の音が文字 p で表される音に転化したからである。

ウェールズ語名の Cymraeg がカナ表記されることは稀だが、日本カムライグ学会では Cymraeg を「カムライグ」、「ウェールズ」の意味の Cymru を「カムリ」としている。ウェールズ (Wales) とはもともと古英語で「よそ者」を意味する wēales に由来し、侵略者であったアングロ・サクソン人から見た呼び名である。そのためもあって英語ではウェールズ語のことを Welsh のほか Cymric(キムリック)とも呼び、ドイツ語でも Walisisch と Kymrisch 両方の呼び名が通用している。

歴史

ローマ人によるグレートブリテン島支配以前に、大陸よりわたってきたケルト人により伝えられたと考えられている。

1284年エドワード1世によるイングランド支配、1536年のイングランドのウェールズ併合以降、ウェールズにおいても英語が公用語とされ学校などでも話すことが禁止された(Welsh Notも参照)。また、ウェールズ語に対する偏見・差別などにより、ウェールズ語を話す人は減り続けた。

しかし、20世紀になるとウェールズ語の保存運動が盛んになり、徐々にウェールズ語を話せる人が増えてきた。

ウェールズ語の現状

2言語で書かれた路面表示

現在のウェールズでは、ウェールズ語は英語と並んで公用語とされる。道路標識や公文書は、2言語で表記されている。例えば、イングランドから鉄道または自動車でウェールズに入ると、国境付近に設置された看板には、2言語で『Welcome to Wales』『Croeso i Gymru』(クロエソ イ ガムリ)と書いてある。

南部ではあまり話されないが、中北部では日常的に話される地域が多い。ただし、方言の差異が大きく、北に行くほど古い由緒正しい形を残している傾向がある。特にウェールズ最高峰であるスノードン(Snowdon)付近のグウィネズ(Gwynedd)地方でウェールズ語の話者が多い。この地域では、子供達が英語を習うのは小学校に入学してからのことであり、それまでは一般に、家族や近隣の友達とウェールズ語で会話している。

2001年現在、ウェールズ人全体の20.5%がウェールズ語を話すことができる。ウェールズにおいて、ウェールズ語を話す人口の割合は20世紀以降著しく減少しているが、人口増加により、ウェールズ語を話す人の絶対数は減少傾向が止まり、微増になっている。その主な理由は、小中学校でウェールズ語教育が実施されていることと、ウェールズ語によるTVプログラム(BBC WalesやHTV(現ITV Wales), S4Cによる)が放送されていることによる。

ウェールズ以外では、19世紀中盤の移民に起源を発するアルゼンチンチュブ州(パタゴニア地方)のウェールズ系住民のうち、約1,500人がウェールズ語の話者である。

2011年におけるウェールズ内の地域ごとのウェールズ語が話せる人の割合

音韻

母音

ウェールズ語の単母音には音声として次のものがある。

前舌 中舌 後舌
非円唇 円唇 非円唇 円唇
iː |  | ɨː |  | uː
ɪ |  | [ɨ̞] |  | ʊ
半狭 eː |  | ə(ː) |  | oː
半広 ɛ |  |  | ɔ
a |  |  | ɑː | 

このうち [ɨ̞] および [ɨː] の音素は北部方言にのみ現れ、南部ではそれぞれ[i] および [iː] にとって代わる。

上表はあくまで音声を正確に表記したものであり、音韻としては(曖昧母音 /ə/ をのぞいて)次のように母音の長短の対応関係がある(「短 - 長」の順に並べてある)。

二重母音としては次のものがある。

子音

ウェールズ語の子音には、音韻として下表のようなものがある。同じ枠内に2つあるものは、左が無声音、右が有声音である。

両唇 歯音 歯茎 硬口蓋 軟口蓋 声門
鼻音 [m̥ m] |  |  n |  | [ŋ̊ ŋ] | 
破裂音 p b |  | t d |  | k g | 
破擦音  |  |  | [(ʧ) (ʤ)] |  | 
摩擦音 f v | θ ð | s (z)  | ʃ | x | h
ふるえ音  |  | [r̥ r] |  |  | 
接近音  |  |  | j | w | 
側面摩擦音  |  | ɬ  |  |  | 
側面接近音  |  | l |  |  | 

アクセント

文字

ウェールズ語ではラテン文字が用いられる。アルファベットは次のとおりである。

ウェールズ語アルファベット
A | B | C | CH | D | DD | E | F | FF | G | NG | H | I | J | K | L | LL | M | N | O | P | PH | Q | R | RH | S | T | TH | U | W | X | Y | Z | Â | Ê | Î | Ô | Û | Ŵ | Ŷ
a | b | c | ch | d | dd | e | f | ff | g | ng | h | i | j | k | l | ll | m | m | o | p | ph | q | r | rh | s | t | th | u | w | x | y | z | â | ê | î | ô | û | ŵ | ŷ

y, w は半母音 /j/, /w/ を示すこともあるが、基本的には母音 /i/ または /ə/,/ɨ/, /u/ をあらわす。

ll は無声歯茎側面摩擦音(英語には相当する音がない)をあらわす。またアルファベットに v がなく、 f が有声唇歯摩擦音(英語の v に相当する音)をあらわす。このため、 Llanfairpwll はスランヴァイルプールとカタカナ転写される。

サーカムフレックス ( ˆ ) は母音字の上につけて長母音であることをあらわす(例: dŵr /duːr/ 水)。ただし長母音に対して常についているわけではなく、つくかどうかは単語による。

j, k, q, x, z は外来語にのみ使用され、そのため上記のアルファベットには通常加えられない。外来語も他の文字に代替される傾向がある。

文法

語順は基本的にVSO型になる。

時制によって迂言文か屈折文のどちらかになり、存在動詞bod活用形助動詞とし本動詞を動名詞とするのが迂言文で、bodを使わず本動詞の活用形を使うのが屈折文である。

名詞は、(男性・女性)・数(単数・双数・複数)によって変化するが、格による変化は存在しない。複数形は語尾変化するもの、母音変化するもの、その両方などいくつかのパターンに分かれる。

脚注

  1. ^ 5,000人とする統計もある。

関連項目

外部リンク

ケルト語派
祖語

大陸ケルト語

島嶼ケルト語
ゲール語

ブリソン諸語


混合言語



・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出典:wikipedia
2020/07/12 14:52

HAPPY Wikipedia

あなたの考える「ウェールズ語」の意味を投稿しよう
「ウェールズ語」のコンテンツはまだ投稿されていません。
全部読む・投稿 

ウェールズ語スレッド一覧

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ウェールズ語」のスレッドを作成する
ウェールズ語の」
友達を探す
掲示板を探す
このページ
友達に教える
URLをコピー

注目のキーワード

錦織圭/北島康介/2014_FIFAワールドカップ・アジア予選/サッカー日本女子代表/消費税/東京スカイツリー/ダルビッシュ有/イチロー/香川真司/野田内閣/復興庁/石川遼/HKT48/AKB48/ワールド・ベースボール・クラシック日本代表/黒田博樹/尖閣諸島/バレンタインデー/ONE_PIECE

キーワードで探す

 
友達を探す
掲示板を探す
ハッピーWiki
ハッピーメール
ハッピーランド
HAPPY NEWS
2010Happy Mail