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ウクライナ正教会・キエフ総主教庁とは?

キリスト教 > 東方教会 > 正教会 > ウクライナ正教会・キエフ総主教庁
【ウクライナ正教会・キエフ総主教庁】

聖ヴォロディームィル大聖堂

【創設者】
使徒アンドリーイ
亜使徒聖ヴォロディームィル
【独立教会の宣言】
1990年(事実上・非正式)
独立教会の承認 2018年10月11日(コンスタンティノープル総主教庁より)
現在の首座主教 フィラレート
【総主教庁所在地】
キエフ(ウクライナ)
【主な管轄】
ウクライナ
奉神礼の言語 ウクライナ語教会スラヴ語
【聖歌伝統】
キエフ聖歌
【暦】
ユリウス暦
【概算信徒数】
約1,500万人(ウクライナの全人口の32.4% )
【公式ページ】
ウクライナ正教会 キエフ総主教庁(ウクライナ語)

ウクライナ正教会・キエフ総主教庁(ウクライナ語: Українська Православна Церква Київського Патрiархату)は、ウクライナにおける正教会の一つである。

目次

  • 1 概要
  • 2 歴史
  • 3 日本国内における活動
  • 4 脚注
  • 5 外部リンク

概要

ウクライナ正教会・キエフ総主教庁は、ウクライナの全キリスト教会の中で最も信者数の多い教会である。その首座教会は、ウクライナ首都キエフにある聖ヴォロディームィル大聖堂に置かれている。現在の首座主教は1995年に着座したフィラレート総主教である。SOCISによる調査によれば、ウクライナの全人口の32.4%に当たる人々が、ウクライナ正教会・キエフ総主教庁(略号:UOC-KP)に所属すると回答している。

ウクライナ正教会・キエフ総主教庁は、モスクワ総主教庁系のウクライナ正教会を含む、他の全世界のコンスタンチノープル総主教座との一致にある教会からは承認されていなかったが、2014年にロシアがクリミア半島を併合したことによる反ロ感情の高まりを背景に、ウクライナ正教会の管轄権を主張するロシア正教会からの分離独立を求める運動が起こり、2018年10月11日にコンスタンティノープル総主教庁が独立を承認した。また、ウクライナ正教会・キエフ総主教庁はキエフ総主教に率いられているが、同教会のキエフ総主教位を承認している正教会は長らく存在していなかった。しかし、コンスタンティノープル総主教庁は独立の承認と同時に、独立を求めてロシア正教会から破門にされたキエフ総主教らを宗教法上の主教と認めた。

その一方、多くの正教会の教会は教義の一致に基づくウクライナ正教会・キエフ総主教庁の、聖体礼儀(聖餐)の有効性を含む機密の有効性については否定はしておらず、相互領聖も行われている。ただし、他の地域の正教会の神品(聖職者)がウクライナ正教会・キエフ総主教庁の神品と共同して奉神礼にあたる事が出来るかどうかは、当該教区を管轄する主教の判断による。

正教会は一カ国に一つの教会組織を置くことが原則だが(ウクライナ正教会以外の例としてはロシア正教会ギリシャ正教会ルーマニア正教会日本正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉しているわけでは無く、同じ信仰を有している。

正教会の教義や、全正教会に共通する特徴については「正教会」を参照

歴史

1990年6月に、府主教ムスティスラウ(Mstyslav (Skrypnyk))が「ウクライナと全ルーシ総主教」の称号で、首座主教に選出された。総主教ムスティスラウはウクライナ独立正教会を創設した主教達のうちの最後の生き残りであった。11月には聖ソフィア大聖堂において着座が成された。これはウクライナにおいて初めてのキエフ総主教であったが、他の全世界の正教会からはキエフ総主教位は未だ承認されていない。

ムスティスラウ総主教が1993年6月に永眠すると、同年10月には総主教ヴォロディームィル(Volodomyr (Romaniuk))が後継となったが、ヴォロディームィル総主教も1995年に永眠した。埋葬式はキエフの聖ソフィア大聖堂で行われ、この際、葬列と警察部隊との間に衝突が起こった。現在の首座主教はフィラレート総主教であり、1995年10月に着座した。

日本国内における活動

日本事務局が東京都三鷹市にある。聖堂は現在のところ国内に献堂されていない。

聖体礼儀は、他教派の聖堂=日本聖公会東京教区・聖オルバン教会(東京都港区)の礼拝堂を借りて隔週日曜日の午後に執り行われている。言語は主にウクライナ語英語、部分的に日本語である。司牧はPaul KOROLUKが担当している。

日本正教会およびロシア正教会駐日ポドヴォリエとは、現在のところ交流は無い。相互領聖については担当教区の主教の判断による。

脚注

  1. ^ ウクライナ正教会の独立承認=東方教会権威、ロシア反発 - 時事通信、2018年10月12日閲覧。
  2. ^ http://www.risu.org.ua/eng/news/article;16706/
  3. ^ The World Factbook, 19% of Ukrainian population associated themselves with Ukrainian Orthodox Church - Kyiv Patriarchate (cf. Orthodox (no particular jurisdiction) 16%, Ukrainian Orthodox - Moscow Patriarchate 9%, Ukrainian Greek Catholic 6%, Ukrainian Autocephalous Orthodox 1.7%)
  4. ^ http://www.risu.org.ua/eng/news/article;16706/
  5. ^ http://www.state.gov/g/drl/rls/irf/2006/71415.htm
  6. ^ http://www.risu.org.ua/eng/news/article;16706/
  7. ^ Ukrainian Orthodox Church of the Kyivan Patriarchate” (Ukrainian). Religious Information Service of Ukraine. 2008年1月13日閲覧。
  8. ^ ウクライナの独立教会を承認、コンスタンティノープル ロシア反発 - 日本経済新聞、2018年10月12日配信。
  9. ^ OCA - Q&A - Greek Orthodox and Russian Orthodox - Orthodox Church in Americaのページ。(英語)
  10. ^ “1995: The Year in Review”. The Ukrainian Weekly. (1995年12月31日). http://www.ukrweekly.com/Archive/1995/539512.shtml 2008年1月13日閲覧。
  11. ^ Poletz, Lida (1995年7月20日). “Police beat mourners at patriarch's burial”. The Independent. findarticles.com. 2008年1月13日閲覧。

外部リンク

【典拠管理】

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出典:wikipedia
2018/11/15 15:06

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