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オールスターゲーム_(日本プロ野球)とは?

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 | この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2013年4月)

日本プロ野球オールスターゲームは、日本野球機構が主催する、セントラル・リーグパシフィック・リーグの各選抜チームによる対抗試合である。毎年7月に行われ、監督推薦やプロ野球ファンによる投票などで選抜された選手が出場する。現在正式な大会名はマイナビオールスターゲームとなっており、通称はオールスターまたは球宴(きゅうえん)である。

目次

  • 1 概要・歴史
  • 2 大会名
  • 3 地方開催
  • 4 開催概要
    • 4.1 選出方法
      • 4.1.1 ファン投票
        • 4.1.1.1 歴代のファン投票の方式
        • 4.1.1.2 現在のファン投票の問題点
      • 4.1.2 守備位置の記号
      • 4.1.3 投票で使う球団略号
        • 4.1.3.1 セ・リーグ
        • 4.1.3.2 パ・リーグ
        • 4.1.3.3 過去に使われた略号
      • 4.1.4 選手間投票
      • 4.1.5 プラスワン
    • 4.2 出場対象選手
    • 4.3 試合方式
      • 4.3.1 大会CM
      • 4.3.2 大会マスコットキャラクター
      • 4.3.3 大会シンボルマーク
      • 4.3.4 プラクティスユニフォーム
      • 4.3.5 過去の試合方式
        • 4.3.5.1 延長戦の規定
        • 4.3.5.2 指名打者
    • 4.4 各種表彰
      • 4.4.1 過去の各賞
    • 4.5 ドラフト優先権
  • 5 歴代試合結果
    • 5.1 各リーグの連勝記録
  • 6 主なオールスター記録
    • 6.1 出場に関する記録(個人)
    • 6.2 出場に関する記録(チーム)
    • 6.3 年齢に関する記録
    • 6.4 最多通算記録
    • 6.5 最多連続記録
    • 6.6 1試合チーム記録
    • 6.7 1試合個人記録
    • 6.8 その他
  • 7 テレビ・ラジオ放送
    • 7.1 オールスターゲームの地上波テレビ中継の視聴率
  • 8 脚注
  • 9 関連項目
  • 10 外部リンク

概要・歴史

1リーグ時代の1937年から、メジャーリーグベースボールを手本に「職業野球東西対抗戦」という大会名で、本拠地別に配分した東西オールスターとして行われたのが始まりとされている。1リーグ時代はシーズン終了後に行われていた。

2リーグ制になった1950年は実施されず、1951年からセントラル・リーグパシフィック・リーグの対抗方式で実施されている。シーズン終了後は日本シリーズが行われることから、時期を夏場に移しての開催となっている。

スタート当初は年度により2試合と3試合とでばらつきがあったが、1960年代以降は3試合で定着してきた。しかし、MLBオールスターが年1試合なのに対し、日本の3試合は多いのではないかという日本プロ野球選手会側からの要望もあり、1989年以降は原則2試合となった。但し基本的に夏季オリンピック開催年については3試合を維持した上で、第3戦を地方で開催することとなり、1992年宮城球場を皮切りに地方開催が実施されるようになった。2001年を最後に3試合制は原則として一旦消滅し、2002年2010年は完全2試合制となり、隔年で2試合のうち1試合(原則第2戦)を地方開催することとなった。しかし、2011年には選手年金の財源確保などNPBの収益強化を目的として10年ぶりに3試合制が復活し、2012年2013年も3試合制で行われた。なお、2011年からの3年間については東日本大震災の復興支援の意味合いもあり、3試合目は被災地である宮城・岩手・福島の各県の球場で実施された。2014年からは再び2試合制となる。2018年からは4年に1度、1試合を地方球場で開催することになった。

また試合開催日も初期の1951年 - 1957年は7月初旬か中旬の開催だったが、梅雨の時期と重なり雨天中止・延期が長引いたケース(1953年など)もあったため、1958年以後は2001年まで梅雨明け後・夏休み初めの週末となる7月下旬に行われた。第1戦は土曜日、第2戦は日曜日、移動日を挟んで第3戦は火曜日に開催された。1990年代の2試合制は平日開催(第1戦火曜日、第2戦は水曜日)だった。その後夏休みの公式戦開催を強化したいという意向で2002年 - 2004年は7月中旬に一旦繰り上げられるも、セ・パ交流戦開始による同一リーグ所属チーム間との対戦、あるいは交流戦の雨天中止・延期分の予備日日程確保の観点から、2005年以後は7月下旬に戻され、今日に至る。近年は第1戦が木曜日や金曜日に始まる年や2011年には3試合連続で開催された事もある。

開催に際しては12球団持ち回りで開催権が与えられ、基本的にその球団の本拠地(専用球場)で開催となるが、地方開催の場合は日本野球機構(NPB)が直接開催権を持ち、セ・パのどちらをホームとし、どの球団が運営要員を派遣するかはそれまでの開催実績を元に決定される。また、かつてはナイター開催が可能な照明設備を有する収容人員3万人以上の野球場での開催が義務付けられていたため、以前近鉄バファローズ藤井寺球場日本生命球場を本拠にしていた頃、藤井寺は当時照明設備がなく、日生は収容人員が2万人強と規定を満たしていなかったため、近鉄主管では開催されず、本来近鉄主管となる順番の1959年1967年1973年1979年は南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)の本拠地・大阪球場で振り替えた上、南海に開催権を譲渡して開催した。また東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)が1953年から1961年の間、駒澤野球場をフランチャイズとしていた9年間の東映の主管試合とロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)が1973年から1977年の間、宮城球場をフランチャイズとしていた5年間のロッテの主管試合は開催されなかった。理由は駒澤野球場と宮城球場のキャパシティが上述の3万人以上収容の規定に満たなかったことや、周辺施設の問題による。なお、2002年の第2戦は広島東洋カープが開催権を持つ順番だったが、ゲームが開催されたのは広島市民球場ではなく松山中央公園野球場(坊っちゃんスタジアム)であり、地方開催のため広島球団ではなくNPBが主催の上、運営要員は広島を中心にセ各球団から派遣された。また2008年より試合前の公式練習では、出場選手・コーチ陣はミズノ提供によるプラクティスユニフォームを着用している。

オールスターゲームにおいては一時期、真剣勝負を「直球勝負」と曲解する風潮があった。そのため投手が直球を多投する光景が多く見られ「オールスターでは変化球を投げづらい」「真の真剣勝負が見られない」などといった意見もあった。

2009年には、プロ野球実行委員会において「交流戦があって、価値が薄れている」と、オールスターゲームそのものの見直しが検討された。オールスターゲームはNPBの基幹収益事業の一つで、毎年多くの観客を集め多額の収益をもたらしているが、その一方で、かつては推定2億円近くに及んだ地上波テレビ中継の放映権料が、近年は下落の一途をたどっている。また、冠スポンサーも三洋電機の撤退以来、長期契約を希望する企業がなかなか現れず、こうした要因から既に収益が頭打ちとなっている側面がある。その後、2008年以降は長らくマツダが冠スポンサーを務めたが2016年をもって撤退、2017年からはマイナビが新たに冠スポンサーとなった。

オールスターゲームの先発投手は後攻チームの先発投手については、その球場を本拠地とする球団の投手を先発にする傾向が多く、地方球場での試合でも主管球団の投手を先発にすることが多い。だが、使用球場を本拠地とする球団から先発投手及び投手そのものが選出されなかった場合は本拠地球団とは関係ない球団の投手が先発することもある。また、選出されても他球団で社会的に絶大な人気を誇る投手が選出された場合はその投手が先発することもあり、その場合は中継ぎに回されることもある。

大会名

1988年より冠大会となっている。

地方開催

前述の通りオールスターゲームは、NPB12球団の本拠地になっていない地方都市でも開催されている。NPBではオールスターゲームの誘致条件について「プロ野球開催に対応する施設を有し、且つプロ野球公式戦等の開催実績を積み、施設運営のノウハウを培うことが前提」と説明している。

なお地方開催の場合、開催権はNPBにある。主管相当球団は本拠地開催の場合と同様に運営要員などを派遣しているが、厳密な意味での主管球団ではない。

地方開催球場(後に本拠地となった球場含む)
【開催年】
【球場名】
【主管相当球団】

1992 | 県営宮城球場 | ロッテ
1996 | 富山市民球場アルペンスタジアム | 中日
1999 | 倉敷マスカットスタジアム | 広島
2000 | 長崎ビッグNスタジアム | ダイエー
2001 | 札幌ドーム | 西武
2002 | 松山坊っちゃんスタジアム | 広島
2004 | 長野オリンピックスタジアム | 西武
2006 | サンマリンスタジアム宮崎 | ソフトバンク
2010 | HARD OFF ECOスタジアム新潟 | 横浜
2012 | 松山坊っちゃんスタジアム | ヤクルト
岩手県営野球場 | 楽天
2013 | いわきグリーンスタジアム
2018 | 藤崎台県営野球場(予定) | 

新潟は2004年4月の段階で2008年のオールスター開催が内定していたものの、同年に新潟県内では平成16年7月新潟・福島豪雨(7・13水害)や新潟県中越地震などの自然災害が相次いだ。県は災害復旧を最優先させるため、2008年竣工予定だった県立野球場の建設事業を凍結し、2005年7月に開催返上を決定。同月末に日本野球機構に開催辞退の申請を提出し、8月1日に行われた実行委員会で正式に承認された。オールスターゲームの地方開催を辞退するのは史上初のケースだった(2008年に地方開催が無かったのは、新潟の開催辞退が影響したものである)。その後2006年に球場建設の目途が付いたことから再び開催地に立候補し、2010年の開催が内定。2009年6月の実行委員会で正式に開催が決定した(試合詳細は2010年のオールスターゲーム (日本プロ野球)を参照)。

2013年以降、地方球場でのオールスターの開催が途絶えていたが、2018年の第2戦は熊本県藤崎台県営野球場で開催することとなった。2018年以降、地方球場でも4年に1度開催していく予定である。

開催概要

選出方法

ファン投票により、外野手のみ上位3名まで、その他のポジションについては1位の選手が選出される。投手は「先発」「中継ぎ」「抑え」にポジションが分かれており、それぞれの1位が選出される。また、2008年より選手間投票が導入され、ファン投票と同様に各ポジション1位と外野手上位3名が選出される。翌日発表の監督推薦(前年リーグ優勝球団監督が担当)を併せて両チーム28名ずつ(計56名)がメンバーとして登録される。

選手枠は原則として28名(合計56名)だが、試合数などを考慮し増加する場合がある。2010年は「プラスワン」により29名(合計58名)、3試合制の2011年から2013年は「プラスワン」を含め32名(合計64名)となった。

監督は前年度にリーグ優勝したチームの監督、コーチは前年度に2位・3位であったチームの監督が務める。

ファン投票

ファン投票は、公式投票はがき、市販の郵便・私製はがき、インターネット(パソコン、携帯電話)から投票する。インターネット投票では、同一メールアドレスから1日1回までという投票制限がある。

公式投票はがきは公式戦の開催会場やコンビニエンスストア(サークルKサンクス)、有名書店などで配布される。公式戦会場やコンビニエンスストアなどでは直接投票できる(切手不要)投票箱が設置されている。コンビニエンスストアの投票箱は2005年に一度設置を取りやめ、2006年から復活した。これは個人情報保護法による影響との説があり、2006年以降の公式投票はがきには個人情報の記載が不要となっている。

投票開始日から数えて概ね1週間経過してから締切日までほぼ毎日(土・日曜日は除く)途中経過が発表され、締め切り後1週間程度をメドに最終集計が公表される。

1986年までは18名(1975年の指名打者制度投入後は19名)連記、あるいは1名のみの単記・または18名連記のどちらか等投票方式の変化をたどってきたが、1987年以後は単記・連記自由で、連記の場合は19名(セ・9人、パ・10人)までであれば自由となった(下記参照)。その後ルール改正で投手については「先発」「中継ぎ」「抑え」の3人ずつまで投票できるため、連記の場合は23人(セ・11人、パ・12人)まで投票できる。ただし、各リーグ・各ポジションにつき1名(外野3名まで)は厳守することとなっている。

公式投票はがきからの投票の場合、マークシート方式であらかじめノミネートされた選手の中から選んで塗りつぶす方式が取り入れられている。ノミネート選手外の場合は、チーム、ポジション、背番号の順に塗りつぶして投票する。2016年の原口文仁の場合、T→2→9→4の順に塗りつぶす。

2005年より、ファン投票において得票数トップとなった選手は「最多得票プレーヤー」として表彰される。表彰は出場選手発表後、所属チームのホームゲーム開催球場にて実施され、認定証、盾などが贈呈される。

基本的にファン投票で選出された選手は出場を辞退することができない。辞退した場合は野球協約86条により、当該選手が属する球団の球宴終了後の後半戦開始から10試合、選手登録ができなくなる。2006年まで「顕著な傷病等により出場できなかったものとコミッショナーが認めた時は、出場登録できるまでの期間を短縮することができる」とあり、故障による出場辞退の場合は登録停止期間の短縮もしくは免除を受けることができたが、明確な適用基準がなく悪用の恐れがあるとのことからこの年を以って廃止となった。この制度の適用を受けたことがある選手は2003年川崎憲次郎、2006年の福留孝介小久保裕紀の3人である。福留は後半戦開幕から活躍したため制度の悪用との批判があった(もっとも福留は他の年はすべて選出された年に出場しており、この年もオールスター前に怪我の影響で14試合を欠場している)。このようなトラブルを避けるため、強行出場もしくは1打席のみの代打出場、場合によってはベンチに座っているだけという選手が出てきているのも現状である。

歴代のファン投票の方式
  • 1951年、1952年:18名連記。市販のはがき使用による郵送のみ
  • 1953年:単記(1名のみ)。はがき郵送のみ
  • 1954年、1955年:単記・18名連記のどちらでも可(市販のはがきの郵送の他、新聞刷り込み投票用紙、はがき大の画用紙でも投票と持ち込みも可能)
  • 1956年:はがきの場合は単記・18名連記どちらも可。新聞刷り込み投票用紙は18名連記のみ。何れも郵送のみ受付で小包は使用不可
  • 1957年 - 1970年:はがき、新聞刷り込み投票用紙とも18名連記のみ。何れも郵送のみで小包使用不可
  • 1971年、1972年:両リーグとも同じ守備位置・選手を1つ(1名)ずつ選ぶ準単記方式(即ち投手を投票したいのであればセ・パそれぞれの投手の中から1名ずつ選ぶ)。はがき・専用投票用紙による郵送のみ
  • 1973年 - 1975年:両リーグとも投票者が各自守備位置を選び2名ずつ投票する準単記方式。はがき・専用投票用紙による郵送のみ
  • 1976年 - 1986年:19名連記(守備位置と背番号の数字と球団の英略を併記)。はがき・専用投票用紙による郵送のみ
  • 1987年 - 現在:単記・連記どちらも可。連記の場合は19名(その後投手を3つに分類したため現在は23人)までの範囲であれば自由に投票できるようになった。はがき・専用投票用紙による郵送、球場などでの直接持ち込み、その後インターネット(パソコン携帯電話)からの投票も可能となる
参考出典:ベースボール・レコード・ブック1988年版(ベースボール・マガジン社)「オールスターゲーム」の項目を参照
現在のファン投票の問題点
  • インターネット投票の導入により、安易に大量投票が可能になったため、故障で試合出場のなかった選手が選ばれたり、そのポジションを経験したことのない選手が票を集めるといった不可解な結果が多くみられるようになっている(例:2003年の川崎祭)。好意的解釈をするか否定的に受け止めるかは人それぞれだが、打撃が得意だったトレイ・ムーア投手に一塁手での投票が入っていたり、一部のファンが中村紀洋の三塁手部門での選出を阻止するため小笠原道大に票を集中させたり、リック・ショートにほとんど守ったことのない遊撃手(ショート)での票が多く入っていたこともある。
  • ノミネートされた選手への投票に比べて、その他の選手への投票は手間がかかるため、ノミネート外選手が選出されることは少ない。そのため、シーズン途中からレギュラーになった選手、ノミネートされていない選手は選ばれにくい。また、シーズン中にポジションの変更が行われた選手も変更前のポジションでの得票が圧倒的に多い。また、ポジションを変換した選手は票が各ポジションに分散されてしまう(2000年代後半以降では松中信彦への票が一塁手、外野手、指名打者に分散されてしまっている)。
  • 先発・中継ぎ投手は1球団あたり5〜6人ずついるが、枠はそれぞれ1つずつしかないため監督推薦でなければ出場は難しい。
  • 票が入りやすいという条件さえあれば、故障選手・2軍調整中選手まで選出されてしまうことがある(2007年の松本輝など)。
  • 稀に球団自らが、あるいは球団所在地の地元マスメディアなどが主導する形でチームへの関心の喚起を目的としてファンに投票を呼びかけた場合、結果的に当該球団所属選手への大量得票に繋がってしまうケースがあり、特にその球団のシーズン成績が不振である場合には非難の対象となりやすい(1978年日本ハム1995年横浜など。特に前者の場合は一部選出選手が出場辞退に追い込まれている)。

これらの問題の改善策として、ノミネート制度の廃止やポジション別での選出の見直しなどが議論されている。王貞治(ソフトバンク球団会長)は私案として、観戦券1枚に投票用紙1枚を添付する方式を示している。

守備位置の記号

  • 先発投手:1-1
  • 中継ぎ投手:1-2
  • 抑え投手:1-3
  • 捕手:2
  • 一塁手:3
  • 二塁手:4
  • 三塁手:5
  • 遊撃手:6
  • 外野手:7,8,9
  • 指名打者:DH

投票で使う球団略号

セ・リーグ
パ・リーグ
過去に使われた略号
  • セ・リーグ
    • (第1次)大洋ホエールズ→(第2次)大洋ホエールズ→横浜大洋ホエールズ(W)
    • 大洋松竹ロビンス(R)
    • 横浜ベイスターズ(YB)
    • サンケイアトムズ→アトムズ→ヤクルトアトムズ(A)
    • 松竹ロビンス(R)
  • パ・リーグ

選手間投票

2008年から、現役選手がファン投票とは別に投票を行って出場選手を選出する制度を導入した。概要は以下の通り。

  • 投票は12球団の支配下登録選手全員によって行う。
  • 投票対象選手は各球団が選出したファン投票リストの30名。
  • セ・リーグは9ポジション9名、パ・リーグはDHを含む10ポジション10名へ投票。外野手はポジションを分けず3名。
    • 2010年までは自球団の選手への投票はできなかったが、2011年度より可能となった。
  • セ・パそれぞれのポジションの得票数1位をオールスター出場選手とする。
    • ファン投票と選手間投票の1位が同一選手であった場合、2位選手の繰上げは行わず、その枠は監督推薦選手に組み入れる。

プラスワン

2010年に60回大会特別企画として導入され2013年まで行われた、ファン投票・選手間投票・監督推薦の選手以外から「最後の1名」を決めるファン投票。

投票の名称
  • マツダ・プレマシー プラスワン ドリーム(2010年)
  • SKYACTIV TECHNOLOGY プラスワン チャレンジ(2011年)
  • SKYACTIV TECHNOLOGY プラスワン ドリーム(2012年)
  • プラスワン投票(2013年)
プラスワン投票選出者
【年】
【セ・リーグ】
【パ・リーグ】

【選手名】
【所属】
【選手名】
【所属】

2010年 | クレイグ・ブラゼル | 阪神タイガース | 田中賢介 | 北海道日本ハムファイターズ
2011年 | 澤村拓一 | 読売ジャイアンツ | 斎藤佑樹
2012年 | 堂林翔太 | 広島東洋カープ | 角中勝也 | 千葉ロッテマリーンズ
2013年 | 内川聖一 | 福岡ソフトバンクホークス

概要は以下の通り。

  • ファン投票、選手間投票、監督推薦による出場選手決定後に、選出されていない出場条件を満たすすべての選手の中から選ぶ。MLBオールスターゲームにおける「33人目の選手」とは異なり、候補者の選考は行われない。
  • 投票の受付はインターネットのみ。
  • セ・パそれぞれの得票数1位をオールスター出場選手とする。

出場対象選手

  • 原則として5月末までに支配下登録されている選手を対象とする。
  • 2004年から、1軍の試合実績のない選手への投票を抑制すること、また組織票防止の観点から、打者は10試合以上、若しくは20打席以上出場、投手は5試合以上、若しくは10回以上の登板(出場)実績のない選手は選考の対象から外される事となった(川崎祭を参照)。
  • 外国人選手はファン投票に関しては推薦の上限を設けない(試合出場に際しては同時出場の場合上限あり)。
  • 投票期間中の選手移籍に関しては、同一リーグ内の場合は前所属球団の分と併せて得票数に計算。異なるリーグへの移籍となる場合は、前所属球団の分はそのまま「移籍前」扱いとして残して、移籍先球団の所属するリーグでは改めて0の段階から得票を数えていく。

試合方式

  • 予告先発があり、第1戦は試合前日に発表される。第2戦、第3戦は各直前試合の終了後に発表される。
  • すべての試合で指名打者制。
  • 9イニングで終了、延長戦は無し。引き分け再試合も無し。
  • 雨天により続行不可能となった場合は公式戦同様コールドゲームは5回裏終了時点で成立とみなす
  • 投手は3イニングを超えて登板することはできない。ただし1死または2死後に登板した場合は、以後の完全な3イニングを投球することができる(したがって、記録上は最大3回2/3まで登板が可能である)。
  • 外国人選手枠は1チーム最大5名(2010年までは4名)。同時に出場できる外国人選手は投手1名、野手4名(2010年までは3名)まで。
  • 試合の審判は、NPB審判部から選ばれた審判員による。日本シリーズと同じく6人制。公式戦・交流戦とは違い、外審と呼ばれる審判(以前の線審、主に両翼ポール際への打球のファウルか本塁打を判定する)が両翼のファウルライン上に立つ。
  • 明確に規定されているわけではないが、開催球場を本拠地とするチームの投手が先発を務めることが慣例になっている(山本昌が自身の公式ページで言及していた)。例としては2003年第1戦(大阪ドーム)の先発投手は、全セが阪神(当時)の井川慶、全パが近鉄(当時)の岩隈久志だった(この年の主管球団は大阪ドームを本拠地にする近鉄だったが、2002年のオールスター開催条項改正で2試合開催の場合のホームゲームはセ・パ各1試合とする取り決めとなったため、セ・リーグのホームゲームとなった)。

大会CM

1999年と2000年には、両軍監督出演の大会オリジナルCMが制作され、6月ごろから各球場の大型映像装置(オーロラビジョンなど)で上映された。

大会マスコットキャラクター

1990年代、三洋電機スポンサー時代のこと、星をモチーフにしたオールスターゲームオリジナルの大会マスコットキャラクター「うっ太」と「なげ太」が存在した。ヘルメットにセ・リーグのロゴが書かれたものと、パ・リーグのロゴが書かれたものの2体が存在。

大会シンボルマーク

  • 三洋電機時代:セ・リーグとパ・リーグのロゴが、書かれたヘルメット。

プラクティスユニフォーム

2008年より、練習中や試合前イベント時に限りセ・パそれぞれのイメージカラーである連盟旗の色(セ=緑、パ=青)を基調としたプラクティスユニフォーム(ミズノ株式会社提供)を着用(なお、プラクティスユニフォームは本塁打競争などのイベント中のみに着用され、試合中はそれぞれの所属チームのユニフォームでプレーする)。 ちなみにこのユニフォームは、出場者の直筆サインを入れてインターネットオークションに出品。チャリティーによる売上金は、日本赤十字社を通して同年発生したミャンマーのサイクロンや中国の四川大地震での被災者への救援に充てられた。

2009年は、開催球場を本拠地とする球団のチームカラー(セ=カープの赤、パ=ファイターズの青)に、2010年はそれぞれの開催地をイメージした色(セ=新潟の日本海に浮かぶ夕日のオレンジと日本海のブルー、パ=福岡の玄界灘の深い海をイメージした黒と紺)にそれぞれ変更されている。

2011年は、セ・パともにマーク・ロゴ以外は全て同じデザインとした。これは同年3月11日発生の東日本大震災からの復興を12球団一丸となって取り組んでいるというメッセージを込めたもので、日の丸をイメージした「白地に赤」となっている。2012年・2013年も同じデザイン(ロゴは変更)のものを使用。ちなみに、実際に大会で使用されたユニフォームは出場者の直筆サインを入れて、インターネットによるチャリティーオークションに出品される。オークションの売上は、全額日本赤十字社を通じて震災の復興のために使用される。

2014年は、3年ぶりにデザインが変更となりセ・リーグは銀、パ・リーグは金を基調としたユニフォームとなった。ロゴの周りには今までと同様に開催地を模した星が、帽子にはリーグのロゴマークがそれぞれ描かれている。また、翌2015年も同じデザインを使用。

2016年は、サプライヤーがマジェスティック ジャパンに変更されユニフォームも一新、2009年と同様に開催球場を本拠地とする球団のチームカラー(セ=ベイスターズの青、パ=ホークスの黄色)をモチーフにしたものとなった。2017年は開催球場を本拠地とする球団のビジターユニフォーム(セ:ドラゴンズ・パ:マリーンズ)をベースとしたデザインに。

このユニフォームについては、提供者であるミズノ→マジェスティック ジャパンが一般向けとして作製しているレプリカ版を、通販などで販売もしている。なお、販売は期間限定で、ファン投票期間中から開始される。

過去の試合方式

延長戦の規定
  • 1953年:12回まで
  • 1954年、1955年:日没まで。
  • 1956年 - 1958年:22時15分以降新しいイニングに入らない。
  • 1959年 - 1964年:22時30分以降新しいイニングに入らない。
  • 1965年 - 1967年:22時15分以降新しいイニングに入らない。
  • 1968年 - 1973年:22時20分以降新しいイニングに入らない。
  • 1974年:21時30分以降新しいイニングに入らない。
  • 1975年 - 1987年:試合開始3時間を越えて新しいイニングに入らない。
  • 1988年 - 1991年:試合開始4時間を越えて新しいイニングに入らない。12回打ち切り。
  • 1992年以降:延長なし。9回打ち切り。
指名打者
  • 1982年以前:採用せず。
  • 1983年:採用するもパ・リーグのみ使用。
  • 1984年 - 1989年:採用せず。
  • 1990年 - 1992年:パ・リーグ本拠地球場のみ採用。
  • 1993年以降:全試合採用。

各種表彰

  • 最優秀選手賞(各試合につき1名ずつ):賞金300万円
  • 優秀選手賞(各試合につき4名ずつ):賞金100万円
2009年度からは優秀選手に代えて次の各賞を贈呈。
  • ベストバッター賞(最も優れた打撃技術を見せた選手):賞金100万円
  • ベストピッチャー賞(最も卓越した投球を見せた選手):賞金100万円
  • ベストプレー賞(守備・走塁など様々なプレーでこれぞプロという技を見せた選手):賞金100万円
  • 最多得票プレーヤー(ファン投票において得票数トップとなった選手):認定証、盾など
2試合を通しての優秀選手に対する賞(2017年度)
2010Happy Mail