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カツトップエースとは?

出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2015年7月)
【カツトップエース】


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【品種】
サラブレッド
【性別】

毛色
栃栗毛
【生誕】
1978年4月20日
【死没】
1991年10月16日
(13歳没・旧14歳)
【父】
イエローゴッド
【母】
アコニット
母の父
Acropolis
【生国】
日本(北海道様似町)
【生産】
堀忠志
馬主
勝本正男
調教師
菊池一雄(美浦)
調教助手
藤沢和雄
【競走成績】

【生涯成績】
11戦4勝
【獲得賞金】
1億4707万4400円

カツトップエースとは日本の競走馬種牡馬である。1981年皐月賞東京優駿(日本ダービー)に勝ち二冠馬となり、同年の優駿賞最優秀4歳牡馬に選出された。晩年は韓国に寄贈された。

経歴

1978年、北海道様似町の堀牧場で生まれる。幼駒時代からがっしりとした身体付きで「大物になるのでは」と期待され、本馬を購買した勝本正男は「トップを獲りエースになるべき馬」として、冠名「カツ」に「トップ」「エース」を合成し、「カツトップエース」とした。

戦績

競走年齢の3歳(旧表記)に達した1980年春に菊池一雄厩舎に入り、7月の札幌開催でデビュー。初戦の2着を経て、2戦目で初勝利を挙げた。しかし以後は条件戦を順調に勝ち上がれず、関東の3歳王者戦・朝日杯3歳ステークス牝馬テンモンの10着と大敗。7戦2勝で3歳シーズンを終えた。休養を経て4歳初戦のヴァイオレットステークスは4着となり、クラシック初戦の皐月賞を迎える。

皐月賞

前二走に騎乗した増沢末夫が他馬を選択したため、鞍上には本馬初騎乗の大崎昭一を迎えた。阪神3歳ステークス優勝馬サニーシプレーきさらぎ賞優勝馬リードワンダーシンザン記念毎日杯の優勝馬ヒロノワカコマスプリングステークス優勝馬サンエイソロンらの有力馬が故障により揃って戦線離脱し、残った馬はほとんどテンモンに敗れた経験がある馬だったため、戦前から「低レベル」と囁かれた。そのなかでも本馬の単勝オッズは、17頭立ての16番人気であった。

レースは最内枠から逃げを打つと前半1000メートルを1分2秒1というスローペースに落としてスタミナを温存、最後の直線もスピードは鈍らず、追い込んできた11番人気のロングミラーをクビ差凌ぎ切って優勝を果たした。払戻金の単勝6920円、枠番連勝複式6650円は、ともに皐月賞史上2番目の高配当となった。大崎は「1番枠だったので捨て身で逃げただけ。有力馬が牽制し合ったから勝てたのではないか」と驚きを口にした。大崎は皐月賞初制覇、管理調教師の菊池は、開業31年目でクラシック初制覇となった。

東京優駿

続いてダービートライアルNHK杯に進んだが、皐月賞馬でありながら5番人気の評価であった。しかしサンエイソロンの2着となって能力を見せ、東京優駿(日本ダービー)を迎えた。今度は父イエローゴッドが短距離向きの種牡馬と見られたことが影響し、サンエイソロンから大きく離れた3番人気となる。レースは先頭を見ての2番手集団に付け、最終コーナーで他馬が外に膨れた隙に最内を回り、直線入り口で先頭に立つ。最後はゴール前で追い込んできたサンエイソロンと競り合い、内外で馬体を接した状態でゴール。写真判定の結果、20センチメートルのハナ差でカツトップエースが春クラシック二冠を達成した。また鞍上の大崎は、史上5人目となるダービー2勝騎手(1勝目は1969年ダイシンボルガード)となった。

故障、引退

その後は休養のため北海道に戻り、7月には札幌競馬場で一般ファンへのお披露目が行われた。8月に帰厩後は、史上3頭目の三冠達成を目指して調整が行われていたが、秋を前に屈腱炎を発症。当初は軽症と見られていたが、秋を迎えて悪化し、菊花賞の断念を余儀なくされた。その後再起を図って休養を続けていたが、患部は快復せず、1982年8月に競走生活から退いた。なお、カツトップエースの調教などは当時菊池厩舎に所属していた藤沢和雄が担当していた。

引退後

引退後は総額1億5000万円のシンジケートが組まれ種牡馬となったが、年々種付け数は減少し、ほどなくシンジケートは解散する。これで事実上種牡馬引退となり、1990年8月から日本中央競馬会 (JRA) が功労馬として買い上げた。再起を見越して去勢は行われず、その後ラッキールーラプレストウコウとともに種牡馬として韓国に寄贈され、韓国馬事会直轄の高陽市元堂牧場で繋養された。翌年春に済州島で種付けを行ったが、秋になって発症した股関節炎が悪化、最終的に立ち上がることができなくなり、10月16日に衰弱死した。韓国では5頭の産駒を残し、勝利馬は1頭であった。

全成績

年月日 |  | レース名 | 頭数 | 人気 | 着順 | 距離 | タイム | 着差 | 騎手 | 斤量 | 優勝馬/(2着馬)
1980 | 7. | 5 | 札幌 | 新馬 | 9 | 3 | 2着 | D1000m(稍) | 1:01.5 | 1.0秒 | 的場均 | 52 | ビッグディザイアー
 | 7. | 20 | 札幌 | 新馬 | 13 | 1 | 1着  | D1000m(稍) | 1:01.8 | 3身 | 的場均 | 52 | (インターキャピタル)
 | 8. | 17 | 函館 | クローバー賞 | 13 | 5 | 6着 | 芝1200m(不) | 1:14.4 | 0.7秒 | 的場均 | 52 | マーブルトウショウ
 | 9. | 13 | 函館 | コスモス賞 | 12 | 3 | 3着 | 芝1200m(重) | 1:13.9 | 1.0秒 | 的場均 | 52 | ヘーゼルブロンド
 | 10. | 5 | 東京 | りんどう賞 | 13 | 3 | 1着  | 芝1400m(良) | 1:24.2 | 2 1/2身 | 的場均 | 53 | (セントラルターフ)
 | 11. | 1 | 東京 | オープン | 5 | 2 | 4着 | 芝1400m(良) | 1:25.0 | 1.1秒 | 的場均 | 55 | キンセイパワー
 | 12. | 7 | 中山 | 朝日杯3歳S | 14 | 13 | 10着 | 芝1600m(良) | 1:37.4 | 1.9秒 | 増沢末夫 | 54 | テンモン
1981 | 2. | 24 | 中山 | バイオレット賞 | 14 | 9 | 4着 | 芝1800m(良) | 1:50.9 | 0.8秒 | 増沢末夫 | 55 | タクラマカン
 | 4. | 12 | 中山 | 皐月賞 | 17 | 16 | 1着  | 芝2000m(良) | 2:04.9 | クビ | 大崎昭一 | 57 | (ロングミラー)
 | 5. | 10 | 東京 | NHK杯 | 15 | 5 | 2着 | 芝2000m(良) | 2:03.6 | 0.2秒 | 大崎昭一 | 56 | サンエイソロン
 | 5. | 31 | 東京 | 東京優駿 | 27 | 3 | 1着  | 芝2400m(良) | 2:28.5 | ハナ | 大崎昭一 | 57 | (サンエイソロン)

血統表

カツトップエース血統レッドゴッド系 / Blenheim5×4 Hyperion4×4(母内) Pharos(Fairway)5.5×4 | (血統表の出典)

*イエローゴッド
Yelllow God 1967
栗毛 アイルランド | 
父の父
Red God 1954
栗毛 アメリカ | Nasrullah | Nearco
Mumtaz Begum
Spring Run | Menow
Boola Brook
父の母
Sally Deans 1947
栗毛 イギリス | Fun Fair | Fair Trial
Humoresque
Cora Deans | Coronach
Jennie Deans

*アコニット
Aconite 1962
鹿毛 イギリス | 
母の父
Acropolis 1952
黒鹿毛 イギリス | Donatello | Blenheim
Delleana
Aurora | Hyperion
Rose Red
母の母
Meadowsweet 1948
黒鹿毛 イギリス | Rockefella | Hyperion
Rockfel
Queen of the Meadows | Fairway
Queen of the Blues F-No.7-d

父イエローゴッドは1970年代後半から1980年代前半にかけて数々の活躍馬を輩出。本馬と同期の桜花賞優勝馬ブロケードも同父である。母はイギリスで2勝。大伯父にキングズスタンドステークスの優勝馬ヴィルモリン、同じイエローゴッド産駒の姪に中山牝馬ステークス優勝馬カツダイナミックがいる。またアコニットの牝系からは菊花賞馬のスリーロールスが出ている。

参考文献

関連項目

外部リンク

最優秀4歳牡馬
(旧)最優秀4歳牡馬 | 
1950年代 | 

1960年代 | 

1970年代 | 

1980年代 | 

1990年代 | 

2000年代 | 


最優秀3歳牡馬 | 
2000年代 | 

2010年代 | 




皐月賞勝ち馬
1930年代 | 

第1回 ロツクパーク


1940年代 | 

第2回 ウアルドマイン / 第3回 セントライト / 第4回 アルバイト / 第5回 ダイエレク / 第6回 クリヤマト / 第7回 トキツカゼ / 第8回 ヒデヒカリ / 第9回 トサミドリ


1950年代 | 

第10回 クモノハナ / 第11回 トキノミノル / 第12回 クリノハナ / 第13回 ボストニアン / 第14回 ダイナナホウシユウ / 第15回 ケゴン / 第16回 ヘキラク / 第17回 カズヨシ / 第18回 タイセイホープ / 第19回 ウイルデイール


1960年代 | 

第20回 コダマ / 第21回 シンツバメ / 第22回 ヤマノオー / 第23回 メイズイ / 第24回 シンザン / 第25回 チトセオー / 第26回 ニホンピローエース / 第27回 リュウズキ / 第28回 マーチス / 第29回 ワイルドモア


1970年代 | 

第30回 タニノムーティエ / 第31回 ヒカルイマイ / 第32回 ランドプリンス / 第33回 ハイセイコー / 第34回 キタノカチドキ / 第35回 カブラヤオー / 第36回 トウショウボーイ / 第37回 ハードバージ / 第38回 ファンタスト / 第39回 ビンゴガルー


1980年代 | 

第40回 ハワイアンイメージ / 第41回 カツトップエース / 第42回 アズマハンター / 第43回 ミスターシービー / 第44回 シンボリルドルフ / 第45回 ミホシンザン / 第46回 ダイナコスモス / 第47回 サクラスターオー / 第48回 ヤエノムテキ / 第49回 ドクタースパート


1990年代 | 

第50回 ハクタイセイ / 第51回 トウカイテイオー / 第52回 ミホノブルボン / 第53回 ナリタタイシン / 第54回 ナリタブライアン / 第55回 ジェニュイン / 第56回 イシノサンデー / 第57回 サニーブライアン / 第58回 セイウンスカイ / 第59回 テイエムオペラオー


2000年代 | 

第60回 エアシャカール / 第61回 アグネスタキオン / 第62回 ノーリーズン / 第63回 ネオユニヴァース / 第64回 ダイワメジャー / 第65回 ディープインパクト / 第66回 メイショウサムソン / 第67回 ヴィクトリー / 第68回 キャプテントゥーレ / 第69回 アンライバルド


2010年代 | 

第70回 ヴィクトワールピサ / 第71回 オルフェーヴル / 第72回 ゴールドシップ / 第73回 ロゴタイプ / 第74回 イスラボニータ / 第75回 ドゥラメンテ / 第76回 ディーマジェスティ / 第77回 アルアイン / 第78回 エポカドーロ / 第79回 サートゥルナーリア



東京優駿(日本ダービー)勝ち馬
1930年代 | 

1940年代 | 

1950年代 | 

1960年代 | 

1970年代 | 

1980年代 | 

1990年代 | 

2000年代 | 

2010年代 | 


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出典:wikipedia
2020/03/28 08:36

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