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カーリングとは?

【カーリング】

カーリングの試合風景「2005 Tim Hortons Brier」より。

【統括団体】
世界カーリング連盟
【通称】
氷上のチェス
【特徴】

【身体接触】

【選手数】
4人
【カテゴリ】
屋内競技
【オリンピック】
正式競技1998年-
カーリングで投擲の対象となる「ストーン」。約20kgの花崗岩でできており、取っ手が付いている。この画像一杯に広がる同心円は「ハウス」と呼ばれる。
投擲動画

カーリング(: curling)は、氷上で行われるウィンタースポーツ冬季オリンピック種目の一つ。

カーリングは高度な戦略が必要とされ、その理詰めの試合展開から「氷上のチェス」とも呼ばれている。

概要

4人ずつ2チームで行われ、目標とする円をめがけて各チームが交互に8回ずつ石を氷上に滑らせ、石を円の中心により近づけたチームが得点を得る。これを10回繰り返し、総得点で勝敗を競う。

石は、ごく弱い回転をかけることで速度が落ちるに従い自然に曲がって(カールして)いく。また、進んでいく石の前の氷面を擦る(スウィープする)ことで、速度の低下や曲がりをある程度遅らせることができる。競技者は石を置く、他の石を弾くだけでなく、カールする性質を利用して他の石の背後に石を隠すこともでき、複雑な戦略を採ることが可能となっている。一方、石のカールの度合いは、氷の滑り具合とともに、石の個性、氷の状況や温度、コースの使用状況などによってばらつき、ゲーム中も刻一刻と変化する。

このため、スポーツとしての特徴は高い身体能力よりも事前の予測と経験を元に相手の行動を先読みする想像力や実際の氷の状態や石の動きから即座に戦略を組み立て直す知能など、チェスなどのマインドスポーツで必須とされる能力が重視される。また、チームスポーツであるためコミュニケーション能力も重要である。

身体能力は投擲やスウィーピングを正確に行うための正確性が重視されるが、先天的な能力は必要とされないため練習量が多いほど有利となる。また瞬発力や動体視力などの加齢による影響が強い能力は重視されないため、馬術競技と並び選手寿命が長い。公式大会は男女別に行われているが、体格による影響も少ないため男女間の成績に大差は無い。このような特徴から幅広い世代でプレイできるスポーツとなっている。

激しい動きや身体同士の接触はないため比較的安全な競技であるが、氷上競技であるため滑って転倒し頭部を強打する事故が発生しやすく、頭部外傷のガイドラインが示されている。

スポーツマンシップとフェアプレー

カーリングは、ゴルフと同じく本来は審判員が存在しないセルフジャッジ競技であり、スポーツマンシップが重要視される。相手チームの失策を喜んだり、そのような態度を示すことは、慎むべき行為として忌避される。途中のエンドの終了時に自チームに勝ち目がないと判断したとき、潔く自ら負けを認め、それを相手に握手を求める形で示すという習慣(コンシード)もフェアプレーの表れの1つである。

この理念は、世界カーリング連盟が定めるカーリング競技規則の冒頭にカーリング精神 (The Spirit of Curling) として掲げられており、競技の根本がこの理念から成立していることを示している。

歴史

『雪中の狩人』ピーテル・ブリューゲル(画)1565年
ニューヨークのセントラルパークでカーリングを楽しむ人々を描いた1836年のジョン・ジョージ・ブラウンの作品

カーリングの歴史は15世紀イギリススコットランドで発祥したとされ、当時は底の平らな川石を氷の上に滑らせていたものとされている。氷上で石を使うカーリングの元となったゲームの記録は1541年2月に遡る。場所は、スコットランドのグラスゴー近郊のレンフルシャーである。ベルギーの画家のピーテル・ブリューゲルの作品『雪中の狩人』(1565年)の遠景には、すでに氷上でカーリングを楽しむ人々が描かれている。「カーリング」という名称の起源は定かではないが、1630年のスコットランドの印刷物中にこの名称の使用が確認されている。スコットランドでは16世紀から19世紀にかけて戸外でのカーリングが盛んに行われていた。リンクや用具の寸法はヤード・ポンド法で規定されているが、これはスコットランド発祥である名残でもある。

カーリングの現在の公式ルールは主にカナダで確立したもので、1807年には王立カーリングクラブが設立されている。1832年にはアメリカにカーリングクラブが誕生し、さらに19世紀の終わりまでにはスイススウェーデンへと広まっていった。カーリングは1998年長野オリンピック以降、冬季オリンピックの正式種目として採用されている。現在ではカナダ、アメリカといった北米、イギリス、スイス、スウェーデン、イタリアデンマークノルウェーロシアヨーロッパ諸国で盛んなほか、最近では日本中国韓国といったアジア圏でもさかんに行われている。

日本におけるカーリング

日本におけるカーリングは、1937年1月17日山梨県山中湖湖上にてカーリング大会が開かれた記事が認められる。

1967年にアメリカ人のダンカーティスによって富士山麓にて講習会が開かれた。

1969年長野県蓼科湖にてゲームが行われ、1973年に第一回カーリング大会が開かれるものの普及には至らなかった。

日本において競技として定着させる礎となったのは、カーリングをカナダの指導者とともに紹介した小栗祐治を中心とする社団法人北方圏センター(現公益社団法人北海道国際交流・協力総合センター)であり、北海道常呂郡常呂町(常呂町は、2006年に北見市と合併して消滅した)である。1980年の北海道とカナダのアルバータ州との姉妹提携を機に、北方圏センターがカーリング講習会を道内各地で実施した。なかでも当時の常呂町は当初からビールのミニ樽やプロパンガスミニボンベなどでストーンを自作し、自治体を上げての普及に取り組んだ。1981年には「第1回NHK杯(北見放送局)カーリング大会」を常呂町にて開催、さらには1988年に国内初となるカーリングホールを町内に建設した。国内外の大会を開催してオリンピック代表選手を多数輩出するなど、常呂町は競技普及に大きな功績を残すこととなる。

1998年長野オリンピックでの男子チームのスキップ担当の敦賀信人の健闘や、2002年ソルトレイクシティオリンピックでの出場がテレビで中継されたことで徐々に認知が広がり、2006年トリノオリンピックでは日本勢が不振の中で女子代表のチーム青森の全試合が中継され7位に入賞するという活躍を見せたことで、日本におけるカーリングの認知度が一挙に高まっていった。そして2018年平昌オリンピックでは、女子代表のLS北見がオリンピック初となる銅メダルを獲得した。

日本ではまだ常設のカーリング競技施設は非常に少ないため、国内競技人口も少ない。2018年2月の取材で日本のカーリングの競技人口は選手が約3000人、趣味で楽しむ人はその倍程度であるとされている。

リンク

カーリング・シート。数字はフィート単位の各部の長さ(1フィート=0.3048メートル)。CL:センターライン、HOL:ホッグライン、TL:ティーライン、BL:バックライン、HA:ハックとハックライン、FGZ:フリー・ガード・ゾーン。2つの同心円ハウスを結ぶセンターラインとラインの末端にある2つのハックの位置関係が分かる。

カーリングは、長さ約44.5〜45.7メートル(146〜150フィート)、幅約4.4〜5.0メートル(14フィート6インチ〜16フィート5インチ)のカーリング・シート(curling sheet、シート、アイス・シートとも)と呼ばれる細長い長方形のリンクで行われる。シートは薄く氷が張られ、できるだけ平坦に保たれた上で、アイス・メーカーにより表面にペブル (pebble) と呼ばれる数ミリメートル程度の氷の突起が多数作られる。氷温は摂氏-5度程度に維持される。カーリングを目的とした専用の競技場(カーリング・ホール、curling hall)にはこうしたシートが複数備えられ、同時に競技が行えるようにしたものが多い。

ハックの拡大写真。左右のハックの間の線はセンターラインの末端。

細長いシートには、投擲時の蹴り台となるハック (hack) と、標的となる多重の同心円の模様が施されたハウス (house) が両側にそれぞれ備えられ、偶数エンドと奇数エンドに分けて交互に利用される。ハウスの同心円の直径は内から1, 4, 8, 12フィート(それぞれ約0.30, 1.22, 2.44, 3.66メートル)ある。最も内側の円はボタン (button)、円の中心はティー (tee) と呼ばれる。

その他、シートの各部分には以下のような名前が付けられている。

センターライン (centre line)
ティーとティーの中心点を通り、両方のハックまでを結んだライン。
ハックライン (hack line)
センターラインに垂直にハックが置いてある場所を横切る短い線。ハックの基準の線。ショット時にストーンに触れたままハック側のハックラインを越えると失格となりストーンは取り除かれる。
サイドライン (side line)
左右の端のライン。
ティーライン (tee line)
センターラインと垂直に、ハウスの中心であるティーを横切る線。ハックから12フィート(約3.66メートル)離れている。
ホッグライン (hog line)
ハウス手前にあるライン。ティーラインから21フィート(約6.4メートル)隔たっている。ハウス側のホッグラインよりもハウス寄りに達しなかったストーンは失格となる。また投擲者は、ストーンがハック側のホッグライン手前にある間に手を離さなければならない。
バックライン (back line)
ハウスの最も外側の円と接するハウスより下にあるライン。このラインからはみ出すとそのストーンは失格となる。

用具

日本カーリング協会の公式サイトでは「日本にはカーリング用品を作るメーカーはありません。」としており、日本国内ではインターネットを利用した輸入に頼っている。

ストーン(石)

花崗岩でできたカーリングのストーン

上部に取っ手をつけた円盤型の石。1チームが8個を使用し、カーリング競技を行うためには16個必要となる。チームの判別のために上部はプラスチックのカバーで赤、黄などに色分けされている。公式なサイズは円周が36インチ(約91センチメートル [cm])以内とされており、よって直径は約29 cm以下である。また、高さが4.5インチ (11 cm) 以上、重量は38〜44ポンド(約17〜20キログラム)と決められている。

ストーンの底面は平坦でなく中心部分がわずかに凹んでおり、直径およそ13 cm、幅1 cm前後のランニング・バンド (running band) と呼ばれるリング状の部分でのみ氷と接する。ストーンは、競技で使用されるに従いカールしにくくなっていくため、必要に応じてランニング・バンド部分の表面が適切な荒さとなるよう特定の紙やすりの上を滑らせることによって処理される。

国際大会で使用されるストーンは、氷と接する滑走面にスコットランドアルサクレイグ島特産のブルーホーン (Blue Hone) 花崗岩と呼ばれる花崗岩を用いているものが主流である。ブルーホーン花崗岩は、鉱物粒子が細かく強度と均質さに優れており、カールの仕方も「他の石では真似できない」とされる。他産地の石では密度が低いために氷の上で石が水を吸い、吸われた水が再び凍ったときに石が膨張して割れやすくなる。衝突が起こるストライキング・バンド (striking band) を含む胴体部にはアルサクレイグ島産のコモングリーン (Common Green) 花崗岩など欠けにくく粘りと弾性に優れた花崗岩が使われる。この胴体部の石に空けたくぼみに滑走面用の石がはめ込まれエポキシ樹脂で貼り付けられている。資源保護の観点から、アルサクレイグ島での採石は20年に一度しか行われない。近年では2002年に行われた。

ストーンは、100年以上使用できるとされているほど耐久性が高いが、需給のバランスなどから、1個10万円以上(1セット160万円)する高価な物である。ただし、日本カーリング協会では「ストーンは個人で所有するものではなく、会場にあるものを使う」とアナウンスしており、基本的に選手が購入することはない。

その他の用具

スウィーパー(ブラシ)
滑っていくストーンの方向や速度を調整するために氷面を掃く(スウィープする)デッキブラシ状の道具。
かつて柄は木やグラスファイバー製が多かったが、近年ではカーボンファイバーも多い。
ほうき
滑っていくストーンの方向や速度を調整するため、氷面を掃く道具。
現在は公式競技が屋内で行われるため、滅多に見られることはないものの、氷上の霜を取るために使われることがある。
カーリング靴
カーリング専用の靴。右投げの場合、左の靴底は滑りやすくするためテフロン加工されている。右側のソールは滑りにくくできている。スウィープ時は左側にアンチスライダー(グリッパー)という滑り止めを装着する。左投げ用は逆になっている。
専用靴が無い場合、通常の靴にスライダーという滑りを良くするカバーを装着することでプレーできる。
選手はこれを利用して、長い距離を移動する際に片足で滑って移動する。
ストップウォッチ
ストーンの通過速度を計測することで、ウェイトを判断するために使用する。ブラシの柄に取り付けられるカーリング専用ウォッチもある。
ウェア
スウィーピング時には、かがんだ状態で腕を細かく動かすため、腕の動きを阻害しないタイトな上着を着用する(余裕がありすぎるとかがんだ際に視界を遮ってしまう)。屋内競技であるため分厚い防寒着は必要なく、会場の室温によっては半袖の選手も多い。
ショットの際に脚を前後に大きく開くため、伸縮性があり裾がやや広がったズボンを着用する。この他に膝を保護するためのニーパッド、グローブの着用も認められているが、使用しない選手も多い。
デリバリースティック
ゲーム終了時などにストーンを移動する際、立ったまま動かすための補助スティック。
通常ゲーム中は使用できないが、車いすカーリングやシニア向けの大会ではショットの補助に使用できる。
無線機
後述のように、オリンピックなどの大きな大会ではテレビ中継を意識し、無線マイクによる選手の声をマスコミにも提供している。

ルール

試合形式

イニング制であり、ゲーム中の1回の攻守はエンド(end)と呼ばれる。試合は8エンドか10エンドで行われ、この他に各チームに持ち時間が与えられる。冬季オリンピックなど公式な試合では10エンド、持ち時間38分で行われる。10エンドを終わって同点の場合はエキストラ・エンドとなり、持ち時間は4分30秒となる。持ち時間は相手チームのストーンが止まってから自チームのストーンを投げ始めるまで時計が進み、持ち時間が無くなるとそのチームは負けとなる。1試合に1回のみコーチの助言を仰ぐことができ、コーチがコーチ席からシートに移動するまでの間のみ時計が停止される。

試合途中で自チームの勝ちが望めないと判断した場合、相手チームの勝ちを認めゲームを終了させることができる(コンシード)。10エンドマッチでは、6エンド終了後からコンシードでき、スキップ(主将)が相手に握手を求めることで行う。

第1エンドの先攻・後攻は、試合直前の練習時に各チームの選手が規定数のストーンを投擲し、ハウスの中心部までの距離が測られ、合計値の小さいチームに選択権がある(LSD、ラスト ストーン ドロー)。または、サードの者がジャンケンコイントスで決定する。勝った方はストーンの色か最初のエンドの後攻をとることができる。第2エンド以降は前のエンドで得点を取ったほうが先攻となる。ブランクエンド(得点なし)だった場合は、前のエンドと同じになる。

各エンドではリード・セカンド・サード・フォースの順に、1人2投ずつ各チームが交互に1投し、ハウス(円)をめがけてストーンを氷上に滑らせる(これを「投げる」という)。ストーンの位置の指示はスキップまたはスキップの代理が行う。試合中はスキップしかハウスの中に入ることは出来ない。また、決められた区間にストーンをとめなければそのストーンは外される。ストーンはホッグラインを越えなければならず、サイドラインに当たってもいけない。どちらの場合もストーンは除かれる。

スウィーピング。2人で行うことが多い。

ストーンの距離を伸ばしたり、方向を微調整するため、自チームのストーンの進行方向の氷をブラシで掃く(スウィーピング)。また、スキップ(代理も含む)は相手チームのストーンをスウィーピングできるが、ティーライン(ハウスの中心を通る横のライン)より後ろしかスウィーピングできない。ストーンがティーラインを超える前でもスウィーピングは開始できる。

相手チームのストーンに自チームのストーンをあてて、ハウスからはじき出しても良い(テイクアウト)。ただし、最初の5ストーン(先攻チームのセカンドの第一投)まではフリーガードゾーン(ホッグラインからティーラインの間で、ハウスを除いた部分)にあるストーンをプレイエリアから出してはいけない(フリーガードゾーンルール)。相手チームのストーンをずらすことは可能だが、テイクアウトすると反則で、相手ストーンを元の場所に戻す。

エンド終了時にハウス(1.83mの円)内にあるそれぞれのチームのストーンの中で、相手チームの全てのストーンよりも内側にある(ティーに近い)ストーンの数がそのチームの得点となる。この際、ハウスの外側にあるストーンは全く考慮されない。つまり、ティーに最も近いストーンのチームにのみ得点があることになる。そのため、当該エンドの負けチームの得点は常に0点である。エンドの最大得点差は8点、最小得点差は0点である。1エンドに満点の8点を獲得したチームは8-enderと呼ばれる。通常は両チームが確認して勝ち負けを決定するが、どちらのストーンがより中心に近いか判断しがたい場合は、エンドの終了後にメジャーで計測が行われる。これはエンドの途中に行うことはできない。メジャーは、専用の器具を使って中心からストーンの内側までの距離を測定する。

第5エンドが終了すると7分間のハーフタイムとなり、選手たちは自分たちが試合しているシート(レーンとも言われる)の近くで後半の作戦を練る。カーリングの試合は2時間30分前後の長丁場であり、集中力と体力を激しく消耗するため、糖分を含む食べ物や飲み物を摂取し体力の回復を図る。なお、試合中でコーチとの話し合いが認められるのは、タイムアウトを除きこの時間のみである。

ストーンに接触した場合

動いているストーン
静止しているストーン

チーム構成

1チームは4人または5人だが、試合に出られるのは4人まで(3人以下でもショットを分担してゲームを行うことが可能)、補欠は必ず1人(複数いてはいけない)。

カーリングは、中国など国家単位で強化している国を除くと、シーズンごとのメンバー入れ替え・移籍が活発に行われるスポーツとされていて、特にオリンピックのあるシーズンから翌シーズンにかけては、大幅な選手の入れ替えや移動が発生する事が多い。

ミックスダブルス

1チーム男女1名ずつで構成される。オリンピックでも平昌大会から正式種目に採用されている。

得点方法などの基本的なルールは4人制と同じであるが、主に以下のような違いがある。

4人制と比べてハウス内に石が溜まりやすいため、ビッグエンドやスティールが多いとされる。

リーグ戦の順位決定

多くの大会では、決勝トーナメントの前に予選リーグ(ラウンド・ロビン)が行われる。限られた試合数の予選リーグでは複数チームが同勝率となることがしばしばあるため、以下のタイブレークにより順位を決定する。

  1. 2チームが同一勝率である場合は直接対決の結果で順位を決定する
  2. 3チーム以上が同一勝率である場合は当該チーム間の勝率で順位を決定する。これで順位が決定できないチーム間では、しばしばDSC(ドロー・ショット・チャレンジ)が採用されて順位を決定する。DSCでは、各試合ごとに行われるLSD(ラスト・ストーン・ドロー)の内、一番大きい数字1つを排除した残りの平均値を計算し、より小さいチームを上位とする。コンシードがあるために他の球技のように得失点差や総得点などを用いて順位を決めるのは不合理であることが理由である。

また、複数の予選リーグの同一順位のチーム間の順位を決定するためにも、DSCが使われる場合がある。

試合中の戦術と用語

戦術

エンド最後のストーンを投げる事ができる後攻が有利とされ、後攻が1点を取ることは容易であるため、通常次のような戦術を取る。

ブランクエンドであれば後攻を維持できるので、1点を取るくらいならブランクエンドとして次のエンドで2点以上を狙う。また最終エンドに後攻が1点以上取る可能性が高いため、最終エンドの先攻はその前のエンドで2点以上の差をつけなければならず困難が伴う。このため最終エンドに後攻を得たほうが有利であるため、途中にわざとブランクエンドを作って調整することもある。

詳細についてはen:Curling#Strategyも参照。

基本用語

ショットの種類

スウィーピングの指示など

その他

テレビ中継

ストーンとラインの解説

カーリング中継の解説で特定のストーンあるいはライン(ストーンを進める方向)を指し示す必要がある場合、テレストレーターで図示する(黄色などで画面上に表示させる)方法がとられる。しかし、国際中継などで単に中継の受け手となっておりこの方法をとることができない場合、シート上に位置するそれぞれのストーンを個別具体的に示すために、「11時方向のストーン」というようにハウスをアナログ式時計の文字盤に見立てて具体的なストーンを指し示すクロックポジションが用いられる。

マイクの装着

トリノオリンピックからワイヤレスのマイク(ピンマイク)が選手に装着されるようになった。これにより(自国語でのやり取りになるので、その言語の理解力が必要になるものの)各国選手の戦略・臨場感・緊迫感をライブでテレビの視聴者に伝えることができるばかりでなく、選手のため息や愚痴なども同じように拾うことができ、同種目のタフさが理解できるようになったとされている。これはデニス・バクスター発案による視聴者の新たな体験を意図した音響の演出である。カーリングでは同時に複数のシートでゲームが展開されることが多いが、それぞれのシート上の各選手にワイヤレスマイクを使用することになるため、事前に周波数の調整などがなされる。

カーリングの物理

カーリングは、運動量保存など力学の基礎を説明するための題材としてもしばしば取り上げられ、この場合、多くは回転によって曲がる(カールする)性質や、さらに摩擦も無視した理想化されたモデルで表されるものとして扱われる。一方、より詳しくストーンの動きを考察することは、氷上の摩擦に関する研究途上の科学でもある。摩擦は一般的な理論化ができない複雑な現象であるため、ストーンのカールやスウィーピングの効果など、実際のストーンの動きは実験と理論の両面から分析されなければ理解できない。特にストーンのカールはそれ自体が物理に対して興味深い問いを投げかけてもいる。

カーラーとともにカーリングの物理の実践的な分析も行われており、日本カーリング協会でも「研究を通じて選手の独創性や先見性を育て、新たな戦略に結びつけたい」として、2008年より氷やストーンの特性とストーンの動きとの研究を行っている。カナダでは2010年のバンクーバーオリンピックに向けてデリバリーのフォームやスウィーピングの

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出典:wikipedia
2020/07/07 09:29

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