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サッカースペイン代表とは?

 | サッカースペイン代表 | 

【国または地域】
スペイン
【協会】
スペインサッカー連盟
【愛称】
La Roja
【監督】
ルイス・エンリケ
【最多出場選手】
イケル・カシージャス(167試合)
【最多得点選手】
ダビド・ビジャ(59得点)

ホームカラー
 | 
アウェイカラー


【初の国際試合】
1920年8月28日デンマーク
1-0
【最大差勝利試合】
1933年5月21日ブルガリア
13-0
【最大差敗戦試合】
1928年6月4日イタリア
1-7
FIFAワールドカップ

【出場回数】
14回(初出場は1934)
【最高成績】
優勝 (2010)
UEFA欧州選手権

【出場回数】
9回
【最高成績】
優勝 (1964, 2008, 2012)

サッカースペイン代表(西: Selección nacional de fútbol de España)は、スペインサッカー連盟(RFEF)によって編成されるサッカーのナショナルチーム。愛称はLa Roja(ラ・ロハ、赤)。日本では無敵艦隊の愛称で知られる。

目次

  • 1 概要
  • 2 歴史
    • 2.1 1920年代-1950年代
    • 2.2 1960年代-1980年代
    • 2.3 1990年代-2000年代前半
    • 2.4 2000年代後半-2010年代前半
      • 2.4.1 2006 FIFAワールドカップ
      • 2.4.2 UEFA EURO 2008
      • 2.4.3 FIFAコンフェデレーションズカップ2009
      • 2.4.4 2010 FIFAワールドカップ
      • 2.4.5 UEFA EURO 2012
      • 2.4.6 2014 FIFAワールドカップ
    • 2.5 2010年代後半-現在
      • 2.5.1 UEFA EURO 2016
      • 2.5.2 2018 FIFAワールドカップ
  • 3 スタジアム
  • 4 ユニフォームとロゴ
  • 5 成績
    • 5.1 FIFAワールドカップ
    • 5.2 UEFA欧州選手権
    • 5.3 FIFAコンフェデレーションズカップ
    • 5.4 夏季オリンピック
  • 6 現メンバー
  • 7 タイトル
    • 7.1 主要タイトル
    • 7.2 その他のタイトル
    • 7.3 非公式タイトル
    • 7.4 2007年から2009年の35戦連続無敗
  • 8 記録
    • 8.1 キャップ
    • 8.2 得点
  • 9 監督
  • 10 大会ソング
  • 11 脚注
    • 11.1 注釈
    • 11.2 出典
  • 12 関連項目
  • 13 外部リンク

概要

スペイン代表

FIFAワールドカップ優勝経験のある8チームのうちの1つである。UEFA欧州選手権ではドイツと共に最多タイの3回の優勝を誇り、史上初の2連覇及び欧州選手権とワールドカップの主要国際大会3連覇を達成している。また、FIFAランキングで首位に立った経験を持つ8チームのうちの1つでもある。

元来、国内にレベルの高いリーガ・エスパニョーラを擁し、ワールドカップにも1978年大会年以来連続出場を続けるなど、歴史的に世界でも強豪国の一つとみなされてきた。しかし、ワールドカップでは、1950年大会で4位になった他は長らく8強が最高成績であり、「永遠の優勝候補」などと揶揄された時期もあった。またワールドカップの初戦成績は2014年現在、4勝3引き分け7敗と優勝候補にしては結果が奮わなく、20世紀後半のワールドカップにおいての初戦勝利は1950年のみである。

しかし2010年頃は高精度のパスと圧倒的なボールキープ力を背景にゲームを支配するポゼッションサッカー(ティキ・タカ)のスタイルを確立し、ワールドカップ優勝など偉大な実績を挙げた。

近年はクリーンなプレーでも知られ、2006 FIFAワールドカップ2010 FIFAワールドカップ2018 FIFAワールドカップではフェアプレー賞を受賞している。どちらの大会も出場選手は出場停止処分を一度も受けていない。

歴史

1920年代-1950年代

1920年のアントウェルペンオリンピックに出場した選手

1920年、ベルギーで開催されたアントウェルペンオリンピック出場を主目的としてスペイン代表が創設された。1回戦はブリュッセルのスタッド・ジョゼフ・マリエンで行なわれ、前回・前々回大会で準優勝したデンマークと対戦。パトリシオ・アラボラーサが決勝点を決めて1-0で勝利した。この得点はスペイン代表の歴史上初得点でもあり、スペインは国(地域)代表戦を行なった世界で28番目の国となった。2回戦では開催国のベルギーと対戦して1-3で敗れた。ベルギーは準決勝でオランダ、決勝でチェコスロバキアを下して優勝しているが、決勝ではチェコスロバキアが試合途中に審判に抗議してピッチから去り、大会結果から除外された。このため、2回戦で敗れた4ヶ国(スペイン、スウェーデンイタリアノルウェー)と準決勝で敗れた2ヶ国(フランス、オランダ)の間で順位決定戦が行なわれ、順位決定1回戦のスウェーデン戦(2-1)、順位決定2回戦のイタリア戦(2-0)、銀メダル決定戦のオランダ戦(3-1)に3連勝したスペインが銀メダルに輝いた。スウェーデン戦では1点を先行されたが、ホセ・マリア・ベラウステとドミンゴ・ゴメス=アセードの得点で逆転勝利。イタリア戦ではフェリクス・セスマガが素晴らしい2得点を挙げてメダルを確定させたが、これ以後はUEFA EURO 2012決勝まで92年間も公式戦でイタリアに勝利することがなかった。オランダ戦でもセスマガが2得点し、さらにピチーチも得点して3-1で勝利した。この大会ではパコ・ブル監督がスペイン代表を指揮し、選手はゴメス=アセード、アラボラーサ、マリアーノ・アラーテ、フアン・アルトーラ、ホアキン・バスケス、ベラウステ、サビーノ・ビルバオ、ラモン・エギアサバル、ラモン・ヒル、リカルド・サモラ、シルベリオ・イサギーレ、ピチーチ、ルイス・オテーロ、フランシスコ・パガサウルトゥンドゥア、ジョゼップ・サミティエール、アグスティン・サンチョ、セスマガ、ペドロ・バジャーナだった。スペイン代表は初めて出場した国際大会で結果を残したが、次に成功を収めるまでには長い時間を要した。

1930年代後半のスペイン内戦中には代表としての活動を停止しており、1938 FIFAワールドカップ地区予選には出場していない。1940年代半ばの第二次世界大戦中も活動を停止していたが、戦後には1950 FIFAワールドカップ・予選に出場し、隣国ポルトガルに1勝1分(5-1、2-2)の成績で本大会出場を決めた。ブラジルで開催された本大会グループリーグではイングランドチリアメリカを抑えて決勝トーナメントに進出。この大会はFIFAワールドカップ史上唯一決勝リーグ方式で優勝国が決められた大会であり、各グループで首位となったウルグアイブラジル、スウェーデン、スペインが優勝を争った。初戦のウルグアイ戦に2-2で引き分けたスペインは、2戦目のブラジルと最終戦のスウェーデンに連敗し、4ヶ国中4位で大会を終えた。チーム内得点王は5得点を挙げたエスタニスラオ・バソラである。常に「期待外れ」に終わるスペイン代表はその後のFIFAワールドカップで好成績を挙げられず、4位と言う結果は60年間もスペイン代表の最高成績であり続けたが、優勝した2010 FIFAワールドカップで記録が更新された。1960年には欧州ネイションズカップ(現在のUEFA欧州選手権)が初開催され、スペインも1960 欧州ネイションズカップ予選に出場した。アルゼンチン出身フランス人のエレニオ・エレーラ監督とイタリア人のDaniel Newlanコーチに率いられ、予選1回戦ではポーランドに2試合合計7-2で勝利したが、政治的な理由で準々決勝のソ連との対戦を拒否し、予選から撤退した。アルフレッド・ディ・ステファノに導かれた1962 FIFAワールドカップ・予選ではウェールズを2試合合計3-2で下し、大陸間プレーオフではモロッコ(アフリカ代表)を2試合合計4-2で下して本大会出場を決めたが、本大会グループリーグでは1勝2敗の最下位に終わった。

1960年代-1980年代

1964年には1964 欧州ネイションズカップの開催国となり、初優勝を飾った。前評判の高かったハンガリーに2-1で勝利し、決勝では4年前に対戦を拒否したソ連に勝利して優勝を決めた。終盤まで1-1の同点だったが、84分にマルセリーノ・マルティネスが決勝点を決め、1920年のアントウェルペンオリンピック以来44年ぶりに主要国際タイトルを獲得した。1976年にはスペインが1982 FIFAワールドカップの開催国に決定した。この大会から出場国が24ヶ国となり、ホセ・サンタマリア監督率いるチームへの期待は高かった。1次グループリーグではホンジュラスユーゴスラビア北アイルランドと同組となり、1勝1分1敗(勝点4)の2位で2次グループリーグに進出。2次グループリーグでは西ドイツ、イングランドと同組となったが、1分1敗の最下位で敗退し、サンタマリア監督は解任された。

1969年に暫定監督を務めたミゲル・ムニョスは、1982年にスペイン代表の正式な監督に就任。UEFA欧州選手権1984予選ではオランダアイルランドアイスランドマルタと同組のグループ7となった。最終節を前にしてスペインはオランダに次ぐグループ2位であり、本大会に出場するには最終節のマルタ戦に11点差以上で勝利する必要があった。ハーフタイムの時点では3-1だったが、後半に9得点して12-1で勝利し、オランダに逆転での本大会出場を決めた(UEFA欧州選手権1984予選 スペイン 12-1 マルタも参考)。本大会グループリーグではルーマニアポルトガル、西ドイツと同組のグループBに組み込まれ、ルーマニア戦とポルトガル戦は1-1の引き分けだったが、西ドイツには1-0で勝利し、首位での決勝トーナメント進出を決めた。準決勝のデンマーク戦は延長を終えて1-1の引き分けであり、PK戦に5-4で勝利して決勝進出を決めた。決勝のフランス戦前半は0-0だったが、後半に2失点して0-2で敗れ、20年ぶりの優勝はならずに準優勝だった。

1986 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選ではスコットランド、ウェールズ、アイスランドと同組のグループ7を勝ち抜いて本大会出場を決めた。メキシコで開催された1986 FIFAワールドカップのグループリーグ初戦ではブラジルに敗れたが、北アイルランドとアルジェリアには勝利して決勝トーナメント進出を決めた。決勝トーナメント1回戦のデンマーク戦ではエミリオ・ブトラゲーニョの4得点などで5-1と快勝したが、準々決勝のベルギー戦は1-1の引き分けに終わり、PK戦を4-5で落として敗退が決まった。引き続きムニョス監督が指揮を執り、UEFA欧州選手権1988予選ではオーストリア、ルーマニア、アルバニアなどがいたグループを印象的な成績で通過。UEFA欧州選手権1988本大会グループリーグではデンマークを3-2で破ったが、イタリアと西ドイツにはそれぞれ0-1と0-2で敗れてグループリーグ敗退となった。

1990年代-2000年代前半

練習中のハビエル・クレメンテ監督(左端)と選手たち

ルイス・スアレス監督が就任し、1990 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選ではアイルランド、ハンガリー、北アイルランド、マルタのいるグループを首位で本大会出場を決めた。1990 FIFAワールドカップ本大会グループリーグではウルグアイに0-0と引き分けたが、韓国に3-1で、ベルギーに2-1で勝利して決勝トーナメントに進出。しかし決勝トーナメント1回戦でユーゴスラビアに1-2で敗れた。UEFA EURO '92予選ビセンテ・ミエーラ監督が率いたが、フランスとチェコスロバキアに次ぐグループ3位となって本大会出場を逃した。ミエーラ監督は1992年夏にバルセロナオリンピックに出場するスペイン代表も率い、こちらは金メダルを獲得した。1992年にはハビエル・クレメンテ監督が就任し、1994 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選では8勝3分1敗で本大会出場を決めた。1994 FIFAワールドカップ本大会グループリーグでは、韓国に2-2、ドイツに1-1、ボリビアに3-1の1勝2分で2次ラウンド進出を決めた。2次ラウンドではスイスに3-0で勝利したが、準々決勝でイタリアに敗れた。

UEFA EURO '96予選ではデンマーク、ベルギー、キプロス、マケドニア、アルメニアと同居したグループを勝ち進んだ。イングランドで開催されたUEFA EURO '96本大会グループリーグではブルガリア、フランス、ルーマニアと対戦し、最初の2戦は1-1の引き分けだったが、ルーマニアには2-1で勝利。準々決勝では開催国のイングランドと対戦し、延長を終えてもスコアレスで、PK戦を4-2で制したイングランドが準決勝に勝ち上がった。1998 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選ではユーゴスラビアチェコと同じく無敗で本大会出場を決めた。クレメンテ監督にとって2度目のFIFAワールドカップ本大会となる1998 FIFAワールドカップには初めて32ヶ国が出場してフランスで開催された。グループリーグではナイジェリアに敗れ、パラグアイに引き分け、ブルガリアに勝利したが、得失点差が1位にもかかわらず、勝点4のグループ3位で敗退となった。

UEFA EURO 2000予選の第1節でキプロスに2-3で敗れると、クレメンテ監督が解任されてホセ・アントニオ・カマーチョ監督が就任した。予選の残り試合に全勝して本大会出場を決めると、UEFA EURO 2000本大会グループリーグ初戦ではノルウェーに1-0で、スロベニアに2-1で、ユーゴスラビアに4-3で勝利して準々決勝に進出したが、準々決勝では1998 FIFAワールドカップ王者のフランスに1-2で敗れた。2002 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選ではオーストリア、イスラエル、ボスニア・ヘルツェゴビナ、リヒテンシュタインと同組となり、首位通過したことで本大会での躍進が期待された。日本と韓国で共催された2002 FIFAワールドカップ本大会ではスロベニアに3-1で、パラグアイに3-1で、南アフリカに3-2で勝利し、決勝トーナメント1回戦ではアイルランド共和国にPK戦の末に勝利したが、準々決勝の韓国戦では韓国が疑惑の得点を連発し、PK戦の末に敗れた。ポルトガルで開催されたUEFA EURO 2004では開催国のポルトガル、ロシアギリシャと同組となった。ロシアには1-0で勝利し、ギリシャには1-1で引き分けたが、引き分けも勝ち上がりを決められるポルトガル戦に敗れて決勝トーナメントへの道を断たれた。大会後にはイニャキ・サエス監督が解任されてルイス・アラゴネス監督が就任した。

2000年代後半-2010年代前半

2006 FIFAワールドカップ

2006 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選ではセルビア・モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ベルギー、リトアニア、サンマリノと同組となったが、セルビア・モンテネグロに次ぐ2位となり、プレーオフでスロバキアを破ってなんとか本大会出場を決めた。ドイツで開催された2006 FIFAワールドカップ本大会グループリーグではウクライナに4-0で、チュニジアに3-1で、サウジアラビアに1-0で勝利して決勝トーナメント進出を決めたが、決勝トーナメント1回戦でフランスに1-3で敗れた。大会終了後にはブラジルとともにFIFAフェアプレー賞を受賞した。

UEFA EURO 2008

マドリードでEURO 2008優勝を祝う選手

カシージャス (C)
ラモス
マルチェナ
プジョル
カプデビラ
セスク
セナ
シャビ
イニエスタ
シルバ
トーレス

UEFA EURO 2008決勝のスタメン

2006 FIFAワールドカップでの敗退後、アラゴネス監督は、後にティキ・タカと呼ばれることになるショートパス主体で選手の連動性を重視したパスサッカースタイルの確立を推し進めた。ガーディアン紙のラファエル・ホーニヒシュタンは「トータル・フットボールの重要な改良であり、選手のポジション変更を当てにした戦術である」と表現した。当初は非常に苦しんだUEFA EURO 2008予選でも、2007年ころからは次第に調子を上げていき、最終的には獲得可能な勝点36のうち28を獲得して本大会出場を決めた。スイスとオーストリアで共催されたUEFA EURO 2008本大会では第12位のシード順だったが、ロシアに4-1で、スウェーデンと前回王者のギリシャに2-1で勝利してグループDを首位通過した。準々決勝のイタリア戦はスコアレスドローの結果行われたPK戦に4-2で勝利し、準決勝では再びロシアと対戦して3-0で勝利した。ウィーンのエルンスト・ハッペル・シュタディオンで行なわれたドイツとの決勝では、フェルナンド・トーレスが33分に試合唯一の得点を挙げて1-0で勝利。1964年以来となる主要大会制覇を果たした。スペインは各国中最多の12得点を挙げ、4得点のダビド・ビジャが得点王となった。シャビが大会最優秀選手賞を受賞し、スペインから9人もの選手がチーム・オブ・ザ・トーナメントに選出された。

FIFAコンフェデレーションズカップ2009

アラゴネス監督はEURO 2008後に退任し、ビセンテ・デル・ボスケ監督が就任。2008年の1年間にはビジャが16試合に出場して15得点を挙げ、1999年にラウル・ゴンサレスが記録した年間(暦年)の最多得点数(10得点)を更新した。ビジャは2009年2月11日のイングランド戦でも得点して6試合連続得点を記録し、スペイン代表の連続得点記録(5試合連続)を塗り替えた。デル・ボスケ監督は初采配試合から10連勝を飾り、1969年にブラジル代表を率いたジョアン・サルダーニャ監督が記録した初采配試合からの連続勝利記録(9試合)を塗り替えた。

2009年には南アフリカで開催されたFIFAコンフェデレーションズカップ2009に出場し、初戦のニュージーランド戦ではトーレスが大会史上最速のハットトリックを達成するなどして5-0で快勝。イラク戦(1-0)と南アフリカ戦(2-0)にも勝利してグループリーグを勝ち上がった。15連勝を記録するとともに、2006年から続いていた連続無敗記録を35試合に伸ばしたが、準決勝のアメリカ戦に0-2で敗れて記録が途絶えた。3位決定戦の南アフリカ戦では延長戦の末に3-2で勝利した。

2010 FIFAワールドカップ

2010 FIFAワールドカップ後の優勝パレード

カシージャス (C)
ラモス
ピケ
プジョル
カプデビラ
シャビ
ブスケツ
アロンソ
ペドロ
イニエスタ
ビジャ

2010 FIFAワールドカップ・決勝のスタメン

2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選ではエストニアやボスニア・ヘルツェゴビナ戦にも勝利し、10戦全勝で予選を終えた。FIFAランキング2位で2010 FIFAワールドカップに臨み、大会での躍進が期待された。南アフリカで開催された本大会グループリーグではスイス、ホンジュラス、チリと同組となり、初戦のスイス戦には0-1で敗れたが、ホンジュラス戦にはビジャの2得点で、チリ戦には2-1で勝利した。決勝トーナメント1回戦ではポルトガルに1-0で勝利し、準々決勝ではパラグアイに1-0で勝利した。1950年大会以来となる4強入りを決め、準決勝のドイツ戦ではカルレス・プジョルが頭で決勝点を決めて決勝に進んだ。決勝のオランダ戦は延長までもつれ込んだが、セスク・ファブレガスのパスからアンドレス・イニエスタが決勝点を挙げ、代表の歴史上初のFIFAワールドカップ優勝を飾った。決勝は非常に荒っぽい試合となり、スペインは5枚、オランダは9枚のイエローカードと1枚のレッドカードを提示され、決勝での最多カード数を更新した。スペインは8得点2失点で大会を終えたが、得点と失点のいずれも大会最少記録となった。また、決勝までの4試合を無失点で終えた初のチームとなり、開幕戦に敗れながら優勝した初の国となった。過去に自国が存在する大陸以外の国で優勝したのはブラジル(スウェーデンで開催された1958年大会、日本と韓国で共催された2002年大会で優勝)だけであり、またヨーロッパ外で開催された大会で優勝したヨーロッパ初の国となった。また、ヨーロッパの他の優勝経験国(イタリア、ドイツ、イングランド、フランス)はいずれも自国開催大会での優勝経験がある。連続するワールドカップ欧州選手権をいずれも優勝したのは1972年大会1974年大会西ドイツ1998年大会2000年大会フランスに次いで3チーム目であり、地元開催の大会を含まない達成は史上初となった。スペインは2大会連続でFIFAフェアプレー賞を受賞し、多くの選手が個人賞を受賞した。2失点に抑えたキーパーのイケル・カシージャスはゴールデングローブ賞を受賞し、5得点1アシストのビジャはブロンズボール(優秀選手賞)とシルバーブーツ(得点ランキング2位)を受賞した。

UEFA EURO 2012

EURO 2012のトロフィーを掲げる選手

カシージャス (C)
アルベロア
ピケ
ラモス
アルバ
シャビ
アロンソ
ブスケツ
イニエスタ
シルバ
セスク

UEFA EURO 2012決勝のスタメン

UEFA EURO 2012予選では前回大会同様に第1ポットからグループIに組み入れられ、チェコ、スコットランド、リトアニアリヒテンシュタインと同組となった。全8試合に勝利して本大会出場を決めた。

UEFA EURO 2012本大会ではグループCに組み入れられ、イタリア、クロアチア、アイルランドと同組となった。第1戦のイタリア戦では、61分にアントニオ・ディ・ナターレに先制点を決められたが、64分にスペインのダビド・シルバがセスクにパスを通し、セスクがジャンルイジ・ブッフォンを破る同点ゴールを決めたため、試合は1-1の引き分けに終わった。2戦目のアイルランド戦ではトーレスが4分に先制点を挙げ、前半終了までに追加点は生まれなかったが、49分にシルバがスペインの2点目を決めた。70分にはシルバのアシストからトーレスが自身2点目を決め、シルバのコーナーキックからセスクが駄目押しの4点目を決めた。3戦目のクロアチア戦は予想以上に厳しい試合となり、イヴァン・ストリニッチイヴァン・ペリシッチなどの相手攻撃陣に幾度もチャンスを作られたが、キーパーのカシージャスが問題なく処理した。試合はスコアレスドローに向かって進んでいたが、途中出場のヘスス・ナバスが88分に決勝点を挙げた。スペインはグループリーグ3試合を2勝1分で終え、グループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。

準々決勝ではフランスと対戦。左サイドバックのジョルディ・アルバのアシストからシャビ・アロンソがヘディングで先制点を決めた。後半にはフランスのアントニー・レヴェイエールペドロ・ロドリゲスを倒し、シャビ・アロンソがPKで追加点を挙げて試合を決定づけた。準決勝ではポルトガルと対戦。ポルトガルは準々決勝でチェコと対戦し、試合終盤にクリスティアーノ・ロナウドが決勝点を挙げて勝利していた。ポルトガル戦は予想よりも難しい試合となり、多くの決定機を作られたが、なんとか無失点に抑えた。スペインは徐々に改善の兆しを見せたが、延長戦でも得点を挙げることはできず、試合はPK戦に持ち込まれた。フランス戦でPKを成功させていたシャビ・アロンソがスペインの1番手キッカーとなったが、ルイ・パトリシオに止められた。ポルトガルの1番手であるジョアン・モウティーニョのキックをカシージャスがセーブして五分となると、4番手の ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出典:wikipedia
2018/12/17 21:07

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