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スレイヤーズ!とは?

(スレイヤーズ!から転送)
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【スレイヤーズ】

【ジャンル】
ファンタジーアドベンチャーギャグコメディ
【小説】

【著者】
神坂一
【イラスト】
あらいずみるい
【出版社】
富士見書房
【掲載誌】
月刊ドラゴンマガジン
【レーベル】
富士見ファンタジア文庫
【刊行期間】
本編 1989年 - 2000年
すぺしゃる:1991年 - 2008年
すまっしゅ。:2008年 - 2011年
【巻数】
本編全15巻
すぺしゃる全30巻
すまっしゅ。既刊5巻
テンプレート - ノート
【プロジェクト】
ライトノベル漫画
【ポータル】
漫画・ゲーム

スレイヤーズ』(Slayers) は、神坂一による日本ライトノベルイラストあらいずみるい富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より、1990年1月から刊行されている。ヒロイック・ファンタジーにも分類される。

第1回ファンタジア長編小説大賞〈準入選〉受賞作。

目次

  • 1 概要
  • 2 業績・作品展開
  • 3 世界観
    • 3.1 魔族
    • 3.2 魔法
    • 3.3 武器・道具
    • 3.4 用語
    • 3.5 地理
      • 3.5.1 国家
      • 3.5.2 所属国不明の都市・町・村
      • 3.5.3 その他
      • 3.5.4 アニメオリジナル
  • 4 あらすじ(小説版)
  • 5 主な登場キャラクター
  • 6 既刊一覧
    • 6.1 スレイヤーズ
    • 6.2 スレイヤーズ すぺしゃる
    • 6.3 スレイヤーズ すまっしゅ。
    • 6.4 スレイヤーズ でりしゃす
    • 6.5 スレイヤーズ せれくと
    • 6.6 関連書籍
  • 7 メディアミックス展開
    • 7.1 アニメ
    • 7.2 漫画
    • 7.3 児童向け小説
    • 7.4 ゲーム
      • 7.4.1 コンピュータゲーム
      • 7.4.2 トレーディングカードゲーム
      • 7.4.3 テーブルトークRPG
      • 7.4.4 ゲスト出演作品
    • 7.5 デスクトップアクセサリー集
  • 8 翻訳
  • 9 脚注
    • 9.1 注釈
    • 9.2 出典
  • 10 外部リンク

概要

本作は基本的に主人公・リナ=インバースの視点で描かれる一人称小説である。ただし外伝においては、一部に別のキャラクターの視点および三人称形式のエピソードもある。ファンタジア長編小説大賞の第1回では大賞作品が出ていないため、事実上の最優秀作品。本作は1989年の同賞受賞後シリーズ化され、続編や外伝が「月刊ドラゴンマガジン」(富士見書房)で連載されたのちに、単行本として富士見ファンタジア文庫から刊行されている。

ライトノベルにおいて、長編系統と短編系統を並行して発表するという手法を確立した作品である。この手法は以後の富士見ファンタジア文庫の多くの作品で踏襲されており、他レーベルのライトノベル作品や漫画作品でも同様の手法のものが発表されている。

本編自体は2000年発刊の第15巻『デモン・スレイヤーズ!』で完結しているものの、その後もギャグ中心の外伝『スレイヤーズすぺしゃる』が継続して連載。 「月刊ドラゴンマガジン」創刊号から連載されていた『風の大陸』(竹河聖)の連載が2005年3月号をもって終了したことにより同誌掲載作品の中では『すぺしゃる』が最長となった。2008年から『スレイヤーズすまっしゅ。』に改題され継続されていたが、2011年春の連載で約20年に渡る「月刊ドラゴンマガジン」での連載が終了したことが明かされた(『スレイヤーズ すまっしゅ。』の終了という意味ではない)ため、2012年現在の時点では休止状態になっている。

アニメ化された1995年頃から知名度が上がり、部数も増えた。原作本編では他のメディアミックス作品に比べて殺伐とした世界観が色濃く出ており、全体としてはシリアスであるが、ギャグキャラクターとふざけた表現でユーモア別世界ファンタジーになっている。なお、slay の一般的な意味は「殺害する」「絶滅させる」であるが、「(冗談などで人を)笑わせる、唸らせる」の意味もある。本編は魔族を滅すると言う意味での slayers だが、外伝の『すぺしゃる』では、読者を爆笑させるという意味で slayers であると著者は短編(旧版8巻の時点)のあとがきに記している。

「月刊ドラゴンマガジン」誌上企画の人気投票ベスト・オブ・ドラゴンマガジン(2000年集計)では最優秀作品部門にて首位を獲得した。女性キャラ部門で主人公のリナが、脇役部門(および名悪役部門)で白蛇のナーガがそれぞれ1位に据えられている。 また、学研の「アニメディア」や角川書店の「NEWTYPE」、や「アニメージュ」でも「スレイヤーズNEXT」以降、2位に2倍以上の差をつけて主人公のリナ・インバースがキャラクター人気投票で1位となっていた。

本編は先述のように終了しているが、メディアミックスにおいて、第3部に相当する作品が展開されている。

業績・作品展開

本作はライトノベルというジャンルを一般層にまで広げた、いわば「ライトノベルの金字塔」的作品で、部数は全シリーズで2000万部にものぼるという。 この数字は、あかほりさとるの小説が2200~2300万部(全種類の合計)や夏目漱石の2500~2700万部(全部の種類の合計)に近い数字となっている。評論家の石堂藍は、日本のファンタジーにとって画期となった作品であり、小説としての難点もあるが、難点自体が与えた影響も侮れないと評している。小説以外にも、漫画アニメテーブルトークRPGコンピュータRPGなど様々に展開されており、『新世紀エヴァンゲリオン』や『機動戦艦ナデシコ』と並んでメディアミックスビジネスモデルを完成させた、日本アニメビジネスにおいても重要な位置づけを持つ作品である。

漫画版は義仲翔子による本編の漫画化『超爆魔道伝スレイヤーズ』ほか、あらいずみるい本人による短編や、トミイ大塚によるすぺしゃる、『水竜王の騎士』などが発表されている。全三部作にて終了したテレビアニメーションの新作シリーズの放送を期に放送内容のコミック、本編第二部のパラレルストーリー、原作・アニメどれにも属さない番外編ストーリーが3誌に連載された。

劇場版の公開時にも増刊コミックドラゴンスペシャルに義仲翔子による『RETURN』の漫画版、月刊ドラゴンジュニアにトミイ大塚による『ぷれみあむ』の漫画版が掲載されており、後者は未収録作品のショートストーリーがDVDの限定版の特典に収録されている。

あらいずみるいのみならずコミカライズ担当者のイラストもトレーディングカードゲーム1999年発売の『スレイヤーズふぁいと』のイラストにも使用された。

1994年スーパーファミコンバンプレストよりRPGとしてゲーム化されている。その後も他機種において『スレイヤーズ ろいやる』、『スレイヤーズ ろいやる2』、『スレイヤーズわんだほ〜』と発売されていく。スーパーファミコン版の前にPC-98用ゲームも発売されている(ストーリーはスーパーファミコン版とは別)。

1995年にはテレビアニメ化・劇場アニメ化された。テレビアニメはその後『スレイヤーズNEXT』、『スレイヤーズTRY』とシリーズ化され、劇場版もシリーズ化されており、さらにOVA版も制作されている。また2008年に、第4期『スレイヤーズREVOLUTION』と第5期『スレイヤーズEVOLUTION-R』が分割2クールの形で放送された。これらの作品についてはスレイヤーズ (アニメ)の項を参照のこと。劇場版の公開はいずれも角川アニメ映画のほか作品と合同上映された。

同じく冨士見ファンタジア文庫の代表作である『魔術士オーフェン』とのコラボレーション企画『スレイヤーズVSオーフェン』では、両作品の主要キャラクターたちが共演している。彼らが亜神に異世界に召喚されて騒動を巻き起こすというもので、ドラマCD化されている。

世界観

『スレイヤーズ』の世界は、ヨーロッパを基調としており、人間以外にドラゴンエルフゴブリンなども存在する。典型的なファンタジー世界となっている。魔法も日常に当然に存在し、その発生メカニズムや個々の術の作用も、断片的ながら系統立てて語られている。

リナたちのいる世界の構造は、「『混沌の海』に立てられた杖の上に平面世界が皿のように乗っている構造となっており、この世界以外にもいくつかの他世界が存在する。それぞれの世界では、『魔王』と『神』が互いに勢力を争って抗争している。魔王はこの世界を支える杖を欲して世界を滅ぼそうとしている」という世界観が通説となっている(『杖の上の平面世界』という点に関してはリナは疑問視しているようだが)。リナたちの世界でも、「赤眼の魔王(ルビーアイ)」シャブラニグドゥと「赤の竜神(フレアドラゴン)」スィーフィードという、赤を象徴する魔王と神が争い、約5000年前に赤眼の魔王は七つに分けられて封印され、赤の竜神は分身を四体残して滅びている。宗教はスィーフィードとその分身を信仰の対象にしているのが一般的だが、魔王を信仰する邪教集団も存在する。

なお、他世界の様子の一部は、同原作者のSF小説『ロスト・ユニバース』中にて描写されている。

魔族

本作において魔族は、全ての生きとし生けるものにとって最大の脅威として描かれている。矛盾を内包した存在よりも、完全なる秩序に満ちた無を望み、世界を滅ぼしたその後は自分達をも滅ぼして、世界ごと混沌へと帰ることを目的としている。したがって、存在し続けることを望む生物とは決して相容れない存在である。魔族は怒りや不安、恐怖、悲しみといった人間の負の感情を糧としており、これらを得るために時として積極的に人間に危害を加える。 各魔族についてはスレイヤーズの超常的存在を参照。

純魔族
純魔族は精神生命体であり、物理的肉体を持たず、精神世界面(アストラルサイド)に存在している。実体が物理法則から外れており、精神世界面に対しても影響力を持つ物理攻撃か、魔族の力を借りた黒魔術、もしくはアストラル系の精霊魔術や神聖魔法でなければ、ダメージを与えることはできない。そのため一般人にとっては為す術がない相手で、主人公リナにとっても、苦戦を免れない厄介な相手である。
ただし純粋な精神生命体である魔族は、己のもつ力こそがその存在の拠り所であり、他の存在に頼ることはそれだけで自らの存在を危うくすることとなる。したがって純魔族は人間等と異なり、他者の力を借りる術を用いることができない。同様に純魔族は、単なる捕食対象にすぎない人間に対して、己の存在が揺らぐために本気の攻撃ができず、そこに人間の付け入る隙がある。
魔族は基本的に、魔王-高位魔族(ダメージを受けても人間の姿のまま)-中位魔族(ある程度のダメージで人間の姿を取れなくなる)-下位魔族(元から人間の姿を取れない)の序列に分かれている。魔族の力の目安に、「いかに人間に近い姿がとれるか」というものがあり、基本的に人の姿をとれる魔族はそうでないものに比べて強力ということになっている。下位魔族はきちんとした人間の姿をとることが出来ず、顔の半分がのっぺらぼうだったり、半透明の巨人だったりと、人間っぽい形をした化け物といった姿しか取れない。また中位魔族の場合も、ある程度力を失うと人の姿をとることが出来なくなる。
なお、魔族のとは、大幅にダメージを負い、物理世界へ現れる力を失った状態を指す。対して、滅びとはその存在が完全に消え失せた状態を指す。そのため、たとえ死んだとしてもやがて力を回復して復活するが、滅びた魔族は二度と復活しない。
亜魔族
下位魔族よりもさらに下位の魔族は、自分の力だけでは物理世界に存在し続けることができない。このため純魔族と異なり、物理世界に具現化するためには自我の低い動物などへ憑依する必要がある。こうした、肉体に憑依することによって魔族としての純粋さを失い、その肉体と能力を変貌させたものを亜魔族と呼ぶ。
亜魔族は知能が低く、物理的な実体がある為通常の物理攻撃でもダメージを与えられる。ただし、その皮膚は三流剣士のなまくら剣などはじき返し、純魔族同様四大元素の力を借りた術も殆ど効かない。更に、咆哮1つで複数の炎の矢や槍を生み出しこれを攻撃に用いる。作中では、非常識に強いリナ達に雑魚扱いされているが、一般人から見れば亜魔族でも十分脅威の存在である。
本来自我の強い人間には憑依してもデーモンにはならないが、何らかの方法で自我を破壊して憑依すればデーモンになる。その場合元となった人間の運動能力次第では純魔族並みの力を持つデーモンを生み出すことができる。自我の強い人間に憑依すると人間がデーモンの能力を身に付ける。
なお、高位の魔族にむりやり具現させられた場合には、物理世界でも存在することができる。

魔法

この世界の魔法は、混沌の言語(カオス・ワーズ)と呼ばれる呪文によって因果律を狂わせ、精神世界面(アストラル・サイド)に干渉して引き出す力とされる。高度な術はこれに加えて特殊な身振りや道具、魔法薬を必要とする。魔力が高い種族なら呪文は必要なく、簡単な動作や声などで使うことができる。系統としては、力を借りる相手となる者によって黒魔術、精霊魔術、神聖魔法に大別されるが、用途に合わせて各系統の一部を攻撃呪文とし、それ以外と分けることが実際には多い。

また、詠唱の為のルールは全ての呪文に基本的には共通しているが、アニメ版の神聖魔術は使用言語が異なっているようではある。「破砕鞭(バルスロッド)」と「獣王牙操弾(ゼラス・ブリッド)」、「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」と「重破斬(ギガ・スレイブ)」のように、術のメイン構成文がまったく同じでも、力を借りる者が異なれば威力も現象もまったく異なる術になる。精霊魔術でもアレンジを加える事で形を変えたり、任意の地点で炸裂させるといった事が可能。「火炎球(ファイアー・ボール)」と「氷結弾(フリーズ・ブリッド)」がぶつかり合うと消滅したり、「氷窟蔦(ヴァン・レイル)」を二人同時に使うと氷の竜になったりと二つの魔法が干渉しあって強化されたり、打ち消しあう事もある。

黒魔術(黒魔法)
魔族から力を借りることで行使される術。作中では攻撃呪文としての黒魔術が最も使用頻度が高く、「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」はドラスレと略され主人公リナの代名詞的・必殺技的存在になっている。攻撃呪文の中には魔王やその腹心の力を借りた術もあり、それらは「冥王」や「覇王」など、個々の魔族の称号を冠している。こうした魔族の力を借りた術は、借りる対象が滅ぶと使用ができなくなる。また、力を借りた相手には「お前自身を殺すのを手伝ってくれ」と言っているのに等しいため、原則として一切通用しない。逆に言えば力を借りる対象が自らの滅びを求めている場合は通用する。魔族自身は、自己の力のみを拠り所にしている関係上、扱うことができない。攻撃呪文としての黒魔術は、攻撃力の大半を直接相手の精神世界面に叩きつけて攻撃し、その余剰エネルギーが爆発などの物理現象として具現化している。
精霊魔術(精霊魔法)
地水火風の四大元素に加え、「精神」の属性を加えた五属性の術。精神に作用する術は攻撃用黒魔術と同じく精神世界面に直接叩きつけるが、地水火風の術は具現化した上で物理的な作用を相手に与える。そのため地水火風の術では、精神世界の存在である魔族にはダメージを与えられない(例外として「雷花滅撃吼(ラザ・クロウヴァ)」風の元素を用いた術だが肉体と精神にダメージを与える術なので魔族にもダメージを与えられる)。
白魔術が精霊魔術の一部でしかないのは、この世界では長らく魔族の結界により神の力が届かないでいたからで、奇跡や祝福に属する"それっぽい"術等が白魔術と呼ばれている。
魔族であっても必要があれば使用は出来るが、黒魔術を使えないのと同じ理由で自身にダメージを受ける。また、レッサーデーモンが使う「炎の矢」は実は精霊魔術ではなく、自らの魔力で具現させた物である(純魔族ではないので他者の力を借りた術を使ってもダメージはないが)。
神聖魔法
黒魔術にも精霊魔術にも属さない術で、小説版では黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)のミルガズィアが、アニメ版『スレイヤーズTRY』では黄金竜(ゴールド・ドラゴン)のフィリアが用いる。魔族による結界崩壊後に神の力を借りて唱えているようだが詳細不明。
その他の術および補足
魔族(もしくは魔族と融合した人間のうち数名)などが使う術(空間渡り、ラウグヌト・ルシャヴナ、レッサーデーモンの「炎の矢」や人型、および本編15巻の強化デーモンが使用する光の盾)、など、術の原理が上記魔術と異なる術がいくつか存在する。これらは自分自身を力の源とした黒魔術といえなくもないが、使用する術の現象が、力を行使する者に関係なく同一だったりと、一線を画している。
混沌の言語(カオス・ワーズ)
呪文詠唱に使用される言語。黒魔術や神聖魔術にはこの中に力を借りる対象の別名(黄昏よりも暗き者=シャブラニグドゥ等)が含まれる。魔法の知識が無い者には意味のわからない言葉にしか聞こえない。
力あることば
呪文詠唱後に魔術を発動させるキーとなる言葉。術そのものの名称をも兼ねている。

各々の魔法や術の詳細はスレイヤーズの呪文一覧を参照。

武器・道具

光の剣
伝説の剣の1つ。正式名称は「烈光の剣(ゴルン・ノヴァ)」で、異界の魔王・闇を撒くもの(ダーク・スター)の武器であり分身。詳細は当該項目を参照。
斬妖剣(ブラスト・ソード)
伝説の剣の1つ。薄紫に輝く刀身で周囲の魔力を糧としそれを切れ味に転化する特性を持つ。 詳細は当該項目を参照。
餓骨杖
その名を伝説に残す赤眼の魔王(ルビー・アイ=シャブラニグドゥ)の武器。魔王自身の一部で魔王がいる限り、破壊されても再生できる。棍のような杖で、魔王の思うがままにその形状や機能を変えることが可能で、赤ん坊の頭ほどの大きさをした赤い宝玉を出現させたり、柄に赤い宝玉が埋め込まれた剣へと変化させることができる。
祝福の剣(ブレス・ブレード)
神聖樹(フラグーン)の中から見つかった剣。神聖樹と同調しており使用者の精神を浄化、増幅させる他、使用者が剣を握っていなくても、神聖樹に触れてさえいれば剣へ精神力を送り込むことができる特性を持つ。かつてはサイラーグ・シティの神殿に奉納されていたが、シルフィールが子供の頃に持ちだして神聖樹の洞窟のなかに隠してしまった。その後レゾのと闘いでリナ達が使用したが、冥王フィブリゾがサイラーグ・シティに現れた際に神聖樹がはぜ割れた為、共に消滅した。
宝石の護符(ジュエルズ・アミュレット)
魔法陣を封じた宝石。武器や防具に組み込むと性能を上げる。リナは傷物の宝石を使って造っていた。
エルメキア・ブレード
伝説の剣の1つ。精神のみを切り裂くと伝えられる。
賢者の石
魔力を拡大・解放する魔血玉(デモン・ブラッド) のかけら。見た目は石炭に似た貧相な小さな黒色の石。魔力の増幅器で、歴史の上に登場するのはわずか数回のみだが、登場するたびに歴史に影響を与えている。赤法師レゾが自らの目を開く為、飲み込み消失する。
魔血玉(デモン・ブラッド)
4つの呪符(タリスマン)からなる魔力の増幅器。詳細は当該項目を参照。
レグルス盤
マジック・アイテムの1つ。コインを一回り大きくしたチップのような外見をしている。大きな町にある魔法の道具の店なら2枚一組で金貨100枚程の値段で販売されている。片方に簡単な呪文を唱えてから話しかけると、その声がもう1枚のある所で聞くことが出来る。徒歩で1日以上歩いた距離になると使用できなくなる。
呪法球(ルーン・オーブ)
天候の一時操作等の大掛かりな儀式魔法等に使用される宝珠。淡い光を放っているクリスタルの球。非常に高価で、ちょっとした家が家具と土地こみで2、3軒買える程。

用語

魔道士
本来この世界にあらざる力である魔力を何らかの方法によって引き出し、役立てる研究に通じる者。大別して、一か所に留まり文献を用いた資料探索と地道な実験の積み重ねに日々を送る研究タイプ、と攻撃等の呪文の実践・実験の為、旅をしながら何でも屋の様に様々な仕事を請け負って生活を送る、実践タイプの2種類に分けられる。研究タイプの中には実験の成果を盗まれるのを恐れて、人里離れた所に居を構える者や実験場を自宅の地下に設ける者がいる。また、研究・実践タイプ共に魔道の研究にはかなりの資金を必要としており、金目当ての犯罪に走る魔道士も多い。
呪術士
遅行性の魔法や大掛かりな儀式魔法を主に扱う魔道士の総称。人を呪う魔法も含まれる為、自分の身分を公言している呪術士は少ない。
魔道士協会
魔法を習得したい人々の為に効率よく魔法を学ぶため設立された組織で、舞台となっている地域の各所に支部が置かれている。ただし、悪用者の続出を防ぐため、教えるのはあくまで、理論や概念のみで、いわば学校のようなもの。
活動内容は魔道士になりたい者から授業料をもらって講義をする、所蔵している魔道書等の書物を閲覧させる、魔道士が行っている研究への援助等の教育・育成活動。害のない簡単な呪文を一般市民に有料で教える、旅の魔道士に仕事を仲介して仲介料を徴収する、有料で「隔幻話(ヴィジョン)」を用いたメッセージサービスを行う、神がかった魔法(白魔術)のノウハウを秘密裏に教会等の宗教団体に売り渡す等の商業的活動。更に、各国政府が魔道士の任官を求めた際には、魔道士の推薦を行っており、アトラス・シティ魔道士協会のように一定の政治力を保持している支部もある。サイラーグにあった本部がザナッファーに潰されたため、現在は統括するところがない。そのため、基本路線は変わらないものの、細かい方針や活動内容は各地でかなりやり方が異なる。
協会は1人の評議長と2人の副評議長によって構成される評議会によって運営される。協会運営に関わる者はその大半が、必然的に一か所に留まっている事が多い研究タイプの魔道士である。
神魔戦争
約5000年前に赤の竜神スィーフィードと赤眼の魔王シャブラニグドゥが、舞台となっている世界の滅びと存続をかけて戦った戦争。この戦いによって眠る竜と呼ばれていた大陸の大半が蒸発している。結果両者共に致命的な損傷を負い、竜神は4つの分身を残して滅んだ。一方魔王は部下の5人の腹心を残して、竜神によってその身を7つの欠片に切り裂かれ、輪廻転生を利用して消滅させる為にそれぞれ寿命の短い人間の心に封印された。
降魔戦争
約1000年前に舞台となっている地域で勃発した、人間、エルフ、ドワーフ、竜族などの連合軍と神族が魔族と戦った戦争。冥王フィブリゾ指揮の元各国中枢に潜り込んだ魔族が、人間同士の戦いを引き起こしたのを端緒にして野山にデーモンが大量発生し、最終的に復活した魔王の欠片1体と赤い竜神の分身である水竜王がカタート山脈で戦った。水竜王は魔王とその部下である魔竜王ガーヴによって滅ぼされるが、魔王も水竜王によって氷漬けにされてカタート山脈から動けなくなってしまう。この戦争時に張られた神封じの結界によって、リナたちが住んでいる地域は外界と隔絶される。
異界黙示録(クレアバイブル)
異空間に飛ばされた水竜王の知識。その知識はこの世界における魔道技術を遙かに凌駕していると言われ、世間一般では「異世界の魔道技術を記した魔道書」とされている。「竜たちの峰(ドラゴンズ・ピーク)」他各地にこれに通じる入り口があるが、空間が歪んでおり、辿り着くことは難しい。人の眼では見ることはできず、両掌を伸ばすと宝珠のような球体を感じることが出来る。この球体に触れ、聞きたい事柄を思念すると、答えとなるべき知識をその者にもたらす。異空間にあるオリジナルと、その部分的な内容を文章にして書き写した写本がいくつか存在する。写本に記された知識は不完全なものであり、写本の知識を元に創造したものは不完全なものしかできていない。
神聖樹(フラグーン)
サイラーグ・シティの中心部にあった巨木。約120年前、光の剣の勇者がザナッファーから出てくる瘴気を中和する為に、竜族から手に入れその躯に植えられた。瘴気の他負の感情を成長の糧としており、大きさは森と間違える程で内部に複数の洞窟が存在する。サイラーグが壊滅した後も元の場所に生えていたが、冥王フィブリゾがサイラーグに現れた際にフィブリゾの瘴気を吸収しきれずにはぜ割れ消滅した。
『REVOLUTION』では「神聖樹(フラグーン)の種」が登場し、白銀獣(ザナッファー)の瘴気を吸収するため、ポコタによってセイルーンにある湖内に植えられた。
水霊族(ニルファ)
人間に似た体型の翡翠色の肌と髪をもった種族。湖などの淡水の中に住んでいたが、貴重な魔道材料と成り得る特殊な肉体構造をしており、内臓の一部が人間に延命効果をもたらした為人間によって狩りつくされ、絶滅したとされている。しかし、ドライアド・シティ近郊の山中にある巨大な湖に生き残りが、リナによって確認されている。性格は温厚で、人語を話すことができ外見に似合わず、人間の2、3倍の力を持つ。
半魚人
魚の胸鰭と腹鰭が人間の手足に置換された水陸両用種族。魔法的な能力の高い個体も存在し、水の精霊魔法などの分野に長じている。繁殖方法は体外受精で受精させた卵を地上の湿った場所に置くことで孵化する。
ガルム
子牛程の大きさの、黒い巨犬。性質は獰猛、残忍で口から炎の吐息を吐くが、魔道士の召喚魔法によって呼び出され、使役されることがある。

地理

スレイヤーズの舞台は、スィーフィード世界の東部に位置する大陸の北西の半島区域。この地域はヨーロッパ程の面積があり、約1000年前の降魔戦争の時に張られた神封じの結界や魔族と自然の脅威などによって外界とは完全に隔絶している。故に他地域との長距離交易は行われていないが、リナたちの時代には国家間での大きな戦争は起こっておらず、陸地の沿岸では各国の港を結ぶ交易船が行きかうなど地域内での交流は盛んなようである。 アニメで公開されたスィーフィード世界は中央の魔海と呼ばれる内海を囲む形で大陸が並んでいるが、内海側の海岸線は綺麗な円になっており、魔海を補うと全体は竜の形に見える。

国家

国家は王国帝国公国連邦共和国等様々な国家体制を持つ国が存在する。

エルメキア帝国
東に位置する帝制国家。かなり広い領土を保有しているが、冥王フィブリゾが担当する滅びの砂漠に面している為農地が砂漠に浸食される砂漠化が進行しており、問題になっている。精鋭として有名な魔力武装を装備した聖槍騎士団(グングニル・ナイツ)という騎士団を保有している。ガウリイの故郷らしいが詳細は不明。滅びの砂漠との境界あたりにはガルムという黒い巨犬が生息している。
カルマート公国
首都はカルマート・シティ。ディルス王国、聖王国セイルーン、ラルティーグ王国、ゼフィーリア王国と国境を接している。魔道関連の施設が少ない。ベゼルド近郊の山中でデーモンが現れ、子供を殺害し討伐に向かった部隊が音信不通になった事件を皮切りに、各地でデーモンが大量発生していた。
マイン
クロツ率いる魔王信仰集団が本拠地にしていた村で、ディルス王国に続く寂れた古い裏街道沿いにある。周辺には遺跡が多数あり、集会場や神殿として使用されていた。
ウェゼンディ・シティ
カルマート公国の西端の都市。ラルティーグ王国、ディルス王国へと続く街道の分岐点にあり、交易の町として栄えている。
ベゼルド
かつて近くの山でオリハルコンが発見された町で、オリハルコンが見つかった山には、あちこちにかつて使われていた坑道が存在している。町の通りには露店が立ち並び、馬車が行き交い多くの人で賑わっている。デーモンが大量発生した後、町には多数の兵士や魔道士が派遣され駐留していた。その後、廃坑から現れた巨大なデーモンによって市街地は甚大な被害を受けた。
ソラリア・シティ
カルマート公国の南端の都市。都市を壁が囲むが、都市が大きくなるにつれ、壁を増築していったせいで、不規則に走る壁によって、いくつもの区画に分断されており、慣れていない人間にとっては動きにくい。街の端にある開発途上の区画は、整備などは行われておらず、とりあえず片っ端から家が建てられている、といった感もある。一時期、城のまわりには怪しい施設ができており、そこではベルギス一味により非道な人体実験が行われていた。
カルマート・シティ
カルマート公国の首都。正式名称は都市の古い名もつなげて、カルマート・エルアトリオ・ヴィシス・ヴィラスコ・シティ。白亜の王城の城壁の周りを取り巻くように、大小様々な建物が建っており通りは人通りで賑わっている。街のはずれには立派な魔道士協会の建物が、街の近くには国王が造らせた闘技場がある。
聖王国セイルーン
地図では海に面してはいないが、かなりの大国。首都は白魔術都市の名でも知られるセイルーン・シティ。
セイルーン・シティ
聖王国セイルーンの首都が置かれている都市で白魔術関連の施設が多い。赤の竜神(スィーフィード)を信仰しており聖王都、白魔術都市などとも呼ばれる。都市は六芒星の形に区画されており、都市そのものが魔法陣となっている。都市と結界の中心部には王宮が存在する。
プライアム・シティ
セイルーン・シティから北に進んで、小さな山をひとつ越えた所にある町。町の中心に小さな領主の城がある。
ゼフィーリア王国
ブドウが名産の田舎。リナの故郷であり屈強な人間が多いそうで、あとがきによると「なまくらな剣などをはじき返す電撃竜(プラズマ・ドラゴン)を包丁一本で仕留められる若い女性がごろごろいる可能性がある」との事。また、リナも彼らを評して「手加減一発岩をも砕く」と述べている。実際この国ではリナでさえ500本の指に入るかどうかの実力らしい。極秘部隊を有した永遠の女王(エターナルクイーン)と呼ばれる女王が国を治めている。首都はゼフィール・シティ。
ディルス王国
首都はガイリア・シティ。南の国境はラルティーグ王国と接している。北の魔王が住むカタート山脈や竜たちの峰(ドラゴンズ・ピーク)に近い。魔族によって国家の権力が掌握される、ということが2度行われている。
ガイリア・シティ
ディルス王国の首都が置かれている大都市。街の周辺は街壁に囲まれている。一度ゼロスの起こした火事で市街の大半が焼失した。その後も街中でレッサー・デーモンが出現するなどのトラブルに見舞われた。
ルアルド・シティ
ディルス王国南端の町。ラルティーグ王国との国境近くにあり、交易が盛ん。
竜たちの峰(ドラゴンズ・ピーク)
ディルス王国北西にある竜族の住まう峰。異界黙示録の存在する異空間への入り口がここにあり、ミルガズィアら竜族がこれを守っている。オリハルコンを採掘できる場所があるらしい。
ライゼール帝国
半島の先端部分にあり、元老院が存在する国家。主要都市はサイラーグ・シティとアトラス・シティ、クリムゾン・タウン等。
アトラス・シティ
リトハーン公が治める大きな街。交通の要所に存在し、街のあちこちに露店や屋台が立ち並び昼間は連日多くの人々で賑わっていた。第2部終了時にはデーモン達の襲来を受け、街壁の一部が壊れており、物流も細くなり露店も少なく人通りもまばらになっていた。
サイラーグ・シティ
ライゼール帝国のほぼ真ん中にある街。かつては魔道士協会の本部が置かれ魔道都市と呼ばれていたが、120年程前にザナッファーによって都市ごと壊滅し死霊都市というあだ名が付けられた。以後植えられた神聖樹(フラグーン)を中心に復興し、大きな街になっていたが、コピーレゾの手によって再び跡形もなく破壊され、神聖樹(フラグーン)を残して街は荒野と化す。第1部終了時に冥王フィブリゾによって、一時的に再現されるがフィブリゾが倒されたことにより消失。この際、神聖樹(フラグーン)も消失する。その後も赤眼の魔王が異世界を創るなど、事件が何度も起きたため「不幸の博覧会といっても過言ではない、世界一不幸な都市」とリナに称される。第2部終了時には復興が始まっており、街の形が出来ている。
瘴気の森
サイラーグ・シティのそばにひろがる森。ザナッファーが倒された際にこの地にザナッファーの血が溜まり、瘴気が発生。以来森のあちこちには始終妙な気配が立ちこめるようになり、その為かこの森では行方不明者が続出し犯罪発生率も非常に高かった。冥王がサイラーグを再現する際にサイラーグ周辺の瘴気を中和した為、現在は普通の森とあまり変わらない。
クリムゾン・タウン
大きな湖に浮かぶ無数の小島が橋で結ばれ、そこから発展した大きな街。街には縦横に運河が走り街中の主要な交通は、運河を行き交う小舟である。建物の外壁は白で統一されており、夕日に照らされ建物が紅く染まることからクリムゾン(紅)という名前になった。街の地下に小島が点在する、巨大な地底湖が存在する。
テルモード・シティ
ライゼール帝国の片隅に位置する都市。大きな都市だが、良く言えばバランス良く発展しているが、これといった特徴がない。
ラルティーグ王国
首都は15年前までダブオン・シティだったが、血生臭い跡目争いの結果、商業活性化を公の理由として別の街に遷都された。領土を表すシンボルは角の生えた豹、東方を司る獣は白い鳥。この国には「世界動物愛護連盟」という名前の動物愛護団体の支部が12存在していた。現国王はラルティーグ11世。
タイレル・シティ
ラルティーグの東方防備の要となっているタイレルの領主、トゥラーディア家の居城がある街。領主の代替わりに伴い、野心家の大臣が主に反旗を翻した際、ナーガが自分達を襲った大臣の手先に対して、制御できないゴーレムを繰り出してしまい、暴走したそれらがタイレル・シティに侵入。リナとナーガがゴーレムを破壊する際に、流れ弾等によって、街の3分の1程が壊滅してしまい、街の復興費用の為領主の財政は破綻。領主の娘ですら造花作りに精を出している始末である。
フィガロ・シティ
タイレル・シティとほぼ同じ規模の街。街の中心には豪華な邸宅が密集しているが、下町はくたびれた建物が多く同じ街中でありながら、貧富の差が激しい。領主のマクガレル公はタイレル・シティの領主とは縁戚関係にあり、タイレルの財政が破綻した際には領主から借金を申し込まれた。
ウィンボウ・シティ
小さなロードの居城がある町。ここの騎士団にはろくな人間がいないらしく、「騎士団恒例コンテスト・今のうちに逮捕しておきたい男ベストテン」なるものがある。
セレンティア・シティ
東西南北其々にスィーフィードの分身である神々を祀った分院と、中央にそれらを統括するスィーフィードを祀った本院が存在する宗教都市。寺院都市とも呼ばれる、各国から巡礼者に来る者もいる。14巻開始の少し前に本院は火災によって焼失し、それに伴った神官長の跡目騒動が発生し街は騒然としていた上、その煽りを受けて起きた別の事件をきっかけに各寺院を統括していた大神官他多数の神官が命を落とした。
ダブオン・シティ
15年前までラルティーグ王国の首都だった大規模な街。街中には大きな総合病院が存在し、建物は巨大で白く5階建ての円柱形である。この病院は魔道士協会やスィーフィードの教会、呪術士ギルドが提携し、各種呪術、薬草による治療の専門家をそろえており、「この病院で治せない怪我や病気は世界中のどこでも治せない」とさえも言われている。
ドライアド・シティ
四方を山に囲まれてはいるものの、温暖な気候と豊かな水源、そして交通の拠点になるという好条件に恵まれて、発展してきた町。近くの山中にある湖には絶滅したと考えられている水霊族(ニルファ)が隠れ住んでいる。
デミダス・シティ
魔道士協会のある町。領主の城は町の郊外にある、谷川沿いにある巨大な一枚岩の崖の上に建っていた。
プロキアム・シティ
大きな坂の途中につくられた都市。建物の中以外は、町中が坂といっても過言ではない。街の一番高い場所にある展望台に登ると、国境を越えてはるかテルモード・シティまでが見渡せる。何代か前の市長がその見晴らしの良さに目をつけて、魔道士協会に働きかけ、街のいたるところに街灯を設置し、夜になると、協会の魔道士達に、魔法の明りを灯して回らせるようにした。そして夜になると頭上には満天の星々、眼下にきらめく無数の光が美しい夜景を作り出し観光名所として栄えてる。
沿岸諸国連合
名称から海沿いにある国々の連合体らしいが、地図では内陸に深く食い込んでいる。それ以外は不明。
ラグド王国
沿岸諸国連合に所属する小王国。国土は他国の地方領程度しかないが、土地条件に恵まれ大国や魔族の被害も他国と比べると少なく、作物もそこそこ採れる平和な国。しかし、近年魔道士の大臣が国軍の大半や、現地の魔道士協会所属の魔道士を巻き込んだ大規模な反乱をおこし、国都では大規模な市街地戦が行われた。この反乱はリナ=インバースと白蛇のナーガの活躍によって鎮圧された。
フェルゴル
ラグド王国の隣国。魔道士協会が存在する。
ルヴィナガルド共和国
沿岸諸国連合に属している国だが、海に面しておらず、国土も他国の比較的大きい地方領程度。これといった産業もなく、特産品も船の建材に使われるルヴィナ杉のみ。かつては王国だったが、国王が人と亜魔族を用いた兵器の開発を行っていた為、周辺諸国の介入により共和国になる。
イルマード公国
沿岸諸国連合に属する国。海に面しているが、国土は狭く他国の地方領程度しかない。しかし観光および避暑地として有名で「有名な観光地を上げろ」と聞かれた際には必ず名前が出てくるそうである。各国の富裕層がこの国に別荘を構えており、それなりに豊かな国である。
リハード王国
沿岸諸国の片隅にある国。首都の城下町は大都市といえるほど大きくない。隣国のセレニアス王国との仲は険悪。この国の諜報員たちの綿密な調査の結果、「リナ=インバースとは巨大な体格と薄青い肌、額に生えた小さな角をいつも前髪で隠しており、月のない夜しか活動しない存在」だということが判明した。
セレニアス王国
リハード王国の隣にある国。リハード王国とは非常に仲が悪い。

所属国不明の都市・町・村

ウランバール
領主の城がある城下町。近くに年に一度美しい花を咲かせるアニムジアという木があり、時期になると各地から花見客が訪れる。
カルミドール・シティ
呪術師ミシェールが所有する、広大な森に周りを囲まれた小さな城下町。町から離れた丘の上に、領主であるロード・カシミオンの城が存在する。
クービック
アランタイズ領内にある町。山間にあり大きな街道に面している。
クラウワードルン
ダウンタウンの1区画の地下に、現代ファッション業界を裏で支配するグラシード手芸同好会の本部がある町。
クランドール・シティ
広い大通りに露店が並んでいる街。この町の魔道士協会には風紀委員が425人、風紀委員幹部が74人いる。
クルアサル・シティ
魔道士協会のある町。かつて評議長の暴虐に耐えかねた副評議長が反乱を起こし、評議長を辞任に追い込んだ。
ゴドア
ラノークの町から獣道を約半日行った所にある、人口50人程の小さな村。
シュリガン・シティ
都市と呼べる程の規模ではないが、適度に開けて適度に自然が残っている町。魔道士協会がある。
ティアギアス・シティ
大小5本の街道が交差しており、交通の中継地点として栄えている宿場町。この町の魔道士協会にはかつて歴史研究部門が存在していた。
テシーモ
山間にある小さな村。季節になると魔道の材料になる薬草が生えるため魔道士協会の支部が置かれている。
デラザック・シティ
この町とザニールの町とを結ぶ乗合馬車組合があったが、色々あって倒産。現在、一部の組合員が牛乳配達組合を発足、運営している。また郊外に牛を飼育する牧場が存在する。
テューン
村の周りには果樹園が広がっており、最高級パインの産地として名高い。
トルク・シティ
湖に面した街で漁業や農業によって発展してきた。人口増加に伴い農業は衰退したが、漁業は相変わらず盛んで、近くにある湖でしか獲れない水ダコや水イカを使った料理は珍味として有名。
ニブス
ラテルポテトという名前の芋が名物の小さな村。
バモンド・シティ
交易が盛んな商業都市。下町の治安はあまり良くない。
バリス
山間にある小さな村。領主から派遣された役人が駐在している。
フィライ
山あいにある町。結婚が決まった男性は、徒歩で町から3日のところにあるアラニアの花を取ってきて、花嫁の髪に飾らないと結婚できない、という風習がある。
フロネーズ
街道沿いにあり、近くに山があるたいして大きくない町。
ベルナ・シティ
絹織物等で名の通った街。中心街には高級住宅地が存在し、それを取り巻くように商店等が並びその外側には庶民の住む下町が広がっている。織物等の工房はさらに下町の外に存在する。
ベルミック
領主ジオラントの居城がある町。
ベリーズ・シティ
それなりに大きい街。軍学校があり、魔道士協会から講師を招いている。
マレネイド・シティ
商業の盛んな比較的大きな町。町から西側の山中にある塔に魔道士が住んでいた。
メルカド
交通の便はそれほど良くないが、近隣に宝石の鉱山があった為に発展した町。
モンローズ
ワインの名産地として名高い町。周辺の山にワイン造りの盛んな村々が点在し、それらの村から集められたワインの集積地になっている。
ラノーク
大きな街道から外れた所になる、特に特徴がない小さな町。
リェット
湖畔にある町。雪玉に恋文を隠してやり取りをした恋人の話に倣って年に一度、湖を挟んで隣になるミオの町との鬱憤を晴らし友情を深める為、雪玉を投げ合う壮絶な雪玉祭が行われる。
リシャール
北東に山がある町。2人のファッションデザイナーの抗争によって町はクレーターと化した。
レイトン
近くに放棄された古い城がある村。
レムス
レイトンの村の近くにある魔道士協会のある町。
ロアドール・シティ
クランドール・シティから徒歩で数日の所にある町。

その他

カタート山脈
北方に
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出典:wikipedia
2018/04/19 22:19

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