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ソリッド・スネークとは?

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ソリッド・スネーク(Solid Snake1972年 - ?年)は、コナミ(現、コナミデジタルエンタテインメント)のアクションゲーム、メタルギアシリーズ主人公の一人にして同シリーズの最も代表的な登場人物。

日本では『メタルギアソリッド』以降、大塚明夫声優を務めている。英語版の声優はデヴィッド・ヘイター

概要

身長182cm、体重75kg。2014年時点では老齢により身長180cm、体重63.5kgと体格が劣っている。6か国語に精通し、IQは180。アメリカ出身だが、生後まもなくイギリスへ渡ったためイギリス国籍となっている。元FOXHOUND隊員であり数々の重大事件を解決し、世界を救った伝説の英雄。本当の親はBIGBOSSであるが、育ての親となった人物は複数いるとされ、『メタルギアソリッド』では、ロイ・キャンベル本人が育ての親の一人だと発言している。

本名はデイビッド。ファミリーネームは不明。ただし彼の本名を知る友人であるオタコンやキャンベル、同じスネークのコードネームを持つリキッド・スネークソリダス・スネークからも一貫して「スネーク」(もしくは「兄弟」)と呼ばれている。シリーズ中、スネークを本名で呼んだのは彼の代理母だったEVAくらいで他にはメリルが一度だけ愛称で呼んだくらいである。

ゲーム中ではリキッド・スネークとの兄弟関係が詳しく述べられるシーンは無いが、『メタルギアソリッド バンドデシネ』ではリキッドが兄、ソリッドが弟となっている。頭髪はMGSでは黒く表現されていたが、これは潜入前に染めたもので、『メタルギアソリッド2』でプリスキンを名乗っていた際の茶金色が地毛と設定されている。

基本的な性格は冷静沈着な皮肉屋で、ウィットの効いた言い回しを好む。組織から距離を置こうとする傾向はあるが、敵対し裏切られても他者の意思を尊重し、一度認めた人物には、例え敵であっても勇気付けるような言動や優しさや情けを見せたり、場を和ませたり緊張を緩和する為のジョークを言ったりするなど、根は非常に仲間想いで心優しい人物である。 またメタルギア2ではビッグ・ボスに対して「俺は人生を愛している」と言うなど基本的には自分の人生も肯定的に捉えようとする。 一方でやや自罰的な傾向が目立ち、特に殺戮には強いストレスを感じる感性を持っている。しかし同時にメタルギアソリッドまでの当初の頃は死が近い戦いの中でしか生を実感できないゆえに戦うという傾向が強く「他人に踏み入れば自分を守れなくなる」として他人に必要以上に深く踏み込むことも避けていたがメタルギアソリッドでのシャドー・モセスの事件を通じてその考え方を改めて新たな「生きる意味」「戦う理由」を見い出していった。

ビッグ・ボスやリキッドらのような指導者としてのカリスマ性とはまた違う、人を惹きつけ好かれる魅力の持ち主で固い信頼や絆で結ばれた志しを同じくする親友や仲間達にもシリーズを通して恵まれる。そして時には彼らを導き、時には逆に彼らに導かれて数々の苦難を乗り越える。その結果ビッグ・ボスを始めとする他のスネーク達とは違う道を歩み、最終的には彼らがたどり着けなかった本当の自由を手に入れた。

モデルはアメリカ映画ニューヨーク1997』の主人公、スネーク・プリスキン

趣味・嗜好

愛煙者
喫煙者で、愛用の煙草は先折り煙草のモスレム、『メタルギア』『メタルギア2 ソリッドスネーク』ではラッキーストライカーを吸っていた。また、『MGS』では胃の中に隠して現地へ持ち込んだ。『メタルギアソリッド4』ではザ・ボスなる銘柄を吸っているが、エンディング後はビッグボスの言葉で生きる事に前向きになったのもあり、「煙草は止めた。健康に悪い」と発言し、禁煙した。また、ほんの少しだけ葉巻を口にしたこともある。文庫版『メタルギアソリッド』ではニコチンベースの煙の出ない煙草を自作しており、胃の中に入れて持ち込もうとしたが、吐き出すことを考えて躊躇したため断念している。ゲーム版と違って外から煙草を持ち込んでおらず、味が落ちるのは妥協して、任務中に敵から奪ったものを吸っている。『メタルギアソリッド2』ではジョージ・ワシントン・ブリッジで煙草を投げ捨てていたが、『MGS4』では時代の変化から携帯灰皿を使用するようになっていた。ノーマッド機内ではサニーによって禁煙となっているが、あまり守っておらず、キッチンの換気扇の前で喫煙してサニーに吸殻を発見され注意されてうんざりしている。
女好き
女性好きであり、ウィットに富んだ口説き文句を好む。作戦中でも初対面の女性に次々と口説き文句を言うが、実際に面と向かうと大胆には振舞えない奥手であり、オタコンいわく「言うだけ番長」。『MGS』ではメリルと親密な関係になるが、その後の『MGS2』開始時には既に彼女の前から姿を消している(小説版でより掘り下げられているが元々彼自身はメリルに対しては保護者のような感情が強く、恋愛対象としての意識は低かった)。
ダンボール
潜入任務においては、ダンボールドラム缶など、かぶって身を隠す道具を好み、ビッグシェル占拠事件で行動を共にした雷電に対しても無線でダンボールの良さを熱く語っている。 雷電に段ボールを被った人間に対する「あからさまにカッコ悪い」という感想を言われた際は強い不快感を示していた。
犬ぞり
アラスカで隠遁生活を送っていた際に犬ぞりにも凝っており、その為にオオカミ犬の特徴も熟知していた。

ソリッドら3人のスネークたち(ソリッド、リキッド、ソリダス)の中では容姿から嗜好や単独潜入任務を最も得意とする点に至るまで若き日のビッグ・ボス(ネイキッド・スネーク)に最も似た特徴を持つ。ただし、映画に興味を持たなかったネイキッドに対し、ソリッドは作中で映画になぞらえた発言をしているなど知識はある模様。また、ネイキッドは、パラメディックなどの雑学など興味のない話に対しては、そっぽを向いているが、ソリッドはオタコンの曖昧な言い方や、ミラーのじらした言い方などでも相手の話はとりあえず最後まで聞き、控えめに突っ込む事もあるなど細かい言動や性格による違いはある。

嗜好についても同じ愛煙者ではあるが、ソリッドは煙草を好みさらにシリーズを通して様々な銘柄のものを吸っているのに対して、ネイキッドはシリーズ中一貫して同じ銘柄の葉巻を好んでいる。ダンボールに関しても純粋に潜入任務の為のアイテムとして被る事を好んでいたソリッドに対して、ネイキッドはダンボールを被るという行為そのものを好んでいた節がある。

容姿についても非常によく似ているものの肌の色など細部は異なっている。これは後述する通り彼はビッグ・ボスの純粋な複製体ではないからである。

ゲスト出演したゲーム『サルゲッチュ』では6か国語に加え、サルの言葉も理解できることや、隠れんぼは得意だがあまり好きではないことなどが判明した。『大乱闘スマッシュブラザーズX』(以下『スマブラX』)ではメイ・リンからナルシスト扱いされている。

戦闘技術

全般
FOXHOUND所属以前のグリーンベレー時代から空挺降下スクーバダイビングフリークライミングのエキスパートだった。小火器から携帯型ミサイルまで多くの銃器、兵器を使いこなし、『MGS4』では代理母であるビッグ・ママ(EVA)から「さすが自分の息子」と賞賛されている。
近距離戦闘術(CQC)
素手での格闘術にも長けており、近距離戦闘CQCもマスターしている。CQCはFOXHOUND時代にビッグ・ボスから伝授されていたが、反逆者から教えられた技術として自ら封印していた。ビッグ・ボスの情報が解禁され、技術が公表されるとスネーク自身も使用を解禁し、それに伴い戦闘において「ナイフ刃物は使わない」とする主義を改めている。ビッグ・ボスはハンドガンによるCQCのみしか習得していないが、ソリッドはアサルトライフルなどの火器でCQCを仕掛ける技術も習得している。
『バンドデシネ』では『MGS2』の時点でCQCを披露しており、ソリダス戦においては気絶した雷電の代わりに高周波ブレードでソリダスと戦うシーンが存在する。

来歴・関わった事件

FOXHOUND入隊以前

1972年誕生。「恐るべき子供達計画」により、ビッグ・ボスのクローンとして人工的に生み出される。母親は計画に携わっていた日本人の女性科学者。そして彼女の卵子と、ビッグ・ボスの細胞を使い、代理母(サロゲート・マザー)となったのがEVA(後のビッグ・ママ)である。

少年時代のことはあまり明らかにされていないが、複数の育ての親のもとを転々としていた。文庫版『メタルギアソリッド』において10歳までアメリカ・オハイオ州の小さな町で訓練を受けながら暮らしていたことが語られた。当時は、夏になると開かれる個人営業の小さな遊園地に入り浸り、ローラーコースターお化け屋敷といったアトラクションが大好きな普通の子供らしい一面もあったことが描かれている。また、コラボレーション作品になるが『メサルギアソリッド』ではハカセとキャンベルの会話から、「目つきの鋭いガキ大将」「昔からかくれんぼが好きな子じゃった」と言われ、子供時代からこの二人との交友があったことが描写されている。

19歳前後でグリーンベレー(アメリカ陸軍特殊部隊)と共にイラク西部に潜入した湾岸戦争が初陣とされ、後に特殊部隊FOXHOUNDに入隊している。

アウターヘブン蜂起

1995年。南アフリカの奥地ガルツバーグに存在する武装要塞国家アウターヘブンに潜入した3人のFOXHOUND隊員のうちの一人だった。新人ではあったが、次々と困難な任務を遂行しアウターヘブンの中核である核搭載二足歩行戦車メタルギアやFOXHOUND総司令官のビッグ・ボスこそが黒幕だという真相にまでたどり着いてしまう。そして核搭載二足歩行戦車メタルギアを破壊し、正体を現したビッグ・ボスを倒してアウターヘブンを陥落させた。この一件から、「伝説の英雄」「不可能を可能にする男」と呼ばれるようになる(ただ、アウターヘブンで倒されたビッグ・ボスはファントム(ヴェノム・スネーク)であり、本物のビッグ・ボスはのちのザンジバーランドとなる新しい国家の建国のために赴いていたことがMGSV:TPPで明かされている)。この後、FOXHOUNDを除隊。CIAのスカウトにより秘匿工作員(ディープ・カヴァー・エージェント)の非公式身分(ノンオフィシャル・カバー)として働くが、局の体制に不満を抱き反発、約半年でCIAを退職する。

ザンジバーランド騒乱

1999年12月24日。カナダの奥地で療養生活を送っていたが中東の独立武装要塞国家ザンジバーランドが多数の廃棄核兵器を抱えて蜂起し、さらに枯渇が問題視されていた石油を精製可能な微生物「OILIX」を発見したキオ・マルフ博士を拉致し、世界に対して軍事的、経済的に優位に立とうとする。 事態を重く見た米国政府上層部と総司令官に昇格したロイ・キャンベルのもとで新体制に移行していたハイテク特殊部隊FOXHOUNDの要請で再び召集。独立武装要塞ザンジバーランドの調査とキオ・マルフ博士の保護の為にザンジバーランドに潜入する。数々の名の知れた傭兵達と激戦を繰り広げ、メタルギア改Dを破壊してかつての戦友グレイ・フォックスと地雷原の上で殴り合いこれを制した。 最終的には装備も失い満身創痍の状態になりながらもザンジバーランドの首領として姿を現した本物のビッグ・ボスと戦い、ライターとスプレー缶による即席の火炎放射器でついにビッグ・ボスを倒し、ザンジバーランドを陥落させた。 そしてOILIXのデータを回収し、保護したジャーナリストのホーリーと共にザンジバーランドから脱出した。 この頃からトレードマークであるバンダナを着けている。

しかしこの事件でビッグ・ボスに言われた「我々の闘いは終わらない 敗者は戦場から解放されるが勝者は戦場に残る そして生き残った者は死ぬまで戦士としての人生を全うするのだ」という言葉が心にトラウマとして刻まれた事でその後、再びFOXHOUNDを除隊してアラスカで6年もの間、隠遁生活をおくることになる。

シャドー・モセス島事件

2005年2月下旬。2回歴史に名が残らぬ殊勲者となった後はアラスカ山脈ツイン・レイクスの湖畔で犬橇使いとして生活を送っていたが、アイディタロッド国際犬橇レースへ参加する直前、元FOXHOUND総司令官ロイ・キャンベルから拉致同然の手段で強引に召喚され、新型のメタルギアREXを奪取したハイテク特殊部隊FOXHOUNDと次世代特殊部隊による武装蜂起が発生した核兵器廃棄処理施設シャドー・モセス島に単独潜入することになる。(この為、序盤の頃はかなり不機嫌だった)

潜入前にナオミ・ハンターによって身体機能を補助する各種ナノマシンを注入される(体内通信に使用するバッテリーもこの時注入されたナノマシンが充電を行っている)。また、この時ペンタゴンの命令でナオミにより殺人ウイルスFOXDIEも同時に注入されており、FOXDIEのベクター(運び屋)として利用される。これによってアンダーソン局長(に擬態したデコイ・オクトパス)、ベイカー社長、リキッドが結果的に死亡し、スネーク本人もいつ発症するかも分からない状態のまま体内に潜伏させることになる。

ビッグ・ボスの遺伝子を受け継ぐ次世代特殊部隊隊員やFOXHOUND隊員との死闘を繰り広げ、グレイ・フォックスとも再び戦うことになったが、後に彼の命がけの援護を受けてメタルギアREXの破壊に成功。事件の首謀者であり、ビッグ・ボスの遺伝子を受け継ぐもう一人の「蛇」リキッド・スネークから己の出生の秘密を教えられその事実に愕然とするも、最後は彼との対決に臨み、激闘の末に辛くも勝利する。

そして事件を通じて様々な人々と出会い、様々な事実を知ったことで最終的には「自分だけでなく誰かの為に生きる」「より良い未来を後世に残す為に戦う」という新たな道を見出せたことをメリルに伝えて彼女と共に脱出した。(表向きはキャンベル大佐によってジープでアラスカの海に沈んで死亡したことにされた)

その後はオタコン達と合流して反メタルギア財団「フィランソロピー」を結成し、彼らと共に新たな戦いに乗り出していく。

マンハッタン沖タンカー沈没事件(タンカー編)

2007年8月8日。シャドー・モセス島事件後、ブラックマーケットを通じて世界中に製造技術が流出したメタルギアを根絶する為に、NGOとして反メタルギア財団「フィランソロピー」の工作員として極秘裏に開発された新型メタルギアの情報を得て、海兵隊の偽装タンカーに潜入する。そこでロシア私兵部隊の女性隊員オルガ・ゴルルコビッチと出会い、新型メタルギアの存在を確認することにも成功したが、リボルバー・オセロットの策略によってメタルギアは奪われ、タンカーは爆破。スネークは海中に消える。世間にはタンカー爆破テロの首謀者はソリッド・スネークだと報道され、彼の遺体も見つかったとされていたが、実際はオタコンの用意した救命艇で生き延びており、遺体はリキッド・スネークのものを使った偽装だった。

この頃は髭を生やしているが、条件によって髭を剃る場合もある。なお、この作品から彼の任務開始時に言う「待たせたな」のセリフが生まれ、本シリーズを代表する名台詞となった(後の作品では彼の他にもオタコン、雷電、ビッグボス〈ネイキッド・スネーク〉がこの台詞を言っている)。

最終盤にて、常人より早く老化が進んでいることをオセロットに指摘される。

ビッグ・シェル占拠事件(プラント編)

2009年4月29日。愛国者達の思惑によって建造された巨大海上除染プラント「ビッグ・シェル」に海軍が研究していた新型メタルギアの情報を聞き、さらにその計画に十数年も音信不通だった相棒のオタコンの義妹が関わっているという情報もつきとめて潜入することになる。 政府関係の技術者という名目でSEALsに随行する形で潜入したオタコンと同時期に彼の方は海中からのダイビングで雷電より先んじて潜入し、その後ビッグ・シェル内でオタコンと合流する。(雷電が潜入する前に海中のオイルフェンスが切断されて誰かが潜入した形跡があった)

プラント編の主人公である雷電の前では、当初Navy SEALsチーム10の隊員に変装し、「イロコィ・プリスキン」という偽名を使っていた。無線で連携しながら雷電と別行動を取り、爆弾処理やビッグ・シェルの実態調査を進めた。

ビッグ・シェルのそのものの正体が新型メタルギア「アーセナルギア」であることを突き止めた後は、雷電を囮に使い、オルガの協力を得てアーセナルギアに潜入する。オセロットの意思を乗っ取ったリキッド・スネークがメタルギアRAYで逃走した際には発信機を取り付けている。ソリダスとの戦いに勝利した雷電に、「愛国者達」に攫われたというオルガの子供を救出するとメッセージを残して姿を消した。

その後再び雷電と合流し、オルガの子供であるサニーを救出しようと計画するが老化現象の進行により救出を断念。雷電にサニー救出を任せ、オセロットの行方を探る。

ガンズ・オブ・ザ・パトリオット事件

2014年。「オールド・スネーク」 (Old Snake) として登場。本作ではノーマッドという航空機を拠点として、オタコンに加えてMGS2の後に雷電が救出したオルガの娘のサニーと3人で暮らしている。クローンとして誕生した遺伝子操作の影響から40代とは思えないほど肉体が老化しており、白髪に髭を生やした姿となる。任務の際は低下した身体機能をマッスル・スーツを兼ねる新型スニーキングスーツで補っている。 キャンベルからの情報でリキッド・オセロットが民間軍事会社アウターヘブンを率いて世界のPMCを影で操り蜂起を目論んでいるという情報を受けて彼の抹殺を遂行すべく世界各地の戦場を転戦し、BB部隊などの強敵と戦い彼女達を次々と浄化した。 さらに因縁の地であり全ての出発点でもあるシャドー・モセス島にもシステム管理前の核発射用レールガンを求めるリキッドを追って再び舞い戻り、かつて自身が破壊したメタルギアREXに今度は自分が搭乗してオタコンのサポートを受けて戦いリキッドが操るメタルギアRAYを撃破する。 挙句の果てには最終決戦では通常の人間なら数秒で死亡、蒸発してしまうほどのマイクロ波の中を進み、リキッド・オセロットと激しい格闘を演じるなど、衰えた老体を極限まで酷使することになったが、リキッドによる核の発射を辛うじて阻止することに成功した。その後はオタコンがマークIIIを使って打ち込んだFOXALIVE(ナオミの渡したデータをもとにエマのワームを取り込んでサニーが作成したもの)によって「J.D.」を含む愛国者達のA.I.ネットワーク全体が破壊されたことで全てを終わらせた。

戦争終結後はリキッド・オセロットとの最後の戦いに挑み、苦戦しながらも最後は彼を打ち倒し決着をつけた(この際にオセロットからは「いいセンスだ」というかつて自分がビッグボスに贈られたのと同じ賞賛の言葉を贈られている)。

なお、「オールド・スネーク(スネーク爺さん)」とは、老化の進んだ姿からドレビンやオタコンからつけられた通称で、スネーク自身は気を落としていた(これを言われると気力ゲージが下がる)。

その後

『MGS4』の劇中で、ナオミの検査で体内に残存していた標的型ウイルスFOXDIEが変異を起こして目標識別能力を失い、無差別な致死性を獲得する可能性が高いことが発覚する。周囲に死をまき散らすことを恐れ、リキッド・オセロットとの決着後、ビッグ・ボスの墓前で拳銃を口に咥えて自殺しようとしたが、上手くいかず、更にその場に現れた死んだはずのビッグ・ボスと再会する。彼の口から事の全ての真実と、既に戦う必要も自分が死ぬ必要も無い事を告げられた直後、新型FOXDIEによる発作で苦しみ死に逝くビッグ・ボスを看取った。ビッグ・ボスは死ぬ間際、彼の生き様こそがまさに「世界を変えるのではなく、ありのままの世界を残す為に最善を尽くす」「他者を尊重しつつ自らの意思を信じる」というザ・ボスの目指そうとした意志そのものである事を悟り、スネークを息子だと思った事は無いが、1人の戦士、そして1人の男として尊敬していると語り、彼に対して「残りの人生を戦い以外に使い、蛇(スネーク)としてでなく、人(デイビッド)として生きろ」と言い残した。

その後のスネークは、ビッグ・ボスの遺言通り、残された余命を生きるべく、最後までスネークと共にあり彼の全てを記録し後世に語り継ぐことを決めたオタコンと共に、世界の進む道を見届ける事を決意する。(この際に体に悪いとして煙草をやめた) そしてそのオタコンがある人物に渡した手記という設定の小説版では、その後は幸せな余生を送り安らかに眠りについたと語られている。時期は不明だが4年後のサニーの結婚式の時点で既に死亡しているらしく、続編の『メタルギア ライジング リベンジェンス』では登場せず、雷電の話にのみ挙げられている。

肉体

ビッグ・ボスのクローンとして

自身の肉体は、ビッグ・ボスの細胞とクラーク博士の助手である日本人女性の卵子を元に、ビッグママを代理母としてクローンとして生み出されたものだが、各種遺伝子操作を受けているため完全な「複製体」というわけではなく、厳密には「限りなくクローンに近い別人」である。オリジナルであるビッグ・ボスとの関係は遺伝学的に言えば通常の親子の遺伝子配列の違いに近く、ダンボールへの拘りや喫煙、犬ぞりなど共通の嗜好も持っている。

他の勢力にクローンとして利用されないよう、生殖能力の除去や寿命の短縮といった遺伝子操作を受けている。このためスネークは人として子孫を残すことができないだけでなく、40代の頃には70代並に肉体の老化が進行することになる。急激な老化現象に関しては、当初「当時50代だったビッグ・ボスの老いた細胞を使用して生み出されたため」と推測されていたが、後にナオミによって否定されており、本当は上記の通り意図的にテロメアを短縮されていた。実際に「恐るべき子供達計画」の時点ではビッグ・ボスはまだ37歳であり、50代の細胞が原因とする説では矛盾が生じる形になっている。

これからのソリッド・スネーク

シリーズ通しての監督で、『MGS4』まで『メタルギア』シリーズのゲームデザインを務めた小島秀夫は、『MGS4』をメタルギアソリッドシリーズの完結作としており、『MGS5』以降で彼の主役としての出演は考えていないと述べている。理由を「ソリッド・スネークはキャラクターが立ちすぎていて既に『伝説の傭兵』となっているのに、初心者が『伝説の傭兵』を操作するのはちょっとおかしい話となり、ゲームデザイン的に困るため」としており、これは『MGS2』で雷電が新たな主人公として登場した理由にもなっている。

MGGB、MGAシリーズのソリッド・スネーク

GBCメタルギア ゴーストバベル』、PSPメタルギアアシッド』にも主人公として出演しているが、小島秀夫監督作品とは世界観・時間軸を別にしているため、ソリッド・スネークの経歴・過去が違う。こちらの世界では「恐るべき子供達計画」が存在しておらず、彼はビッグ・ボスのクローンではなく実子である。高い戦闘スキルを持った兵士である点は共通しており、20世紀末(1995年という、本編で設定された明確な年代はこちらでは提示されない)に武装要塞アウターヘブンを単独で壊滅させ、ビッグ・ボスを打ち破った経歴も本編のスネークと同様であるが、この段階で時系列は分岐しており、こちらのスネークはザンジバーランド騒乱以降の事件を経験しない(ただし、司令官と部下という関係でロイ・キャンベルと接触を持ったことはあったようである)。アウターヘブン蜂起から4年後に引退し、以後は実父を殺した罪悪感と自責の念に駆られて自殺願望を抱くまでに至りながらも隠遁生活を送る。

武装要塞ガルエードへの潜入

引退から3年後、中央アフリカのジンドラ解放戦線の拠点である武装要塞ガルエードが、かつてのアウターヘブンと同じ位置に建設され、さらに新型「メタルギア」が奪取されたのに際し、ロイ・キャンベルの招聘に応じて再び戦場へと舞い戻る。この際、パラレルワールドのメイ・リンと出会っている。仲間の裏切りなどに遭いながらも、ガルエードを占拠していた傭兵集団ブラックチェンバーとメタルギアガンダーを壊滅させ、クリス・ジェンナーとともに無事に生還。今回の事件の糸を引いた黒幕へ戦いを挑むためにどこへともなく去って行った。

ロビト島占拠事件

2016年。謎の人物が次期大統領候補ヴィゴ・ハッチの乗った旅客機をジャックし、ロビト島研究所にある「ピュタゴラス」を要求するという事件が発生し、CIAのロジャー・マッコイの懇願によって任務への復帰を決意する。任務中、ロビト島を舞台に人体実験を行っていた科学者ハンス・ディヴィスの記憶が自らの頭の中に流れはじめ、自分はソリッド・スネークであるとともにハンス・ディヴィスとしての顔を持っていたのではないかという疑念にさいなまれるが、それは結局、その実験の被験者であり超能力者であったアリス・ヘイゼルによる工作の産物であったことが判明する。最終的には、スネークや、行動を共にした女性兵士テリコ・フリードマンのあずかり知らぬところで多くの思惑や陰謀が交錯したものの、メタルギアKODOQUEを無事に破壊し、島から脱出。テリコと共に登山をすることを約束する。

なお、この後、ストラテロジック社の事件においてもスネークと呼ばれる人物が事件解決のために活躍するが、それはソリッド・スネークではなかった。

その他の出演作品

携帯アプリ『メタルギアソリッド モバイル』(コナミ)
主人公として登場している。
PS2メタルギアソリッド3 スネークイーター』(コナミ)
同作の本編はネイキッド・スネークを主人公としていたが、おまけのエクストラモードとしてゲーム『サルゲッチュ』シリーズ(SCE)とのコラボレーションミニゲーム“猿蛇合戦”が収録されており、ソリッド・スネークが『サルゲッチュ』のキャラクター「ピポサル」を追いかけるミッションに参加していた。さらに『MGS3 SUBSISTENCE』には新規ステージを追加した『猿蛇合戦 完全版』も収録された。『20th ANNIVERSARY』には再録されていない。
劇中では夜中に叩き起こされている上、スネークはメタルギア破壊にうんざりしている設定になっている。
PSP『メタルギアソリッド ポータブル・オプス+』(コナミ)
『MGS4』に先駆けて「オールド・スネーク」が追加ユニークキャラクターとして登場している。
PS2『サルゲッチュ3』(SCE)
上記の逆コラボレーションとして、スネークの能力を移植されたピポサル「ピポスネーク」が活躍するミニゲーム『メサルギアソリッド スネークエスケープ』が収録され、これにもソリッド・スネークが登場することになったが、『MGS3』のデータを流用しているため、外見はネイキッド・スネークと同じになっている。
GBA『続 ボクらの太陽 太陽少年ジャンゴ』(コナミ)
ソリッド・スネークと同じ大塚が声を担当し、「異世界から来たのでは」「潜入任務が得意」という特徴を持つ記憶喪失の男性「???(ハテナ)」が登場する。正体については明言されておらず、あくまで「謎の人物」とされている。
PS2、GC『Evolution Skateboarding エヴォリューションスケートボーディング』(コナミ)
雷電と共に操作キャラとして参加している。『MGS2 SUBSTANCE』収録の「SKATEBOARDING」モードに近い。
PS2、GC『ドリームミックスTV ワールドファイターズ』(ハドソン)
コナミ、タカラハドソンの共同制作。コナミキャラクターの誰かでクリアすると出現する隠しキャラクターとして登場している。スネーク独自のストーリーなどは無いが、通常の『MGS2』の服装に加え、カラーチェンジで兵士姿のイロコィ・プリスキン、タキシード姿、『MGS』の服装を選べる。攻撃手段は主に格闘とC4爆弾。勝利メッセージのひとつで「ダンボールがあればもっと楽かもな…」と発言している。
Wii大乱闘スマッシュブラザーズX』(任天堂)
隠しキャラクターとして登場。『スマブラX』のゲスト出演は、小島がディレクターの桜井政博に直々に嘆願したことから実現したもの。『メタルギアシリーズ』本編での特徴が再現されているが、台詞や武器にネイキッド・スネークの特徴もいくつか取り入れられている。攻撃手段はCQCでの格闘を主とし、ナイフ銃器は日本国外における対象年齢の規制により使用しない。RPG-7グレネード地雷などの爆発物も使用し、桜井ディレクターは「豊富な重火器」という個性をつけている。また、基本的に短いセリフか掛け声だけである参戦キャラクターの中において、スネークは無線中のやり取りがあるためセリフが最も多い。
DSヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート』(コナミ)
日本語ローカライズ版の単語にはコナミのゲームキャラクター名の一部が追加登録されており、「ソリッドスネーク」「オールドスネーク」「ビッグボス」とノートに書くと、それぞれのキャラが出現する。スネークとビッグ・ボスが対面すると戦闘状態となる。なお、続編『スーパースクリブルノーツ』では削除され、彼らとエビス丸のみ登場しなくなっている。
PS3、PS4Xbox 360Xbox OneメタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ』(コナミ)
特別ミッション「デジャヴ・ミッション」で特定の条件をクリアすることで、『MGS』時の「ソリッド・スネーク」または「サイボーグ忍者」(なお、顔はグレイ・フォックスではなく、『MGS』時のソリッド・スネークの顔に書き換えたもの)でプレイできるようになる。
Nintendo Switch大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(任天堂)
『X』以来10年ぶりの登場。『X』からの変更点として、攻撃手段から地雷が削除され、最後の切り札「グレネードランチャー」がロックオンするタイプの多弾ミサイル「援護射撃」になり、シリーズシンボルがかつてのFOX部隊の部隊章から敵発見時の「!」マークになった。

脚注

  1. ^ 正確な没年は不明だが、2018年までには既に故人となっている。
  2. ^ 小島秀夫が「『機動戦士ガンダム0083』でアナベル・ガトーを見て決めた」という(HIDECHAN! ラジオ第11回ゲスト大塚明夫より)。
  3. ^ 作中序盤、メタルギアMk. IIと遭遇する場面に表示。ガンズ・オブ・ザ・パトリオット事件時点。
  4. ^ 英語のほか、フランス語チェコ語ロシア語などに堪能とされる。
  5. ^ MGS2 新川洋司インタビュー第4回”. 2015年9月26日閲覧。
  6. ^ リキッドを始めとした多くの敵からもそのことを指摘されている
  7. ^ 小島秀夫はシリーズガイドブック『METAL GEAR SOLID naked』や、その他の自著、インタビュー、対談などで明言している。
  8. ^ ビッグ・ボスと関わりの深いリボルバー・オセロットは、加齢した姿については、純粋なクローンであるソリダスの方が「瓜二つ」だと評している。
  9. ^ メタルギアソリッド3での無線でネイキッドはシギントにダンボールを被ったことについて「被らなきゃいけないという使命感のようなものを感じた」「あるべき場所に収まったようでとても落ち着く」と語っている
  10. ^ 小説版では、ハッキングによりCIAのデータベースからCQC技術を入手し、相棒のオタコンを実験台に習得したという設定になっている。
  11. ^ ビッグ・ボス自身はあくまで情報撹乱が目的で新人のスネークを自ら送りこんだマッチポンプだったのだがそれが完全に裏目に出た
  12. ^ 説明書に記載されている。
  13. ^ タンカー内に設置されたコンピュータのログイン画面に表示されている。
  14. ^ オープニングで日付が示されている。
  15. ^ 「イロコィ」とはアルゴンクイン語(ネイティブ・アメリカンの言葉)で「毒蛇」を意味する。「プリスキン」はスネーク・プリスキンからそのままとったもの。階級も、スネーク・プリスキンと同じ中尉を詐称した。
  16. ^ デジタルコミックである『バンドデシネ』では結末が若干異なり、ソリダスとの決着はスネーク自身がつけている。
  17. ^ オタコンの端末ロボットであるメタルギアMk.IIIも損傷しつつ随伴していたが、小説版ではMk.IIIに対マイクロ波コーティングを施したという説明がある。スネークのスニーキングスーツにも、その構造上かなり不十分なものだが対策は施されていた。
  18. ^ また、愛国者たちによって新たに注入された新型FOXDIEの増殖によって変異型FOXDIEの脅威はなくなったこと、また新型FOXDIEも同様にいずれは変異を起こすが、その前にスネーク自身の寿命が先に尽きるで
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    出典:wikipedia
    2020/06/07 09:38

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