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トランス_(音楽)とは?

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トランス(Trance)は、ハウスから派生したエレクトロニック・ダンス・ミュージックの一種である。130から150くらいまでのBPM(テンポ)のリズムに加え、うねるような旋律を奏でるのが特徴。そのリズムやメロディは、さも脳内の感覚が幻覚催眠を催す「トランス状態」に誘うかの様な様式からトランスと呼ばれている。主にクラブシーンやレイヴパーティーなどでDJらによってターンテーブルまたはCDプレイヤーなどを用いて演奏される。トランスミュージックの中には2つの大きな流れがある。

目次

  • 1 歴史
  • 2 派生分類
  • 3 関連項目
  • 4 外部リンク

歴史

ダンスミュージックとしてのトランスは、1980年代中期にアシッド・ハウスから派生した。ハウスから派生したのかテクノから派生したのかは難しいところであるが、テクノ組のトランス参入は中期以降である。現在のトランスミュージックは主に西ヨーロッパ圏を中心に流行しているトランスと、世界規模で流行しているサイケデリックトランスがあり、これらは互いに影響を与えあいながらも異なった変化を遂げてきた。ドイツフランクフルトで誕生したトランスは隣国ベルギーのニュービートなどから強く影響を受け、リズミカルなドラムパターンや叙情的なメロディを持っており、現在のトランスミュージックの基礎を作った。また1990年代初頭からインド西海岸のゴア地方に持ち込まれたジャーマンやベルジャンを初めとするハードコアテクノやジャーマントランスなどが、1993年から1994年頃ゴアトランスに発展した。

日本では2000年代以降、avexが「サイバートランス」として大きく取り上げ、当時の若者文化を介して一般にもトランスというジャンルを認知させた。

派生分類

アシッドトランス(Acid Trance )
アシッドテクノから派生した。当時テクノやハウスで定番の機材となっていたローランドTB-303ベースシンセサイザーのうねった音でメロディーや展開を作っていたのが特徴である。代表的なアーティストはハードフロアアート・オブ・トランスなど。
ゴアトランス
ヒッピーの聖地、インドゴア地方で誕生し発展したトランス。イスラム音階などの民族音階を用いたメロディや、宗教を思わせる民族的なパーカッションや音声をサンプリングし、有機的で民族的な楽曲が多いのが大きな特徴である。1990年代前半から後半にかけて大きく流行したが、現在ではゴアトランスから発展したサイケデリックトランスに取って代わられた感がある。なお、当時シーンを牽引したアーティストはイスラエル出身が多かった。
サイケデリックトランス
1990年代後半にゴアトランスから派生したジャンルで、ゴアトランスと比べるとよりハードかつ無機質で金属的な質感の音色が多用されているが、明確な境界はない。2000年以降に世界各地で流行の兆しを見せ、イスラエル、イギリスフランスを始め、オーストラリア南アフリカロシア、そして日本などのレーベルからCDがリリースされている。代表的なアーティストはGMSTALAMASCASKAZIINFECTED MUSHROOM、Man With No Name、The Infinity Project、Kox Box、HallucinogenShpongle、Astral Projection、ジュノ・リアクターなど。
ユーロトランス (Euro Trance )、ハンズアップ(Hands Up )
主にヨーロッパを中心に展開されているトランス。かなりハードなキックとベースラインなどハードコアテクノの派生とも言える要素も含まれているが、比較的音数が少なくアップテンポでメロディアスなメロディーラインが特徴と言える。
ダッチトランス(Dutch Trance )
1990年代後半に派生したユーロトランスの1ジャンル。ローランド製JP8000/8080シンセサイザーに搭載されたSuper Sawオシレーターの音色を多用した楽曲が多く、それを利用した壮大でメロディアスな楽曲が代表的である。1998年にリリースされたSystem F Out Of The Blueで西ヨーロッパを中心に流行したが、主要なアーティストの多くがよりプログレッシブな音へシフトしたこともあり現在は下火である。なお、System Fを始めとする代表的なアーティストの多くがオランダ出身であり、オランダを中心に流行し始めたことからダッチ(Dutch:オランダ人)トランスと呼ばれている。しかしスタンダードになってしまったが故に特徴を示すジャンル名としては形骸化してしまっている。代表的なアーティストはFerry CorstenArmin van BuurenTiëstoRank 1など。
プログレッシブトランス(Progressive Trance )
このジャンルはテクノやハウスなど他のジャンルとクロスオーバーする傾向が強く、プログレッシブハウスとの明確な線引きもないためしばしば混同して呼称される。プログレッシブ(進歩的)の名の通り、既存のカテゴリーにとらわれない実験的でジャンルレスな楽曲が多いのが特徴である。また海外ではこれらのジャンルを総称してプログレッシブダンスミュージックと呼称することもある。括る言葉はまだ生まれていないがプログレッシヴトランスというジャンル内でも2つのタイプに分かれる。1つはSasha、John Digweedらプログレッシヴハウスの延長線上にいるタイプ。もう1つはMarkus Schulzに代表されるユーロトランスと密接に連携してきたタイプで、こちらは2004年以降増えており今日の主流となっている。代表的なアーティストはSashaSander Kleinenberg(ハウス寄り)、Markus SchulzGabriel & Dresden(トランス寄り)など。
エピックトランス(Epic Trance )
1990年後期日本のクラブ誌LOUDの執筆DJらにより専ら使用され始めたのが国内での起点であり、その軌跡は当時のインディーズ版やメジャー版の出版の際のライナーノーツでも引用を確認できる。また当時SAWオシレーターの音色からシンセサイズしたピチカート音が多用され、これらもエピックトランスっぽいと云われた。2000年代初頭より現在定義されているような、いわゆる日本のクラブシーンでプレイされている壮大かつ荘厳なトランスの総称として根付いた。後者は日本ではカテゴリー名としてしばしば用いられるが、海外ではどちらかというと曲の特徴(壮大・荘厳)を表現する際によく使用されている。(例:Epic, Melodic, Uplifting等)
エピック」と呼ばれる音楽ジャンルが存在するが、同じく壮大・荘厳といった曲の特徴から由来してこう呼称されているが、全く別の音楽ジャンルとして区別される。
ユーフォリックトランス(Euphoric Trance )
ドイツではジャンルとして定着している。明確な線引きはないが、癒しや恍惚、トランス本来の要素を含んでいる曲を指す。代表的なアーティストはKyau vs. Albert、Ronski Speed、Above & Beyond、Smith & Pledgerなど。
テックトランス(Tech Trance )
2000年頃にハードトランスのスタイルの1つとして作られ始めたが、2004年にエピックトランスを作っていたアーティストの一部がこちらのジャンルにシフトしたことでシーンが隆盛し、市民権を得た比較的新しいトランス。テクノの持つミニマルな展開やリズパターンを強く意識した楽曲が多く、プログレッシブトランスと共に現在西ヨーロッパで主流ジャンルの1つとなっている。テックハウス、ハードトランス(ダンス)から転向したDJも多い。代表的なアーティストはTiësto、Marco V、Randy Katana、Mark Sherry、John Askew、Sander van Doornなど。
イビザトランス(Ibiza Trance )
スペインのリゾート、イビサ島を中心に発信されるユーロトランスの1ジャンル。ピアノボーカルアコースティック・ギターの入った楽曲が多く、ハウス的な要素も持ち合わせているためバレアリックハウスと呼ばれることもある。代表的なアーティストはATB、Fragma、Solar Stoneなど。
ジャーマントランス(German Trance )
かつてジャーマン系DJの曲はこのように総称された。時期としては、90年代前半の曲を指す場合が殆ど。代表的なアーティストはPaul van DykHumateCosmic BabyJam & Spoonなど。
ハードトランス(Hard Trance )
ハードドランスは、ハードダンスというジャンルのサブカテゴリーにあたる。
激しいビートが特徴のトランス。
代表的なアーティストは、YOJI BIOMEHANIKA、Lab-4、DJ Scot Project、Dark By Design、Guyver、Emilio、Nostic、
テックダンス(TechDance )
2007年にYOJI BIOMEHANIKAが提唱した「トランスよりもテッキーでグルーヴィーな楽曲群」を指す。海外ではローリングテクノとも言われることもある。
"TechDance"という言葉は、YOJI、Stering Moss、Oliver Klitzingの3人で決めて作られた。TechDance
テックダンス はハードダンスというジャンルのサブカテゴリーにあたる。
回転するようなドラムのグルーヴ感が特徴である。キックドラムは必ずしも重ねたり、被せるように鳴るのが、必須というわけではない。中には、キックドラムによらず、パーカッションにより、回転するようなグルーヴ感を出している曲もある。
一般的に知られている曲のBPMレンジは、140 -143の間である。
パーカッションに、よりディストーションが効いた、裏打ちの激しいシュランツ(SCHRANZ)というドイツ発祥のハードテクノ(150BPM以上)の一種の影響を受けていたり、ダブステップの要素がある曲、オールドスクールレイヴの要素がある曲、ハードドランスや、ハードスタイルの要素を取り入れた曲など多様である。
代表的なアーティストはYOJI (現 YOJI BIOMEHANIKA)、REMO-CON、GEORGE-S、TOSHIO UEKI、NISH(現Ken Plus Ichiro)、Ryoji Takahashi
海外では、Sterling Moss、Oliver Klitzing、Vandall、Joe-E、Neal Thomas、BRENT SADOWICK、DJ Audy(現Memory Loss)、BOOTEK(Phil York)、Re-Born&Verjo、Ash Preston、Busho、Lee Mac、Diablik、DJ Husband、Aaron Olson、Andy Richmond、Ricky-T、ORGAN DONORS、Fabio Stein、など。
第二世代アーティストとしてNIGHT LIBERATOR、OVERFLOW、SHIBEE、NI-21など。
主要レーベル:Hellhouse Recordings、R135 Tracks、CGI Music、Harderground Recordings、die Tunes、Trancewarez Music Publishing、Tech Fu Recordings、Tuna Tech、Virus Audio、NTR、Metaktrax、rtrax、exbit trax、Electric Releases、Ominous Digital
ロシアントランス(Russian Trance )
ジャンル名ではなくジャーマントランス・ダッチトランスと同意でロシア系のDJの曲の総称。日本ではあまり認識されていないが、近年のロシアのクラブシーンの隆盛は著しい。一過性の現象に終わるかと思われた2001年のPPKの登場から3年を経た2004年、Bobina、Vadim Zhukovという新星が欧州のクラブシーンへ進出した。両者共にU.K. オランダの複数のレーベルと立て続けに契約、その後多くのロシアのDJが欧州進出を果たしている。また、プログレッシヴトランスシーンの拡張も近年顕著である。

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