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ドラえもんとは?

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『ドラえもん』の主要キャラクターの像(高岡おとぎの森公園内「ドラえもんの空き地」より)
【ドラえもん】

【ジャンル】
児童漫画少年漫画SF漫画ギャグ漫画ブラックコメディ
【漫画】

【作者】
藤子・F・不二雄
【出版社】
小学館
【その他の出版社】

中央公論社(FFランド)

【掲載誌】
小学館の学習雑誌
コロコロコミック
てれびくん
【レーベル】
てんとう虫コミックス
【発表期間】
1969年 - 1996年
【巻数】
全45巻(てんとう虫コミックスの短編) 他
【話数】
全1345話
【その他】
レーベル・巻数の詳細は#単行本を参照
【アニメ】


【映画】

  • 下記参照

テンプレート - ノート

ドラえもん』とは、藤子・F・不二雄による日本児童漫画SF漫画作品。及び、作品内に登場する主人公(未来からやってきたネコ型ロボット)の名前である。

作者が最も長く描き続けた代表作であり、漫画を原作として、テレビアニメ化、映画化、舞台化なども行われ、多くのキャラクター商品が販売されている。

誕生から約半世紀を経た現在でも、日本国内では高い人気と知名度を維持しており、2012年にはドラえもん生誕100年前を記念して、各地で様々なイベントが開催された。海外でも、東アジアを中心に高い人気を誇る。

目次

  • 1 作品の概要
    • 1.1 あらすじ
    • 1.2 物語の変化
  • 2 作品の来歴
    • 2.1 テレビアニメ
    • 2.2 大長編ドラえもん
    • 2.3 ドラえもん文庫
    • 2.4 全集
    • 2.5 掲載誌
    • 2.6 作品数
    • 2.7 誕生の経緯
    • 2.8 海外展開
      • 2.8.1 漫画の出版
      • 2.8.2 アニメーションの放映
      • 2.8.3 逸話
    • 2.9 受賞歴
  • 3 作風や舞台設定
    • 3.1 登場人物
    • 3.2 舞台設定
    • 3.3 時代設定
  • 4 作品の受容
    • 4.1 知名度の推移
    • 4.2 著名人からの評価
    • 4.3 世間からの評価
    • 4.4 著名なファン
  • 5 出版物
    • 5.1 単行本
    • 5.2 専門雑誌
    • 5.3 関連書籍
  • 6 藤子・F・不二雄以外の執筆したドラえもん
    • 6.1 生前
    • 6.2 没後
  • 7 書誌情報
  • 8 脚注
    • 8.1 注釈
    • 8.2 出典
  • 9 参考文献
  • 10 関連項目
  • 11 外部リンク

作品の概要

本作は、22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットドラえもん」と、何をやっても失敗する小学生「野比のび太」が繰り広げる少し不思議(SF)な日常生活を描いた作品である。一話完結型の連載漫画であるが、一方でストーリー漫画形式となって日常生活を離れた冒険をするという映画版の原作でもある「大長編」シリーズもある。一話完結の基本的なプロットは、「ドラえもんがポケットから出す多種多様なひみつ道具(現代の技術では実現不可能な機能を持つ)で、のび太(以外の場合もある)の身にふりかかった災難を一時的に解決するが、道具を不適切に使い続けた結果、しっぺ返しを受ける」というものが多く、前作の「ウメ星デンカ」のストーリー構図をほぼそのまま踏襲しており実質的な後継作品ともいえる。このプロットは、作者の藤子・F・不二雄が自身のSF作品で描いた独自定義「すこし・不思議」(Sukoshi Fushigi)という作風に由来し、当時の一般SF作品の唱える「if」(もしも) についての対象を想定した回答が反映されている。

作品の主人公はドラえもんであるが、上記のプロットのように物語の主な視点人物はのび太である。

あらすじ

のび太がお正月をのんびりと過ごしていると、突然、どこからともなくのび太の未来を告げる声が聞こえ、机の引出しの中からドラえもんと、のび太の孫の孫セワシが現れた。セワシ曰く、のび太は社会に出た後も沢山の不運に見舞われ、会社の倒産が原因で残った莫大な借金によって子孫を困らせているという。そんな悲惨な未来を変えるために、ドラえもんを子守用ロボットとしてのび太のもとへと連れてきたのだった。

ドラえもんがおなかの四次元ポケットから取り出す多種多様な「ひみつ道具」は、のび太の身にふりかかった災難を一時的に解決するが、道具を不適切に使い続けた結果、最後にはしっぺ返しを受ける。同級生のしずかジャイアンスネ夫などの友人たちも交えた日常の中で、ドラえもんとのび太の友情関係は深まりつつ、のび太は時として反省し多くのことを学び、未来は少しずつ良い方向へ進んで行く。

物語の変化

本作の連載開始当初は、ドラえもんが騒動を巻き起こすギャグ漫画としての特色が強く、ストーリー性の強い作品は見られなかった。『コロコロコミック』掲載時などでは、柱の煽(あお)り文句は「日本一のギャグまんが ドラえもん」となっていた。しかし連載が進むにつれて次第にギャグ漫画の特色が薄くなり、作品のストーリー性が強くなっていった。

読者層(掲載各誌)が小学校在学の児童全学年と広範囲に展開されているため、読者の年齢差を意識して、作品内容を描き分けて連載されていた。低学年ならセリフも簡単でひみつ道具の楽しさが描かれ、中学年ぐらいではのび太の成長などのストーリー性が強くなり、高学年だと環境問題を扱うなど複雑な内容も増えている。また絵柄も描き分けられていて、低学年向けの話ではキャラクターの頭身が小さく容姿が幼いが、高学年向けになるほど頭身が大きくなってきて容姿がやや大人びている。

小学館ドラえもんルームは、ドラえもんとのび太の関係が、連載が進む中で変化していると著書に書いている。ドラえもんは役目を終えて未来に帰ったことがあり、その一件により「世話係と世話をされる者」といった関係は終わり、以降は「一緒にいたいからいる」という関係に変化しているとのことである。

作品の来歴

ドラえもん連載期間(読み切り、半年未満の連載、および大長編は除く。黄色は他誌と同時掲載。詳細は「連載誌」の項を参照)

1969年より、小学館の学年誌(『よいこ』『幼稚園』『小学一年生』『小学二年生』『小学三年生』『小学四年生』)にて連載開始した。いずれも1970年1月号で、当時の作者名義は「藤子不二雄」。1話ごとに完結する短編として執筆。タイトルロゴは『オバケのQ太郎』のロゴも手掛けた赤松育延によるもので、ドラえもんの手足をイメージしている。1974年3月に、原作の漫画連載も最終回として「さようなら、ドラえもん」が描かれたが、作者が思い直し、翌月「帰ってきたドラえもん」によって連載は継続される。原作の単行本は1974年8月から刊行開始され、第1巻はレーベル『てんとう虫コミックス』の第1号作品となっている。

藤子・F・不二雄が執筆した作品は全1345話(短編・中編・長編)。ただしその一部 は、執筆当時のチーフアシスタントであるたかや健二による執筆となっている。

1987年以降は作者の藤本の体調面の問題もあり、短編の新規執筆は少なくなった。大長編(後述)を除く、作者本人の手による最後の単発作品は、全3回の集中連載作品「ガラパ星から来た男」(第45巻収録)となっている。

『ドラえもん』本編連載のほか、1974年には、ドラえもんの妹「ドラミ」を主人公に据えたスピンオフ作品『ドラミちゃん』が連載され、のちに『ドラえもん』本編に統合された。

テレビアニメ

1973年日本テレビ動画の製作で最初のテレビアニメ化がされ、約半年間放送された。本作は対象年齢が低かったため、視聴率は現在と比較して決して高くはなかったものの、3クール目の放映続行が決まりかけたとき、制作会社が解散し、打ち切り終了となった。翌1974年には原作の漫画連載も最終回として「さようならドラえもん」が描かれたが作者藤本の愛着もあり、翌月「帰ってきたドラえもん」が描かれ原作の方は継続され、後の二度目のテレビアニメ化につながることとなる。

1979年テレビ朝日系で再びテレビアニメ化された。この間に原作の単行本が1974年から発売開始されて大ヒットになっており、前回の製作時よりも漫画が人気作品となってからのアニメ化であった。2005年には、声優シンエイ動画制作スタッフなどを一新する大幅リニューアルが(映画版も含めて)行われ、現在も放送を続けている。詳細は以下を参照。

1979年の二度目のテレビアニメ化から、現在に至るまで高い人気を保ち続け、安定した視聴率を誇る長寿番組となっている。なおウィキペディアでは、1973年に放映されたシリーズを「第1作」、1979年から2005年3月まで放映されたシリーズを「第2作第1期」、2005年4月から放映されているシリーズを「第2作第2期」としている。

大長編ドラえもん

1980年からはアニメーション映画の原作として長編の執筆を開始し、これを『大長編ドラえもん』と称している。『ドラえもん』の長編作品であり、映画公開に先行して『月刊コロコロコミック』で連載された。通常執筆するのは1話完結型の短編作品だが、『大長編ドラえもん』は1つのエピソードを数回に分けて連載するストーリー漫画型の長編作品であり、単行本も『ドラえもん』からと独立した『大長編ドラえもん』シリーズとして発行している。映画にふさわしく日常生活ではないスケールの大きな舞台で、ドラえもん達が互いに協力して困難を乗り越え、成長する冒険物語が描かれる。このころは『大長編ドラえもん』を含めると8本の雑誌に同時連載していた。

1996年に藤子・F・不二雄が逝去した後も、藤子・F・不二雄プロの萩原伸一(むぎわらしんたろう)および岡田康則は、『大長編ドラえもん』シリーズの続巻を2004年まで執筆した。ただし藤子プロ執筆の巻は「まんが版映画シリーズ」として、藤子・F・不二雄本人が執筆した巻とは区別されている。

ドラえもん のび太の恐竜2006』(2006年公開)以降の映画は「大長編ドラえもん」としては漫画版が執筆されていない。また、外務省が日本の文化を紹介するために各国で映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』の上映を実施したこともある。ただし、『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』(2007年公開)以降は「映画ストーリー」として岡田康則(単行本では「藤子・F・不二雄プロ」名義)が漫画版を執筆している。単行本は既刊5巻。純粋な漫画版を執筆するのではなく、外伝漫画を執筆することもある(ドラえもんの派生作品#映画ストーリー超特別編を参照)。

ドラえもん文庫

2004年に、すべての作品を収蔵した「ドラえもん文庫」が開設された。作者の出身地で知られる富山県高岡市高岡駅前再開発ビル「ウイング・ウイング」内の高岡市立中央図書館の「ドラえもんコーナー」と、富山大学横山研究室である。これはドラえもん研究で知られる富山大学の横山泰行教授が、収集した単行本計671冊を寄贈、図書館側も協力して実現した。

収集家の間でも入手困難とされる、てんとう虫コミックス初版初刷の単行本第1巻から第10巻を含む全45巻を所蔵している。

雑誌のフルカラーのコピーも所蔵している。書籍の内容は、当時連載していた小学館の学年誌などの雑誌に掲載されていた全作品を原寸大で複写し、フルカラー作品はすべてフルカラーで複写して、それを製本化して収めたものである。

全集

出版されている全集としては、2009年より刊行された「藤子・F・不二雄大全集」の『ドラえもん』(全20巻)および『大長編ドラえもん』(全6巻)が挙げられる。

全集のドラえもんは、学年繰り上がり式で収録されており、1962年生まれが7歳になり就学する1969年の小学1年生、1970年の小学2年生、といった順で収録されている。幼年誌やその他の雑誌に掲載された作品も収録している。

また派生作品『ドラミちゃん』の雑誌掲載時の初出版も雑誌からの複写で収録されており、単行本に収録された版(みよちゃん→しずか、カバ田→ジャイアンといった登場人物の書き換えなど)と比較できるようになっている。

全集では、作者の藤子・F・不二雄による改訂はそのまま残し、第三者による改訂はできる限り元に戻すという編集方針がとられた(一部例外あり)。このため、従来の単行本はもちろん、初期の版とも一部のセリフなどが異なっているケースがある。

掲載誌

いずれも小学館からの発行。

  • 『よいこ』
    • 1970年1月号 - 1971年4月号、1972年10、11月号、1973年2月号 - 10月号
  • 『幼稚園』
    • 1970年1月号 - 1971年3月号、1972年10月号、1973年3月号 - 12月号
  • 『小学一年生』
    • 1970年1月号 - 1974年3月号、1975年3月号、1975年9月号 - 1986年8月号、1987年4、5月号、1990年4月号
  • 『小学二年生』
    • 1970年4月号 - 1986年8月号、1987年4、5月号
  • 『小学三年生』
    • 1970年4月号 - 1986年8月号、1987年1月号 - 5月号、1989年4月号 - 1990年12月号、1991年3、4月号
  • 『小学四年生』
    • 1970年4月号 - 1986年7月号、1987年4、5月号、1988年6月号 - 1990年11月号、1991年1月号、(1991年3、4月号)
  • 『小学五年生』
    • 1973年4月号 - 1986年7月号、1987年4月号、1989年4月号 - 1990年12月号、1991年12月号
  • 『小学六年生』
    • 1973年4月号 - 1986年7月号、1987年4月号、(1989年4月号 - 1990年12月号)、(1991年12月号)
  • 『てれびくん』小学館
    • 1976年12月号 - 1977年8月号、1979年5月号 - 1983年3月号
  • 『小学館BOOK』(『小学館ブック』)
    • 1974年1月号 - 3月号、5月号 - 9月号
  • 『別冊少年サンデー』
    • 1973年6月号 - 1974年3月号(全10回、すべて学年雑誌の再録)
  • 『増刊少年サンデー』
  • 『月刊コロコロコミック』

連載期間については米沢(2002年)による。なお、雑誌の号数による表記のため、実際の発売月とは1か月ずれるので注意が必要。また、『月刊コロコロコミック』2002年4月号から「コロコロ創刊25周年記念 名作劇場ドラえもん」と題して再掲載されている(ただし毎年1月号から3月号は映画の漫画版が掲載されるため休載となる)。

作品数

ドラえもん学の提唱者である横山泰行は、総数を1344としている。内訳は以下のとおり。

  • 『小学一年生』:187話
  • 『小学二年生』:203話
  • 『小学三年生』:233話(3回に分けて連載された「ガラパ星から来た男」を1話としてカウント。小学四年生と同時掲載)
  • 『小学四年生』:235話(「ガラパ星から来た男」を1話としてカウント。小学三年生と同時掲載)
  • 『小学五年生』:184話(23話は小学六年生と同時掲載)
  • 『小学六年生』:184話(23話は小学五年生と同時掲載)
  • 『てれびくん』:54話(うち、7話は別冊付録のもの)
  • 『小学館BOOK』:8話(連載当時は「ドラミちゃん」というタイトルで、設定が微妙に異なっていた)
  • 『少年サンデー増刊』:4話
  • 『月刊コロコロコミック』:21話(うち、17話は大長編ドラえもんを指す)
  • 〈てんとう虫コミックスアニメ版〉:1話
  • 『よいこ』:27話
  • 『幼稚園』:26話
  • 『入学準備小学一年生』:1話
  • 〈てんとう虫コミックス〉:1話

誕生の経緯

『ドラえもん』ができるまでの過程を描いた漫画『ドラえもん誕生』によると、1969年11月、新連載の締め切りが間近に迫り作品の構想がまるで浮かばないという切迫した状況にもかかわらず、藤子・F・不二雄はアイディアがすぐに思い浮かぶような便利な機械があればいいのにと空想したり、過去にもアイディアが思い浮かばないままドラネコのノミ取りを始めたという経験があったなどと、埒もないことを考えて無駄に時間を潰してしまう。そしてついに締め切り日の朝が訪れ、困り果てた末に「なんにも、ぜーんぜんまとまってない!! わしゃ破滅じゃー」と叫びながら階段を駆け下りたところ、たまたま置いてあった娘の起き上がりこぼしのポロンちゃんにつまずき、その瞬間「ドラネコと起き上がりこぼし」というアイデアが結びつき、ドラえもんが誕生したという。また、「ダメな人間を便利な機械で助ける」という内容も自分に重ね合わせてこの時に思いついたものだという。

上記のように連載直前までキャラクターが決まっていなかったため、連載開始前月に掲載された予告は、新作のタイトルも主人公の姿も描かれていないという、異例の体裁であった。藤子不二雄によれば、藤子・F・不二雄はドラえもんのキャラクターを作る際に、ネコのデッサンを漫画化したものを多数描いていたという。

漫画評論家の米澤嘉博は、ドラえもんの発想の原型のひとつとして、何でも取り出す魔法のカバンを持ったネコのキャラクターが主人公であるアメリカの漫画『フィリックス・ザ・キャット』を上げている。

元アシスタントスタッフのえびはら武司の「まいっちんぐマンガ道」では、ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」が元になったという記述も存在している。それによると「そんなこと書いても読者は喜ばない」として、上記のエピソードを藤子・F・不二雄が自ら製作したとなっている。

海外展開

『ドラえもん』は漫画・アニメともに日本国外にも翻訳紹介され、特にアジア圏を中心に人気作品となっている。

en:List of non-Japanese Doraemon versions」も参照

日本国外の作品タイトルの表記は普通英語で「Doraemon」となるが、原作の「ドラえもん」というカタカナ・ひらがなの混ぜ書きを再現するために、アルファベットの大文字と小文字を併用して「DORAemon」などと表記されることもある。中国・台湾・マレーシアなどの中国語表記は、長らく「机器猫」(ロボットの猫という意味)、「小叮噹」などとなっていたが、1997年以降の正規出版物は原音に近い発音の「哆啦A夢」に統一されている(未だに「小叮噹」と書いてあるものはまず海賊版)。韓国語表記は「도라에몽」(読みは「ドラエモン(ただし韓国語は語頭のD音がT音に変化するため「トラエモン」と読まれることもある)」となる。南アジアでは英文表記では「Doraemon」だが、ヒンディー語表記などでは、「डोरेमोन」「ডোরেমন (doremon)」となる。スペインでは「Doraemon el gato cósmico」(宇宙ネコ・ドラえもん)、アメリカでは「Doraemon Gadget Cat from the Future」(未来の猫型ロボット・ドラえもん)と国によっては原作にはない独自の枕詞が付けられることがある。

漫画の出版

原作の漫画が出版された国および地域は、中国香港台湾韓国ベトナムフィリピンマレーシアシンガポールタイラオスカンボジアインドネシアキプロスイタリアスペインフランスロシアである。各国のコミック雑誌(台湾青文社「HAPPY DRAGON 快樂龍」など)にも連載されている。また、海賊版は東南アジアで広く見られる。

アメリカカナダでは、2013年11月より電子書籍として配信されている(アメリカンコミック調に彩色を施し、登場人物に愛称を付けている)。

1970年代には既に香港・台湾で中国語の海賊版が出版されており、日本文化が当時解放されていなかった韓国でも海賊版が『トンチャモン』というタイトルで出版された。そのため韓国や中国などでは、過去に日本の本家『ドラえもん』の方がコピーと誤解されたこともあった。

ベトナムでは正規版の出版以前に海賊版が1000万部以上売り上げており、1994年に正規版を出版するにあたって、それまで原作者に本来受け取るべき印税(日本円で2000万円相当)を支払いたいと申し出たが、藤子・F・不二雄が「このお金を基にして現地の子供たちのために役立ててほしい」と希望したため、貧困家庭の就学希望児童を支援する「ベトナムの子供たちのためのドラえもん教育基金」が設立された。藤子・F・不二雄はそれに合わせてベトナムを訪問している。

多言語社会であるスペインでは、スペイン語(カスティーリャ語)やカタルーニャ語など5言語で出版された。

アニメーションの放映

アニメーションはこれまで、北米(アメリカ合衆国カナダ)、中南米(ブラジルコロンビアチリアルゼンチンエクアドルボリビアペルーパラグアイベネズエラパナマメキシコプエルトリコキューバドミニカ共和国ニカラグアコスタリカホンジュラスエルサルバドル)、ヨーロッパ(スペインイタリアフランスポルトガルポーランドベラルーシロシアイギリス)、中東(サウジアラビアカタールUAEオマーンイスラエルトルコ)、アフリカ(アルジェリアリビアチュニジア)、東アジア(中国香港マカオ台湾韓国)、東南アジア(インドネシアマレーシアタイ王国ベトナムフィリピンシンガポールカンボジア)、南アジア(インドバングラデシュブータンネパールパキスタン)、オセアニア(オーストラリア)、でも放送された(2017年3月現在、オーストラリア、カナダ、ポーランド、イギリス、パキスタンでは放送されていない。)。

木村純一プロデューサー(1998年当時)によると、東南アジアでのテレビアニメの放送は視聴率が70パーセントを超えることもあるという。東南アジア諸国では、ママがドラえもんの道具でやり込められると子供が大喜びするという特徴も見られる。

アメリカ合衆国では、1985年CNNテッド・ターナーが50話分の放映権契約を結んだものの長らく放映が実現しなかったが、2014年よりディズニーの子供向けチャンネルディズニーXDで放送が始まった。このアメリカ放送版は、単なる吹き替え版ではなく現地の文化や生活習慣に合わせて様々な変更を加えられたローカライズ版であり、舞台をアメリカの架空の街に移し登場人物名も英語名風にするなどアメリカの視聴者になじみやすいように設定に改変を加え、フィクション作品の中でも健康的な食生活を推進するという規則に従ってのび太が食べるおやつがフルーツになるなど、アメリカの子供番組の放映基準に合わせた細かな画像の加工や差し替えも行われている。日本では2014年7月から8月にかけて行われたイベント『テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り SUMMER STATION』にて日本語字幕版として初公開上映を経て、2016年2月1日からディズニー・チャンネルにて『Doraemon』のタイトルで日本語吹き替え版の放送を開始した。

スペインでは、上述の漫画版のように複数の言語で放送されて高い人気を得ている。2014年の9月から12月には94年の放映開始から20周年を記念して、視聴者参加型のアトラクション番組「Doraemon Land」がシリーズで放映された。

逸話

台湾の歌手周杰倫アルバム魔杰座』のシングルPV「時光機」や、マレーシアの歌手四葉草のシングル「伸出圓手」は、『ドラえもん』を題材にしている。

中国各地で2014年に開催された「ドラえもんの秘密道具展示会」は大盛況となり関連グッズも売れたが、産経新聞は9月末から10月始めにかけて複数の中国紙が「われわれの傷みをドラえもんでごまかされるな」などドラえもん批判を行ったとして、「掲載のタイミングが一致しておりいずれもメディアを管理する共産党宣伝部の指示を受けて執筆したものとみられる」「反日姿勢を強める共産党当局の逆鱗に触れたとみられる」と報じ、成都市共産党委員会機関紙でドラえもんが日本の文化大使や2020年東京五輪招致の際の招致スペシャルアンバサダー(特別大使)を務めた(2013年4月5日 - 9月7日)ことなどに触れて「ドラえもんは国家としての価値観を輸出し、日本の文化戦略で重要な役割を果たす」「ドラえもんが善良な人たちの目に映る日本を象徴しているとすれば、侵略の歴史を隠し、国際的な緊張状態を招く安倍晋三政権もまた日本の真の姿だ」などの批判がされたというが、中国でもドラえもんの人気は高く、この官製メディアのドラえもん利用批判に対しても一般市民の反応は「「ドラえもんVS共産党宣伝部」というのをアニメでみたい」など冷やかだとした。2015年5月、読売新聞によれば2012年の「ウルトラマン」シリーズ以来(同年には尖閣諸島国有化を巡って日中関係が悪化していた)、中国の一般映画館で上映される日本映画の新作としては3年ぶりに「STAND BY ME ドラえもん」が上映された。同年9月23日には中国淘宝網で『拜托了!小叮当』のタイトルで実写版が公開された。また2016年9月より日本航空が中国路線を中心にJALドラえもんJETを運航している。

一般に、『ドラえもん』はアジア圏・南米圏で高い人気を得る一方で、欧米諸国では人気が奮わない場合が多い。このような傾向に関して漫画評論家の米澤嘉博は、「単に生活や風習の違いだけでは解釈することのできない、メンタルな部分がそこにはある」と述べている。

受賞歴

作風や舞台設定

作品の連載開始は1969年12月発売の1970年1月号。主人公は、未来の世界からやって来たネコ型ロボットのドラえもんと、東京都に住む8月7日生まれの小学5年生の野比のび太。

登場人物

詳細は「ドラえもんの登場人物一覧」を参照

作者によれば、のび太のモデルは、少年時代の作者自身である。作者の少年時代は、運動能力が低く、いつも漫画を描いていたらしい。

他の登場人物も高岡市で過ごした少年時代の人間関係をモデルにしているという。藤子・F・不二雄の少年時代の友人の間では「ジャイアンのモデル」と目されている者もいるとのこと。藤子不二雄の自伝的漫画である「まんが道」の少年時代編においても、番長格の少年が登場する。さらに、しずかについては作者の理想の女性を描いたものだとする説がある。

不思議な力を持つ主人公と、平凡で目立たない準主人公の少年に加えて、「紅一点のマドンナ」「体が大きく腕っ節の強い乱暴者のガキ大将」「家が裕福で見栄っぱりのずるがしこい少年」の三者が必ず登場するのは、藤子マンガに共通する、いわば“王道”のパターンである。

舞台設定

作品の舞台となる、ドラえもんやのび太たちが住むは、東京都練馬区にある「月見台」という町である。「多奈川」という大きなが流れている。都内ではあるが、まだ裏山や空き地が開発されずに残されており、主人公たちの遊び場になっている(作者が少年時代を過ごした富山県高岡市の影響ともされる)。

大長編では、地球上で絶滅した恐竜が地底では生き残っていて、恐竜人に進化したものが文明を築いていたことが判明する。また地球には他にも人類以外の知的種族(アフリカ奥地のイヌ科種族、海底人、小人族など)や独自の発達を遂げた人類(雲の上の天上人)が一般の人類に知られず存在し、宇宙には多種の地球外生命体も存在することが明かされた。また、この世界には複数の反地球が存在しており、一個はかつて学会で提唱されていたとおりの太陽の裏側のラグランジュポイントに存在し、22世紀では存在を知られている。もう一つは別の恒星系に文字どおりに、すべてあべこべな反地球が存在している。

のび太の家
ドラえもんとのび太が住む。のび太の部屋は、窓の下が玄関上の屋根に面しており、のび太は屋根の上で昼寝や日光浴などをすることもある(のび太の家も参照)。稀にドラえもんもネコのように丸くなって昼寝をすることがある。
空き地
ドラえもんやのび太たちが住む町内にある空き地土管が3本、ピラミッド状に積み上げられている。子供たちが集まっておしゃべりしたり、野球をしたりと、子供たちの憩いの場となっている。のび太の幼少時、またのび太の父の小学生時代には木材が多く置かれていた。このことから単なる空き地ではなく、本来は材木を管理する企業が資材置き場として用いていた敷地の可能性がある。ジャイアンのリサイタルは、ここで開かれることが多い。この空き地は、日頃から自由に使えるようになっていて、原作やテレビアニメの中でも度々登場する。
学校の裏山
小学校の裏にある小山で、のび太の憩いのスポット。山の頂上には「千年杉」と呼ばれる木がそびえ立つ。モデルは少年時代の作者が息抜きに通っていた高岡古城公園ともされ、開発が及んでいない緑豊かな土地である。近辺の崖からは、新種の三葉虫や大型肉食恐竜の化石が発掘されている。団地の建設で一部掘り崩されたり、宅地開発の対象になったり、ゴルフ場建設が計画されたりなど、造成の対象にもされており、25年後には頂上にヒルトップマンションという名前のマンションが建設され、千年杉は姿を消している。
未来の世界
ドラえもんが生まれた時代。22世紀(連載初期は21世紀となっていた)。天気気象庁で制御しており、農作物や経済の動向などをふまえた上で厳正に決めている。台風は上陸する前に消滅させている。タイムマシンが普及しており、時間旅行をする際のルールとして「航時法」という法律が制定されている。24世紀には、航時法の違反を取り締まる組織「タイムパトロール」(略称:時警)の本部がある。

時代設定

漫画連載時期、アニメ放映時期に合わせて、作品内に登場するものにも多種の変化が見られる。家電は時代に合わせて変化しており、当初は黒電話であったのび太の家の電話も押しボタン式ダイヤルに変わっていて、テレビも白黒からカラーへ、そして薄型テレビへと変わり、2010年9月17日に放映されたテレビアニメではスネ夫の家に3Dテレビが登場している。

もっとも、大枠では連載開始当時(1970年代)の生活様式を維持している。テレビアニメ第2作1期では、のび太は基本的に、紺色の半ズボンと白色のハイソックス

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出典:wikipedia
2018/05/28 10:21

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