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ドラゴンボールとは?

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ドラゴンボール
DRAGON BALL

旧コミックス版ロゴマーク

【ジャンル】
少年漫画
冒険バトルSF漫画
【漫画】

【作者】
鳥山明
【出版社】
集英社
【その他の出版社】

Viz Media

Chuang Yi
Gollancz Manga
Editorial Ivrea
Conrad Editora / Panini
中国少年児童出版社
Carlsen Comics
Sangatsu Manga
Glénat
文化伝信
Semic Interprint
Elex Media Komputindo
Star Comics
Panini
Grand Comics
Comics House
Grupo Editorial Vid, Panini Cómics México
Schibsted
Japonica Polonica Fantastica
Planeta deAgostini
東立出版社
創芸出版社
NED comics
ソウル文化社
Kim Dong Publishing House
Eksmo / Comix-ART



【掲載誌】
週刊少年ジャンプ
【発表号】
1984年51号 - 1995年25号
【巻数】
全42巻(JC)
全34巻(完全版)
【話数】
全519話
【アニメ】


【映画】

  • 下記参照

【ゲーム】

  • 下記参照

テンプレート - ノート
【プロジェクト】
漫画アニメゲーム
【ポータル】
漫画・アニメ・ゲーム

ドラゴンボール』(DRAGON BALL)は、鳥山明(BIRD STUDIO)による日本漫画作品とその作中に登場するアイテムの名称。略称は『DB』。

目次

  • 1 概要
  • 2 ストーリー
    • 2.1 孫悟空少年編
    • 2.2 ピッコロ大魔王編
    • 2.3 サイヤ人編
    • 2.4 フリーザ編
    • 2.5 人造人間・セル編
    • 2.6 魔人ブウ編
  • 3 世界観
  • 4 用語
  • 5 背景
    • 5.1 連載開始までの経緯
    • 5.2 連載開始から連載終了までの経緯
    • 5.3 リバイバルブーム後の展開
    • 5.4 ストーリー作り
  • 6 歴代担当編集者
  • 7 人気
    • 7.1 日本
    • 7.2 日本国外
  • 8 単行本・関連書籍
    • 8.1 ジャンプ・コミックス
    • 8.2 完全版
    • 8.3 テレビ版アニメコミックスドラゴンボールZ
    • 8.4 ドラゴンボール大全集
    • 8.5 ドラゴンボール超全集
    • 8.6 ガイドブック
    • 8.7 画集
    • 8.8 その他の書籍
  • 9 関連漫画
    • 9.1 番外編
    • 9.2 スピンオフ
    • 9.3 コミカライズ
  • 10 アニメ
    • 10.1 アニメシリーズ一覧
    • 10.2 テレビ番組・その他
    • 10.3 コラボレーション
  • 11 ネット局
  • 12 劇場版
  • 13 コンピュータゲーム
  • 14 ゲームシリーズ一覧
  • 15 その他のゲーム
  • 16 イベント・アトラクション
  • 17 VR・AR
  • 18 関連商品
    • 18.1 玩具
    • 18.2 その他
  • 19 脚注
    • 19.1 注釈
    • 19.2 出典
  • 20 外部リンク

概要

世界中に散らばった7つの玉を全てを集めると、願いが1つだけ叶えられるという秘宝・ドラゴンボールと、主人公・孫悟空(そん ごくう)を中心に展開する「冒険」「夢」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画である。

週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1984年51号から1995年25号までの約10年半にわたって連載。各話数の通し番号は「其之○○」となっており、数字は漢数字で表される。この他に番外編『TRUNKS THE STORY -たったひとりの戦士-』(トランクス・ザ・ストーリー -たったひとりのせんし-)も掲載された。

テレビアニメ化も行われ、日本ではフジテレビ系列で放映され、日本国外では80カ国以上で放映された。また、劇場版アニメやハリウッドでの実写映画も製作された他、連載終了後も新作アニメゲームなどが展開しており、世界中で絶大な人気を誇る、日本のマンガ・アニメを代表する作品である。

『ドラゴンボール』連載中の1991年に『週刊少年ジャンプ』で行われた読者アンケートで、同誌のアンケート史上最大得票となる815票を獲得し、1995年に同誌の販売部数は653万部を記録。本作の連載終了後は同誌の部数が急速に減少していくなど、連載作品の中でも特に影響は大きかった。累計発行部数は完全版を含み国内で1億6000万部以上(2016年時点)、完全版累計発行部数2000万部[1]、全世界累計で2億5000万部になる(2017年時点)。日本国外分は一方、現地出版社情報の合算では日本国外暫定13カ国でおよそ1億1200万部以上、日本との合計で2億7200万部以上にのぼる(詳細はこちら)。

『ドラゴンボール』のゲームソフトは現在までに10本以上のミリオンセラーを輩出しており(詳細はこちら)、ゲームソフトのシリーズ累計販売本数は、2015年時点で全世界4500万本に達する。2013年には「世界で最もビデオゲーム化されたコミック」としてギネス世界記録に認定されている。

中国の伝奇小説西遊記』をモチーフにしており、主人公の名前も同作品の主要登場人物である神仙孫悟空から名付けられている。

ストーリー

ドラゴンボールの登場人物」および「ドラゴンボールの世界における年表」も参照

孫悟空少年編

地球の人里離れた山奥に住む尻尾の生えた少年・孫悟空はある日、西の都からやって来た少女ブルマと出会う。そこで、7つ集めると神龍(シェンロン)が現れ、どんな願いでも一つだけ叶えてくれるというドラゴンボールの存在を、さらに育ての親である孫悟飯の形見として大切に持っていた球がその1つ「四星球」(スーシンチュウ)であることを知り、ブルマと共に残りのドラゴンボールを探す旅に出る。人さらいのウーロンや盗賊ヤムチャなどを巻き込んだボール探しの末、世界征服を企むピラフ一味にボールを奪われ神龍を呼び出されるが、ウーロンがとっさに言い放った下らない願いを叶えてもらうことで一味の野望を阻止する。

その後、悟空は旅の途中に知り合った武術の達人・亀仙人の下で、後に親友となるクリリンと共に8か月間にわたる修行を積み、その成果を確かめるために世界一の武術の達人を決める天下一武道会に出場し、変装して出場していた亀仙人に敗れるも準優勝を果たす。悟空は再び修行の旅へと出発し、ドラゴンボールの悪用を企むレッドリボン軍との闘いや、孫悟飯との再会などを経てさらに強さを増していく。さらに3年後の天下一武道会では、亀仙流のライバルである鶴仙流の天津飯(てんしんはん)と闘うが、あと一歩のところで敗れ、前回と同じく準優勝に終わる。

ピッコロ大魔王編

天下一武道会終了後、ピラフ一味によって復活したピッコロ大魔王によって、クリリンや亀仙人など悟空の仲間達や多くの武道家達が殺されてしまう。悟空は仇を討つため、道中に出会ったヤジロベー仙猫カリンの協力を得て命を賭して潜在する力を引き出し、ピッコロ大魔王に闘いを挑み勝利する。闘いの後、悟空はピッコロ大魔王に殺された神龍や仲間達の復活のため天界へ向かい、ドラゴンボールの創造者である神に会う。そこで神龍復活の条件として、神の下で天界で修行することとなった。

その約3年後、少年から青年へと成長した悟空は、天下一武道会の会場で仲間達と再会。試合では、少年時代に出会った際に「嫁にもらう」と約束していた牛魔王の娘・チチと再会しその場で結婚。そして武道会に出場していたピッコロ大魔王の生まれ変わりであるマジュニアと決勝戦で激突、これに勝利し初の天下一武道会優勝を飾る。

サイヤ人編

ピッコロ(マジュニア)との闘いから約5年後、息子の孫悟飯を設けて平和な日々を過ごしていた悟空の元に、実兄ラディッツが宇宙より来襲し、自分が惑星ベジータの戦闘民族・サイヤ人であることを知らされる。さらわれた孫悟飯を助けるため悟空は宿敵ピッコロと手を組み、自らの命と引き換えにラディッツを倒すが、約1年後にはさらに強力なサイヤ人たちがドラゴンボールを求めて地球に来襲することを知る。

悟空はドラゴンボールによって生き返るまでの間、あの世界王の下で修業し、仲間と共に地球に強襲したサイヤ人を迎え撃つ。悟空は修行により増した力でナッパを一蹴し、サイヤ人の王子であるベジータと決闘。仲間の協力もあり何とか辛勝し撤退させるが、多くの仲間を失うとともに、ピッコロの戦死により彼と一心同体であった神も死亡し、地球のドラゴンボールも消滅してしまう。

フリーザ編

地球の神と殺された仲間たちを甦らせるため、重傷で入院中の悟空に代わり、悟飯、クリリン、ブルマの3人が神とピッコロの故郷であるナメック星へ向かう。

だが、そこには地球で闘ったベジータや、界王すら畏怖する宇宙の帝王フリーザその一味が不老不死を求めて来襲し、ナメック星人を虐殺しながらドラゴンボールを略奪していた。悟飯たちはベジータ、フリーザ一味とのドラゴンボールをめぐる三つ巴の攻防の末、後から到着した悟空とナメック星人たちの協力を得てナメック星の神龍・ポルンガを呼び出し、ピッコロと地球のドラゴンボールを復活させる。

出し抜かれて願いが叶えられなかったフリーザは激怒し、一行は対決を強いられる。フリーザの力の前にはベジータやピッコロ、悟空すら歯が立たなく、仲間たちが次々と命を落としていった。怒りを爆発させた悟空は伝説の戦士・超(スーパー)サイヤ人へと覚醒。フルパワーを解放したフリーザに勝利する。ポルンガによって地球に帰還した悟飯たちは復活したドラゴンボールによりサイヤ人やフリーザ一味に殺された人々を蘇生させた。一方の悟空も爆発するナメック星を辛くも脱出、ヤードラット星に漂着し一命を取り留めた。

人造人間・セル編

ナメック星での闘いから約1年後、密かに生き延びていたフリーザとその一味が地球を襲撃するが、謎の超サイヤ人によって撃退される。トランクスと名乗るその青年は、自分は未来からやってきたブルマとベジータの息子であることを明かすと同時に、3年後に現れる2体の人造人間が絶望の未来をもたらすことを告げる。来るべき日に備えて3年間各々に修行してその日を迎える悟空たちであったが、事態はトランクスが知っている歴史とは大きく違うものとなり、彼さえ知らなかった人造人間達まで現れ、さらに究極の人造人間セルが未来から出現。悟空らの想定を遥かに超えた戦士が続々と現れた。

他の人造人間を吸収することで完全体となったセルは地球の命運を賭けた武道会「セルゲーム」の開催を全世界に宣言する。悟空らは天界にある一日で一年の修行が行えるも過酷な環境に晒される「精神と時の部屋」で修行し、強さを増してセルゲームに臨むが、悟空はこのセルとの闘いの中で地球を守るために命を落とす。

だが、その遺志を受け継いだ息子・悟飯が超サイヤ人2へと覚醒、父・悟空の幻影と共にかめはめ波を放ちセルを撃破、セルゲームを制した。

魔人ブウ編

セルゲームより約7年後、高校生に成長した悟飯が天下一武道会に出場することを知った悟空は、自らも出場するために1日だけ許しを得てこの世に戻る。天下一武道会の最中、悟空たちは界王よりもさらに高位の存在である界王神から、恐ろしい力を持つ魔人ブウの封印が解かれようとしていることを知らされる。復活した魔人ブウにより悟飯やベジータが倒され、悟空はあの世に帰ってしまったため、地球の命運は悟空の次男である孫悟天と少年トランクスの幼い二人に託される。一方、魔人ブウは様々な人間との出会いからより邪悪で強力な魔人へと変貌。悟天とトランクスが「フュージョン(融合)」して誕生した戦士・ゴテンクスや、潜在能力を解放し、パワーアップを遂げて帰ってきた悟飯らが応戦するが、次々と姿を変えていく魔人ブウに苦戦を強いられる。危機に陥った悟飯らを救うため現世に舞い戻った悟空とベジータは、界王神界で真の姿となった魔人ブウとの最終決戦に臨む。ドラゴンボールの協力もあり、地球・ナメック星・あの世の人々のエネルギーによって作り上げられた超特大の元気玉によって魔人ブウは完全に消滅する。

それから10年後、悟空は孫のパンと共に天下一武道会に久しぶりに出場し、魔人ブウの生まれ変わりである少年・ウーブと出会う。悟空はウーブと共に見果てぬ強さを追い求めて修行に旅立ち、物語は幕を閉じる。

世界観

ドラゴンボールの地理」および「地球 (ドラゴンボール)」も参照

本作の主な舞台は太陽系の惑星「地球」である。文明については、一瞬で物体を実体化させる「ホイポイカプセル」やドラゴンボールを探知する「ドラゴンレーダー」など、現実の地球よりも高度なメカが登場する。ただし今日の現実世界に見られる携帯電話やインターネットの類は、連載当時にはまだ普及していなかったこともあり、登場していない。交通手段には自動車やバイクのほかエアカーや飛行機などがあり、前述のホイポイカプセルで持ち運んで使用される。鉄道は作中では登場しないが、ランチは「列車強盗」というセリフを述べている。鳥山明は「ドラゴンボールはいつの時代のどんな場所でのお話なのか、というような設定は決めてはいません。自由に何を描いてもいいわけですから」と語っている。

地球での主な貨幣単位は世界共通の「ゼニー」。ゼニーはと同じイメージであり、1ゼニー≒1円とされる。『ドラゴンボール』の前日談に当たる『銀河パトロール ジャコ』最終話では、登場人物の大盛が住む所のレートで1000億ゼニー=1500億円となっている。

年号には「エイジ」が用いられる。連載開始時(悟空とブルマの出会い)がエイジ749、原作終了時(ウーブとの旅立ち)がエイジ784となる。ただし作中で「エイジ」が用いられているのは、人造人間・セル編でのトランクスの台詞のみ。日付の表記方法は統一されておらず、ピッコロ大魔王の記念日は「5月9日」、人造人間19号・20号の出現日は「5月12日」と現実世界と同様の暦が用いられている一方、セルゲームの開催日は「Mの17日」と月名が英字になっている。

宇宙には地球以外にも人型の知的生命体の住む惑星が多く存在している(ナメック星、ヤードラットなど)。これらの惑星には地球よりもさらに高度な文明を持つ星も存在する。宇宙では無数の星が集まり星雲を作り、星雲が無数に集まり銀河系を形成しており、宇宙空間に無限と言えるほどに存在している銀河系を統括するための行政単位として宇宙は東西南北4エリアの銀河に区分けされている。地球はそのうちの「北銀河」に存在しており、宇宙全体は不思議な文様の刻まれた壁により密閉されている。

また、生前の人類が暮らす「この世」に対し、死後の世界「あの世」が存在し、宇宙人を含め死んだ者は原則として魂があの世へと移る。

劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』および『ドラゴンボール超』では宇宙そのものは全部で12個あり、悟空たちが冒険を繰り広げている宇宙は「第7宇宙」に属していると明かされている。第1宇宙と第12宇宙、第2宇宙と第11宇宙のように足して13になる数字の宇宙同士が対になっており、『ドラゴンボール超』では第7宇宙と双子のような関係にある「第6宇宙」が登場している。

人造人間・セル編では歴史の分岐により枝分かれした時間軸の世界、「並行世界」が存在することが明らかにされている。『超』では、並行世界の数だけ存在する時の指輪が登場しており、ここ数年の間に生まれた緑色の指輪が2個と、緑色の指輪が3個、銀色の指輪が1つの計6つが“未来”トランクス編最終話の時点で存在。その後にザマスを封印する未来の歴史も生まれた。漫画版『超』では、複数の指輪を見たザマスの「並行世界はこんなにあるんですね」という問いに対して、「かつて第12宇宙の人間が過去に戻る装置を作り、歴史を変えてしまったためにできてしまった並行世界用の指輪」と、ゴワスが説明している。

時にはギャグ漫画のキャラクターや村が登場したり、この作品のキャラクターがギャグ漫画に出演することもあり、『超』では、アラレと闘ったベジータが、ギャグで物理法則を無視したり常識が全く通用しないギャグ漫画のキャラクターならではのデタラメな強さに、「バトル漫画の戦い方ではらちが明かん」と手段を選ばない戦い方をしたあげく、遠くへ弾き飛ばされて「二度とギャグ漫画のやつとは戦わん」とつぶやいたり、『超こち亀』収録の『こちらナメック星ドラゴン公園前派出所』では、低い戦闘力なのにフリーザの攻撃を食らっても一瞬で傷や服が回復したり、武器を突然出したりする両津勘吉を見た部下のアプールから「あいつはギャグ漫画の人間だ」、「永遠に死にませんよ」と忠告されたフリーザが、敵前逃亡して現実逃避したり、『ネコマジンZ』では、ネコマジンZの強さを目の当たりにして逃亡したベジータが「二度とギャグ漫画には出ない」とつぶやいたりと、バトル漫画の『ドラゴンボール』とは異なるギャグ漫画の作風をネタにすることもある。

用語

ドラゴンボールの技一覧」および「ドラゴンボールの道具」も参照
体の中を流れるエネルギーの比喩。これを操作して飛行することや、凝縮、放出して気功波として放つことができる。体の一部分に込めることで、攻撃力や防御力を上げたりと用法は様々である。
訓練すれば相手の気の強さや位置を感じたり遠く離れた相手も分かり個人の特定も可能で気を完全に消すことで気配を隠すこともできる。
気の容量はそのまま実力と結びついているが、技術や技量など他の要素も関係してくるので、力量を測る指針にはなるが絶対的な基準ではない。
詳細は「気 (ドラゴンボール)」を参照
戦闘力
強さを表す一つの指標で、サイヤ人編から取り入れられた概念。原作では片眼鏡型の装置「スカウター」によって気の強さを数値化したものとして表現された。
直接気を感じる技術よりは具体的に力量を著わしているが、ごく一部の気のコントロールが出来る戦士たちは、戦闘時に気を爆発的に高めることで戦闘力を上げたり、気を消すことで戦闘力をゼロにまで下げることができるため、その数値は強さの指標として絶対ではない。
スカウターは気を感じることのできなかったフリーザ一味をはじめ、サイヤ人などが使用していた。劇中で、初めて計測した農夫の戦闘力は5、宇宙最強の存在であるフリーザの変身前の戦闘力は53万である。これは敵味方とも数千から数万前後であった当時としては、フリーザがいかに強いかを読者に示すこととなった。なお、フリーザの変身後はスカウターによって戦闘力を計ることができず、トランクスの戦闘力を計測したのを最後に、作中に数値は出てきてはいない。連載終了後に発行された『ドラゴンボール 大全集7巻』によると、フリーザの最終形態の戦闘力は1億2,000万、超サイヤ人となった悟空の戦闘力は1億5,000万にまで達している。
以降の戦闘力は、物語中では特別な単位は語られていないが、魔人ブウ編において魔導士バビディは、エネルギーの量を「キリ」という単位を用いて測定しており、それによると超サイヤ人1の悟空は3,000キリ以上。ただし、この単位は物語上ではほとんど使われていない。『ドラゴンボールGT』ではサイヤ人特有のエネルギーを指して「サイヤパワー」という表現もなされている。
戦闘力やスカウターの設定は、悟空たちがあまりにも強くなりすぎたために二代目編集担当の近藤裕が「強い者同士、どっちが強いかもうわからない」と言ったことに対し、鳥山が数値化した方がいいのではないかとアイデアを出したのがきっかけとなっている。
当時発売されたカードダスやRPGゲームでは「BP(Battle Power)」と表記された。カードダスでは人造人間編より廃止され、「DP(Destroid Power=破壊力)」に変更された。当時はまだ版権を扱う専門の部署がなく、鳥山明の担当編集者が1枚ずつ戦闘力の数値をゲーム会社と共に確認していた。
魔族
ピッコロ大魔王のように悪の心を持つナメック星人や、そのナメック星人が産んだ種族。ピッコロは、魔族の特性で体の容積を変化させ腕を伸ばしたり巨大化する能力を発揮している。この種族に殺された者の魂は、成仏できずに永久に空中をさまようことになる。ただし生まれ変わったピッコロは以前とは様子が異なっており、彼に殺されたラディッツの魂は閻魔の元を訪れ地獄行きにされている。また、魔族の攻撃は筋斗雲を消滅させる働きも持つ。ピッコロ大魔王の部下の魔族は、呪文を唱え体力を消費して口から産み出された卵から誕生する。若返ったピッコロ大魔王は呪文無しで卵を産んでいる。卵から誕生した魔族は、ピッコロ大魔王の生まれ変わりであるマジュニアを除き、ドラゴンタイプなど様々な姿をしている。
アニメシリーズにおいては、ガーリックJr.のような魔凶星出身の邪悪な種族や、悪の心だけを持つナメック星人であるスラッグの部下も魔族と呼ばれている。
アックマンのような「悪魔」は地獄に生息する一種族であり、全くの別種。

背景

連載開始までの経緯

本作は、連載が始まるまでにさまざまな紆余曲折があった。鳥山とその担当だった鳥嶋は、当時連載中であった1話完結式のギャグ作品である『Dr.スランプ』のアイディアが尽きかけていたため連載を終了させたがっていたが、そう簡単に人気作品を終わらせるわけにもいかず、連載終了3か月後に新連載を始めるなら辞めてもいいという条件を受け、『Dr.スランプ』の連載と平行して描いた読み切り作品『騎竜少年(ドラゴンボーイ)』、『トンプー大冒険』(両作品とも『鳥山明○作劇場VOL.2』に収録)を元に、『ドラゴンボール』のネタを固めていった。

プロット段階においては『西遊記』の要素も取り入れると共に、「ボールを集める」というアイデアは『南総里見八犬伝』から取られたが、「『八犬伝』が8つの球なので、同じじゃ悔しいから」とボールの数は7個にされ、タイトルはブルース・リーの映画『燃えよドラゴン』から取られた。こうして本作の初期の構想がまとまった。

当初は鳥山版『西遊記』を目指しストーリーを進めようとしていたが、担当編集者の鳥嶋和彦の反応は「西遊記そのものではないか」と冷たかった。そのため、第二稿(SF要素が取り入れられ、服装が現代風)、第三稿(現行の『ドラゴンボール』にかなり近い設定)と変更が加えられ、最終的には『西遊記』の要素は主人公の名前やキャラクターデザインのほか、初期のいくつかのエピソードやアイテムなどにその名残を留めるのみとなった。

連載開始から連載終了までの経緯

5週連続カラーという大々的な扱いで始まった本作であったが、当初はあまり人気がなく、開始当初は期待票もあり良かったものの、徐々に人気は下降し、アンケート結果における順位が15位になることもあった。担当の鳥嶋に「主人公が地味だ。だから人気がないんだ」と指摘された鳥山は、以後「強さを追い求める主人公」というテーマを作品に持たせることになる。その発想から一旦サブキャラクターを下げて修行編を作り、その成果を見せるために天下一武道会が始まり、主人公孫悟空のキャラクターも確立され、人気も急激に上昇する。同じ頃にフジテレビから集英社に話があり、アニメ化に繋がった。

鳥山自身は、マジュニアとの決着が着いた時点で物語を完結させる構想を抱いていたが、読者アンケートで圧倒的な支持を集めていた本作の終了を編集部がそう簡単に認めるわけもなく、『週刊少年ジャンプ』の歴代人気作品と同様に連載は続行されることになる。フリーザ編が佳境に入る頃にはさらに人気が沸騰し、当時行われた『週刊少年ジャンプ』の1000票アンケートで815票を獲得している。経済効果も日本国外への翻訳やアニメの番組販売によって、日本国内のみならず世界的な規模に拡大していった。 一例として、本作のカードダス ドラゴンボールシリーズは1995年までに20億枚以上の売上を記録した。連載が終了すれば、ジャンプ本誌の発行部数に直接与えるマイナスの影響のみならず、発行元の集英社、メディアミックス展開で中核をなしてきたバンダイフジテレビジョン、東映動画(現・東映アニメーション)、その他この作品に関連した各種ビジネスを行っている各企業の業績や株価に対して多大な影響を及ぼす可能性が考えられ、連載を終わらせるわけにはいかない状況が形成されるに至った。

本作の終了については、鳥山の強い要望によるものであったとはいえ、最終的には関係各社のトップ級会議などの調整や各社の上層部による経営判断を必要とし、関連企業の株価・業績への影響を最小限に抑えるべく様々な配慮や下準備を行った上でようやく実現できたという、前代未聞の事態となった。後に鳥山は魔人ブウ編について「漫画を描いている自分でさえイヤになるほど激しくくどい闘いの連続。血圧高めで薄味好きのオジサンになってしまった今では、もうこんな闘いは描けない。というか、これ以降、闘いの漫画を描く気がなくなってしまった」と告白している。魔人ブウ編開始前、鳥山はブウ編が終わったら連載を終了する約束を集英社と取り付けていたが、当時の編集長であった堀江信彦はその事実を途中まで知らされていなかった。

こうした背景もあって、本作は延べ10年半に及ぶ長期連載となった。連載終了についての事前の告知は行われず、最終話でもまだ悟空の冒険が続くようなシーンで終了している。

リバイバルブーム後の展開

完全版・DVD・ゲームが発売された2002年頃から、リバイバルブームが起きている。鳥山は連載終了直後のメッセージで「やりたいっすよ、次(の新しい作品)を。そのために(ドラゴンボールの連載を)やめたいと思ったってのもあるし。不器用だから他をやりながらってのがダメなんです。この作品をやって純粋にストーリー漫画の面白さってのもわかりましたし、自分では動きのある絵もやっと描けるようになってきたなあと思い始めた」、2013年のインタビューでは「その頃、連載はもう終わっていたので、僕の頭は次の仕事に向いていました。だから…正直に言うと、そこでまた『DB(GT)』のデザインというのは、ちょっとだけ抵抗がありました(笑)。続けていただけるのは、本当にありがたいと思いましたが」と語っていたが、2002年にアメリカ版『SHONEN JUMP』(VIZ Media)でのインタビューにて、「(週刊連載は)辛かったが、今は『ドラゴンボール』を最後まで描き切って良かったと思っている。でなければ、ここまで長くみなさんに愛される作品にはならなかったでしょうから」と語っている。同時期に完全版コミックの描き下ろしカバーイラストを描くために初めて本作をまともに読み、完全版では最終話の最後が修正された。当初の予定にはなかったものの『ネコマジンZ』『銀河パトロール ジャコ』などの作品に本作のキャラクターを登場させている。

2006年9月には『超こち亀』(『こちら葛飾区亀有公園前派出所』連載30周年記念本)に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とのコラボレーション漫画、『こちらナメック星ドラゴン公園前派出所』が掲載。同年12月には『ONE PIECE』とのコラボレーション漫画『CROSS EPOCH』(『週刊少年ジャンプ』2007年04・05合併号、2006年12月25日発売)を発表した。

『週刊少年ジャンプ』40周年記念号となった2008年34号で、現連載作家21人にアンケートを取ったところ、好きなキャラクター・一番強いと思うキャラクター共に孫悟空が選ばれた。

2010年12月からは『最強ジャンプ』にてスピンオフ作品『ドラゴンボールSD』(原作・監修:鳥山明、作画:オオイシナホ)が連載開始される。また、『Vジャンプ』では2011年8月号から同年10月号までスピンオフ作品『ドラゴンボール エピソード オブ バーダック』(原作・監修:鳥山明、作画:オオイシナホ)が掲載。2013年には『週刊少年ジャンプ』で『ドラゴンボール』本編の前日談となる『銀河パトロール ジャコ』が短期連載され、単行本にさらにその前日談となる『DRAGON BALL- 放たれた運命の子供』(ドラゴンボールマイナス はなたれたうんめいのこども)が収録された。

2015年7月からは鳥山明原案による『ドラゴンボール超』のTVアニメが放送開始され、アニメ放送に先駆けて、とよたろうによる漫画版が『Vジャンプ』2015年8月号にて連載が開始されている。

コミックス完全版を鳥山は「何年もたって(コミックス)完全版が出ましたが、その時最後を少し描き足しました。何だか最後がシャキッとしない気がしたんだと思います。悟空の闘いは終わって、世代交代というか、そういう意図を明確にしたかったんです」と語っている。

2016年10月に集英社は、同年6月21日付で社内に単独作品の部署としては初の試みとなる「ドラゴンボール室」を新設したことを発表した。担当者は「単独作品の部署は新しい試み。ライツ(権利)と漫画の両方を備え、世界的な人気を誇るビッグコンテンツをさらに大きく展開することを目指していく」と説明。作者の鳥山明も「ずいぶん昔の作品を、集英社さんの優秀なスタッフの力を借りて、現代でも盛り上げていただこう、なんていうボクにとっては実にありがたくも頼もしいチームです。これでボクは何もしなくてもいいということになればホントに最高です」とコメントを寄せた。

ストーリー作り

ストーリーや設定を考えた後にキャラクターの性格を考え、最後に絵を描くスタンスをとっており、連載の後半では絵を描くよりもストーリーを考える方に重きを置いていた。ストーリーについて鳥山明は「元々僕は、先の展開までジックリとかんがえるタイプではない。始まった時点では悟空が大猿に変身したりサイヤ人という宇宙人だったというようなことは全然考えていなかった。強引なまでの、うまい辻褄合わせに自分でも感心してしまう。先の話を考えずに行き当たりばったりで描くというのはけっこうスリルがあって悪くない。そのときそのときに応じて自由に話を変えていくことができ、自分でもどうなっていくかわからずドキドキワクワクして描ける」「鉛筆で実際にコマを割って絵や台詞を書いたりして話を進めていくと、頭で考えていた漫画と、ちょっと違ってきてしまうことが僕はよくある」と発言している。魔人ブウ編のことも鳥山は、「冒頭で悟飯がオレンジスターハイスクールに通っている辺りが好きだったけど、あの辺りを描いている時には、楽しくやりながら『さあ、そろそろ敵を考えなきゃいけないなあ…このまま日常がつづけばいいのにな』って、魔人ブウが出てくるのもわかんないまま描いていたんだと思います」と証言している。

鳥山明は「かなり多くの裏設定が頭の中にあったが説明っぽくなるから、ほとんど漫画にしなかった」、「サイヤ人の特徴とかバックボーンみたいな裏設定をつくるのも、わりと好き。僕の頭の中にしかないし話の展開の中で出す機会がなく作品に反映される率はそんなに高くなく、されないほうが多い。考えるときは、人造人間編のレッドリボン軍とか過去の何でもないようなものをほじくり返してつくるのが好き。最初にちょっと緩めに考えているから後で応用を利かせやすい。最初にきっちり展開を作り込んでしまうと横道に入ったときに修正が効かなくなってしまう。如意棒の使い方もいいかげんにやってたのに、みんな「そうだったのか!」と思ってくれた」、「18号とクリリン、ブルマとベジータなどの恋愛劇なども頭の中には出来上がっているが恥ずかしいという理由で作品にはしなかった」、と多くの設定を頭の中に描いていたことを明らかにしている。また鳥山明がアニメオリジナルエピソード用に描いたサイヤ人とツフル人の歴史や、あの世の設定、漫画で描かれなかったサイヤ人襲来までの1年間のキャラクターの生活などのメモや資料が存在する。鳥山は2015年に「ボクはいつもそうなんですが、人と話す時、特に収録などされていると余計に面倒だからとか、なんとなくとか、ちょっと格好つけて苦労を悟られないように話してしまうという、つまらないクセがあります。もちろん、そんなに面倒くさがりだったら漫画など描けないし、なんとなく描けるほど漫画家という職業は甘いものではありません。なんてことないようなフリをしていますが、陰ではけっこう頑張っているんです」「ジジイになった今だって、漫画の仕事こそあまりしませんが、わずかな睡眠時間であれこれ頑張っています。それでもなかなか満足できるような仕事はできません。自信のあるような態度も、じつは自分を追い込んでいるだけです。よく言われることではありますが、本当に永遠に勉強だと思っています」と語っている。

また、当時のストーリーや設定などについて鳥山は「仕事嫌いの僕は進んで描くというわけではなく、たくさん描かされたというべきで、僕は過去にはほとんど興味がなく、先しか見ないという性格なので、ドラゴンボールでも思い出せない事がいっぱいある」という趣旨の発言をしている。

各キャラクターの設定については、ドラゴンボールの登場人物を参照。

歴代担当編集者

初代担当 鳥嶋和彦(とりしま かずひこ)
鳥山明の前作『Dr.スランプ』からの担当編集者で、23回天下一武道会終了まで担当。ラブコメ好きで、『ドラゴンボール』でも悟空とブルマを恋愛させようとして、ラブコメが苦手な鳥山は困惑していた。また鳥山が小さい悟空を成長させようとした時、「待ってくれ」と言い、連載の危機を一番感じたが、上司を説得させて読者からの抗議もなかったため杞憂に終わったという。鳥嶋は、鳥山と大きな話の流れは決めていたが次週の話はネームが届くまでは分からず、読者視点で最初に感じたことを
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出典:wikipedia
2018/01/24 08:53

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