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ネバダ州とは?

ネバダ州
State of Nevada



(州旗) | (州章)
州の愛称: 銀の州
Silver State
州のモットー: 全ては祖国の為に
All For Our Country
戦いから生まれた
Battle Born
州都
カーソンシティ
【最大の都市】
ラスベガス
州知事
スティーブ・シソラック
公用語
法的指定なし
面積
- 総計
- 陸地
- 水域 全米第7位
286,352 km²
284,448 km²
1,904 km² (0.7%)
人口(2010年)
- 総計
- 人口密度 全米第35位
2,700,551
9.02人/km²
【合衆国加入
- 順番
- 加入年月日】

36番目
1864年10月31日
時間帯
UTC -8, -7
DST -7, -6
緯度
北緯35° - 42°
経度
西経114° - 120°
【東西の幅】
519 km
【南北の長さ】
788 km
標高
-最高標高
-平均標高
-最低標高
4,005 m
1,676 m
146 m
【略称 (ISO 3166-2:US)】
US-NV
【ウェブサイト】
ネバダ州政府
【上院議員】
ディーン・ヘラー
キャスリン・コーテズ・マストー

ネバダ州(: State of Nevada)は、アメリカ合衆国西部に位置するである。地域区分としてはロッキー山脈西部およびアメリカ合衆国南西部にも含められる。面積は110,561平方マイル (286,350 km) であり、全米50州の中で第7位である。人口は2010年時点で約270万人であり、全米第35位である。人口の3分の2以上がラスベガス都市圏に住んでいる。この都市圏にはネバダ州の人口の多い都市上位3つが入っている。

ネバダ州はカナダにもメキシコにも境を接しておらず、アメリカの内陸州としては面積最大である。

【家庭で話される言語(ネバダ州) 2010】

 |  |  |  | 
英語 | 
 | 71.79%
スペイン語 | 
 | 19.64%
タガログ語 | 
 | 2.55%
【人種構成(ネバダ州) 2010】

 |  |  |  | 
白人 | 
 | 54.1%
ヒスパニック | 
 | 26.5%
黒人 | 
 | 8.1%
アジア系 | 
 | 7.2%
インディアン | 
 | 1.2%
混血 | 
 | 4.7%

目次

  • 1 概要
  • 2 州名の由来と発音
  • 3 歴史
    • 3.1 1861年以前
    • 3.2 ユタ準州からの分離
    • 3.3 州昇格
      • 3.3.1 産業としてのギャンブル
      • 3.3.2 核実験
  • 4 地理
    • 4.1 気候
    • 4.2 植生
    • 4.3 郡
  • 5 人口動勢
    • 5.1 人種と民族の構成
    • 5.2 宗教
  • 6 インディアン部族
    • 6.1 インディアン・カジノ
  • 7 重要な都市及び町
    • 7.1 ネバダ州の裕福な10都市
  • 8 法律及び行政
    • 8.1 議会
      • 8.1.1 司法
      • 8.1.2 リバタリアン法
        • 8.1.2.1 売春法
        • 8.1.2.2 離婚法
        • 8.1.2.3 税法
        • 8.1.2.4 法人化法
        • 8.1.2.5 財務制度
        • 8.1.2.6 ドラッグおよびアルコール法
        • 8.1.2.7 喫煙
    • 8.2 犯罪
  • 9 政治
    • 9.1 ネバダ州の政治
    • 9.2 国政
    • 9.3 地方政府
  • 10 経済
  • 11 交通
  • 12 教育
    • 12.1 大学・短期大学
    • 12.2 研究機関
  • 13 公園とレクリエーション地域
    • 13.1 アメリカ合衆国国立公園局が管轄するレクリエーション地域
      • 13.1.1 北部
      • 13.1.2 南部
    • 13.2 原生地
    • 13.3 州立公園
  • 14 芸術・文化
    • 14.1 スポーツ
    • 14.2 イベント
  • 15 軍事
  • 16 ネバダ州に関わる歌
  • 17 今後の問題
  • 18 その他
    • 18.1 同州出身の有名人
    • 18.2 州の象徴など
  • 19 脚注
  • 20 関連項目
  • 21 外部リンク

概要

州都カーソンシティ市である。気候は砂漠気候亜乾燥気候帯にあり、州域の大半がグレートベースンの中にある。グレートベースンより南はモハーヴェ砂漠である。西端にはタホ湖シエラネバダ山脈がある。領域の86%は公的機関および軍隊の管轄権下でアメリカ合衆国連邦政府が所有している。

州名は近くにあるシエラネバダ山脈から採られた。シエラネバダとは「雪に覆われた山脈」を意味するスペイン語である。ヨーロッパ人が到着する以前のこの地域にはパイユート族、ショショーニ族およびワショー族インディアンが住んでいた。その後スペインアルタ・カリフォルニアの一部として領有権を主張し、メキシコ独立からはメキシコの支配下となった。1848年、米墨戦争で勝利したアメリカ合衆国がこの領土を獲得し、1850年にユタ準州として組み入れられた。1859年、コムストック・ロードにおける銀の発見で人口が急増し、1861年にはユタ準州西部が分かれてネバダ準州が創設された。1864年10月31日にはアメリカ合衆国36番目の州になった。

主産業は合法化されたカジノを代表とする娯楽産業と鉱業である。最大都市はラスベガス市で、世界有数のカジノ街として名高い。また、州西部のリノ市もカジノの町として知られる。鉱業はネバダ州経済の中で依然として重要な位置を占めており、金の生産量では世界第4位である。乾燥地帯で疫病が少ないため住みやすく、諸税の少なさから都市部での人口増加や企業進出が顕著である。州の大半を砂漠が占めており、農業はほとんど振るわない。よって州を潤していた鉱産資源が底を突き始めると人口流出が深刻となり、州政府は窮余の策として移住者の離婚を認め、定住者の娯楽と産業創出のためにカジノを公認するようになった。また、1936年完成のフーバーダムにより豊富な電力を得ることができ、今日に見られるようなネオン街が発展する契機となった。

ネバダ州は公式に「の州」と呼ばれている。これはその歴史と経済における銀の重要さを反映したものである。また南北戦争の間に州昇格を果たしたので「戦闘が生んだ州」、あるいは土地固有セージブラシュ(ヤマヨモギ)があるので「セージブラシュの州」とも呼ばれる。

州名の由来と発音

ネバダ州に全体が入っている山では最高峰であるホイーラー山、岩はプロスペクト造山時の珪岩

州名「ネバダ」は、「雪に覆われた」を意味するスペイン語形容詞 nevado の女性形 nevada [neˈβaða] であり、それは西の州境であるシエラネバダ山脈 Sierra Nevada (雪の山脈)に由来する。

ネバダ(Nevada)の第2音節は/æ/と発音され、単語"bad"の母音"a"と同じである。アメリカ合衆国西部以外の人々は[nəˈvɑːdə]のように発音し、単語"father"の母音"a"と同じである。これはスペイン語の母音"a"に近いのではあるが、地元の人々は誤りと考えている。2004年アメリカ合衆国大統領選挙の時にジョージ・W・ブッシュ元大統領がこの「誤り」を犯した。その汚名を雪ぐ機会が2004年6月18日のリノ・スパークス会議場で開かれた演説会だった。ブッシュ大統領は「ここネバダ([nəˈˈvædə])にいるのは光栄である」と母音"a"の正しい発音を強調して演説を始めた。ブッシュが「私は正しく発音したと思いますか?」と問いかけたときに、聴衆は大声でこれを承認した。ブッシュはその後の一般投票でネバダ州を制した。

下院議員ハリー・モーテンソンがもう一つの発音(スペイン語に近いもの)も認めるよう法案を提出している。

歴史

主要記事:ネバダ州の歴史

1861年以前

1859年、ネバダ州バージニア・シティーの下、コムストック・ロードでアメリカでは最初の銀鉱石の大規模埋蔵が発見された。

ユタ準州からの分離

1861年設立時のネバダ準州

1861年3月2日、ユタ準州の西部を分離してネバダ準州とし、シエラネバダ山脈に因んで現在の州名を採用した。

リンカーン郡ナイ郡にあるネバダ州歴史標識57号と58号によって1861年の南側州境が記念されている。

州昇格

1864年アメリカ合衆国大統領選挙が行われた日(11月8日)の8日前にあたる10月31日、ネバダは合衆国36番目の州に昇格した。これはエイブラハム・リンカーン大統領の再選を確実にする意図があったので急がれた。さらに南北戦争終戦後の共和党による合衆国議会支配を確実にする意図もあった。ネバダの鉱業に基づく経済は、工業化の進んだ北部との結びつきが強かった。

ネバダ州は州昇格後にその領域が拡大したことでは2つしかない州の1つである。1866年5月5日にコロラド川の西、アリゾナ準州のパーユート郡の一部を吸収して、南側州境は現在の領域に等しくなった。実質的に北緯37度線より南の地域である。この移管はこの地域で金が発見されたことが契機となっており、その後起こる人口増加に対しネバダ州の方が監督が行き届くであろうと政府が考えたためだった。その地域には現在のクラーク郡の大半が含まれている。1868年、ユタ準州の西部にあった別の地域がネバダ州に加えられた。これは地域住民がモルモン教の支配を忌避したためであり、これによって州東側の州境も確定した。

ネバダ州の経済は長年にわたって鉱業が造り上げてきた。マーク・トウェインが著作『Roughing It』(『西部放浪記』)を書いたときにネバダ州に住んだ。その頃の鉱業は投機と巨大な富を伴う産業だった。しかし、19世紀後半には鉱業が衰退し、人口も減少した。1900年にトノパーで、さらに続いてゴールドフィールドとライオライトで豊富な銀の埋蔵量が見つかり、再びネバダ州の人口は上向きに転じた。

産業としてのギャンブル

20世初期の不況後にギャンブルが産業として興隆し、ラスベガス市が造られることになった

初期のネバダ州鉱山町ではギャンブルが規制されず通常に行われていたが、1909年に全国的なギャンブル反対運動の一部としてネバダ州でも違法となった。その後の鉱業の衰退と、世界恐慌の時には農業も衰退したことで、ネバダ州は1931年3月19日に州議会の承認により再びギャンブルを合法化した。当時、ギャンブルに反対する指導者達は、ネバダ州経済が多様化し、景気の影響を受けにくいものになるまでの一時的な処置だと考えていた。しかし、ギャンブル産業がネバダ州の主要な収入源になるに及んで、ギャンブルをもう一度違法化するという議論が真剣に行われたことはない。

核実験

ラスベガス市の北西65マイル (104 km) にあるネバダ核実験場は1951年1月11日に設置された。この場所は約1,350平方マイル (3,496 km) の砂漠と山岳部で構成されている。核実験は1951年1月27日にフレンチマン・フラットに落とされた1キロトン爆弾で始まった。最後の大気圏内実験は1962年7月17日、地下核実験は1992年9月23日となった。この地域はアメリカ合衆国の中でも最も核爆発回数の多かった場所である。

州内の土地の80%以上が連邦政府の所有である。この主要な理由は、全州で砂漠がちな乾燥気候にあるためにホームステッド法に謳われるような広い土地をまとめることができなかったことである。初期の開拓者は水資源の周りの土地を取得し、その周囲の公有地で家畜に草を食ませた。その公有地は水が近くに無いので農業には不向きなままである。

地理

ネバダ州の標高図、ベイスン・アンド・レンジの並びが分かる

ネバダ州は北部でオレゴン州及びアイダホ州、西部でカリフォルニア州、南東部でアリゾナ州、東部でユタ州と隣接している。アリゾナ州との境界にはコロラド川及びフーバーダムが含まれる。

ネバダ州の大半はベイスン・アンド・レンジ地域に入っており、南北方向に走る多くの山脈で仕切られている。これら山脈の大半はその間に内陸バレーがあり、グレートベースンという言葉から得られるイメージとは矛盾している。

リノの日の出
ラチェル近くのベイスン・アンド・レンジ光景
フライガイザー間欠泉

ネバダ州北部の大半は夏暑く、冬は寒い砂漠であるグレートベースンの中にある。アリゾナ・モンスーンに乗ってくる湿気が夏の雷雨を生むことがある。太平洋から来る嵐はこの地域を雪で覆うこともある。

州北部をハンボルト川が東から西に流れ、ラブロック近くでハンボルト湖に注いでいる。ウォーカー川、トラッキー川およびカーソン川などシエラネバダ山脈から流れ出る川が東流している。

山岳部は標高が13.000フィート (3,962 m) を超える峰があり、砂漠の平原より高く深い森を育んでおり、固有種にとっては「空中の島」を生んでいる。バレーの標高はほとんど3,000フィート (900 m) を下回ることは無い。

州内南側3分の1はラスベガスがある地域であり、モハーヴェ砂漠の中にある。この地域では冬の雨が少ないが、夏のアリゾナ・モンスーンの影響を受けやすい。標高は低く、大半が4,000フィート (1,200 m) 以下である。このために大気の気温逆転が起こり、夏は暑く、冬の夜は冷涼から寒冷になりやすい。

ネバダ州とカリフォルニア州の州境は、400マイル (640 km) 以上にわたって経緯線に対する対角線方向に引かれており、この種のものとして最長である。この州境はタホ湖に始まり(湖岸からは4マイル (6.4 km) 沖)、ネバダ、カリフォルニア、アリゾナ3州の州境が集まるコロラド川、ラフリン橋の南西12マイル (19 km) まで続いている。

南部で最大の山脈はスプリング山脈であり、ラスベガスの直ぐ西にある。州内で最も標高が低い地点はコロラド川沿いでラフリンの南にある。

州内には標高差2,000フィート (600 m) 超える山が172ある。この数はアラスカ州に次いで2番目であり、カリフォルニア州、モンタナ州、ワシントン州よりも多い。この指標では大陸48州で「最も山がち」な州ということになる。

気候

ネバダ州は大半が砂漠気候亜乾燥気候帯にあり、夏の日中は 125°F(52℃) まで上がることもあれば、冬の夜は -50°F(-46℃) まで冷え込むこともある。しかし、南部の冬は短く、温暖な傾向がある。ほとんどの地域では年間を通じて雨が少ない。雨はシエラネバダ山脈の風下、東と北東斜面で降る。年間平均降水量は約7インチ (178 mm) であり、最も多い所で40インチ (1,000 mm) 程度である。州内過去最高気温は1994年6月29日、ラフリン(標高605フィート (180 m)) 地点での 125°F(52℃) だった。過去最低気温は1972年、州北部のサンジャシントで記録した -52°F(-47℃) だった。最高気温の記録ではカリフォルニア州 (134°F(57℃))、アリゾナ州 (128°F(53℃)) に次いで全米第3位である。

植生

州内の植生帯としては6つある。高山帯、亜高山帯、マツ樹林帯、ピニオン・ジュニパー樹林帯、セージブラシュ帯、およびクレオソート帯である。

主要記事:ネバダ州の郡一覧

ネバダ州は地理的政治区分として「郡」に区分されている。カーソンシティは、州法の下の多くの理由で郡と同等の扱いがなされている(独立市)。1919年時点で17の郡があった。その面積は146平方マイル (378 km) から18,159平方マイル (47,032 km) まである。1969年、州議会によってオームズビー郡が解体され、その境界をそのまま引き継ぐ形で現在のカーソンシティが形成された。

ハンボルト郡は1856年にユタ準州議会によって郡に指定され、1861年に新しいネバダ準州議会により再度指定された。

人口動勢

人口推移
【年】
【人口】
【】

1860 | 6,857 |  | 

1870 | 42,941 |  | 526.2%
1880 | 62,266 |  | 45.0%
1890 | 47,355 |  | -23.9%
1900 | 42,335 |  | -10.6%
1910 | 81,875 |  | 93.4%
1920 | 77,407 |  | -5.5%
1930 | 91,058 |  | 17.6%
1940 | 110,247 |  | 21.1%
1950 | 160,083 |  | 45.2%
1960 | 285,278 |  | 78.2%
1970 | 488,738 |  | 71.3%
1980 | 800,493 |  | 63.8%
1990 | 1,201,833 |  | 50.1%
2000 | 1,998,257 |  | 66.3%
2010 | 2,700,551 |  | 35.1%
Source:1910-2010

アメリカ合衆国統計局の2007年推計に拠ると、ネバダ州は前年より92,909人、すなわち3.5%増加し、2000年より516,550人、すなわち20.8%増加し、人口2,565,382人と推計された。これは前回の国勢調査からの自然増81,661人 (出生170,451人、死亡88,790人) と州内への移住者337,043人の増加が含まれている。アメリカ合衆国外からの移住は66,098人増加し、合衆国内からの移住者は270,945人増加した事になる。ネバダ州は1940年代から2003年まで約60年間連続して人口成長率が第1位だった。1990年から2000年の10年間では66.3%成長し、全米平均13.1%の5倍となっていた。2006年国勢調査によると、ネバダ州は人口成長速度で50州のうち第8位となった。

ネバダ州の人口重心はナイ郡南部にある。ナイ郡の未編入町パーランプはラスベガス市から西に60マイル (96 km)、カリフォルニア州都の州境近くにあり、1980年から2000年までの20年間で人口が26倍になった。2006年時点で5万人以上の恒久的住人がいる。ラスベガス市とその都市圏は1960年から2000年までの40年間、全米で最も成長速度の高い市と地域だった。1900年では住民100人の渓谷から1950年に1万人、1970年に10万人と推移し、2010年には250万人となっている。

ヘンダーソン市とノースラスベガス市は全米の人口10万人超の都市の中で、成長速度の高い都市20傑に入っている。

ラスベガス市の北東65マイル (104 km) にある地方都市メスキートは1990年代と2000年代に成長した小都市圏の例である。その他ラスベガス都市圏の周縁部にあるインディアンスプリングスやサーチライトのような砂漠の町も大きな成長を遂げた。

州内の新しい住民の多くはカリフォルニア州から移転してきた者であり、カリフォルニア化されていると感じる者もいる。

人種と民族の構成

2008年の人口推計によるネバダ州の人種構成は次のようになっている。

2008年時点でネバダ州移民を祖先で分類すると、ドイツ系 (13.2%)、アイルランド系 (10.7%)、イギリス系 (9.4%)、イタリア系 (6.4%)、アメリカ人 (4.1%) 、スカンディナヴィア系(4.0%)(ノルウェー系(1.7%)、スウェーデン系(1.5%)、デンマーク系(0.8%))の順である。

ネバダ州は多くの文化と出身民族の融合したものである。ラスベガス市とリノ市すなわちワショー郡はどの民族も過半数とならない都市と郡である。州内にはバスク人を祖先に持つ人口も少なからずいる。ダグラス郡ミネラル郡およびパーシング郡ではメキシコ人を祖先に持つ人口が多数派であり、クラーク郡の場合はメキシコ系アメリカ人だけで20万人以上がいる。ナイ郡とハンボルト郡はドイツ系アメリカ人が多数派である。ワショー郡にはアイルランド系アメリカ人が多い。リンカーン郡、チャーチル郡ライアン郡ホワイトパイン郡およびユーレカ郡ではイングランド系アメリカ人が多数派である。ラスベガス市では、スカンディナヴィア人、イタリア人、ポーランド人、ギリシャ人、スペイン人およびアルメニア人のような少数民族の増加速度が高い。

ラスベガス市とリノ市にはアフリカ系アメリカ人が集中する場所がある。現在のアフリカ系アメリカ人ネバダ州民の多くはカリフォルニア州、アメリカ合衆国中西部あるいは東海岸から移住してきた者である。

1850年代のカリフォルニア・ゴールドラッシュで数多い中国人が抗夫としてワショー郡に入ってきて以来、アジア系アメリカ人が州内に住むようになった。中国人に続いて19世紀後半には日系人が農業労働者として入ってきた。20世紀の後半までに中国日本韓国フィリピンから、また最近ではインドベトナムから多くの移民がラスベガス都市圏に入ってきた。ラスベガス市にはアジア系アメリカ人が国内でも最も多い部類の地域があり、スプリングマウンテン・ブールバードの州間高速道路15号線より西にはほとんどが中国人と台湾人の「チャイナタウン」があり、またチャールストン・アベニューとパラダイス・ブールバードにはアジア系を顧客にする「アジアタウン」ショッピングモールがある。フィリピン系アメリカ人が州内でも最も数の多いアジア系であり、その人口は113,000人以上である。これは州内アジア系の56.5%に相当し、全人口に対しても4.3%を占めている。

2000年国勢調査に拠れば、5歳以上のネバダ州民の16.19%が家庭でスペイン語を話している。また1.59%はフィリピン語を話し、1%は中国語を話している。

州の年齢別構成を見ると、5歳未満6.8%、18歳未満26.3%、また65歳以上13.6%となっている。高齢者(65歳以上)と若者(18歳未満)がネバダ州民の中で大きな構成比を占めている。女性が全体の50.7%を占めている。1990年代と2000年代にギャンブルと宿泊施設産業の職を求めて南アジアラテンアメリカから多くの移民がラスベガス地域に入ってきた。ただし、移民労働者の就職先としては農業と建設が大きな産業である。

2010年時点で違法移民の数は人口の8.8%に相当すると推計されている。これは国内の50州の中でも最も高い数字である。

宗教

2000年時点の絶対数で最も多いのはカトリック教会で331,844人、モルモン教会116,925人、南部バプテスト連盟40,233人となっている。ユダヤ教会に属するのは77,100人である。

カトリック教会、モルモン教会、福音主義教会の数が多いのは、出生率が高く、全国平均よりも若者人口が多いことが関わっている。ユダヤ系アメリカ人は成人の退職者社会での活動比率が高い。

インディアン部族

ネバダ州のインディアン保留地(左端)

コソ族、北パイユート族、南パイユート族、プエブロ族ショーショーニー族ユテ族ワショー族などのインディアン部族が先住する。現在、アメリカ連邦政府が公式に認定するインディアン部族による、21の部族会議が存在する。

世界初の原子爆弾の実験であるトリニティ実験は、近隣のニューメキシコ州でおこなわれたが、ネバダ州の西ショーショーニー族とパイユート族の保留地(Reservation)には、ネバダ核実験場があり、放射能被害が甚大である。これらの土地は近年も地下核実験場として使用され続けており、西ショーショーニー族はこの核実験の即時停止を求め、スイスの国連に代表団を送り、何度も提訴を行っている。米国科学アカデミーは、この州のインディアン保留地を「国家の犠牲地域」(National Sacrifice Area)に指定している。

1990年代以降、前記ネバダ核実験場の西にあり、西ショーショーニー族の聖山である「ユッカ・マウンテン(ユッカ山)」への、50年間にわたって蓄積された、全米の原子力産業と冷戦時代から引き継ぐ核兵器開発から生み出された高レベル放射性廃棄物の最終処分場建設計画が進められている。ユッカ山近辺は地震も多く、ロスアラモス国立研究所の科学者は、1995年3月に、「地下埋蔵処分計画されている核物質が核爆発をもたらす恐れがある」と警告。西ショーショーニー族は、周辺部族や環境団体とともに反対運動を組織化している。

その後エネルギー省は「一時的な保管場所」として、ニューメキシコ州のメスカレロ・アパッチ族の保留地への「保管所」建設を計画。しかしメスカレロ・アパッチ族は建設誘致派の部族会議と反対派の部族員で二分される騒ぎとなり、ほぼ頓挫したため再びユッカ山への建設計画が検討されている。ユッカ山での核物質地下処分が現実化すれば、地下水汚染は必至で、またラスベガスに近いパイユート族の「モアパ川インディアン保留地」が、核物質の陸上輸送ルートとなる予定である。

2009年、連邦議会でオバマ政権は、ユッカ山への核物質地下埋蔵処分計画に関する利用連邦予算案を拒否した。


  • アメリカ連邦政府が公式認定している部族
「ピラミッドレイク・パイユート族
「パイユート族・ドレッスラーヴィル・コロニー」
「ダックウォーター・ショーショーニー族
「イェリントン・パイユート族」
「ウォーカーリバー・パイユート族」
ヨンバ族
「西ショーショーニー族・エルモ・バンド」
ワショー族

 | 
「ファロン・パイユート・ショーショーニー族」
「ラスベガス・パイユート族」
「ラブロック・パイユート族」
「西ショーショーニー族・バトルマウンテン・バンド」
「西ショーショーニー族・サウスフォーク・バンド」
「西ショーショーニー族・ウェルス・バンド」
  • アメリカ連邦政府が公式認定していない部族
「パイユート族・パーランプ・バンド」


「アヴィ・リゾート&カジノ」

インディアン・カジノ

ネバダ州の「インディアン・カジノ」は、以下の三つ。

重要な都市及び町

【順位】
【都市】
人口
within
city limits
陸地
sq. miles 人口
密度
per sq mi
1 | ラスベガス | 583,756 | 113.3 | 5,152.3 | クラーク郡
2 | ヘンダーソン | 257,729 | 79.7 | 3,233.7 | クラーク郡
3 | リノ | 225,221 | 69.1 | 3,259.3 | ワショー郡
4 | パラダイス | 223,167 | 47.1 | 4,738.2 | クラーク郡
5 | ノースラスベガス | 216,961 | 78.5 | 2,763.8 | クラーク郡
6 | サンライズマナー | 189,372 | 38.2 | 4,957.4 | クラーク郡
7 | スプリングバレー | 178,395 | 33.4 | 5,341.2 | クラーク郡
8 | エンタープライズ | 108,481 | 48.6 | 2,232.1 | クラーク郡
9 | スパークス | 90,264 | 23.9 | 3,776.7 | ワショー郡
10 | カーソンシティ | 55,274 | 143.4 | 385.5 | (独立市)


【順位】
【郡】
人口
within
county limits
陸地
sq. miles 人口
密度
per sq mi 最大都市
1 | クラーク郡 | 1,951,269 | 7,910 | 247 | ラ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出典:wikipedia
2019/08/22 11:40

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