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ホープフルステークス_(中央競馬)とは?

【ホープフルステークス
Hopeful S】

2018年ホープフルステークス
優勝馬 サートゥルナーリア
(鞍上 ミルコ・デムーロ)

【開催国】
日本
【主催者】
日本中央競馬会
【競馬場】
中山競馬場
【創設】
1984年12月9日
【2017年の情報】

距離
芝2000m
格付け
GI
【賞金】
1着賞金7000万円

【出走条件】
サラ系2歳牡馬・牝馬(国際)(指定)
負担重量
馬齢(牡55kg、牝54kg)
【出典】

ホープフルステークスは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬重賞競走(GI)である。

競走名の「ホープフル(Hopeful)」は、英語で「希望に満ちた」「望みを持つ」という意味。

正賞は日本馬主協会連合会会長賞。

目次

  • 1 概要
    • 1.1 競走条件
      • 1.1.1 地方競馬所属馬の出走権
    • 1.2 賞金
  • 2 歴史
    • 2.1 東西の「3歳牝馬ステークス」
    • 2.2 1991年の再編・牡馬戦化と距離延長
    • 2.3 レース名の変遷
    • 2.4 2014年の2歳戦改革
    • 2.5 出走条件の変遷
    • 2.6 GI昇格
    • 2.7 年表
    • 2.8 歴代優勝馬
    • 2.9 ホープフルステークスの記録
  • 3 同名の競走
  • 4 脚注
    • 4.1 注釈
    • 4.2 出典
      • 4.2.1 各回競走結果の出典
  • 5 外部リンク

概要

1984年に創設された「ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス(ラジオたんぱはいさんさいひんばステークス)」を前身としている。競走名はその後1991年より「ラジオたんぱ杯3歳ステークス(ラジオたんぱはいさんさいステークス)」、2001年より「ラジオたんぱ杯2歳ステークス(ラジオたんぱはいにさいステークス)」、2006年より「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(ラジオにっけいはいにさいステークス)」と変遷を経てきた(後述)。

近年の日本競馬においては2歳馬競走の開始時期の早期化に加え競走距離が多様化しており、特に中距離競走の充実ぶりが顕著になっていることから、2013年まで阪神競馬場の芝2000mで施行していたGIIIのラジオNIKKEI杯2歳ステークスを2014年より中山競馬場の芝2000mに変更のうえ、2歳中距離路線の頂点となる競走に位置づけてGIIに昇格した。

2017年1月、前年より日本グレード格付け管理委員会、並びにアジアパターン委員会へ行っていた格付昇格の申請が承認され、同年度よりGIとして施行されることになった。これによりJRAにおける2歳馬限定のGI競走は12月に3レースが集中し、しかもすべて芝コースのレースとなった(なお2017年現在、JRAでは2歳馬限定のダート重賞競走は施行していない)。

競走条件

以下の内容は、2017年現在のもの。

出走資格:サラ系2歳牡馬・牝馬(出走可能頭数:最大18頭)

負担重量:馬齢(牡55kg、牝54kg)

地方競馬所属馬の出走権

地方競馬所属馬は、同年に行われる下表の競走のいずれかで2着以内に入着すると、本競走の優先出走権が与えられる。

【競走名】
【格】
【競馬場】
距離
東京スポーツ杯2歳ステークス | GIII | 東京競馬場 | 芝1800m
京都2歳ステークス | GIII | 京都競馬場 | 芝2000m

上記のほか、中央競馬で施行する芝の2歳重賞で1着となった地方競馬所属馬も出走申込ができる。

賞金

2017年の1着賞金は7000万円で、以下2着2800万円、3着1800万円、4着1100万円、5着700万円。

歴史

東西の「3歳牝馬ステークス」

1984年に、「ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス」の名称で創設。桜花賞と同じく、阪神競馬場の芝1600mで行われていた。

当時は3歳(現2歳)馬の重賞で最高格のGI競走として、関東に「朝日杯3歳ステークス(現:朝日杯フューチュリティステークス)」、関西に「阪神3歳ステークス(現:阪神ジュベナイルフィリーズ)」があり、3歳馬は概ねその所属に応じて関東・関西に分かれて頂点を争っていた。この両競走は牡馬・牝馬の区別なく出走できたが、牝馬がこれに勝つというのはそう多いことではなかった。

1984年にグレード制が導入されるのにあわせて、3歳牝馬限定の重賞が関東と関西に整備された。関東に創設されたのが「テレビ東京賞3歳牝馬ステークス(現・フェアリーステークス)」、関西に創設されたのが「ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス」である。当時、両競走はしばしばスポンサー冠を省略して「3歳牝馬ステークス」と呼ばれていたが、どちらも同じ名称になるため、「3歳牝馬ステークス(東)」「3歳牝馬ステークス(西)」のように表記されていた。

1991年の再編・牡馬戦化と距離延長

1991年に3歳重賞路線の大きな変更が行われ、従来の東西別のチャンピオン路線をやめ、牡馬と牝馬の路線の区別化が図られることになった。

これにより、朝日杯3歳ステークスは牡馬・騸馬のチャンピオン決定戦、阪神3歳ステークスは「阪神3歳牝馬ステークス」と改称し、牝馬のチャンピオン決定戦として位置づけられた。

本競走も従来の牝馬限定戦から大転換し、牡馬・騸馬限定戦に変更。距離も延長されて2000mになり、競走名は「ラジオたんぱ杯3歳ステークス」に改められた。

レース名の変遷

2001年から馬齢表記の国際基準への変更により従来の3歳馬は2歳馬となったため、競走名も「ラジオたんぱ杯2歳ステークス」と改められた。

寄贈賞を提供してきた日本短波放送が、2004年に愛称「ラジオたんぱ」を「ラジオNIKKEI」に変更したことを受け、レース名も2006年から「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」に変更した。

2014年の2歳戦改革

2014年から2歳戦の中距離路線の拡充が行われることになり、本重賞は中山競馬場に移転するとともに名称が「ホープフルステークス」に改められることになった。

この変更が発表された当初は、従来の「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」の格付を継承したGIIIとされていたが、のちにGII格付を得たことが発表された。

なお、「ラジオNIKKEI」の寄贈杯は、新設された「ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス」が引き継ぐこととなった。

出走条件の変遷

上述のように、当初牝馬限定戦で行われていたが、1991年以降は牡馬・騸馬の限定戦となって出走条件が一変している。その後2000年からは牝馬も出走可能となり、「ホープフルステークス」に改称された2014年からは騸馬の出走ができなくなった。

そのほかの変更では、1993年からは混合競走(外国産馬の出走が可能)、1996年から特別指定交流競走(JRAに認定された地方競馬所属馬の出走が可能)、2010年からは国際競走(外国調教馬の出走が可能)となった。

GI昇格

2017年よりGIに昇格となった。この昇格により有馬記念に代わりJRAでの「年内最後のGIレース」となっている(2020年を除く)。

年表

歴代優勝馬

コース種別の表記がない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

競走名は第1回から第7回まで「ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス」、第8回から第17回まで「ラジオたんぱ杯3歳ステークス」、第18回から第22回まで「ラジオたんぱ杯2歳ステークス」、第23回から第30回まで「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」。

【回数】
【年月日】
【競馬場】
【距離】
【優勝馬】
【性齢】
【所属】
【タイム】
【騎手】
【管理調教師】
馬主
第1回 | 1984年12月9日 | 阪神 | 1600m | ニホンピロビッキー | 牝2 | JRA | 1:35.9 | 河内洋 | 田中耕太郎 | 小林百太郎
第2回 | 1985年12月8日 | 阪神 | 1600m | ダイナカンパリー | 牝2 | JRA | 1:37.1 | 樋口弘 | 浜田光正 | (有)社台レースホース
第3回 | 1986年12月7日 | 阪神 | 1600m | ドウカンジョー | 牝2 | JRA | 1:35.5 | 田島信行 | 池江泰郎 | 新井興業(株)
第4回 | 1987年12月13日 | 阪神 | 1600m | プリンセススキー | 牝2 | JRA | 1:36.6 | 田島良保 | 田中耕太郎 | 奥村清晴
第5回 | 1988年12月11日 | 阪神 | 1600m | タニノターゲット | 牝2 | JRA | 1:36.1 | 小島貞博 | 戸山為夫 | 谷水雄三
第6回 | 1989年12月10日 | 阪神 | 1600m | レガシーワイス | 牝2 | JRA | 1:35.8 | 武豊 | 坂口正大 | (株)ホースタジマ
第7回 | 1990年12月22日 | 阪神 | 1600m | イソノルーブル | 牝2 | JRA | 1:35.0 | 五十嵐忠男 | 清水久雄 | 磯野俊雄
第8回 | 1991年12月21日 | 京都 | 2000m | ノーザンコンダクト | 牡2 | JRA | 2:05.9 | 藤田伸二 | 伊藤修司 | (有)社台レースホース
第9回 | 1992年12月26日 | 阪神 | 2000m | ナリタタイシン | 牡2 | JRA | 2:05.8 | 清水英次 | 大久保正陽 | 山路秀則
第10回 | 1993年12月25日 | 阪神 | 2000m | ナムラコクオー | 牡2 | JRA | 2:05.7 | 上村洋行 | 野村彰彦 | 奈村信重
第11回 | 1994年12月24日 | 阪神 | 2000m | タヤスツヨシ | 牡2 | JRA | 2:03.4 | 小島貞博 | 鶴留明雄 | 横瀬寛一
第12回 | 1995年12月23日 | 阪神 | 2000m | ロイヤルタッチ | 牡2 | JRA | 2:02.7 | O.ペリエ | 伊藤雄二 | 太田美實
第13回 | 1996年12月21日 | 阪神 | 2000m | メジロブライト | 牡2 | JRA | 2:03.1 | 松永幹夫 | 浅見国一 | (有)メジロ牧場
第14回 | 1997年12月20日 | 阪神 | 2000m | ロードアックス | 牡2 | JRA | 2:03.8 | 岡部幸雄 | 藤沢和雄 | (株)ロードホースクラブ
第15回 | 1998年12月26日 | 阪神 | 2000m | アドマイヤベガ | 牡2 | JRA | 2:04.1 | 武豊 | 橋田満 | 近藤利一
第16回 | 1999年12月25日 | 阪神 | 2000m | ラガーレグルス | 牡2 | JRA | 2:03.7 | 佐藤哲三 | 大久保正陽 | 奥村啓二
第17回 | 2000年12月23日 | 阪神 | 2000m | アグネスタキオン | 牡2 | JRA | 2:00.8 | 河内洋 | 長浜博之 | 渡辺孝男
第18回 | 2001年12月22日 | 阪神 | 2000m | メガスターダム | 牡2 | JRA | 2:03.4 | 渡辺薫彦 | 山本正司 | (有)ノースヒルズマネジメント
第19回 | 2002年12月21日 | 阪神 | 2000m | ザッツザプレンティ | 牡2 | JRA | 2:04.5 | 河内洋 | 橋口弘次郎 | (有)社台レースホース
第20回 | 2003年12月27日 | 阪神 | 2000m | コスモバルク | 牡2 | 北海道 | 2:01.6 | 五十嵐冬樹 | 田部和則 | 岡田美佐子
第21回 | 2004年12月25日 | 阪神 | 2000m | ヴァーミリアン | 牡2 | JRA | 2:03.5 | 武豊 | 石坂正 | (有)サンデーレーシング
第22回 | 2005年12月24日 | 阪神 | 2000m | サクラメガワンダー | 牡2 | JRA | 2:01.9 | 安藤勝己 | 友道康夫 | (株)さくらコマース
第23回 | 2006年12月23日 | 阪神 | 2000m | フサイチホウオー | 牡2 | JRA | 2:02.1 | 安藤勝己 | 松田国英 | 関口房朗
第24回 | 2007年12月22日 | 阪神 | 2000m | サブジェクト | 牡2 | JRA | 2:07.0 | O.ペリエ | 池江泰郎 | (有)ノースヒルズマネジメント
第25回 | 2008年12月27日 | 阪神 | 2000m | ロジユニヴァース | 牡2 | JRA | 2:01.7 | 横山典弘 | 萩原清 | 久米田正明
第26回 | 2009年12月26日 | 阪神 | 2000m | ヴィクトワールピサ | 牡2 | JRA | 2:01.3 | 武豊 | 角居勝彦 | 市川義美
第27回 | 2010年12月25日 | 阪神 | 2000m | ダノンバラード | 牡2 | JRA | 2:02.2 | 武豊 | 池江泰郎 | (株)ダノックス
第28回 | 2011年12月24日 | 阪神 | 2000m | アダムスピーク | 牡2 | JRA | 2:02.4 | C.ルメール | 石坂正 | (有)キャロットファーム
第29回 | 2012年12月22日 | 阪神 | 2000m | エピファネイア | 牡2 | JRA | 2:05.4 | 福永祐一 | 角居勝彦 | (有)キャロットファーム
第30回 | 2013年12月21日 | 阪神 | 2000m | ワンアンドオンリー | 牡2 | JRA | 2:04.3 | C.ルメール | 橋口弘次郎 | (株)ノースヒルズ
第31回 | 2014年12月28日 | 中山 | 2000m | シャイニングレイ | 牡2 | JRA | 2:01.9 | 川田将雅 | 高野友和 | (有)キャロットファーム
第32回 | 2015年12月27日 | 中山 | 2000m | ハートレー | 牡2 | JRA | 2:01.8 | H.ボウマン | 手塚貴久 | (有)サンデーレーシング
第33回 | 2016年12月25日 | 中山 | 2000m | レイデオロ | 牡2 | JRA | 2:01.3 | C.ルメール | 藤沢和雄 | (有)キャロットファーム
第34回 | 2017年12月28日 | 中山 | 2000m | タイムフライヤー | 牡2 | JRA | 2:01.4 | C.デムーロ | 松田国英 | (有)サンデーレーシング
第35回 | 2018年12月28日 | 中山 | 2000m | サートゥルナーリア | 牡2 | JRA | 2:01.6 | M.デムーロ | 中竹和也 | (有)キャロットファーム

ホープフルステークスの記録

同名の競走

中山競馬場では従来、2歳オープンの特別競走として同名の競走が行われていたが、JRAではこれを前身としていない。

詳細は「中央競馬のオープン特別競走」を参照

脚注

注釈

  1. ^ 2017年現在、JRA所属の2歳馬が出走可能な日本国内のダート重賞は地方競馬でしか施行していない(エーデルワイス賞北海道2歳優駿兵庫ジュニアグランプリ全日本2歳優駿)。ダートグレード競走も参照。
  2. ^ 両競走を通じて、1949年から1991年の全84回中、牝馬の優勝は14回。
  3. ^ 「3歳牝馬ステークス」という名称のオープン特別競走はそれ以前からあり、関東では12月の中山競馬場1600メートルで行われていた。1982年の勝ち馬ダイナカールの成績表などに残っている。
  4. ^ 同様のケースとしては、「金杯(現:中山金杯京都金杯)」や「4歳牝馬特別(現:フィリーズレビューフローラステークス)」などがある。
  5. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典

  1. ^ IFHA(国際競馬統括機関連盟) Hopeful S 2015年12月21日閲覧。
  2. ^ 重賞競走一覧(レース別・関東)”. 日本中央競馬会. p. 47. 2017年1月27日閲覧。
  3. ^ 平成28年第5回中山競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2015年12月21日閲覧。
  4. ^ ホープフルステークスのGI昇格およびターコイズステークスのGIII格付け取得について”. 日本中央競馬会 (2017年1月27日). 2017年1月27日閲覧。
  5. ^ 2016年度第5回中山競馬特別レース名解説 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 5. 2015年12月21日閲覧。
  6. ^ 平成29年第5回中山競馬番組日本中央競馬会、2017年7月30日閲覧
  7. ^ ホープフルS レースガイド”. netkeiba.com. 2015年12月21日閲覧。
  8. ^ レースについて:ホープフルステークス 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2016年12月21日閲覧。
  9. ^ 地方馬が出走できるG1競走等とそのステップ競走について(平成29年度)日本中央競馬会、2017年2月22日閲覧
  10. ^ 種牡馬サムライハートのカタログ (PDF)”. 株式会社優駿. 2014年8月9日閲覧。 母系のダイナカールの主な勝鞍として「3歳牝馬S」があげられている。
  11. ^ シャダイカグラの全成績 - 日刊競馬、2014年8月9日閲覧
  12. ^ 2014年度重賞競走の格付けを取得”. 日本中央競馬会 (2014年1月20日). 2015年12月21日閲覧。
  13. ^ ホープフルSをG2へ!来年から朝日杯FSを阪神で開催(スポーツ報知2013年10月17日付け 同10月13日閲覧)
  14. ^ 2014年度開催日割および重賞競走について” (日本語). 日本中央競馬会 (2013年10月21日). 2013年10月21日閲覧。
  15. ^ 中央競馬全重賞競走成績集【2歳・3歳編】
  16. ^ 出走履歴(コスモバルク) - 地方競馬全国協会、2015年4月14日閲覧

各回競走結果の出典

外部リンク

中央競馬重賞競走(2019年)
GI | 
平地 | 

障害 | 
  • 中山グランドジャンプ
  • 中山大障害


  • GII | 
    平地 | 

    障害 | 
  • 阪神スプリングジャンプ
  • 京都ハイジャンプ
  • 東京ハイジャンプ


  • GIII | 
    平地 | 
    出典:wikipedia
    2019/12/01 10:54

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