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マスターズ・トーナメントとは?

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マスターズ・トーナメント
Masters Tournament
トーナメント情報
【創設】
1934年
【開催地】
ジョージア州オーガスタ

オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ
【基準打数】
Par72(2017年)
【ヤーデージ】
7,435ヤード (6,799 m) (2017年)
【主催】
オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ
【ツアー】
PGAツアー
ヨーロピアンツアー
日本ゴルフツアー
【競技方法】
ストロークプレー
【賞金総額】
1100万ドル(2017年)
【開催月】
4月
最高記録
【最少打数】
270 タイガー・ウッズ(1997年)
270 ジョーダン・スピース(2015年)
【通算スコア】
-18 同上
最新優勝者
パトリック・リード(2018年)
大会の最新回

マスターズ・トーナメント(英語: Masters Tournament)は、アメリカ合衆国ジョージア州オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブを会場に開かれている、ゴルフメジャー選手権のひとつ。

目次

  • 1 概要
  • 2 招待条件
  • 3 記録
  • 4 歴代優勝者
  • 5 ローアマチュア
  • 6 放送
    • 6.1 アメリカ
    • 6.2 アメリカ以外
  • 7 チケット
  • 8 脚注
  • 9 外部リンク

概要

1934年にボビー・ジョーンズと友人で実業家のクリフォード・ロバーツの企画により"Augusta National Invitation Tournament"と題して開幕したが、1939年に当初ロバーツが考えていたものの、ジョーンズが嫌っていたマスターズというタイトルに変更された。

毎年4月2週目の日曜日に最終日を基準に開催される。出場選手は前年度の世界各地のツアーでの賞金ランキング上位者、メジャー優勝者など。招待資格を満たす名手(マスター)たちしか出場できないことから「ゴルフの祭典」として敬愛されている。

1960年から本戦の前日の水曜日に「パー3コンテスト」が開催されている。オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブに隣接する9ホール(パー27)の特設コースで行われ、歴代最少スコアは19。過去の優勝者にはサム・スニード(1960年・1974年)、アーノルド・パーマー(1967年)、青木功(1975年・1981年)、トム・ワトソン(1982年・2018年)、中嶋常幸(1988年)、ビジェイ・シン(1994年)などがいる。出場選手の子供がキャディーを務めるなど和やかな雰囲気で行われる伝統のイベントであるが、優勝するとその年の本選では優勝できないというジンクスがあることでも知られる。2017年は雨のため初めて中止された。

優勝賞金は開幕当初は特に定めないで、3日間の入場収入などを基に決定する。優勝者には優勝賞金に加えてグリーン・ジャケットが贈られ、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの名誉会員となり、当大会への生涯出場権が与えられる。「ゴルフの祭典」という大会の性格上、この生涯出場権により、2000年代までは年齢が70代や80代に達した往年の名プレーヤーが出場を続けていた。しかし、2002年に大会を主催するマスターズ委員会が、一定水準のスコアでラウンドできなくなった選手に対して出場辞退を要請する手紙を送るようになったことや、コース改造(全長を約300ヤード延長)を契機として、ダグ・フォードビリー・キャスパーゲイ・ブリュワーなどが出場を取りやめるようになった。その後、BIG3と呼ばれたアーノルド・パーマーは2004年(当時74歳)、ジャック・ニクラスは2005年(当時65歳)、ゲーリー・プレーヤーは2009年(当時73歳)に引退を表明し、競技者としての出場を終えている(この3人は2012年から名誉スターターとして大会初日に始球式を行っているが、2016年はパーマーが辞退を表明した)。

他のメジャーは毎回開催コースが異なるが、マスターズは毎年同じオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催される。このコースはとりわけグリーンの難度が高く、「オーガスタのグリーンには“魔女”が棲(す)む」とよく言われる。更にINの11番・12番・13番の3つのホールに至っては「神に祈る」と言う意味も込められたのかは分からないが別名・《アーメンコーナー》と言われて恐れられている。フェアウェイもアンジュレーションが大きく、バーディを狙うにはティショットを正確に理想的なセカンドショットのポジションに運ぶ必要がある。また、谷と森が作り出す気まぐれな風も起こる。こうした環境が、トーナメント名の通り、名手に相応しい技術の持ち手を選ぶことになる。一方、ラフはセカンドカットまでとなっており、長いラフのセットとなる全米オープンとの違いが顕著に表れる部分である。

1961年南アフリカゲーリー・プレーヤーが優勝し、初のアメリカ人以外の優勝者となった。1975年にはリー・エルダーが黒人選手として初めて出場した。2009年アルゼンチンアンヘル・カブレラが初の南米勢優勝を果たした。

グレグ・ノーマンら世界的強豪選手の多いオーストラリア勢だがマスターズでは1996年の大会でノーマンがニック・ファルドに最終日に大逆転負けを喫するなどなかなか勝てなかったが、2013年の大会でついにアダム・スコットがオーストラリア勢として初の優勝を果たした。

2014年には、1982年大会優勝者のクレイグ・スタドラーと息子のケビン・スタドラーが史上初の親子同時出場を果たした。

意外な伏兵が優勝することが多い他のメジャーと違い、ビッグネームが順当に優勝することの多いトーナメントとして有名だった。これは毎年同じゴルフコースで開催されるという特性から、ベテランほどこのコースの経験を多く持っていることが原因と考えられる。だが、2007年大会は世界ランキング56位(当時)でツアー1勝しかしていないザック・ジョンソンが優勝し、大会史上初といってもいい伏兵の優勝となった。近年はコースの長距離化などの影響で若手プロの初優勝が相次いでおり、ベテランに有利とは限らなくなっている。

尚、予選通過ラインは、予選カットができた1957年以降「上位40位タイまで」だったが、1962年に「44位タイまで」と「首位から10打差以内」に変更、2013年には約半世紀ぶりに「50位タイまで」と「首位から10打差以内」に変更された。

4日間終了時点で1位が2人以上いた場合、プレーオフはサドンデスによって争われる。以前は、翌日に18ホールのストローク・プレーや、4ホールのストロークで争っていた。プレーオフは18番と10番ホールで行われる。

招待条件

招待条件は下記の通りであるが、カテゴリー7から11までについてはアマチュア選手は大会初日時点でアマチュアでなければならない。

  1. 歴代優勝者 (生涯)
  2. 全米オープン優勝者(過去5年間)
  3. 全英オープン優勝者(過去5年間)
  4. 全米プロゴルフ選手権(PGA選手権)優勝者(過去5年間)
  5. ザ・プレーヤーズ選手権優勝者(過去3年間)
  6. オリンピックにおけるゴルフ競技優勝者(オリンピックの翌年のみ・直近の場合は2017年が該当)
  7. 前年全米アマ優勝者および2位
  8. 前年全英アマ優勝者
  9. 前年アジアパシフィックアマチュア選手権優勝者
  10. 当年ラテンアメリカアマチュア選手権優勝者
  11. 前年全米ミッド・アマ優勝者
  12. 前年マスターズ大会12位以内(タイを含む)入賞者
  13. 前年全米オープン4位以内(タイを含む)入賞者
  14. 前年全英オープン4位以内(タイを含む)入賞者
  15. 前年PGA選手権4位以内(タイを含む)入賞者
  16. 前年マスターズ大会翌週から、本大会前週までのPGAツアー(フェデックスカップポイントに加算される試合)優勝者
  17. 前年ザ・ツアーチャンピオンシップ出場者
  18. 前年最終週の公式世界ランキング50位以内
  19. 同年公式世界ランキング50位以内(マスターズ大会開催前週に発表のもの)

その他、特別招待枠がある。

記録

大会歴代2位の優勝回数は4回、アーノルド・パーマー(1958年1960年1962年1964年)とタイガー・ウッズ(1997年2001年2002年2005年)の2人。歴代4位は3回優勝、ジミー・デマレーサム・スニードゲーリー・プレーヤーニック・ファルドフィル・ミケルソンの5人がいる。

歴代優勝者

【年】
【国】
【優勝者】
【合計スコア】
【合計パー】
【優勝賞金 ($)】

1934 |  アメリカ合衆国 | ホートン・スミス | 284 | -4 | 1,500
1935 |  アメリカ合衆国 | ジーン・サラゼン | 282 | -6 | 1,500
1936 |  アメリカ合衆国 | ホートン・スミス | 285 | -3 | 1,500
1937 |  アメリカ合衆国 | バイロン・ネルソン | 283 | -5 | 1,500
1938 |  アメリカ合衆国 | ヘンリー・ピカード | 285 | -3 | 1,500
1939 |  アメリカ合衆国 | ラルフ・ガルダール | 279 | -9 | 1,500
1940 |  アメリカ合衆国 | ジミー・デマレー | 280 | -8 | 1,500
1941 |  アメリカ合衆国 | クレイグ・ウッド | 280 | -8 | 1,500
1942 |  アメリカ合衆国 | バイロン・ネルソン | 280 | -8 | 1,500
1943-45: 第二次世界大戦のため中止
1946 |  アメリカ合衆国 | ハーマン・カイザー | 282 | -6 | 2,500
1947 |  アメリカ合衆国 | ジミー・デマレー | 281 | -7 | 2,500
1948 |  アメリカ合衆国 | クロード・ハーモン | 279 | -9 | 2,500
1949 |  アメリカ合衆国 | サム・スニード | 282 | -6 | 2,750
1950 |  アメリカ合衆国 | ジミー・デマレー | 283 | -5 | 2,400
1951 |  アメリカ合衆国 | ベン・ホーガン | 280 | -8 | 3,000
1952 |  アメリカ合衆国 | サム・スニード | 286 | -2 | 4,000
1953 |  アメリカ合衆国 | ベン・ホーガン | 274 | -14 | 4,000
1954 |  アメリカ合衆国 | サム・スニード | 289 | +1 | 5,000
1955 |  アメリカ合衆国 | ケリー・ミドルコフ | 279 | -9 | 5,000
1956 |  アメリカ合衆国 | ジャック・バーク・ジュニア | 289 | +1 | 6,000
1957 |  アメリカ合衆国 | ダグ・フォード | 283 | -5 | 8,750
1958 |  アメリカ合衆国 | アーノルド・パーマー | 284 | -4 | 11,250
1959 |  アメリカ合衆国 | アート・ウォール・ジュニア | 284 | -4 | 15,000
1960 |  アメリカ合衆国 | アーノルド・パーマー | 282 | -6 | 17,500
1961 |  南アフリカ連邦 | ゲーリー・プレーヤー | 280 | -8 | 20,000
1962 |  アメリカ合衆国 | アーノルド・パーマー | 280 | -8 | 20,000
1963 |  アメリカ合衆国 | ジャック・ニクラス | 286 | -2 | 20,000
1964 |  アメリカ合衆国 | アーノルド・パーマー | 276 | -12 | 20,000
1965 |  アメリカ合衆国 | ジャック・ニクラス | 271 | -17 | 20,000
1966 |  アメリカ合衆国 | ジャック・ニクラス | 288 | 0 | 20,000
1967 |  アメリカ合衆国 | ゲイ・ブリュワー | 280 | -8 | 20,000
1968 |  アメリカ合衆国 | ボブ・ゴールビー | 277 | -11 | 20,000
1969 |  アメリカ合衆国 | ジョージ・アーチャー | 281 | -7 | 20,000
1970 |  アメリカ合衆国 | ビリー・キャスパー | 279 | -9 | 25,000
1971 |  アメリカ合衆国 | チャールズ・クーディー | 279 | -9 | 25,000
1972 |  アメリカ合衆国 | ジャック・ニクラス | 286 | -2 | 25,000
1973 |  アメリカ合衆国 | トミー・アーロン | 283 | -5 | 30,000
1974 |  南アフリカ共和国 | ゲーリー・プレーヤー | 278 | -10 | 35,000
1975 |  アメリカ合衆国 | ジャック・ニクラス | 276 | -12 | 40,000
1976 |  アメリカ合衆国 | レイモンド・フロイド | 271 | -17 | 40,000
1977 |  アメリカ合衆国 | トム・ワトソン | 276 | -12 | 40,000
1978 |  南アフリカ共和国 | ゲーリー・プレーヤー | 277 | -11 | 45,000
1979 |  アメリカ合衆国 | ファジー・ゼラー | 280 | -8 | 50,000
1980 |  スペイン | セベ・バレステロス | 275 | -13 | 55,000
1981 |  アメリカ合衆国 | トム・ワトソン | 280 | -8 | 60,000
1982 |  アメリカ合衆国 | クレイグ・スタドラー | 284 | -4 | 64,000
1983 |  スペイン | セベ・バレステロス | 280 | -8 | 90,000
1984 |  アメリカ合衆国 | ベン・クレンショー | 277 | -11 | 108,000
1985 |  西ドイツ | ベルンハルト・ランガー | 282 | -6 | 126,000
1986 |  アメリカ合衆国 | ジャック・ニクラス | 279 | -9 | 144,000
1987 |  アメリカ合衆国 | ラリー・マイズ | 285 | -3 | 162,000
1988 |  スコットランド | サンディ・ライル | 281 | -7 | 183,800
1989 |  イングランド | ニック・ファルド | 283 | -5 | 200,000
1990 |  イングランド | ニック・ファルド | 278 | -10 | 225,000
1991 |  ウェールズ | イアン・ウーズナム | 277 | -11 | 243,000
1992 |  アメリカ合衆国 | フレッド・カプルス | 275 | -13 | 270,000
1993 |  ドイツ | ベルンハルト・ランガー | 277 | -11 | 306,000
1994 |  スペイン | ホセ・マリア・オラサバル | 279 | -9 | 360,000
1995 |  アメリカ合衆国 | ベン・クレンショー | 274 | -14 | 396,000
1996 |  イングランド | ニック・ファルド | 276 | -12 | 450,000
1997 |  アメリカ合衆国 | タイガー・ウッズ | 270 | -18 | 486,000
1998 |  アメリカ合衆国 | マーク・オメーラ | 279 | -9 | 576,000
1999 |  スペイン | ホセ・マリア・オラサバル | 280 | -8 | 720,000
2000 |  フィジー | ビジェイ・シン | 278 | -10 | 828,000
2001 |  アメリカ合衆国 | タイガー・ウッズ | 272 | -16 | 1,080,000
2002 |  アメリカ合衆国 | タイガー・ウッズ | 276 | -12 | 1,080,000
2003 |  カナダ | マイク・ウェア | 281 | -7 | 1,080,000
2004 |  アメリカ合衆国 | フィル・ミケルソン | 279 | -9 | 1,117,000
2005 |  アメリカ合衆国 | タイガー・ウッズ | 276 | -12 | 1,260,000
2006 |  アメリカ合衆国 | フィル・ミケルソン | 281 | -7 | 1,260,000
2007 |  アメリカ合衆国 | ザック・ジョンソン | 289 | +1 | 1,305,000
2008 | 南アフリカ共和国 | トレバー・イメルマン | 280 | -8 | 1,350,000
2009 |  アルゼンチン | アンヘル・カブレラ | 276 | -12 | 1,350,000
2010 |  アメリカ合衆国 | フィル・ミケルソン | 272 | -16 | 1,350,000
2011 | 南アフリカ共和国 | シャール・シュワーツェル | 274 | -14 | 1,440,000
2012 |  アメリカ合衆国 | バッバ・ワトソン | 278 | -10 | 1,440,000
2013 |  オーストラリア | アダム・スコット | 279 | -9 | 1,440,000
2014 |  アメリカ合衆国 | バッバ・ワトソン | 280 | -8 | 1,620,000
2015 |  アメリカ合衆国 | ジョーダン・スピース | 270 | -18 | 1,800,000
2016 |  イングランド | ダニー・ウィレット | 283 | -5 | 1,800,000
2017 |  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出典:wikipedia
2018/04/15 10:05

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