このキーワード
友達に教える
URLをコピー

モントリオールとは?

モントリオール市
Ville de Montréal
City of Montreal


 | 
市旗 | 市章

位置

カナダにおけるモントリオール市の位置
位置
モントリオール
モントリオール (モントリオール)
モントリオールの地図を表示
モントリオール
モントリオール (ケベック州)
ケベック州の地図を表示
モントリオール
モントリオール (カナダ)
カナダの地図を表示


座標 : 北緯45度30分32秒 西経73度33分15秒 / 北緯45.50889度 西経73.55417度 / 45.50889; -73.55417
歴史
建設 1642年5月17日
市制施行 2002年1月1日
行政
カナダ
ケベック州
行政区 モントリオール地域
モントリオール市
市長 ヴァレリー・プラント
地理
面積 | 
市域 431.50 km (166.60 mi)
陸上 365.13 km (140.98 mi)
市街地 1,293.99 km (499.61 mi)
都市圏 4,604.26 km (1,777.71 mi)
人口
人口 (2016年現在)
市域 1,704,694人
人口密度 3,889人/km(10,070人/mi)
市街地 3,519,595人
市街地人口密度 2,719人/km(7,040人/mi)
都市圏 4,098,927人
都市圏人口密度 890人/km(2,300人/mi)
備考 カナダ国内2位
その他
等時帯 東部標準時 (UTC-5)
夏時間 東部夏時間 (UTC-4)
郵便番号 H(H7を除く)
市外局番 514および438
公式ウェブサイト : ville.montreal.qc.ca

モントリオール(英語: Montreal, [ˌmɒntrɪˈɔːl] ( 音声ファイル))、モンレアル(フランス語: Montréal, [mɔ̃ʁeal] ( 音声ファイル))は、カナダケベック州の都市。セントローレンス川沿いに位置し、アメリカ合衆国との国境や、カナダのオンタリオ州との州境に近い。

目次

  • 1 概要
  • 2 歴史
  • 3 地理
    • 3.1 行政区分
    • 3.2 気候
  • 4 民族・移民
    • 4.1 モントリオールのユダヤ人
  • 5 言語
    • 5.1 フランス語圏と英語圏
  • 6 交通
    • 6.1 空港
    • 6.2 長距離バス
    • 6.3 市バス
      • 6.3.1 747 Express bus
    • 6.4 地下鉄
    • 6.5 鉄道
    • 6.6 港湾
  • 7 文化施設・公園
  • 8 観光
  • 9 新都市計画
  • 10 スポーツ
    • 10.1 スポーツチーム
    • 10.2 スポーツイベント
  • 11 文化イベント
  • 12 教育
    • 12.1 大学
      • 12.1.1 「AI研究のハブ」
    • 12.2 カレッジ・CEGEP
  • 13 メディア
    • 13.1 テレビ局
    • 13.2 新聞社
    • 13.3 日本語フリーペーパー
  • 14 衛星都市
  • 15 姉妹都市
  • 16 脚注
  • 17 関連項目
  • 18 外部リンク

概要

モントリオール市は、カナダではオンタリオ州トロントに次ぎ人口・経済規模で第二の都市である。ケベック州では最大の都市である。2015年、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス人材文化政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第24位の都市と評価された。

住民の大半がフランス系カナダ人を中心にしたヨーロッパ系だが、市内の人口の31.7%は非白人と世界各地からの移民も多い多民族都市である。

周辺地域を含むモントリオール大都市圏の人口は約400万人であり、これは北米で15番目、世界でも第77位の規模。面積は約4千km。モントリオール大都市圏の住民の7割弱が第一言語をフランス語とし、フランス語圏ではパリキンシャサに次ぐ規模である。

フランス文化の薫り高い異国的な雰囲気、美食の町、石造りの住宅街、街中にある数多くの教会、石畳のヨーロッパ調の旧市街の街並みなどから観光客向けに「北米のパリ」と宣伝される。一方では、都市圏の住民の1割強の第一言語は英語であり、19世紀の終わりから20世紀の始めにかけて英国系移民によって街が発展してきたことからヴィクトリア朝の建物が多いなど英国文化も色濃く残り、北米文化と混合している側面も持つ。

モントリオールの高層ビル群
モン・ロワイヤル山(233m)より高いビルの建設は禁止されている。
夕景


歴史

ノートルダム聖堂
モントリオール市庁舎
詳細は「en:History of Montreal」を参照

1535年ジャック・カルティエが最初のヨーロッパ人として現在のモントリオールに到達した。その地はイロコイ族の砦があり、Hochelagaと呼ばれていた。その後1603年サミュエル・ド・シャンプランが訪れたのち、1641年ポール・ド・ショメディ・メゾンヌーヴにより家屋・道路の建設に着手し、1642年よりフランス人の入植が始まり、5月17日に、聖職者、尼僧、開拓者からなる一団がヴィル・マリー(マリアの街)の名で開拓地を設立した。1644年には北米で最初の病院が建てられた。

モントリオールは毛皮取引の中心地となり、またフランス人探検家たちの拠点として使われた。1760年イギリス軍に占領されるまで、フランス領土であった。

1832年に市に昇格し、1844年から1849年に掛けて英領カナダ州(Province of Canada)の首都となった。1861年から1933年の大恐慌までの期間、モントリオールは経済的に発展し、黄金時代を迎えた。二つのカナダ横断鉄道路線がモントリオールを通り、モントリオールは経済的にカナダで最も重要な都市となった。

1967年モントリオール万国博覧会1976年モントリオールオリンピックが開催された。

1980年頃まではカナダ最大の都市であったが、1970年に生じたオクトーバー・クライシスと言われる要人誘拐殺人ならびに爆弾テロ事件多発に伴う軍出動の戦時措置法の発動といった社会混乱(イギリス資本が攻撃の標的となった)、およびその後のフランス語単一公用語化に伴い、多くの企業の本拠地がトロントへと移った。その後ケベック解放戦線(FLQ)の主要メンバーの検挙等により、社会は沈静化し、現在は他の北米地域に比べ安全であると言われる。

カナワクカヌサタクに居留区がある先住民のモホーク族とカナダ、ケベック州政府ならびにカナダ軍は先住民の権利を巡ってしばしば対立関係にあり、1990年にはオカの闘いが起きている。

地理

雪と氷に覆われた冬のモントリオール(衛星写真)
モン・ロワイヤル山

モントリオールは、セントローレンス川オタワ川の合流点にある川中島であるモントリオール島に位置する。この付近のセントローレンス川の川幅は5kmに及ぶ場所もあり、流路の途中がサンルイ湖ドゥ・モンターニュ湖となっている。川や湖は冬場にはほぼ凍りついてしまう。市内には合計74の島がある。

モントリオール島の中央には標高233mのモン・ロワイヤル(Mont Royal、フランス語で「王の山」)があり、都市名の由来といわれ、公園となっている。

セントローレンス川はモントリオール島の南を流れ、LaSalle地区の南岸でラシーヌ瀬という急流になっている。かつてはセントローレンス川を遡る船はこの急流を遡ることはできず、大西洋から貨物は一旦モントリオールで陸揚げされ、急流の上流でまた船に積み替えられていた。1825年にラシーヌ運河が完成し、一部の船は積み替えなしにモントリオール島を通り抜けられるようになったが、その後もモントリオールは重要な河港として発展を続け、後にカナダ各地からの鉄道貨物を外航船に積み替える港町となった。現在は船はセントローレンス川南岸に作られた運河を通りラシーヌ瀬を迂回し五大湖へ向かう(セントローレンス海路)。

モントリオール島の北はプレリー川が流れ、川を隔てた北も川中島のジェス島で、人口40万人のラヴァル市がある。またモントリオール島の南には人口23万人のロンゲール市がある。両市は郊外のベッドタウンとなってモントリオール大都市圏を形成している。

行政区分

現在のモントリオール島の行政区分(モントリオール市が赤色)
合併前(2001年)のモントリオール島の行政区分(モントリオール市が赤色)
2002年~2006年のモントリオール島の行政区分(モントリオール市が赤色)
モントリオール島の行政区名とウエストアイランド

モントリオールは行政単位のモントリオール市と大都市圏単位(CMA)のモントリオール大都市圏、さらにモントリオール島の大まかに3つに分類される。

モントリオール市はモントリオール島の大部分を占める自治体で2011年の人口は1,649,519人で19の行政区で構成される。

2002年1月1日に旧モントリオール市に加えて周辺のサン・ローラン市サン・レオナール市ピエールフォン市ベルダン市北モントリオール市等のモントリオール島の全ての自治体が合併し単一のモントリオール市となった。しかし英語圏を中心とした幾つかの自治体(ウエストマウントハンプステッドコート・サン・リュックウエストアイランド地区の各市、Senneville町など)が合併を解消し、2006年1月1日に再独立した。

モントリオール大都市圏はモントリオール島外のラヴァルロンゲールブロサードテルボンヌルパンティニーなど郊外を含んだ地域を指し、2011年の人口は3,824,221人。

モントリオール島の行政区

以下のようにモントリオール市が全部で19の行政区(arrondissement:アロンディスモン)、モントリオール島はモントリオール市を含めて16の自治体に分かれている。(★=2002年の合併によりモントリオール市に加盟した市)

以下の自治体は2002年にモントリオール市に加盟したが、2006年に離脱し再び個別の自治体ととなった市である。

気候

ケッペンの気候区分によれば、亜寒帯湿潤気候(Dfb)に属し、寒暖の差が大きい大陸性気候である。夏季は気温が30℃に達することも多く、湿度も比較的高くて蒸し暑くなる。一方、冬季の気候は厳しく、1981〜2010年平年値によると1月の月平均気温は-9.7℃で、最高気温の平均が-5.3℃、最低気温の平均が-14.0℃である。北極からの寒気団に覆われると、日中でも最高気温が-20℃以下となり、晴れた無風の朝には放射冷却現象のために-30℃前後の猛烈な冷え込みとなる。このような寒さ対策として世界屈指の規模であるモントリオール地下街が発達した。年間降雪量は209.5cmであり、北米の都市としては、ケベック(303.4cm)、オタワ(223.5cm)やアメリカ合衆国シラキューズ(325cm)などのオンタリオ湖南岸の都市と並ぶ降雪量の多さであるが、日本の豪雪都市と比べるとそれほど多くない。

モントリオール (モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港)(1981-2010年平均) の気候
【月】
【1月】
【2月】
【3月】
【4月】
【5月】
【6月】
【7月】
【8月】
【9月】
【10月】
【11月】
12月 年
最高気温記録 °C (°F) 13.9
(57) | 15.0
(59) | 25.6
(78.1) | 30.0
(86) | 34.7
(94.5) | 35.0
(95) | 35.6
(96.1) | 37.6
(99.7) | 33.5
(92.3) | 28.3
(82.9) | 21.7
(71.1) | 18.0
(64.4) | 37.6
(99.7)
平均最高気温 °C (°F) -5.3
(22.5) | -3.2
(26.2) | 2.5
(36.5) | 11.6
(52.9) | 18.9
(66) | 23.9
(75) | 26.3
(79.3) | 25.3
(77.5) | 20.6
(69.1) | 13.0
(55.4) | 5.9
(42.6) | -1.4
(29.5) | 11.5
(52.7)
日平均気温 °C (°F) -9.7
(14.5) | -7.7
(18.1) | -2
(28) | 6.4
(43.5) | 13.4
(56.1) | 18.6
(65.5) | 21.2
(70.2) | 20.1
(68.2) | 15.5
(59.9) | 8.5
(47.3) | 2.1
(35.8) | -5.4
(22.3) | 6.8
(44.2)
平均最低気温 °C (°F) -14.0
(6.8) | -12.2
(10) | -6.5
(20.3) | 1.2
(34.2) | 7.9
(46.2) | 13.2
(55.8) | 16.1
(61) | 14.8
(58.6) | 10.3
(50.5) | 3.9
(39) | -1.7
(28.9) | -9.3
(15.3) | 2.0
(35.6)
最低気温記録 °C (°F) -37.8
(-36) | -33.9
(-29) | -29.4
(-20.9) | -15.0
(5) | -4.4
(24.1) | 0.0
(32) | 6.1
(43) | 3.3
(37.9) | -2.2
(28) | -7.2
(19) | -19.4
(-2.9) | -32.4
(-26.3) | -37.8
(-36)
降水量 mm (inch) 77.2
(3.039) | 62.7
(2.469) | 69.1
(2.72) | 82.2
(3.236) | 81.2
(3.197) | 87.0
(3.425) | 89.3
(3.516) | 94.1
(3.705) | 83.1
(3.272) | 91.3
(3.594) | 96.4
(3.795) | 86.8
(3.417) | 1,000.3
(39.382)
降雪量 cm (inch) 49.5
(19.49) | 41.2
(16.22) | 36.2
(14.25) | 12.9
(5.08) | 0.0
(0) | 0.0
(0) | 0.0
(0) | 0.0
(0) | 0.0
(0) | 1.8
(0.71) | 19.0
(7.48) | 48.9
(19.25) | 209.5
(82.48)
平均降雨日数 (≥ 0.2 mm) 4.2 | 4.0 | 6.9 | 11.6 | 13.6 | 13.3 | 12.3 | 11.6 | 11.1 | 13.0 | 11.7 | 5.9 | 119.1
平均降雪日数 (≥ 0.2 cm) 15.3 | 12.1 | 9.1 | 3.2 | 0.07 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.72 | 5.4 | 13.0 | 58.9
% 湿度 74.6 | 73.5 | 73.1 | 72.4 | 73.6 | 78.0 | 81.0 | 84.7 | 86.3 | 83.7 | 80.8 | 79.3 | 78.4
平均月間日照時間 101.2 | 127.8 | 164.3 | 178.3 | 228.9 | 240.3 | 271.5 | 246.3 | 182.2 | 143.5 | 83.6 | 83.6 | 2,051.3
出典:
モントリオール (モントリオール・ドーヴァル国際空港)(1961-1990年平均)の気候
【月】
【1月】
【2月】
【3月】
【4月】
【5月】
【6月】
【7月】
【8月】
【9月】
【10月】
【11月】
12月 年
平均最高気温 °C (°F) -5.8
(21.6) | -4.2
(24.4) | 2.0
(35.6) | 10.7
(51.3) | 18.5
(65.3) | 23.4
(74.1) | 26.2
(79.2) | 24.6
(76.3) | 19.8
(67.6) | 13.0
(55.4) | 5.2
(41.4) | -2.9
(26.8) | 10.9
(51.6)
日平均気温 °C (°F) -10.3
(13.5) | -8.8
(16.2) | -2.4
(27.7) | 5.7
(42.3) | 12.9
(55.2) | 18
(64) | 20.8
(69.4) | 19.4
(66.9) | 14.5
(58.1) | 8.3
(46.9) | 1.6
(34.9) | -6.9
(19.6) | 6.1
(43)
平均最低気温 °C (°F) -14.9
(5.2) | -13.5
(7.7) | -6.9
(19.6) | 0.6
(33.1) | 7.3
(45.1) | 12.5
(54.5) | 15.4
(59.7) | 14.1
(57.4) | 9.3
(48.7) | 3.6
(38.5) | -2
(28) | -11
(12) | 1.2
(34.2)
降水量 mm (inch) 63.3
(2.492) | 56.4
(2.22) | 67.6
(2.661) | 74.8
(2.945) | 68.3
(2.689) | 82.5
(3.248) | 85.6
(3.37) | 100.3
(3.949) | 86.5
(3.406) | 75.4
(2.969) | 93.4
(3.677) | 85.6
(3.37) | 939.7
(36.996)
出典:
モントリオール(モントリオール・ミラベル国際空港)(1981-2010年平均) の気候
【月】
【1月】
【2月】
【3月】
【4月】
【5月】
【6月】
【7月】
【8月】
【9月】
【10月】
【11月】
12月 年
最高気温記録 °C (°F) 12
(54) | 12.6
(54.7) | 21.8
(71.2) | 31.1
(88) | 31.4
(88.5) | 33.5
(92.3) | 33.6
(92.5) | 36.1
(97) | 33.3
(91.9) | 26.7
(80.1) | 19.8
(67.6) | 16.4
(61.5) | 36.1
(97)
平均最高気温 °C (°F) -6.5
(20.3) | -4.3
(24.3) | 1.3
(34.3) | 10.8
(51.4) | 18.5
(65.3) | 23.4
(74.1) | 25.7
(78.3) | 24.7
(76.5) | 19.9
(67.8) | 12.5
(54.5) | 4.7
(40.5) | -2.7
(27.1) | 10.7
(51.3)
日平均気温 °C (°F) -11.5
(11.3) | -9.5
(14.9) | -3.6
(25.5) | 5.4
(41.7) | 12.4
(54.3) | 17.4
(63.3) | 19.8
(67.6) | 18.7
(65.7) | 14.1
(57.4) | 7.3
(45.1) | 0.6
(33.1) | -7.1
(19.2) | 5.3
(41.5)
平均最低気温 °C (°F) -16.5
(2.3) | -14.8
(5.4) | -8.5
(16.7) | -0.0
(32) | 6.3
(43.3) | 11.4
(52.5) | 14.0
(57.2) | 12.7
(54.9) | 8.1
(46.6) | 2.0
(35.6) | -3.4
(25.9) | -11.5
(11.3) | -0.0
(32)
最低気温記録 °C (°F) -37
(-35) | -33.1
(-27.6) | -29.9
(-21.8) | -15.4
(4.3) | -3.9
(25) | -0.9
(30.4) | 4.8
(40.6) | 1.1
(34) | -5.3
(22.5) | -8
(18) | -22.1
(-7.8) | -33
(-27) | -37
(-35)
降水量 mm (inch) 87.9
(3.461) | 64.6
(2.543) | 70.4
(2.772) | 88.0
(3.465) | 86.8
(3.417) | 103.1
(4.059) | 91.9
(3.618) | 96.0
(3.78) | 91.7
(3.61) | 96.5
(3.799) | 103.2
(4.063) | 87.6
(3.449) | 1,067.7
(42.035)
降雪量 cm (inch) 55.8
(21.97) | 43.1
(16.97) | 38.5
(15.16) | 14.0
(5.51) | 0.3
(0.12) | 0
(0) | 0
(0) | 0.01
(0.004) | 0
(0) | 3.1
(1.22) | 22.8
(8.98) | 51.3
(20.2) | 228.8
(90.08)
出典:

民族・移民

2016年の国勢調査によるとモントリオール都市圏の人口は409万8927人。2010年都市的地域の人口では340万人であり、世界第95位、国内第2位である

【人種構成 2016年(モントリオール市内)】

 |  |  |  | 
白人 | 
 | 63.3%
黒人 | 
 | 10.3%
アラブ・西アジア系 | 
 | 8.2%
中南米系 | 
 | 4.1%
中国・東アジア系 | 
 | 3.8%
東南アジア系 | 
 | 3.5%
南アジア系 | 
 | 3.3%
先住民系 | 
 | 2.5%

2016年の調査によるとモントリオール市内の6割強ほどは白人であり、フランス系が大多数を占める。次いで、フランス人と同じカトリック教徒であったアイルランド人の移住者が非常に多く、現代のフランス系の住民にもアイルランド人の家系を持つものが多い。そして、1960年代までは支配者階級にいたイングランド系やスコットランド系がそれに次ぐ。また、ドイツ系や戦後移民してきたイタリア系やギリシャ系、ポルトガル系なども多く見られる。

モントリオール市内ではおよそ3割強が白人以外の有色人種となっている。特に近年はレバントマグリブ地域をはじめとするアラブ系移民が急増している。黒人の割合は1割を超えカナダの都市のなかではかなり多い方であり、特にその多くを占めるハイチ系移民は約13万人を数え、マイアミニューヨークと並ぶ北米屈指の規模である。先住民も7万人ほど暮らしており、近郊にはカナワクカヌサタクというモホーク族の居留区がある。その他、中国系、ベトナム系、フィリピン系、アルメニア系などが多く住んでおり、市内にはイタリア人街(en:Little Italy, Montreal)やチャイナタウン(en:Chinatown, Montreal)などの移民街が形成されている。

近年の移民は、フランスモロッコアルジェリアレバノンハイチカメルーンなどのフランス語圏や旧フランス植民地からの移民が多いのが特徴である点で他の北米の都市とは大きく異なっている。トロントやバンクーバーに比べると東洋系は少ないが、第二次大戦後にカナダ西部から移住してきた日系人も5,000人ほどと小規模ながらコミュニティが存在し、日系文化会館も設置されている。

モントリオールのユダヤ人

モントリオールはユダヤ人が非常に多い街として知られてきた。超正統派ユダヤ教徒が多く住むウトルモン周辺がユダヤ人街として知られ、ここではイディッシュ語も話されている。モントリオール市外にはユダヤ人が大半を占めるコート・サン・リュック(全人口の6割)やハンプステッド(人口の8割)といった自治体もあるほどである。モントリオールに住むユダヤ系人口は約9万人ほどで、最盛期よりもその数は減少しているものの、街中で数多くみられる超正統派ユダヤ教徒の姿やモントリオール式ベーグルモントリオール式スモークミートなどのユダヤ文化が根付いており、北米ではニューヨークと共にユダヤ文化を感じられる都市となっている。

言語

【母語話者 2016年(モントリオール市)】

 |  |  |  | 
フランス語 | 
 | 52.1%
英語 | 
 | 13.0%
アラビア語 | 
 | 5.9%
スペイン語 | 
 | 4.5%
イタリア語 | 
 | 4.2%
【母語話者 2016年(モントリオール大都市圏)】

 |  |  |  | 
フランス語 | 
 | 62.96%
英語 | 
 | 10.97%
その他 | 
 | 22.47%
【家庭で話される言語 2011年(モントリオール大都市圏)】

 |  |  |  | 
フランス語 | 
 | 70.4%
英語 | 
 | 14.0%
その他 | 
 | 16.6%

2016年国勢調査によると、モントリオール大都市圏のうち62.96%がフランス語を、10.97%が英語を、1.16%がフランス語と英語の両方を、22.47%がその他の言語を第一言語をとしている。モントリオール大都市圏の家庭で最も使用される言語は、2011年の国勢調査によると70.4%がフランス語、14.0%が英語、その他の言語は16.6%となっており、英語は1990年代と比べると減少しており、英仏以外の言語の使用が増えている。モントリオール市内に限るとフランス語の割合は少なくなるのが特徴で代わりにその他の言語が多くなっている。これは、白人層が郊外へ流出する一方、移民が定住先としてモントリオール市を選ぶからである。

一般に、フランス語と英語のバイリンガル都市と言われるが、実際はフランス語が主体であり、英語を母語とする人は郊外を含めたモントリオール大都市圏人口の内1割強に過ぎず少数派である。このように、大半の住民にとって英語はあくまで外国語(第二言語)として広く話されているため、英仏両言語が同程度に使われているというイメージでのバイリンガル都市とは実態はかけ離れている。またフランス語、英語の上に、移民の言語を加えてトライリンガルも一般的である。

モントリオールのフランス語は多種多様なフランス語が使われている。フランスの標準語に近いものから方言色の強いもの、英語話者が話すフランス語、移民が話すフランス語までさまざまであるが、一般には、標準語とはかなり発音の違うケベック方言が話されている。一方、英語は語彙や表現などにフランス語の影響を受けたものがあるものの、英語ネイティブの間ではごく標準的なカナダ英語が話されている他、フランス語話者が話すフランス語訛りの英語もよく聞かれる。

モントリオールに住む日系人には、日本からの直接の移住者は少なく、戦後、強制収容所のあったカナダ西部から移住してきた日系カナダ人の子孫がほとんどであるため、彼らの言語は一般に英語が主流である。また、市内に多く住むユダヤ人英語イディッシュ語が主流、モントリオール近郊の先住民居留区であるカナワクカヌサタクに住むモホーク族アメリカ独立戦争時にイギリス軍側について戦った歴史的経緯から英語イロコイ語族モホーク語が主流である。

フランス語圏と英語圏

モントリオール島における母語分布図
青=フランス語圏、赤=英語圏、緑=その他

モントリオール島内は中心部(ダウンタウン)を境に東部と西

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出典:wikipedia
2019/11/26 19:59

HAPPY Wikipedia

あなたの考える「モントリオール」の意味を投稿しよう
「モントリオール」のコンテンツはまだ投稿されていません。
全部読む・投稿 

モントリオールスレッド一覧

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「モントリオール」のスレッドを作成する
モントリオールの」
友達を探す
掲示板を探す
このページ
友達に教える
URLをコピー

注目のキーワード

錦織圭/北島康介/2014_FIFAワールドカップ・アジア予選/サッカー日本女子代表/消費税/東京スカイツリー/ダルビッシュ有/イチロー/香川真司/野田内閣/復興庁/石川遼/HKT48/AKB48/ワールド・ベースボール・クラシック日本代表/黒田博樹/尖閣諸島/バレンタインデー/ONE_PIECE

キーワードで探す

 
友達を探す
掲示板を探す
ハッピーWiki
ハッピーメール
ハッピーランド
HAPPY NEWS
2010Happy Mail