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リトアニア語とは?

表記体系
ラテン文字
【公的地位】

【公用語】
リトアニア
欧州連合
【統制機関】
国家リトアニア語委員会
【言語コード】

ISO 639-1
lt
ISO 639-2
lit
ISO 639-3
lit

リトアニア語(リトアニア語: lietuvių kalba)は、主にリトアニアおよびその周辺国の一部の地域で用いられている言語インド・ヨーロッパ語族バルト語派に属す。リトアニアの公用語で、話者人口はおよそ302万人。

目次

  • 1 地理分布
    • 1.1 公用語
    • 1.2 方言
  • 2 文字と発音
    • 2.1 アクセント
      • 2.1.1 アクセント・タイプ
        • 2.1.1.1 名詞
          • 2.1.1.1.1 タイプ (1)
          • 2.1.1.1.2 タイプ (2)
          • 2.1.1.1.3 タイプ (3)
          • 2.1.1.1.4 タイプ (4)
        • 2.1.1.2 形容詞
          • 2.1.1.2.1 2音節
          • 2.1.1.2.2 3音節以上
  • 3 文法
    • 3.1 性
    • 3.2 格
    • 3.3 数
    • 3.4 代名詞
      • 3.4.1 人称代名詞
      • 3.4.2 疑問代名詞
      • 3.4.3 関係代名詞
      • 3.4.4 指示代名詞
    • 3.5 名詞
      • 3.5.1 第1変化
      • 3.5.2 第2変化
      • 3.5.3 第3変化
      • 3.5.4 第4変化
      • 3.5.5 第5変化
      • 3.5.6 借用語
      • 3.5.7 動詞から派生した名詞
    • 3.6 形容詞・副詞
      • 3.6.1 単純形
      • 3.6.2 比較級・最上級
      • 3.6.3 限定形
    • 3.7 動詞
      • 3.7.1 直説法(現在形および過去形)
        • 3.7.1.1 存在動詞
        • 3.7.1.2 一般動詞(非再帰動詞)
        • 3.7.1.3 一般動詞(再帰動詞)
      • 3.7.2 直説法(習慣過去形)
      • 3.7.3 直説法(未来形)
      • 3.7.4 命令法
      • 3.7.5 接続法
      • 3.7.6 分詞
        • 3.7.6.1 現在能動分詞
        • 3.7.6.2 過去能動分詞
        • 3.7.6.3 習慣過去能動分詞
        • 3.7.6.4 未来能動分詞
        • 3.7.6.5 現在受動分詞
        • 3.7.6.6 過去受動分詞
        • 3.7.6.7 未来受動分詞
        • 3.7.6.8 必要分詞
        • 3.7.6.9 半分詞
        • 3.7.6.10 現在副分詞
        • 3.7.6.11 過去副分詞
        • 3.7.6.12 習慣過去副分詞
        • 3.7.6.13 未来副分詞
        • 3.7.6.14 ブーディニース
    • 3.8 数詞
      • 3.8.1 基数詞
        • 3.8.1.1 1 から 10
        • 3.8.1.2 11 から 19
        • 3.8.1.3 20 から 99
        • 3.8.1.4 100
        • 3.8.1.5 集合数詞
      • 3.8.2 序数詞
    • 3.9 前置詞
      • 3.9.1 後に属格が続く前置詞
      • 3.9.2 後に対格が続く前置詞
      • 3.9.3 後に具格が続く前置詞
    • 3.10 接続詞
  • 4 他言語との関係
  • 5 表現
  • 6 脚注
  • 7 参考文献
    • 7.1 辞書
  • 8 関連項目

地理分布

リトアニア語は主にリトアニアで話されている。その他にもベラルーシラトヴィアポーランドカリーニングラード州(ロシア)に住むリトアニア人の間でも話されており、またリトアニア系移民も含めると、アイスランドアイルランドアメリカ合衆国アルゼンチンイギリスウルグアイエストニアオーストラリアカナダスウェーデンスペインデンマークノルウェーブラジルフランスロシアでも話されている。

リトアニアでは、2,800,000人(2012年)がリトアニア語を母語としている。また2013年の統計によると、ポーランドにおいて5,050人の話者がいると報告されている。

公用語

リトアニア語はリトアニア共和国の公用語で、また欧州連合 (EU) の公用語でもある。

方言

詳細は「リトアニア語の方言」を参照
サモギティア語」も参照
リトアニア語の方言。黄、赤、茶色はジェマイティヤ語、緑、青、紫色はアウクシュタイティヤ語

リトアニア語には、主に内陸側のアウクシュタイティヤ方言(高地リトアニア語)と海岸側のジェマイティヤ方言(低地リトアニア語)の2つの主要な方言 (tarmės) がある。標準語とジェマイティヤ方言の違いは顕著である。現在のジェマイティヤ方言は13世紀から16世紀にクロニア語の影響を受けながら形成されていった。これらリトアニア語の方言はリトアニアの民族誌上の地方と強く関連している。

2つの方言は、さらにそれぞれ3つずつの下位方言 (patarmės) に分けられる。ジェマイティヤ方言には西部下位方言、北部下位方言および南部下位方言があり、アウクシュタイティヤ方言には西部下位方言、東部下位方言、および南部下位方言がある(東部と南部の下位方言はズーキヤ方言とも呼ばれる)。下位方言はさらに細かな話し言葉 (šnektos) に分けられる。

リトアニア語の標準語は西部アウクシュタイティヤ方言をもとにつくられているが、語彙などは他の方言からの影響も顕著である。

文字と発音

リトアニア語の表記には、以下の32文字からなるラテン文字を用いる。ダイアクリティカルマークの付いた9文字( ą 、č 、ę 、ė 、į 、š 、ų 、ū および ž )を含み、q 、w および x は含まない。ただし外国語の表記にはこれらが用いられることもある。

リトアニア語の辞書では、通常 c と d のあいだに č が、s と t のあいだに š が、z の次に ž がくるように並べられており、a と ą 、e と ę と ė 、i と į と y 、u と ų と ū はそれぞれ区別しない。 y が x と z のあいだではなく i や į と区別されずに並べられている点で、他のラテン文字を用いる言語とは異なる順序となっている。

リトアニア語アルファベット

  • a
  • ą
  • b
  • c
  • č
  • d
  • e
  • ę
  • ė
  • f
  • g
  • h
  • i
  • į
  • y
  • j
  • k
  • l
  • m
  • n
  • o
  • p
  • r
  • s
  • š
  • t
  • u
  • ų
  • ū
  • v
  • z
  • ž


  • 基本的には1字1音であるが、dz 、dž および ch はそれぞれ2字で1音を表す。

    また、母音字はもともとあった鼻母音( ą 、ę 、į および ų )が長母音に変化したため、現代では a および e がアクセントの関係で長母音化したときにそれぞれ ą 及び ę と同じ発音になり、y は į と、ū は ų とそれぞれ同じ発音になっている。

    二重母音は基本的にai, au, ei, ie, ui, uoの六種が存在する。また、混合二重母音としてan, am, ar, al, en, em, er, el, in, im, ir, il, un, um, ur, ulが存在する。これらはいずれも一まとまりの音として扱われる。たとえば、tiltas 〈橋〉やžvirblis 〈雀〉の"il", "ir"の様に後ろに他の子音が続いているものは混合二重母音であるが、žilas 〈白髪の〉やkibiras 〈バケツ〉の"il", "ir"の様に後ろが母音であるものは混合二重母音にはあたらない。

    アクセント

    アクセントは単純な強弱(ストレス)アクセントではなく、声調(トーン)と呼ばれる音節内での音の高低に、音の強弱・長短、及び母音の質が関わった複雑なものとなっている。このため、リトアニア語が純粋な音調を持つ言語であると断言するには難がある。リトアニア語の伝統的な辞書においては、アクセントを表すための記号としてグラーヴェアキュートチルダの三種類が用いられる。これらの記号は通常の正書法においては表記されないが、同じ表記でもアクセントが異なる語を区別する際には用いられる事がある(具体例: áukštas 〈高い〉に対するaũkštas 〈階〉; mìnti 〈踏む〉に対するmiñti 〈覚えている〉)。 グラーヴェ、アキュート、チルダは基本的にはそれぞれ短アクセント、下降アクセント、上昇アクセントの三種類のアクセントに対応している。

    1. 短アクセント: 短母音に置かれる(例: pìktas 〈腹を立てた〉; dùrys 〈ドア〉)。なお、他の二種類のアクセントとの統一性から"trumpinė priegaidė" 〈短音調〉という用語が用いられる事がある。ただしこのアクセントは短すぎて聞き取りにくいながらも後述する下降アクセントか上昇アクセントが実態となっており、短音調と呼称するのは便宜的な側面が強い。
    2. 下降アクセント(tvirtapradė priegaidė、直訳: 「堅い始めの音調」): 長母音や二重母音に置かれる(例: áu)。 ただし混合二重母音in, im, ir, il, un, um, ur, ulの下降アクセントを表す際には、例外的に最初の母音をそれぞれì, ùで表す(具体例: 誤: ílgas, 正: ìlgas)。
    3. 上昇アクセント (tvirtagalė priegaidė、直訳: 「堅い終わりの音調」): 下降アクセントと同様、長母音および二重母音に置かれる(例: aũ)。

    アクセント・タイプ

    リトアニア語では名詞や形容詞が格変化する際にアクセントの位置や種類が変化する場合と変化しない場合とが存在する。この規則性を捉えるための概念が、アクセント・タイプ(kirčiuotė (lt) )である。このアクセントの型は、大まかに4種類のものに分けられる。基本的には1つの語に対し1種類のアクセント・タイプが設定されているのが原則であるが、中にはáuksas〉の様に(1)と(3)の2通りの型を持つ語も存在する。 以下では、名詞とともに各アクセント・タイプの特徴を説明した後、形容詞のものについても触れていく事とする。

    名詞
    タイプ (1)

    どの格変化でもアクセントの位置が変化しない。2音節の名詞であれば、最初の音節に必ず下降アクセントが来る(語例: dúona 〈パン〉, klė́tis 〈穀倉〉)。しかし、3音節以上の語であれば語末から3番目の音節以前に短アクセントや上昇アクセントが現れる場合もある(語例: ãdata 〈針〉, pìktžolė 〈雑草〉)。 なお、語尾が-aである名詞はこの(1)の型のもの以外は全て主格単数形の語尾に必ず短アクセントが来る。

    タイプ (2)

    大部分の格変化において語末から2番目の音節に短アクセントもしくは上昇アクセントが来る。この型の名詞のいずれにも共通する要素は、対格複数形および具格単数形において語尾に短アクセントが現れるという点である(語例: rą̃stas 〈丸太〉, ris 〈銅〉, rankà 〈手〉)。

    タイプ (3)

    上記2つの型に比べ、格変化した際に語尾にアクセントが現れる割合が多い。2音節の語であれば語頭に現れるのは下降アクセントである(語例: vasミヤマガラス〉、〈三月〉, arklỹs 〈馬〉, galvà 〈頭〉, gerklė̃ 〈喉〉, širdìs 〈心臓〉)。 また、3音節の名詞には(3)と(3)の区別が存在する。異なるのは、語頭にアクセントが来る場合には前者が下降アクセントを持ち、後者は短アクセントないし上昇アクセントを持つという点である(語例: áugalas (3) 〈植物〉; ãmatas (3) 〈手工芸〉)。(3)および(3)型名詞の中には主格単数形は2音節であるものの、格変化すると3音節に変わるものも含まれる(語例: vanduõ (3) 〈水〉; vaidmuõ (3) 〈役割〉, sesuõ (3) 〈姉妹〉)。

    タイプ (4)

    (3)と同様、格変化形の語尾にアクセントが現れる割合が多い型であるが、更に(2)と同じく対格複数形と具格単数形の語尾には短アクセントが来る。2音節の語であれば、語頭に現れるのは短アクセントもしくは上昇アクセントである(語例: var̃das 〈名〉, spyglỹs 〈針葉樹の葉〉, šakà 〈枝〉, pilìs 〈城〉)。

    形容詞

    音節の数や語尾の形により、現れるアクセント・タイプの種類が異なってくる。

    2音節

    2音節の形容詞のアクセント・タイプは基本的に(3)および(4)の2種類に大別される(語例: šáltas (3) 〈冷たい〉, rūgštùs (3) 〈すっぱい〉; šil̃tas (4) 〈温かい〉, gudrùs (4) 〈利口な〉)。なお、語末が-usで且つ(3)に属する形容詞の中には、(1)の型で読まれるものも存在する(語例: áiškus 〈明らかな〉, lýgus 〈平等な〉)。

    3音節以上

    3音節以上の形容詞には(1)の型に属するものが多い(語例: raudónas 〈赤い〉)。語尾に-ingasを持つ形容詞もその大半が(1)型である(語例: išmintìngas 〈賢い〉, nuodìngas 〈有毒な〉)。-inisで終わる形容詞のアクセント・タイプは(1)か(2)である(語例: geležìnis (2) 〈鉄の〉)。しかし、3音節かつ-asで終わる形容詞には(3)や(3)に属するものが存在し、-usで終わるものには(4)の型に属するものが存在する(語例: įvairùs 〈様々な〉)。

    文法

    男性・女性の文法上の性を備えていることはもちろん、7つのを有する点、およびその他の点から、インド・ヨーロッパ祖語に最も近い形式を残した現代語の一つとされる。

    リトアニア語の名詞および形容詞には (giminė) の区別が存在する。名詞には男性名詞と女性名詞があり、中性名詞は存在しない。形容詞に関して言えば、名詞を修飾するものの性は名詞の性に一致し、名詞を修飾しないものは中性となる。

    リトアニア語の (linksnis) には以下の7つがあり、インド・ヨーロッパ語族の中でも古い特徴を持つ。

    以上の日本語訳はあくまで目安にすぎず、実際は単語や文脈によって異なる日本語に訳される。

    また、古いリトアニア語には入格 (iliatyvas) 、接格 (adesyvas) 、向格 (aliatyvas) も存在していた。現代でも方言などで見られる。

    戦間期リトアニアで発行されていた2リタス硬貨。「DU LITU」と双数形で表記されている(現在の標準語では複数形で「du litai」)。

    に関して言えば、現在の標準語では1つの物を表すときに単数形 (vienaskaita) が、2つ以上の物を表すときに複数形 (daugiskaita) が用いられる。ただし、不可算名詞については単数形もしくは複数形のみしか存在しない。また、可算名詞であっても単数形が存在しない名詞もある(例えば、metai(「年」)、durys(「ドア」)、džinsai(「ジーンズ」)、など)。

    なお、かつてのリトアニア語には単数形や複数形のほかに2つの物を表す双数形 (dviskaita) も存在していた。現在では方言などでは双数形が残っている地域もあるが、(代名詞以外では)標準語では一般には用いられない。

    代名詞

    リトアニア語の代名詞 (įvardis) には以下のものがある。

    人称代名詞

    リトアニア語における人称代名詞 (asmeninis įvardis) は、以下の通りに格変化する。2人称を表す代名詞のうち、tu は単数で親称(「君」)、jūs は単数で敬称(「あなた」)もしくは複数(「君たち」、「あなた方」)を表す。また、3人称を表す代名詞は、「彼」「彼女」「彼ら」「彼女ら」といった人に関するもののほか、物に関しても用いられ、「それ」「それら」とも訳される。

    人称代名詞の格変化
    単数 複数 再帰
    代名詞

    1人称 2人称 3人称 1人称 2人称 3人称
    男性 女性 男性 女性
    主格 aš | tu | jis(ai) | ji(nai) | mes | jūs | jie | jos | (なし)
    属格 manęs | tavęs | jo | jos | mūsų | jūsų | jų | jų | savęs
    与格 man | tau | jam | jai | mums | jums | jiems | joms | sau
    対格 mane | tave | jį | ją | mus | jus | juos | jas | save
    具格 manimi | tavimi | juo | ja | mumis | jumis | jais | jomis | savimi
    位格 manyje | tavyje | jame | joje | mumyse | jumyse | juose | jose | savyje
    日本語 私 | 君 | 彼/
    それ | 彼女/
    それ | 私たち | あなた/
    君たち/
    あなた方 | 彼ら/
    それら | 彼女ら/
    それら | 自分

    なお、「あなたの(もの)」「彼女の(もの)」といった所有代名詞(所有限定詞)は、1人称単数、2人称単数および再帰代名詞を除いて人称代名詞の属格と同じ形となる。1人称単数、2人称単数、再帰代名詞はそれぞれ mano 、 tavo 、 savo である。日本語には「…の」あるいは「…のもの」と訳され、英語の "my" にあたる語と "mine" にあたる語を区別しない(リトアニア語ではいずれも mano )。区別する場合にはmãnas, manà '私の', tãvas, tavà 'あなたの', sãvas, savà '自分の'という形容詞的変化をする語(ただし稀用)、あるいはmanìškis, manìškė '私の親族、友人', tavìškis, tavìškė 'あなたの親族、友人', mūsìškis, mūsìškė, '私達の親族、友人', jūsìškis, jūsìškė 'あなた達の親族、友人' という単語を使うことがある。

    所有代名詞
    単数 複数 再帰
    代名詞

    1人称 2人称 3人称 1人称 2人称 3人称
    男性 女性 男性 女性
    所有
    代名詞
    mano | tavo | jo | jos | mūsų | jūsų | jų | jų | savo

    また、2人を表す場合、「2」を表す数詞が組み合わされた別の人称代名詞で用いられることがある。これを双数 (dviskaita) の人称代名詞と解することもできる。格変化は以下のとおりとなる。

    双数の人称代名詞の格変化
    1人称 2人称 3人称
    男性 女性 男性 女性 男性 女性
    主格 mudu | mudvi | judu | judvi | juodu / jiedu | jiedvi
    属格 mudviejų | mudviejų | judviejų | judviejų | jųdviejų | jųdviejų
    与格 mudviem | mudviem | judviem | judviem | jiedviem | jodviem
    対格 mudu | mudvi | judu | judvi | juodu | jiedvi
    具格 mudviem | mudviem | judviem | judviem | jiemdviem | jodviem
    位格 mudviese | mudviese | judviese | judviese | juodviese | jiedviese
    日本語 私たち2人 | 君たち2人/
    あなた方2人 | 彼ら2人/
    それら2つ | 彼女た2人/
    それら2つ

    疑問代名詞

    リトアニア語の疑問文には以下の疑問代名詞 (klausiamasis įvardis) が用いられる。は区別されないため、日本語では「何」や「誰」と訳される。ただし、位格を問う疑問文では、以下に示した kame はほとんど用いられず、「どこ」を表す kur が用いられる場合がほとんどである。

    疑問代名詞
    疑問代名詞
    主格 kas
    属格 ko
    与格 kam
    対格
    具格 kuo
    位格 kame

    関係代名詞

    リトアニア語の関係代名詞 (santykinis įvardis) は以下の通りに格変化する。

    関係代名詞 kuris の格変化
    単数 複数
    男性 女性 男性 女性
    主格 kuris | kuri | kurie | kurios
    属格 kurio | kurios | kurių | kurių
    与格 kuriam | kuriai | kuriems | kurioms
    対格 kurį | kurią | kuriuos | kurias
    具格 kuriuo | kuria | kuriais | kuriomis
    位格 kuriame | kurioje | kuriuose | kuriose

    場合によって kuris の代わりに katras が用いられる場合もあるが、標準的ではない。

    関係代名詞 katras の格変化
    単数 複数
    男性 女性 男性 女性
    主格 katras | katra | katrie | katros
    属格 katro | katros | katrų | katrų
    与格 katram | katrai | katriems | katroms
    対格 katrą | katrą | katruos | katras
    具格 katruo | katra | katrais | katromis
    位格 katrame | katroje | katruose | katrose

    指示代名詞

    リトアニア語の指示代名詞 (parodomasis įvardis) は以下の通りに格変化する。

    指示代名詞の格変化
    近称 中称 遠称
    単数 複数 単数 複数 単数 複数
    男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
    主格 šis | ši | šie | šios | tas | ta | tie | tos | anas | ana | anie | anos
    属格 šio | šios | šių | šių | to | tos | tų | tų | ano | anos | anų | anų
    与格 šiam | šiai | šiems | šioms | tam | tai | tiems | toms | anam | anai | aniems | anoms
    対格 šį | šią | šiuos | šias | tą | tą | tuos | tas | aną | aną | anuos | anas
    具格 šiuo | šia | šiais | šiomis | tuo | ta | tais | tomis | anuo | ana | anais | anomis
    位格 šiame | šioje | šiuose | šiose | tame | toje | tuose | tose | aname | anoje | anuose | anose
    日本語 これ、この | これら(の) | それ、その
    あれ、あの | それら(の)
    あれら(の) | あれ、あの | あれら(の)

    なお、 šitas という指示代名詞が用いられることも多い。これは、 šis と同じく「この」を意味し、格変化は tas と同様の変化をする。女性単数主格は šita 、複数主格は男女それぞれ šitie 、 šitos である。

    既に言及済みの人物、動物、物、現象を表す際には tas が用いられることが多いが、まれに šis や šitas 、 anas なども用いられる。リトアニア語の指示代名詞は、他の言語の定冠詞のような役割を果たすこともある。

    また、「同じ」を表す指示代名詞 tas pats は以下のように格変化する。

    指示代名詞 tas pats の格変化
    単数 複数
    男性 女性 男性 女性
    主格 tas pats | ta pati | tie patys | tos pačios
    属格 to paties
    (to pačio) | tos pačios | tų pačių | tų pačių
    与格 tam pačiam | tai pačiai | tiems patiems | toms pačioms
    対格 tą patį | tą pačią | tuos pačius | tas pačias
    具格 tuo pačiu | ta pačia | tais pačiais | tomis pačiomis
    位格 tame pačiame | toje pačioje | tuose pačiuose | tose pačiose

    名詞

    リトアニア語の名詞 (daiktavardis) は以下の通りに格変化する。格変化の規則性に応じて第1変化から第5変化まで5つに分類される。

    第1変化

    第1変化に分類される名詞は男性名詞である。単数主格が -is である点では第3変化に分類される名詞と同じであるが、格変化が異なる。

    名詞(第1変化)の格変化
    単数
     | -as
    vyras
    「男/夫」 | -ias
    kelias
    「道」 | -is
    brolis
    「兄/弟」 | -ys
    arklys
    「馬」
    主格 -as
    vyras | -ias
    kelias | -is
    brolis | -ys
    arklys
    属格 -o
    vyro | -io
    kelio | -io
    brolio | -io
    arklio
    与格 -ui
    vyrui | -iui
    keliui | -iui
    broliui | -iui
    arkliui
    対格
    vyrą | -ią
    kelią | 
    brolį | 
    arklį
    具格 -u
    vyru | -iu
    keliu | -iu
    broliu | -iu
    arkliu
    位格 -e
    vyre | -yje
    kelyje | -yje
    brolyje | -yje
    arklyje
    呼格 -e
    vyre | -y
    kely | -i
    broli | -y
    arkly
    複数
    主格 -ai
    vyrai | -iai
    keliai | -iai
    broliai | -iai
    arkliai
    属格
    vyrų | -ių
    kelių | -ių
    brolių | -ių
    arklių
    与格 -ams
    vyrams | -iams
    keliams | -iams
    broliams | -iams
    arkliams
    対格 -us
    vyrus | -ius
    kelius | -ius
    brolius | -ius
    arklius
    具格 -ais
    vyrais | -iais
    keliais | -iais
    broliais | -iais
    arkliais
    位格 -uose
    vyruose | -iuose
    keliuose | -iuose
    broliuse | -iuose
    arkliuose ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    出典:wikipedia
    2019/09/18 12:56

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