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ルパン三世_(TV第1シリーズ)とは?

ルパン三世
ジャンル ハードボイルドアクション
アニメ:ルパン三世(TV第1シリーズ)
原作 モンキー・パンチ
監督 大隅正秋
(1話~6話、9話、12話)
Aプロダクション演出グループ
(高畑勲宮崎駿)
(7話、8話、10話、11話、13話~23話)
キャラクターデザイン 大塚康生
音楽 山下毅雄
アニメーション制作 東京ムービー
製作 よみうりテレビ・東京ムービー
放送局 読売テレビ
放送期間 1971年10月24日 - 1972年3月26日
話数 全23話
テンプレート - ノート

アニメルパン三世』の作品群の内、よみうりテレビ1971年10月24日-1972年3月26日に本放送されたものを、『ルパン三世(TV第1シリーズ)』と呼称する。映像上の題名は『ルパン三世』。本項では便宜上『TV第1シリーズ』と表記する。

後続するシリーズとの識別のため、タイトルに第1シリーズ第1期などと付記することがある。また、製作会社のトムス・エンタテインメントはソフト化以降、『ルパン三世 1st series』としている。

放送期間など

第1シリーズの特徴

怪盗ルパンの孫で大泥棒のルパン三世が、仲間の次元、不二子、五ェ門や、ルパン三世逮捕に執念を燃やす銭形警部と繰り広げる活躍を描く、基本的なストーリーの構造は各メディアの作品と同様。

登場人物

レギュラーメンバー全員が揃うことは稀で(レギュラーが4人の期間:第1話、4話。レギュラーが5人の期間:第8話、13話、14話、15話、17話、18話、23話。)、全話皆勤で登場するキャラクターはルパン三世だけである。

ルパン三世
常に青緑色(緑とも呼ばれる)のジャケットを着用 。ただし、オープニング2では赤い上着を着ているカットがある(これはパイロットフィルムからの流用である為)。上着以外は、黒のレギュラーカラーのシャツ。黄色のニットタイをタイバーで止めている。紺色のスラックスはTV第1シリーズの特徴。白のハイソックスに茶色のチャッカブーツ。髪の色は黒。
第1話から既に軽口を叩くが、『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』以降で頻繁に見られることとなる間抜けな表情は少なく、銭形に対しても既に「とっつあん」と呼称してはいるが、第4話で「俺は屈辱を味わったぜ」と怒りを露にするなど、まだ後年の親しみを感じるような関係にはなっていない。
全体的にドライな面が目立つが悪党なりに情けは深く、後半はコミカルな描写も増える。
次元大介
第1話より既にルパンの相棒として登場。第2話から射撃の名手であることが描かれる。
既に暗黒街の情報通かつ義理堅いルパンの相棒として頭脳明晰(ずのうめいせき)さもルパンの敵対組織から認知されていたほどだが、まだ後のシリーズほどクールさに徹することが出来ずに損得勘定で動いてしまう面もあった。
峰不二子
次元と共に第1話からルパンの仲間として登場。ただし、この時点から既に利害が一致した時だけ手を組む独立した女盗賊の本性を見せている。
前半と後半の演出路線変更の影響が著しく、前期はセクシーな雰囲気を出し、内心ではルパンを愛しつつも冷徹で小悪魔的な性格が強調して描かれているが、後期は髪型もショートボブカットに変更されて仲間的色彩の方が強くなり、明朗活発な性格の女性として描かれている(ルパンとの結婚を本気で考えたりもしている)。
正体不明とされているが、第9話でルパンと出会う以前の殺し屋として犯罪組織シンジケートで暗躍していた過去が一部判明する。
石川五ェ門
第5話(製作順では第6話)で初登場(オープニングには第4話から登場)。
当初は武士道を重んじる名うての殺し屋でルパンの敵。第7話で仲間になるが、その後も出番が無かったり、あっても本筋に全く絡まないことも少なくない(レギュラーとして完全に定着するのは後の『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』{以下、『TV第2シリーズ』}以降である)。
一人称として「某(それがし)」や「俺」を使用したり、傍らに女弟子(正体は不二子)をはべらせて肩を抱いていたり、初登場の時点で不二子に惚れていたりと、『TV第2シリーズ』以降に定着した女性を苦手とする素振りはここでは無く、この当時は後のシリーズと一味違った人物像で描かれている。
銭形警部
警視庁の敏腕警部。
ルパンを執念深く追跡する姿勢は初登場時の第1話から一貫しているが、第4話でルパンが一時監獄の中で死刑寸前まで追い込まれると、躊躇う表情も見せる。シリーズ後半以降はコミカルなキャラクターとなる。

準レギュラー

ルパン作品では珍しく同じ登場人物が度々登場するため記述する。

警視総監
本作オリジナルキャラクター。番組路線変更後、親しみやすいキャラクターとして第15話以降、度々登場。
警視庁内では銭形警部の上司的な登場人物は登場せず、警視総監が銭形警部の事実上の上司。
TV第2シリーズ』以降のテレビスペシャルを含む全作品では毎回、警視総監(キャラクターデザイン、担当声優まで全て毎回一新される)は変わる。なお、2012年のテレビスペシャル『東方見聞録 〜アナザーページ〜』では1シーンのみ、本シリーズの警視総監に酷似したインターポールの長官が登場する。

愛車

その他

『TV第1シリーズ』製作概要

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この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2009年10月)

スタート時のルパン

初めに演出のオファーを受けたのは芝山努だったが、当時『天才バカボン』の製作に加わっていたため、『TV第1シリーズ』に先んじて製作されたパイロットフィルム版の制作のみに留まる。代わって人形劇などを手がけていた異色の演出家、大隅正秋に演出が依頼される。製作会社東京ムービーの当時の社長藤岡豊が、大隅の演出した『オバケのQ太郎』のオープニングを気に入っていたからである。

藤岡より「初の大人向けのアニメを作ろう」と言われた大隅は意気投合し、「中学生以下の視聴層は全くターゲットにしていなかった」と語っていた。原作のアダルトな雰囲気が強く出た作風に、当初アニメ化に難色を示していた原作者モンキー・パンチにも、パイロットフィルムを見た後に「ぜひやってくれ」と言わしめた。

大隅は絵が描けないため、作画監督として芝山努の元同僚、大塚康生が抜擢される。当時、東映動画に所属していた大塚は、東映を退社して東京ムービーの下請けをやっていたAプロダクションに移籍した。そして、大隅・大塚両者の話し合いでテレビ用のルパン三世や峰不二子の人物造形が決まった。

パイロットフィルムでのルパンの声は、1969年製作の劇場用シネマスコープサイズ版を野沢那智が、1971年頃製作のテレビ用スタンダードサイズ版を広川太一郎が演じていたが、野沢・広川ともにスケジュールの都合上出演が難しく、新たにテレビ用の声優を選ぶことになった。演出の大隅が色々な芝居の舞台を見て回った結果、山田康雄が選ばれた。大隅のイメージするルパンは、「しらけ世代の人物」で、祖父の多くの財宝を受け継ぎ、大邸宅に住み、物や金でアクセクせず、倦怠(アンニュイ)をまぎらわすためにときたま泥棒をし、場合によっては敵対する相手を手にかける事にも躊躇しない、という設定だった。飄々としていながら時にニヒルで、どこか暗さのある舞台上の山田は、まさに大隅のイメージするルパン像にぴったりだった。

パイロットフィルム製作から2年たち、ようやく大阪のよみうりテレビからTVアニメ化することが決定される。

この様な試行を経て大人向けに製作され、そして新聞広告などにも大人向けとして広告されたそれまでにないアニメとしてスタートしたが、視聴率は厳しいものとなる。当時、アニメは作ればたいていの場合はある程度の視聴率が取れると考えられていた時代(例えば、同じ東京ムービーの作品の巨人の星などは20%を超えていた)だったが、初回6%、その後も3%などといった桁違いに低い視聴率をとり、即打ち切りも仕方ない状況だった(同局の歴代ワースト記録で、2016年現在でも破られていない)。一つの原因としては、大人向けと広告したのが、1970年代の家庭での倫理観にそぐわず、意識的に子供に見せまいとした親側の圧力などが考えられていた。初回から峰不二子の衣装作画やルパンとのからみ、退廃的な世界観は現代の視点でも扇情的なものであったが、作品の内容そのものはそこまでアダルトではなかった。

第3話の視聴率が出ると、よみうりテレビサイドやスポンサーは、東京ムービー社長藤岡と大隅を大阪に急遽呼び「この低視聴率はどういうことだ」「子供に人気が無い」と問いただした。大隅は「大人向けのアニメを作ったまで」と率直に答えたが、対照的に藤岡は「今後は子供向けに改善して立て直す」と約束した。

その帰りに藤岡が大隅に「今後、子供向けの内容でやってくれないか?」と依頼したが、大隅は「じゃあ子供向けにやって、人気が出る確証はあるんですか?」と反論し「それでは自分は降ろさせてもらう」と番組降板を切り出した。この日を境に、大隅はスタジオに全く入ってない為、引継ぎなどは全くされなかった。

大隅は「誰もこのあと引き継ぐやつなんていないだろう」と考えていた。以降の話も見ず、十数年以上ルパンについての取材も断り続けた。

方針転換、宮崎駿ら参加

岐路に立たされた大塚は、東映で一緒に子供向けアニメを作っていた高畑勲宮崎駿(当時東京ムービーの専属下請け会社であったAプロダクション(現シンエイ動画)に在籍していた)2人に演出を依頼した。

両名は以後原作の影響の強いハード・タッチの作風を中盤以降、徐々に低年齢層向けに軌道修正していく。しかし、大隅降板時点ですでにほとんど完成していたフィルムや、それ以前に発注済だった脚本・絵コンテ・作画もあったため、どこまでが大隅演出でどこからがAプロダクション演出かは、厳密には区別できない。高畑・宮崎両名で出来うる限りコンテや脚本を見直したりしたが、時間的に変更が不可能だった話もあったためでもあった(一応、演出クレジットは1-6、9、12話が大隅正秋名義となっている)。4-8、12話は高畑・宮崎コンビによる部分直しやコミカルな演出で、一般的にはAプロ演出と思われている7話の後半は大隅の指示を受けた出崎統によるもの、6話と9話は基本的には大隅演出のままということである。ストーリー的には、犯罪者を主人公とすることを嫌う高畑にはどうしても6話と9話は大きく変えることはできなかったと本人が回想している。完全にAプロダクション演出になったのは、宮崎によるキャラクターの性格変更が行われた13話以降であるが、絵は大隅演出時代のものと思しきものも流用されている。

宮崎は後年、大隅時代からAプロ時代のルパン像の変化を、“富裕の倦怠を紛らわすために泥棒をする退廃したフランス貴族の末裔から、常にスカンピンで何かオモシロイことはないかと目をギョロつかせているイタリア系の貧乏人への変化”と称している。高畑・宮崎コンビ演出のルパンは、視聴率は9%程度と序盤よりは安定していったものの、約半年後の全23話で放送が打ち切りとなった。だが、関係者の証言によると当初から2クール、26話の予定で制作されていた為、実際には3話分が減らされた状態だったという。

しかし、数年後の各局での再放送で、夕方の放送枠にもかかわらず、局によっては20%台という異例の高い視聴率を叩き出し評価が高まり、その質が改めて評価されることとなった。大隅は後年、再放送の人気が高まった理由を当時のテレビ局で聞いた際、「余計な説明をしていない、新しさが未だにある。」など、視聴率が低かった理由と全く同じだったと語っており、視聴者からの再評価は、宮崎・高畑両名の参加による路線変更部分だけではなかった。そして本放送終了から約5年後、再放送時の人気を背景として新作アニメ(『TV第2シリーズ』)が製作される事になった。

宮崎駿は、劇場版第二作『カリオストロの城』や『TV第2シリーズ』での2作は「第1シリーズでやったことの総棚ざらえ」と称している。『TV第1シリーズ』については「ぼくらはまぎれもなくハングリーだった。スカッとしたおもしろい仕事をやりたいという願望と気力はいくらでもあったのだ」と意欲が強かったことを語っている。しかし「放映中の路線変更は製作を混乱させ、テレビアニメーションの技法が停滞した時期もあって、画面は乱れ、完成度は低く、技術的に見るところのない作品であった」と評している。再放送で人気を得た理由を「ベンツに乗るルパンと大衆車のフィアットに乗るルパンがせめぎあい、結果として番組に活力をもたらしたのが原因では」と語っている。

なお前番組の『巨人の星』からのスタッフが多く流れていた。そのためにスタッフの一人に峰不二子を描かせると同番組の登場人物であった星明子と瓜二つの容姿になってしまったという逸話も残っている。

声の出演

詳細は「ルパン三世の登場人物(TV第1シリーズ)」及び登場人物ごとのリンクを参照

スタッフ

主題歌

オープニングテーマおよびエンディングテーマのタイトルは、テイチクではエンディングテーマに、朝日ソノラマではオープニングテーマに「ルパン三世その1」のタイトルが付けられている。後に様々なレコード会社から発売されるようになって以降も、発売元によってテイチクに準ずる場合と朝日ソノラマに準ずる場合があった。

1980年代になってから以下の各欄に最初に記したものが正式なタイトルとしてJASRACに登録されたが、CDの種類によっては旧タイトルを表記している場合もある。

オープニングテーマ

以下に記した使用状況は、DVD版のもの。

「ルパン三世主題歌I」(「ルパン三世その1」)(第1-3、9話)
作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲 - 山下毅雄 / 編曲 - 山下毅雄(TV用)、馬飼野康二(レコード用) / 唄 - チャーリー・コーセイ
レコードで発売されていながら、実際には4回しか使用されていない。レコード用音源は大人しい演奏や片仮名の発音になっているボーカルなど、TV用と大きく異なる印象になっている。なお、テイチクから発売されたシングルでは「ルパン三世その2」のタイトルでB面に収録されている。
映像はパイロットフィルムの映像が元になっているが、テレビシリーズ用にキャラクターの顔や服装を修正して新たに作画し直されている。
「AFRO "LUPIN '68"」(「ルパン三世その4」)(第4-8、10-15話)
作曲・編曲 - 山下毅雄 / 唄 - チャーリー・コーセイ / ナレーション - 山田康雄
本来は劇中音楽として作られたもので、実際に第1話から劇中で使用されているが、オープニング映像の変更に合わせてテーマ曲として使用されるようになった。
ルパンが自己紹介をした後、ルパンが次元・五ェ門・銭形・不二子の順に登場人物を紹介していく内容となっているが、3種類のバリエーションが存在している。
  1. 第4話で使用された、最後の台詞が「どんな事件を巻き起こしてやろうかな…」となっているもの。
  2. 第5話-第15話(第6話・第9話を除く)で使用された、最後の台詞が「今週は、どんな事件を巻き起こしてやろうかな…」となっているもの。
  3. 第6話で使用された、音楽がインストバージョンになっており、ルパンのナレーションが通常より押さえた口調になっているもの。次元大介を紹介する際のナレーション「早撃ち0.3秒~」は、他の回では「早撃ちれいてん3秒~」と読まれているが、このバージョンのみ「早撃ちれいコンマ3秒~」と読まれている。また、銭形警部の紹介は他の回の「警視庁の敏腕警部」ではなく「警視庁の腕利き警部」となっている。
歌唱したチャーリー本人によると、歌詞は「スタッフが用意した断片的なキーワードを元に即興で歌った」とのこと。そのためか、後年のリメイク音源では言葉の並べ方が原曲を忠実に再現していない。
「AFRO "LUPIN '68"」という曲名は、1980年発売の『テレビオリジナルBGMコレクション ルパン三世 〜山下毅雄オリジナルスコアによる「ルパン三世」の世界〜』で新録音で収録された際に付けられたものであるが、なぜ「'68」とTVアニメ化3年前の年号なのかは不明。
『ルパン三世 '71 ME TRACKS』17曲目収録の復元版の末尾は第15話劇中の音源を使用しているが、本編使用時に既にカットが行われているため、不自然になっている。『ルパン三世テーマ・ヒストリー』および『ルパン三世 ザ・ファースト・シリーズ・アンソロジー』収録バージョンのほうが原形に近い。
オープニング映像の大部分はパイロットフィルムをそのまま流用している(オープニング1とは異なり、テレビシリーズ用の修正は行われていない)。そのため、映像内ではパイロットフィルムを流用したカットではルパンのジャケットの色が赤、新規作画のカットでは青緑となっている。キャラクターの顔もテレビシリーズ本編とは大きく異なる。
ルパン三世主題歌3」(「ルパン三世その3」)(第16-23話)
作曲・編曲 - 山下毅雄 / 唄 - よしろう・広石 / ナレーション - 納谷悟朗(第16話のみ)
2001年によしろう・広石が雑誌のインタビューで「自分が歌った」と証言しており、チャーリー・コーセイは「自分は歌っていない」と証言している。それ以前に発売された商品では歌唱者がチャーリーの名になっていた。
第16話のみ納谷悟朗のナレーション入りのものが使用されている。なお、現在映像ソフトに収録されているナレーション入りの第16話オープニングは本放送当時のものではなく、本放送時や1970年代の再放送時には、曲もナレーションも全く別テイクのものが使用されていた。別テイクは1980年発売の『TVオリジナル・サウンドトラック ルパン三世 ドラマ編』(日本コロムビア CZ-7032)で一度レコード化されたが、以後2001年発売のDVD-BOXまで商品化される事が無かった。当時のオープニングフィルムは発見されておらず、DVDにも「音声特典」として映像無しで収録されている。現存する映像とは音声のタイミングが合わないため別編集の映像が存在したと思われる、とCD『ルパン三世 ザ・ファースト・アンソロジー』のライナーノーツには書かれているが、同CDに収録された他の主題歌TVサイズ音源でも映像とのタイミングは合わない。
第12・19話の劇中では歌詞が2番まである別バージョンが使用されているが、後述の「'71ME TRACKS」には収録されていない。
映像は銭形警部が機動隊と走ってくるカットを除いて、本編のカットを流用している。

エンディングテーマ

「ルパン三世主題歌II」(「ルパン三世その2」)
作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲 - 山下毅雄 / 編曲 - 山下毅雄(TV用)/馬飼野康二(レコード用) / 唄 - チャーリー・コーセイ
エンディングは曲・映像共に全話共通となっている。ただし、曲の終わりに入るバイクのエンジン音のSEのタイミングにバリエーションがある。
  • 第1話で使用されたSEのないもの
  • 第2話で使用されたSEがトラックのエンジン音のもの
  • 第3話で使用されたSEが歌の前に入るもの
  • 第4話で使用されたSEがバイクの遠ざかっていくエンジン音のもの
  • 第5話以降で使用されたSEがバイクの普通のエンジン音のもの。

奥田民生によってカバーされている(シングルイージュー★ライダー」のカップリング曲)。

ソノシート

本放送当時、朝日ソノラマから録りおろしドラマ「魔術師パイカル」を収録したソノシート(品番AM-32)が発売された。第2話を元にしているが、パイカル役は村越伊知郎で、銭形が登場するなど展開が一部異なる。ジャケット内にはカラー彩色された、ドラマと連動した漫画も付いている。

その後は長らく別メディアで販売はされていないが、2018年に講談社より刊行されたDVDアニメ付きムック本「ルパン三世 1stシリーズ DVDコレクション」(2014年に同社から刊行された「ルパン三世DVDコレクション」全57巻から1stシリーズのみを抜粋し、全6巻で一挙刊行)全巻購入特典として、ソノシートをCDに置き換えた以外はジャケット・漫画を含め完全復刻した版を希望者全員が手に入れる事が出来る。

なお、このソノシートで使用された、セリフが被っていなかったBGMは後述の「ルパン三世 '71 ME TRACKS」に収録されている。

失われたサウンドトラック

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この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2018年7月)

山下毅雄によるサウンドトラックは、放送直後よりそのマスターテープが紛失しているため、完全な形でのレコード化あるいはCD化が不可能な状態となっている。それでも『TV第1シリーズ』を彩った音楽の音源化を望むファンは絶えず、代替案として過去に3つの企画盤が発売されている。

テレビオリジナルBGMコレクション ルパン三世 〜山下毅雄オリジナルスコアによる「ルパン三世」の世界〜
1980年3月25日日本コロムビアより発売。
完全新録音による音源を収録しており、メロディー等は劇中で使用されたものと共通しているが、テレビ放映からかなり時間が経って再レコーディングされた事もあり、放送当時のものとは音質やアレンジなどに大きな違いが生じている。当初は本当にオリジナルBGMを収録する予定だったのだが、締め切り直前まで捜索しても音源を発見できず、かと言って発売中止にする訳にも行かなかったのでやむを得ず録音をやり直した、というのが真相である。なお、主題歌は、オリジナルLPでは当時は残っていたTVサイズオリジナル音源にSEやパーカッションの音を被せて収録していたが、2度目のCD化の際にフルサイズに差し替えられ、これが長年にわたって流通することになった。2007年に発売された限定復刻盤では、LPと同じ構成に戻されている。
ルパン三世 '71 ME TRACKS
1999年2月21日バップ(ミュージックファイルEX)より発売。
アニメ本編を製作工程において作られていたMEテープ(アテレコの前段階に場面に合せて選曲された音楽と効果音だけが収録された音源テープ)を利用し、デジタル処理で再編集を行ったものである。通常、個々の場面でフルレングスで音楽が使用される事はまずありえないため、複数の場面のMEテープを素材に、使用に適した個所を細切れで抽出し、それぞれを繋ぎ合わせて一曲の尺になるように編集が行われている。なお、素材の性質上やむを得ず効果音がそのまま残っている個所が多く、音質も本来レコード化に配慮したものではないため、いずれも芳しくない状態となっている。
ルパン三世 ザ・ファースト・シリーズ・アンソロジー
2003年3月21日コロムビアミュージックエンタテインメントより発売。
コロムビアで制作された音源を体系的にCD化する企画「ルパン三世クロニクル」の第1弾として、『ルパン・ザ・シングルス』(コロムビアから発売された全シングルを収録)と同時発売。主題歌のTVサイズの各バリエーションを放送で使用された音声から収録、さらに辛うじてオリジナル音源が残っていた「主題歌I」「主題歌II」のTVサイズとレコード用フルサイズ、『テレビオリジナルBGMコレクション』の完全復刻という内容になっている。

各話リスト

【話数】
【放送日】
【サブタイトル】
【演出】
【脚本】
絵コンテ
第1話 | 1971年
10月24日 | ルパンは燃えているか・・・・?! | 大隅正秋 | 山崎忠昭 | 高橋和美
第2話 | 10月31日 | 魔術師と呼ばれた男 | 大和屋竺 | 奥田誠二
第3話 | 11月7日 | さらば愛しき魔女 | 宮田雪 | 斉九洋
第4話 | 11月14日 | 脱獄のチヤンスは一度 | さわきとおる | 佐々木正広
第5話 | 11月21日 | 十三代五エ門登場 | 山崎忠昭 | 小華和ためお
第6話 | 11月28日 | 雨の午後はヤバイゼ | 松岡清治 | 小泉謙三
第7話 | 12月5日 | 狼は狼を呼ぶ | Aプロダクション演出グループ | 大和屋竺 | 斉九洋
第8話 | 12月12日 | 全員集合トランプ作戦 | 宮田雪 | 奥田誠二
第9話 | 12月19日 | 殺し屋はブルースを歌う | 大隅正秋 | さわきとおる
第10話 | 12月26日 | ニセ札つくりを狙え! | Aプロダクション演出グループ | 矢沢則夫
第11話 | 1972年
1月2日 | 7番目の橋が落ちるとき | 宮田雪 | 小華和ためお
第12話 | 1月9日 | 誰が最後に笑ったか | 大隅正秋 | 鶴見和一
第13話 | 1月16日 | タイムマシンに気をつけろ! | Aプロダクション演出グループ | 宮田雪 | 斉九洋
第14話 | 1月23日 | エメラルドの秘密 | 岡崎稔
第15話 | 1月30日 | ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう | 松岡清治 | 小華和ためお
第16話 | 2月6日 | 宝石横取り作戦 | 七條門 | 出崎哲
第17話 | 2月13日 | 罠にかかったルパン | 斉九洋
第18話 | 2月20日 | 美人コンテストをマークせよ | 松岡清治 | 小華和ためお
第19話 | 2月27日 | どっちが勝つか三代目! | 小山俊一郎 | 棚橋一徳
第20話 | 3月5日 | ニセルパンを捕えろ! | 七條門 | 小華和ためお
第21話 | 3月12日 | ジャジャ馬娘を助けだせ! | 松岡清治 | 高橋春男
第22話 | 3月19日 | 先手必勝コンピューター作戦! | 宮田雪 | 小華和ためお
第23話 | 3月26日 | 黄金の大勝負! | 田村多津夫 | 吉川惣司

使用された原作

※原作のストーリーラインやキャラクターを借用してアニメ用に大幅にアレンジした物が多く原作とはほぼ別物になっている作品も少なくない。

各話詳細

2010Happy Mail