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ヴィクトリー_(競走馬)とは?

【欧字表記】
Victory
【品種】
サラブレッド
【性別】

毛色
鹿毛
【生誕】
(2004-04-03) 2004年4月3日
【死没】
2017年8月3日(13歳没)
【抹消日】
2009年8月13日
【父】
ブライアンズタイム
【母】
グレースアドマイヤ
母の父
トニービン
【生国】
日本(北海道早来町)
【生産】
ノーザンファーム
馬主
近藤英子
調教師
音無秀孝 (栗東)
【競走成績】

【生涯成績】
16戦3勝
【獲得賞金】
2億862万7000円
【勝ち鞍】
JpnI:皐月賞(2007年)

ヴィクトリー (Victory) とは、日本の元競走馬である。2007年第67回皐月賞優勝馬で、半兄にリンカーン(父サンデーサイレンス)がいる。

戦歴

2歳・3歳時代(2006年・2007年)

2006年11月5日武豊を背に新馬戦で1番人気で勝利した。続くラジオNIKKEI杯2歳ステークスは1番人気フサイチホウオーの2着に敗れたが、フサイチホウオーと僅差であったことから素質をアピールした。

明けて2007年、当初若駒ステークスを予定していたものの、前走での激戦からか、腰に疲れが出たため戦列を一時離脱した。3歳初戦には皐月賞トライアル若葉ステークスを選択した。この競走では武豊から乗り替わって岩田康誠が騎乗した。9頭という少頭数でや相手関係もあり、1番人気に支持された。道中折り合いを欠いたものの、直線で抜け出し勝利、皐月賞の優先出走権を獲得した。

迎えた皐月賞当日、弥生賞優勝馬アドマイヤオーラや、デビュー以来4戦4勝・重賞3勝で無敗のフサイチホウオーなどの重賞優勝馬が人気を集め、ヴィクトリーはトライアルを1番人気で制したにも関わらず7番人気と低評価であった。レースでは2コーナーあたりからハナを奪うと、2番手のサンツェッペリンとともにペースを落とし、レースの主導権を掴んで進めた。そして最後の直線では、互いに牽制し合って仕掛けが遅れたフサイチホウオーやアドマイヤオーラを尻目に、サンツェッペリンとの叩き合いを制し、ゴール直前ようやく追い込んできたフサイチホウオーの追撃も凌いでゴール、皐月賞を勝利した。鞍上の田中勝春は初騎乗であったが、馬の行く気を損ねずに先行し、折り合いをつけて自分のペースに持ち込んだ好騎乗が光った。また、田中はこの勝利で自身の中央競馬JpnI(GI)連敗記録「139」をストップさせた。なお、このレースの配当は、最後まで先頭争いをしたサンツェッペリン(15番人気)が2着に入り、3連単では1,623,250円を記録するなど高配当となった。

その後、東京優駿(日本ダービー)ではフサイチホウオーに続く2番人気に推された。しかし、スタートでの出遅れが響き9着に敗れた。その後ノーザンファームへ放牧に出され、8月22日ごろに帰厩し、神戸新聞杯に出走、秋の鞍上は岩田康誠が再び騎乗することが発表された。その神戸新聞杯では、直線で早めに抜け出したアサクサキングスを交わすことができず、また後方からドリームジャーニーに差され3着となったが、菊花賞の優先出走権を獲得し、第68回菊花賞に出走した。レースでは道中掛かってしまい、最終コーナーでは先団のペースに付いていくことが出来ず、16着に敗れた。続く第27回ジャパンカップでは、クリストフ・ルメールが騎乗するものの最下位18着となり、当初予定されていた有馬記念は回避して放牧に出された。

4歳時代(2008年)

2008年2月5日に帰厩し、初のダート戦のフェブラリーステークスに向かうことになったが、途中で競走を中止したフィールドルージュを除いて最下位15着だった。その後、再び芝に戻って大阪杯に出走するが9着で、レース後はグリーンウッド・トレーニングへ短期放牧に出され5月1日に帰厩した。そして5月31日金鯱賞に出走したが、レース中に右肩跛行を発症、終始後方のまま14着と大敗した。

5歳時代(2009年)

2009年1月5日京都金杯から始動、浜中俊とのコンビで挑んだがブービーの15着と大敗した。続く2月21日京都記念ではスタート後ハナを切ると最後まで粘り、3着と好走した。3月14日中京記念では前走の内容が評価されて3番人気だったが、4着に終わった。続く大阪杯では和田竜二とのコンビで挑んだがブービーの11着と大敗、金鯱賞では道中2番手からレースを進めたが、直線で失速し12着と大敗した。この後は休養に入っていたが、音無は「皐月賞以降ずっと勝っておらず、クラシックホースとしてこれ以上走らせるのはどうか」として8月13日付で競走馬登録を抹消され、現役を引退した。

引退後

2010年から種牡馬となり、社台スタリオンステーションで繋養されていたが、2014年シーズン限りで種牡馬を引退。

その後はにいかっぷホロシリ乗馬クラブにて乗馬として繋養されていたが、2017年8月3日に死亡した。死因は急性出血性大腸炎

競走成績

年月日 | 競馬場 | 競走名 |  | 頭
数 | 枠
番 | 馬
番 | オッズ
(人気) | 着順 | 騎手 | 斤
量 | 距離(馬場) | タイム
(上り3F) | 着差 | 勝ち馬/(2着馬)
2006 | 11. | 5 | 京都 | 2歳新馬 |  | 10 | 2 | 2 | 2.6(1人) | 1着 | 武豊 | 55 | 芝2000m(良) | 2:02.5(34.3) | -0.9 | (ダンツオラクル)
 | 12. | 23 | 阪神 | ラジオNIKKEI杯2歳S | GIII | 11 | 8 | 11 | 5.6(3人) | 2着 | 武豊 | 55 | 芝2000m(良) | 2:02.1(35.0) | 0.0 | フサイチホウオー
2007 | 3. | 17 | 阪神 | 若葉S | OP | 9 | 6 | 6 | 2.2(1人) | 1着 | 岩田康誠 | 56 | 芝2000m(良) | 2.01.2(36.0) | -0.0 | (サンライズマックス)
 | 4. | 15 | 中山 | 皐月賞 | JpnI | 18 | 8 | 17 | 17.3(7人) | 1着 | 田中勝春 | 57 | 芝2000m(良) | 1.59.9(35.9) | -0.0 | (サンツェッペリン)
 | 5. | 27 | 東京 | 東京優駿 | JpnI | 18 | 8 | 17 | 8.2(2人) | 9着 | 田中勝春 | 57 | 芝2400m(良) | 2.25.8(34.8) | 1.3 | ウオッカ
 | 9. | 23 | 阪神 | 神戸新聞杯 | JpnII | 15 | 5 | 9 | 3.7(2人) | 3着 | 岩田康誠 | 56 | 芝2400m(良) | 2.25.1(35.4) | 0.4 | ドリームジャーニー
 | 10. | 21 | 京都 | 菊花賞 | JpnI | 18 | 8 | 18 | 6.7(3人) | 16着 | 岩田康誠 | 57 | 芝3000m(良) | 3.07.8(38.5) | 2.7 | アサクサキングス
 | 11. | 25 | 東京 | ジャパンC | GI | 18 | 3 | 6 | 48.4(8人) | 18着 | C.ルメール | 55 | 芝2400m(良) | 2.28.9(37.8) | 4.2 | アドマイヤムーン
2008 | 2. | 24 | 東京 | フェブラリーS | GI | 16 | 6 | 11 | 23.1(8人) | 15着 | 後藤浩輝 | 57 | ダ1600m(良) | 1.38.9(39.8) | 3.6 | ヴァーミリアン
 | 4. | 6 | 阪神 | 大阪杯 | GII | 11 | 2 | 2 | 42.3(8人) | 9着 | 藤岡佑介 | 59 | 芝2000m(良) | 1.59.7(35.4) | 1.0 | ダイワスカーレット
 | 5. | 31 | 中京 | 金鯱賞 | GII | 17 | 2 | 3 | 11.8(6人) | 14着 | 横山典弘 | 58 | 芝2000m(稍) | 2.00.7(34.3) | 1.6 | エイシンデピュティ
2009 | 1. | 5 | 京都 | 京都金杯 | GIII | 16 | 8 | 16 | 35.1(10人) | 15着 | 浜中俊 | 58 | 芝1600m(良) | 1.35.2(36.1) | 2.3 | タマモサポート
 | 2. | 21 | 京都 | 京都記念 | GII | 12 | 8 | 12 | 49.4(9人) | 3着 | 川田将雅 | 58 | 芝2200m(良) | 2.14.8(36.2) | 0.2 | アサクサキングス
 | 3. | 14 | 中京 | 中京記念 | GIII | 18 | 7 | 15 | 12.8(3人) | 4着 | 北村友一 | 58 | 芝1800m(重) | 2.00.8(37.3) | 0.4 | サクラオリオン
 | 4. | 5 | 阪神 | 大阪杯 | GII | 12 | 5 | 5 | 15.3(6人) | 11着 | 和田竜二 | 58 | 芝2000m(良) | 2.01.2(36.3) | 1.5 | ドリームジャーニー
 | 5. | 30 | 中京 | 金鯱賞 | GII | 18 | 8 | 18 | 11.7(4人) | 12着 | 北村友一 | 58 | 芝2000m(良) | 1.59.2(35.2) | 0.8 | サクラメガワンダー

血統表

ヴィクトリー血統(ロベルト系/5代内アウトブリード) | (血統表の出典)
父系 | ロベルト系
 | 

*ブライアンズタイム
Brian's Time
1985 黒鹿毛 | 
父の父
Roberto
1969 鹿毛 | Hail to Reason | Turn-to
Nothirdchance
Bramalea | Nashua
Rarelea
父の母
Kelley's Day
1977 鹿毛 | Graustark | Ribot
Flower Bowl
Golden Trail | Hasty Road
Sunny Vale

グレースアドマイヤ
1994年 鹿毛 | 
母の父
*トニービン
Tony Bin
1983 鹿毛 | *カンパラ
Kampala | Kalamoun
State Pension
Severn Bridge | Hornbeam
Priddy Fair
母の母
*バレークイーン
Ballet Queen
1988 鹿毛 | Sadler's Wells | Northern Dancer
Fairy Bridge
Sun Princess | *イングリッシュプリンス
Sunny Valley F-No.1-l
母系(F-No.) | 1号族(FN:1-l) | 
5代内の近親交配 | 5代内アウトブリード | 
出典 | 
  1. ^ JBISサーチ ヴィクトリー 5代血統表2017年8月29日閲覧。
  2. ^ netkeiba.com ヴィクトリー 5代血統表2017年8月29日閲覧。
  3. ^ JBISサーチ ヴィクトリー 5代血統表2017年8月29日閲覧。
  4. ^ JBISサーチ ヴィクトリー 5代血統表2017年8月29日閲覧。

グレースアドマイヤ4歳牝馬特別3着、府中牝馬ステークス2着の成績で、半兄に東京優駿(日本ダービー)優勝馬フサイチコンコルド、全弟にミラクルアドマイヤ、半弟にボーンキング皐月賞優勝馬アンライバルドがいる。

脚注

  1. ^ “迷路”抜けだせぬまま…皐月賞馬ヴィクトリー引退”. スポニチ (2009年8月14日). 2009年8月20日閲覧。
  2. ^ ファルブラヴ、ヴィクトリーが種牡馬引退 - 競馬ブック、2014年12月15日閲覧
  3. ^ 【訃報追記】ヴィクトリー号が仲間入り☆」『にいかっぷホロシリ乗馬クラブ』。2018年11月23日閲覧。

外部リンク

皐月賞勝ち馬
1930年代 | 

第1回 ロツクパーク


1940年代 | 

第2回 ウアルドマイン / 第3回 セントライト / 第4回 アルバイト / 第5回 ダイエレク / 第6回 クリヤマト / 第7回 トキツカゼ / 第8回 ヒデヒカリ / 第9回 トサミドリ


1950年代 | 

第10回 クモノハナ / 第11回 トキノミノル / 第12回 クリノハナ / 第13回 ボストニアン / 第14回 ダイナナホウシユウ / 第15回 ケゴン / 第16回 ヘキラク / 第17回 カズヨシ / 第18回 タイセイホープ / 第19回 ウイルデイール


1960年代 | 

第20回 コダマ / 第21回 シンツバメ / 第22回 ヤマノオー / 第23回 メイズイ / 第24回 シンザン / 第25回 チトセオー / 第26回 ニホンピローエース / 第27回 リュウズキ / 第28回 マーチス / 第29回 ワイルドモア


1970年代 | 

第30回 タニノムーティエ / 第31回 ヒカルイマイ / 第32回 ランドプリンス / 第33回 ハイセイコー / 第34回 キタノカチドキ / 第35回 カブラヤオー / 第36回 トウショウボーイ / 第37回 ハードバージ / 第38回 ファンタスト / 第39回 ビンゴガルー


1980年代 | 

第40回 ハワイアンイメージ / 第41回 カツトップエース / 第42回 アズマハンター / 第43回 ミスターシービー / 第44回 シンボリルドルフ / 第45回 ミホシンザン / 第46回 ダイナコスモス / 第47回 サクラスターオー / 第48回 ヤエノムテキ / 第49回 ドクタースパート


1990年代 | 

第50回 ハクタイセイ / 第51回 トウカイテイオー / 第52回 ミホノブルボン / 第53回 ナリタタイシン / 第54回 ナリタブライアン / 第55回 ジェニュイン / 第56回 イシノサンデー / 第57回 サニーブライアン / 第58回 セイウンスカイ / 第59回 テイエムオペラオー


2000年代 | 

第60回 エアシャカール / 第61回 アグネスタキオン / 第62回 ノーリーズン / 第63回 ネオユニヴァース / 第64回 ダイワメジャー / 第65回 ディープインパクト / 第66回 メイショウサムソン / 第67回 ヴィクトリー / 第68回 キャプテントゥーレ / 第69回 アンライバルド


2010年代 | 

第70回 ヴィクトワールピサ / 第71回 オルフェーヴル / 第72回 ゴールドシップ / 第73回 ロゴタイプ / 第74回 イスラボニータ / 第75回 ドゥラメンテ / 第76回 ディーマジェスティ / 第77回 アルアイン / 第78回 エポカドーロ / 第79回 サートゥルナーリア



・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出典:wikipedia
2020/04/05 22:40

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