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九州大学とは?

【大学設置】
1911年
【創立】
1867年
【学校種別】
国立
【設置者】
国立大学法人九州大学
【本部所在地】
福岡県福岡市西区元岡744番地
【キャンパス】
伊都地区(福岡県福岡市西区糸島市)
病院地区(福岡県福岡市東区)
筑紫地区(福岡県春日市大野城市)
大橋地区(福岡県福岡市南区)
別府地区(大分県別府市)
【学部】
文学部
教育学部
法学部
経済学部
理学部
医学部
歯学部
薬学部
工学部
芸術工学部
農学部
21世紀プログラム
【研究科】
人文科学府/研究院
比較社会文化学府/研究院
人間環境学府/研究院
法学府/研究院
法務学府
経済学府/研究院
言語文化研究院
理学府/研究院
数理学府/研究院
システム生命科学府
医学系学府/研究院
歯学府/研究院
薬学府/研究院
工学府/研究院
芸術工学府/研究院
システム情報科学府/研究院
総合理工学府/研究院
生物資源環境科学府/農学研究院
統合新領域学府
【ウェブサイト】
九州大学公式サイト

九州大学(きゅうしゅうだいがく、英語: Kyushu University)は、福岡県福岡市西区元岡744番地に本部を置く日本国立大学である。1911年に設置された。大学の略称は九大(きゅうだい)。

目次

  • 1 概観
    • 1.1 大学全体
    • 1.2 憲章
    • 1.3 教育および研究
  • 2 沿革
    • 2.1 略歴
    • 2.2 年表
  • 3 基礎データ
    • 3.1 所在地
    • 3.2 象徴
      • 3.2.1 九州大学のオリジナルグッズ
    • 3.3 百周年記念事業
  • 4 教育および研究
    • 4.1 組織
      • 4.1.1 学部
        • 4.1.1.1 21世紀プログラム
      • 4.1.2 大学院
        • 4.1.2.1 学府
        • 4.1.2.2 研究院
      • 4.1.3 高等研究院
      • 4.1.4 附属機関
    • 4.2 研究
      • 4.2.1 21世紀COEプログラム
      • 4.2.2 グローバルCOEプログラム
      • 4.2.3 世界トップレベル研究拠点
    • 4.3 教育
  • 5 就職支援
  • 6 学生生活
    • 6.1 学園祭
    • 6.2 スポーツ
  • 7 大学関係者と組織
    • 7.1 大学関係者組織
      • 7.1.1 同窓会
      • 7.1.2 学士会
    • 7.2 大学関係者一覧
  • 8 施設
    • 8.1 キャンパス
      • 8.1.1 伊都地区
      • 8.1.2 病院地区(馬出地区)
      • 8.1.3 筑紫地区
      • 8.1.4 大橋地区
      • 8.1.5 別府地区
      • 8.1.6 (旧)六本松地区
      • 8.1.7 (旧)箱崎地区
      • 8.1.8 その他
    • 8.2 移転計画
      • 8.2.1 概要
      • 8.2.2 移転の理由
      • 8.2.3 計画の内容
  • 9 対外関係
    • 9.1 他大学との協定
  • 10 社会との関わり
    • 10.1 生体解剖事件
    • 10.2 戦闘機墜落事故
    • 10.3 女性枠入試
    • 10.4 広報誌
  • 11 脚注
    • 11.1 注釈
    • 11.2 出典
  • 12 関連項目
  • 13 Wiki関係他プロジェクトリンク
  • 14 公式サイト
  • 15 外部リンク

概観

校旗

大学全体

九州大学は、1949年(昭和24年)に旧制九州大学等を包括して設置された国立大学である。1867年(慶応3年)に設立された賛生館を起源とする九州帝国大学を直接の母体としている。九州帝国大学の初代総長は東京帝国大学の総長と明治専門学校の初代総裁を務めた山川健次郎である。2003年(平成15年)に九州芸術工科大学を吸収、2004年(平成16年)に国立大学法人による設置へと移行した。

憲章

九州大学には特に建学の精神は定められていないが、「九州大学教育憲章」、「九州大学学術憲章」が存在する。

教育および研究

九州大学では1970年代、大学院への要請が多様化してきたことに対応するため、「学際大学院」構想を進め、1979年(昭和54年)4月に総合理工学研究科(現:総合理工学研究院)を設置している。

1991年(平成3年)、キャンパスの統合移転計画が決定すると、1998年(平成10年)に「改革の大綱案」を定め、優秀な研究者の養成と研究レベルの向上を目的とする大学院重点化を行い、2000年(平成12年)に学府・研究院制度を導入した。この制度は研究機関としての大学院組織を「研究院」、教育機関としての大学院組織を「学府」に分離するもので、必要に応じて簡易に組織改編ができるようになり、研究院には教員が、学府には大学院生が、学部には学部生が所属し、教員が学府や学部に出向する形で教育を行う。なお、基本的に研究院長が学府長・学部長を兼務する。

沿革

九州帝国大学設置に至る過程については帝国大学も参照

略歴

1867年(慶応3年)、当時福岡を統治していた福岡藩は賛生館という医学教育を行う藩校を天神に設立した。1872年(明治5年)に学制が施行されるといったん廃校となったものの附属病院はその間も継続した。同病院は1874年(明治7年)に修猷館の附属診療所となり、1879年(明治12年)には福岡県立福岡医学校の附属病院へ改組された。福岡県立福岡医学校が廃校となった後は福岡県立福岡病院として存続することになる(1896年(明治29年)6月22日、現在の病院地区である福岡県筑紫郡千代村に移転)。

1886年(明治19年)に帝国大学令が公布されると九州に帝国大学を設置する機運が高まり、1900年(明治33年)1月29日の第14帝国議会において「九州東北帝国大学設置建議案」が可決された。建議案の可決後も古くから医学の盛んだった長崎県第五高等学校が設置されていた熊本県との間で誘致の綱引きが行われていたが、結局は賛生館の流れを汲む福岡県立福岡病院を母体に1903年(明治36年)京都帝国大学の分科大学として福岡医科大学が設置された(帝国大学の医科大学(医学部)としては3番目の設置)。

その後は資金難により九州帝国大学の設置は進まなかったが、古河財閥から1906年(明治39年)に「福岡工科大学、仙台理科大学、札幌農科大学」の建物建設へ寄付の申し出があり、設置の動きが高まることとなる。古河財閥の寄付金約100万円のうち6割ほどが九州帝国大学工科大学校舎建設の資金として当てられ、さらに福岡県の寄付金によって1911年(明治44年)1月1日に九州帝国大学が設立された。九州帝国大学の初代総長は東京帝国大学の総長と明治専門学校の初代総裁を務めた山川健次郎である。なお、古河財閥の寄付金の残りの4割は札幌農学校東北帝国大学農科大学昇格(1907年(明治40年)9月)と東北帝大理科大学新設(1911年(明治44年)1月1日)のために用いられている。

こうした経緯から、九州大学では医学部創立年を京都帝国大学福岡医科大学が設立された1903年(明治36年)、大学創立年を九州帝国大学として独立設置された1911年(明治44年)としている。

1947年(昭和22年)に帝国大学令が国立総合大学令に改められると、九州大学と改称した。1949年(昭和24年)には福岡地区に所在していた旧制九州大学、九州大学附属医学専門部、福岡高等学校久留米工業専門学校を包括して新制九州大学が設置された。旧福岡高等学校の施設と教員は九州大学第一分校(1955年(昭和30年)第二分校と統合し九州大学分校、1963年(昭和38年)より教養部)に引き継がれ、旧久留米工業専門学校は第二分校(1955年(昭和30年)第一分校との統合により廃止)が設置され、旧陸軍歩兵第48連隊兵舎跡に第三分校(1951年(昭和26年)廃止)が置かれた。

2003年(平成15年)には国立大学法人化を視野に入れ、法律第29号により九州芸術工科大学を吸収。2004年(平成16年)には国立大学法人法の規定により、国による直接設置から国立大学法人による設置へと移行した。

年表

基礎データ

所在地

象徴

ネクタイピンより

九州大学のオリジナルグッズ

九州大吟醸
環境創造舎と地元の杉能舎が共同で「九州大吟醸」を製造して販売している。売上金の一部は九大新キャンパス移転地域の環境保全活動、文化の保全活動に役立てられる。
いも九
いも九
九州大学の学生を福岡では「いも九」「「イモQ」」(いもきゅう)と呼んでいた時代がある。垢抜けない(=イモな)九大生という意味である。しかしながら「いも九」は身なり構わずひたすら勉学や運動などに打ち込む九大生への愛称、尊称であって決して蔑称ではない。この呼び名を九州大学経済学部のOBである『五十二萬石如水庵』の社長森恍次郎が面白がって、生協と協力して芋餡のパイ菓子を九州大学応援菓「いも九」として売り出している。この菓子の売り上げの1%は、「九州大学学術研究・教育奨励助成金」として九大生の課外活動の費用に寄付されている。
「いも九」については、九大農学研究院と福徳長酒類が共同開発した芋焼酎にもその名が冠されている。
九大通りもん
博多通りもん」の限定パッケージ版。

百周年記念事業

九州大学は2011年(平成23年)に創立100周年を迎えた。九州大学創立百周年記念事業として九州大学基金を創設し、以下の事業を行っている。

  1. 教育研究環境の整備充実
  2. 社会人等の受け入れ推進
  3. 産学連携、地域連携等の推進
  4. 国際交流の推進
  5. 百年史の編纂、記念式典等の実施

教育および研究

組織

学部

  • 歯学部
  • 薬学部
    • 創薬科学科
    • 臨床薬学科(6年制)
  • 工学部
    • 建築学科
    • 電気情報工学科
    • 物質科学工学科
      • 化学プロセス・生命工学コース
      • 応用化学コース
      • 材料科学工学コース
    • 地球環境工学科
      • 建設都市工学コース
      • 船舶海洋システム工学コース
      • 地球システム工学コース
    • エネルギー科学科
    • 機械航空工学科
      • 機械工学コース
      • 航空宇宙工学コース
  • 芸術工学部
    • 環境設計学科
    • 工業設計学科
    • 画像設計学科
    • 音響設計学科
    • 芸術情報設計学科
  • 農学部
    • 生物資源環境学科
      • 生物資源生産科学コース(分野:農学、生物生産環境工学、生物生産システム工学、農政経済学)
      • 応用生物科学コース(分野:応用生命科学、食糧化学工学)
      • 地球森林科学コース(分野:森林機能制御学、森林機能開発学、生物材料機能学)
      • 動物生産科学コース(分野:アニマルサイエンス、水産科学)
  • 21世紀プログラム
  • 共創学部
21世紀プログラム

21世紀プログラムは、専門性の高いゼネラリストの育成を掲げて、2000年(平成12年)に学士課程に設置されたコースである。各学部から1名から数名の入学定員を割り当てられ、AO入試によって学生が選抜される。また、他学部の1・2年次生の21世紀プログラムへの転籍制度もある。

21世紀プログラムに入学した学生は学籍の管理上いずれかの学部に学籍を置くものの、21世紀プログラムの学生として扱われ学籍番号も固有のものが与えられる。必修科目が少なく、一部の科目を除いて全学部のほぼ全ての授業を受講することができる。このコースを選択した学生は大学で学ぶ内容を自主的に方向づけ決めなければならないように教育課程が設定されている。この教育プログラムは、2003年(平成15年)度の文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に採択された。2018年(平成30年)度には廃止され、共創学部となった。

大学院

前述のとおり、九州大学では大学院組織が研究部/教育部(九州大学での名称は研究院/学府)に分けられている。研究院には教員が所属し、大学院生は学府に所属する。

学府

教育組織としての組織

研究院

研究組織としての組織

高等研究院

ノーベル賞級の高い業績を挙げた退職後の研究者と、優れた若手研究者を支援するための学内組織。2009年(平成21年)10月設立。九州大学出身でノーベル賞候補に上げられている新海征治(応用化学)、笹月健彦(遺伝学)両名誉教授には、希望に応じて研究室や研究員などが与えられる。特別准教授には23人が就任している。

附属機関

  • 学内共同教育研究施設
    • 最先端有機光エレクトロニクス研究センター
    • 先端素粒子物理研究センター
    • 次世代燃料電池産学連携研究センター
    • プラズマナノ界面工学センター
    • システムLSI研究センター
    • シンクロトロン光利用研究センター
    • 加速器・ビーム応用科学センター
    • ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター
    • 分子システム科学センター
    • 水素エネルギー国際研究センター
    • バイオメカニクス研究センター
    • バイオアーキテクチャーセンター
    • エピゲノムネットワーク研究センター
    • ヌクレオチドプール研究センター
    • ヒトプロテオーム研究センター
    • 環境発達医学研究センター
    • リスクサイエンス研究センター
    • 免疫機構研究センター
    • 先端医療イノベーションセンター
    • 未来化学創造センター
    • 宙空環境研究センター
    • 応用知覚研究センター
    • ユヌス&椎木ソーシャル・ビジネス研究センター
    • 鉄鋼リサーチセンター
    • 炭素資源国際教育研究センター
    • 韓国研究センター
    • 医療系統合教育研究センター
    • 高等教育総合開発研究センター
    • 超伝導システム科学研究センター
    • 日本エジプト科学技術連携センター
    • 生物環境調節センター
    • 熱帯農学研究センター
    • アイソトープ総合センター
    • 中央分析センター
    • 留学生センター
    • 産学連携センター
    • 総合研究博物館
    • 感性融合創造センター
    • 稲盛フロンティア研究センター

研究

21世紀COEプログラム

21世紀COEプログラムとして、9件のプロジェクトが採択された。

グローバルCOEプログラム

グローバルCOEプログラムとして、5件のプロジェクトが採択されている。

世界トップレベル研究拠点

文部科学省2010年(平成22年)7月14日、九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所を、科学技術分野で世界最高水準の研究機関を目指す世界トップレベル国際研究拠点形成促進プログラムの研究拠点に選定した。毎年14億円を10-15年にわたって集中的に投資して世界に通用する研究拠点に育てることを目的としている。

教育

就職支援

学生生活

入学式と卒業式は伊都地区にある椎木講堂で行われている。2013年度入学式までは福岡国際センターで行われていた。

学園祭

学園祭は、「九大祭」と「芸工祭」がある。

「九大祭」は、毎年11月下旬に伊都地区で行われるイベントで、旧九大の流れを汲んでいる。かつては箱崎地区で5月11日の本学記念日を中心に九大祭が、六本松地区で6月に学園祭がそれぞれ行われていたが、1966年(昭和41年)に統合された。2008年(平成20年)までは六本松地区で開催されていたが、2009年(平成21年)からは伊都地区で開催されている。

芸工祭は九大祭と同時期に大橋地区で開催されるイベントで、旧芸工大の流れを汲んでいる。

2017年から4学期制導入に伴い「九大祭」「芸工祭」ともに10月上旬の開催に変更となる。

スポーツ

体育系の全学公認サークルを統括する学生組織の体育総部体育総務委員会が存在する。

大学関係者と組織

大学関係者組織

同窓会

九州大学の同窓会には、13の部局別同窓会とその他地区別に組織されている同窓会があり、九州大学同窓会連合会がそれを束ねている。1999年(平成11年)に設立され、地区別同窓会の設立を支援するなどの活動をしている。

学士会

旧帝国大学の出身者および学長、教授、助教授経験者で構成される団体として社団法人学士会があり、九州大学関係者も多数入会している。詳細は、学士会を参照。

大学関係者一覧

九州大学の人物一覧」を参照

施設

キャンパス

九州大学ではそれぞれの校地を地区またはキャンパスと呼んでいる。ただしキャンパスと呼ばれるのは伊都・病院・筑紫・大橋・別府・(旧)六本松・(旧)箱崎地区のみであり、地区と言う場合にはキャンパス以外の施設も含める場合がある。

伊都地区

伊都キャンパス 椎木講堂
伊都キャンパス センターゾーン
2010Happy Mail