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九州旅客鉄道とは?

種類
株式会社
【市場情報】
東証1部 9142
福証 9142

【略称】
JR九州、JR-K
【本社所在地】
日本
812-8566
福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目25番21号
(博多駅前ビジネスセンタービル)
北緯33度35分21.8秒 東経130度25分1.8秒 / 北緯33.589389度 東経130.417167度 / 33.589389; 130.417167座標: 北緯33度35分21.8秒 東経130度25分1.8秒 / 北緯33.589389度 東経130.417167度 / 33.589389; 130.417167
【設立】
1987年(昭和62年)4月1日
業種
陸運業
法人番号
6290001012621
【事業内容】
旅客鉄道事業 他
【代表者】
代表取締役会長 唐池恒二
代表取締役社長 青柳俊彦
【資本金】
160億円
【発行済株式総数】
1億6000万株
【売上高】
連結:3829億円
単独:2122億円
(2017年3月期)
【営業利益】
連結:587億円
単独:434億円
(2017年3月期)
【経常利益】
連結:605億円
単独:475億円
(2017年3月期)
【純利益】
連結:447億円
単独:376億円
(2017年3月期)
【純資産】
連結:3484億円
単独:2975億円
(2017年3月31日時点)
【総資産】
連結:6766億円
単独:5555億円
(2017年3月31日時点)
【従業員数】
9,060人(2016年4月1日時点)
【決算期】
3月31日
【主要株主】
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 5.55%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 4.8%
JPモルガン証券株式会社 3.39%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 2.84%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 2.75%
太陽生命保険株式会社 2%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5) 1.9%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) 1.88%
GOLDMAN,SACHS& CO.REG 1.82%
明治安田生命保険相互会社 1.51%
(2018年3月31日時点)

【主要子会社】
グループ会社参照。
【外部リンク】
https://www.jrkyushu.co.jp/

九州旅客鉄道株式会社(きゅうしゅうりょかくてつどう、英称:Kyushu Railway Company) は、1987年4月1日日本国有鉄道(国鉄)から鉄道事業を引き継ぎ発足した旅客鉄道会社の一つ。 九州地方を中心に鉄道路線を有する。また、旅行業小売業不動産業農業なども展開し、日本国外にも進出している。本社は福岡市。通称はJR九州(ジェイアールきゅうしゅう)。英語略称はJR Kyushu。コーポレートカラー色。切符の地紋には「K」と記されている。東証第一部・福証上場企業。JRグループでは唯一、米国系資本が筆頭株主となっている会社でもある。

目次

  • 1 概況
    • 1.1 営業概要
    • 1.2 経営環境
    • 1.3 運転面
      • 1.3.1 広域輸送
      • 1.3.2 地域輸送
      • 1.3.3 D&S列車(観光列車)
      • 1.3.4 豪華寝台列車
    • 1.4 運賃・料金面
    • 1.5 禁煙化
  • 2 本社・支社等
  • 3 歴史
  • 4 歴代社長
  • 5 路線
    • 5.1 現有路線
    • 5.2 廃止路線
    • 5.3 予定路線
  • 6 ダイヤ
  • 7 列車
    • 7.1 現行列車
      • 7.1.1 新幹線
      • 7.1.2 在来線
    • 7.2 廃止列車
      • 7.2.1 在来線
  • 8 車両
    • 8.1 特徴
    • 8.2 譲受車両
    • 8.3 普通列車・快速列車用
    • 8.4 ジョイフルトレイン
  • 9 車両基地
  • 10 車両工場
  • 11 社歌
  • 12 制服
    • 12.1 初代(民営化 - 2017年3月)
    • 12.2 2代目(現行:2017年4月 - )
    • 12.3 その他の制服
  • 13 ICカード乗車券
  • 14 社内乗車人員上位10位
  • 15 取扱収入上位10位
  • 16 路線別利用状況
  • 17 グループ会社
  • 18 労働組合
  • 19 広告
    • 19.1 イメージキャラクター
    • 19.2 提供番組
    • 19.3 フリーペーパー
  • 20 その他
  • 21 脚注
    • 21.1 注釈
    • 21.2 出典
  • 22 関連項目
  • 23 外部リンク

概況

営業概要

九州新幹線と九州地方の在来線を営業エリアとし、総営業キロ数 2,273.0 km、567駅の運営を行っている。

鉄道事業においては、JR九州発足から2016年3月期まで一度も営業黒字を計上したことがなく、九州新幹線が全線開業した後も依然として厳しい経営状況が続いていた。2015年度に実施された減損会計による減価償却費の大幅な圧縮や合理化などにより、2017年3月期の決算においてJR九州発足以来初めて鉄道事業が250.8億円の営業黒字となった。

その一方で、鉄道事業を補完するため旅行・ホテル、不動産、船舶、飲食業、農業など事業の多角化を推し進めており(「グループ会社」も参照)、その営業範囲は九州のみならず首都圏などや日本国外にも展開している。2017年9月にはタイで不動産開発などを手掛ける現地法人「タイJR九州キャピタルマネジメント株式会社」の開設を、同年12月にはタイの首都バンコクにおける「タイJR九州ビジネスディベロップメント」設立と長期滞在用サービスアパートメント事業参入を発表した。

訪日外国人による鉄道などの利用も重視しており、2018年7月に戦略的提携を結んだ中国阿里巴巴集団(アリババ・グループ)など外国企業とも協力関係にある。

2016年9月中間期の売上高に占める「非鉄道」部門の割合は51%と過半を超えており、こうした事業の多角化が経営面での安定に寄与したこともあって、「旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律」(平成27年法律第36号)が2015年6月10日に公布、2016年4月1日に施行され、JR旅客会社では東日本旅客鉄道(JR東日本)・西日本旅客鉄道(JR西日本)・東海旅客鉄道(JR東海)に次いで4番目、経営が厳しいと見られていた本州以外を営業エリアとする、いわゆる「三島会社」では初の上場および完全民営化を果たした。なお、完全民営化前に経営支援策として設定されていた経営安定基金(3877億円、元本の利用はできない。利益配当のみ経常利益に含まれる)については、九州新幹線の施設使用料(年102億円)の一括前払い(計2205億円)および借入金の償還などに充てられている。

1987年のJR九州発足後は、福岡市博多区博多駅前に福岡本社(登記上本店)、北九州市門司区門司港駅隣の旧国鉄九州総局ビルに北九州本社を構えていたが、2001年に福岡本社に統合し、北九州市小倉北区西小倉駅近隣(小倉駅からも至近)に北部九州地域本社を設置している。

経営環境

鉄道事業においては、博多駅・熊本駅鹿児島中央駅の各都市間の輸送を主としている九州新幹線と、九州の各主要都市間を結ぶ在来線特急列車などの中長距離輸送が主な収益源となっているが、九州では主たる都市間を結ぶ高速道路の整備が早期から進んでおり、JR九州の列車に対して料金面で優位性のある高速バスが九州の各地で競合している。さらに福岡市と北九州市の大都市同士を結ぶ博多駅 - 小倉駅間では国鉄分割民営化により、山陽新幹線西日本旅客鉄道(JR西日本)の所有となったことで、JR九州の所有する鹿児島本線の特急列車と時間的な優位性のあるJR他社の新幹線とも競争関係になるなど、競合交通機関に対して時間面、料金面、利便性の面などで圧倒的な優位性を発揮できる区間は限られているのが現状である。

近距離輸送の面では、福岡市・北九州市をはじめ、九州各県の県庁所在地の近郊など比較的輸送量の多い線区も管内に存在するが、首都圏や関西圏などのように莫大な収益をもたらすものではなく、経営の一助になるには至っていない。むしろ、管内には輸送密度が低いローカル線も多く抱え、沿線の過疎化などの社会問題も相まって年々利用が減少しており、経営の負担になっている面もある。

このような経営環境にあり、割引切符の拡充や増発などで主力である中長距離輸送のサービス向上を図る一方、現業部門のコスト縮減の一環として以下の施策により現業部門の人員削減を進めている。

ワンマン運転の拡充
普通列車では、1988年の香椎線三角線を皮切りに、車掌を乗務させないワンマン運転を九州の各地で拡大させた。普通列車のワンマン運転は2015年3月時点で、山陽本線下関駅 - 門司駅間、鹿児島本線の門司港駅 - 鳥栖駅間(福北ゆたか線との直通列車を除く)、筑肥線姪浜駅 - 筑前前原駅間を除く全ての区間で行われている。2004年以降は、2両以下の編成のD&S列車もワンマン運転となっている(車内改札は客室乗務員が担当する)。
また、一部の特急列車においてもワンマン運転を行っており、2004年には「九州横断特急」「くまがわ」の全列車で、2017年には「にちりん」「ひゅうが」の一部(大分駅 - 宮崎空港駅間運行の、787系電車4両編成を使用する列車)で実施している。
駅の無人化等
JR九州発足以降一貫して駅の無人化を進めており、2015年には、同年春以降に同社発足以来最大規模となる100駅前後を無人化する計画が明らかになった。このうち香椎線ではANSWERと呼ばれる駅遠隔案内システムを導入した「Smart Support Station」として、香椎駅長者原駅を除く線内の14駅が無人化された。同システムは2017年3月4日以降筑豊本線 若松駅 - 新入駅間(折尾駅を除く11駅)にも導入されている。
また、新玉名駅においては新幹線駅では全国で初めてとなる駅員のホーム配置の廃止(2017年3月以降、筑後船小屋駅新大牟田駅にも拡大)などが実施された。
今後は切符のインターネット販売強化などによるみどりの窓口の削減を予定しているという。

その他、線路のメンテナンスにロボットを導入することなども検討中であるとしている。

これらの施策の結果、発足初年度の営業損益は288億円のマイナス(赤字)となったが、九州新幹線が部分開業した2004年度に、営業損益が黒字に転換し、2011年3月12日に全線開業した九州新幹線の営業収益が2017年3月時点でおよそ501億円となり、JR九州の鉄道事業全体の収益(同年1464億円)の3分の1以上を占めるに至るなど、事業の大きな柱となっている。これを軸として、前述の観光列車などで引き続き地域の活性化や鉄道事業の収益拡大を図りつつ、不動産などの沿線開発や事業の多角化を進め、鉄道事業と関連事業の相乗効果をもって利益を拡大する事業戦略を推進している。2016年度から3カ年の中期経営計画では「総合的な街づくり企業グループを目指す」としている。

2016年のIPOにおいては、投資家の間でも訪日観光客の強い伸びが安定した企業成長につながるといった見方があるとされている。

今後の展開としては、九州新幹線長崎ルート(西九州ルート)が2008年4月に着工され、2022年度の完成を見込んでいる。

運転面

広域輸送

優等列車の運行については民営化後、博多駅を中心とした体系に改められ、同駅から九州各県の主要駅に向かう新幹線・在来線特急列車が発着している。

九州新幹線は、九州内においては博多駅・熊本駅・鹿児島中央駅の各都市間の輸送を主としている。このほかにも主な新幹線停車駅で佐賀・長崎・大分・宮崎の各県庁所在地を結ぶ在来線特急列車や高速バスと連絡している。加えて、山陽新幹線新大阪駅と鹿児島中央駅との間で直通運転も行っている。

通常は博多駅から熊本駅までは1時間あたり3 - 4本、鹿児島中央駅までは2本 - 3本の頻度で運行されており、繁忙期などは山陽新幹線に直通する臨時列車も多数運行され、最大で1時間に6本ほど運行される時間帯もあるなど、高頻度での運行がなされている。

在来線特急列車は博多駅を中心として、小倉駅・佐賀駅長崎駅佐世保駅大分駅などの間で特急列車を運行している。特に博多駅 - 小倉駅・佐賀駅間に関しては、「在来線特急毎時上下各2-3本運転」と高頻度での運行を行っている。宮崎駅に関しては途中駅での接続で対応しているが、特急料金の通算や同一ホームでの乗り換えなどで便宜を図っている。このほかにも宮崎駅 - 鹿児島中央駅間や、大分駅 - 熊本駅間を結ぶ特急列車も運行されている。

博多駅はかつて日本で在来線特急が最も多く発着するターミナル駅となっていた。特に九州新幹線全線開業前の博多駅 - 鳥栖駅間は3系統8種の特急列車(「リレーつばめ」「有明」「かもめ」「みどり」「ハウステンボス」「ゆふ」「ゆふDX」「ゆふいんの森」)が運転され線路容量は限界に達しており、2003年には待避専用の太宰府信号場が設置されたほどである。2011年3月12日に九州新幹線が全線開業して「リレーつばめ」が廃止、「有明」が朝晩のみの運行になったことでこの区間の線路容量にも若干余裕ができたため、1976年長崎本線佐世保線電化開業以来行われていた「かもめ」「みどり」の併結運転は終了した。「みどり」は「ハウステンボス」と併結運転を行っており、「かもめ」との併結運転が終了するまでは「かもめ・みどり・ハウステンボス」の3階建て列車が運行されていた。

2008年6月発売の時刻表より、管内の「エル特急」の呼称が全て「特急」に変更された。

なお、定期運行の寝台特急については1994年に「あさかぜ1・4号」「みずほ」が廃止されたのを皮切りに縮小が進み、2009年3月14日のダイヤ改正で「はやぶさ」「富士」が廃止されたことでJR九州管内から消滅した。また2011年3月12日のダイヤ改正で「ドリームにちりん」が廃止されたことで定期運行の夜行列車自体が消滅した。

急行列車については特急格上げや廃止が進められ、2004年に「くまがわ」が特急に格上げされたことで消滅した。

地域輸送

JR九州の発足後、都市圏輸送の強化のため普通列車の増発が進められ、長距離を運行する普通列車の系統を分離、JR他社線への直通運転を廃止するなど、運転区間の細分化、需要に合わせた短編成化も並行して行われた。また福岡都市圏を中心に、快速列車の新規設定や増発・停車駅追加などを実施した。しかし2000年代以降、博多 - 小倉間では特急列車の増発が図られるとともに、快速列車については停車駅の追加のほか毎時1本を準快速に格下げし快速区間の短縮を行った。朝や夜間の一部を除く大半の列車で待避停車があり、博多 - 小倉間を日中の快速は68-70分。準快速にいたっては通過駅が5駅しかなく78分を要することとなり、最速55分で結んでいた国鉄時代と比較しても同区間の所要時間は大きく延びている。振り子式車両883系885系を投入して大幅に速度向上した特急列車との格差は拡大している。

また、九州各地の在来線特急列車や新幹線も、乗車距離の短い区間に廉価な特急料金や割引切符を設定し、列車の増発や停車駅を拡大することによって、短距離でも利用しやすい体制を整えている。

D&S列車(観光列車)

JR九州では、管内各地のローカル線で「D&S(デザイン&ストーリー)列車」と称する観光面に特化した列車を多数運行している。「D&S」とは、これらの列車にはそれぞれ特別なデザインと運行する地域に基づくストーリーがあり、「デザインと物語のある列車」であることに由来する。

1989年に同社初の観光列車として特急「ゆふいんの森」が運行を開始し、2004年には九州新幹線が一部開業することを契機に、鹿児島県宮崎県を中心として多数の観光列車が運行を開始した。その後、九州新幹線が全線開業、沿線である熊本・鹿児島両県でさらなる観光列車の投入が行われた。

D&S列車はそのほとんどが従来から使用されていた車両をリニューアルした車両で運行されており、中には普通列車用の車両を改造し、観光特急と称して運行している列車もある。D&S列車はその全てが水戸岡鋭治によるデザイン・設計である。

各D&S列車の特徴としては、内外装やサービスに乗客を楽しませる仕掛けが施されてあり、車内にアルコール飲料を提供するバーを備えた特急「A列車で行こう」や、沿線の浦島太郎伝説にちなみ、ドアが開くとドア上部から玉手箱の煙に見立てた白いミストが噴出する特急「指宿のたまて箱」、中には、列車の運行中に客室乗務員が沿線の日本神話をモチーフにした手作りの紙芝居を披露するサービスが行われている特急「海幸山幸」といった列車も運行されている。

2017年3月時点において、JR九州管内で以下の11種類のD&S列車が運行されている。

【列車名】
運転開始
ゆふいんの森 | 1989年3月
いさぶろう・しんぺい | 1996年3月(専用車両は2004年3月)
九州横断特急 | 2004年3月
はやとの風 | 2004年3月
SL人吉 | 2009年4月
海幸山幸 | 2009年10月
指宿のたまて箱 | 2011年3月
あそぼーい! | 2011年6月
A列車で行こう | 2011年10月
JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」 | 2015年8月
かわせみ やませみ | 2017年3月

豪華寝台列車

2013年10月15日より、寝台列車「ななつ星in九州」を運行している。ななつ星in九州は、1室の料金が1人最大55万円ともなる超豪華寝台列車で、数日にわたって九州を周遊する。日本初となる観光に特化した寝台列車(クルーズトレイン)であり、主に国内やアジアの富裕層をターゲットにする。

運賃・料金面

1996年普通運賃を値上げしつつ、JR他社より安いグリーン料金や、JRグループの中では唯一、在来線特急の繁忙期(指定席特急料金が200円増しになる時期)を設定しない など料金の値下げをしている。ただし、九州新幹線に関しては繁忙期・通常期・閑散期の設定がなされており、時期により指定料金が異なる。

JR九州の競争区間(主に九州内の高速バス)の対象である旅客に対する値下げ戦略は、2001年に割引きっぷのほとんどを特急回数券「2枚きっぷ・4枚きっぷ」に集約した。この「2枚きっぷ・4枚きっぷ」において、高速バスとの競合する区間では普通乗車券よりも安くなる区間も存在する。また、インターネットでの割引切符の予約・販売も推進しており、「2枚きっぷ」と同等の価格で片道から購入できる「九州ネットきっぷ」、早期予約で「4枚きっぷ」以上の割引率で片道から購入できる「九州ネット早得」といった割引切符が設定されている。JR九州のインターネット予約サービスはJR西日本の同サービス「e5489」とも連携しており、山陽新幹線方面のインターネット専用割引切符「eきっぷ」「スーパー早得きっぷ」も購入できる。

快速・普通列車用の割引回数券としては、6枚つづりの「ミニ回数券」があったが、2016年1月31日に発売を終了した。特急列車の設定のない一部の区間(長崎駅 - 佐世保駅間、唐津駅 - 福岡市地下鉄空港線博多駅間など)では、普通列車用の「2枚きっぷ・4枚きっぷ」を発売している。

若者向けの割引商品として、1996年に16歳から29歳までの人が入会可能な会員制割引サービス「ナイスゴーイングカード」を開始し、2011年まで新規入会受付を継続した。2012年からは16歳から24歳までの人が購入可能で2枚きっぷ・4枚きっぷより割引率の高い割引きっぷ「ガチきっぷ」を長期休暇期間に発売している。

全線フリーの企画乗車券については以前「九州グリーン豪遊券」(2003年まで)・「九州レディースパス」(2002年まで)の発売が終了してから数年間存在しなかったが、2007年に入り特急列車・九州新幹線が利用可能な「九州特急フリーきっぷ」が発売開始され、以後使用期間を限定し、商品名を変更して発売されている。また同年にはJR九州の普通列車と九州内の私鉄路線に乗車できる「旅名人の九州満喫きっぷ」が発売された。

このように割引きっぷを設定する一方、急行列車の特急格上げ、山陽新幹線と在来線の乗継割引の廃止など、負担増となった例もある。また九州新幹線には新幹線と在来線の乗継割引が導入されていない。

他のJR各社とは異なり、九州旅客鉄道会社線内の相互発着のうち100キロメートル以下については対キロ賃率を定めず、対キロ区間制を採用している。以下にその運賃表を示す。

九州旅客鉄道会社内の幹線内相互発着の大人片道普通旅客運賃(小児半額、10円未満の端数は切り捨て)
【キロ程】
【運賃(円)】
【キロ程】
運賃(円)
初乗り3km | 160 | 36 - 40 | 740
4 - 6 | 210 | 41 - 45 | 840
7 - 10 | 230 | 46 - 50 | 940
11 - 15 | 280 | 51 - 60 | 1,110
16 - 20 | 370 | 61 - 70 | 1,290
21 - 25 | 460 | 71 - 80 | 1,470
26 - 30 | 560 | 81 - 90 | 1,650
31 - 35 | 650 | 91 - 100 | 1,820

禁煙化

車両の禁煙化については、民営化直後の1988年には普通・快速列車の分煙化を行い、さらに1995年には普通・快速列車は全面禁煙とした。一方特急列車でも年々禁煙車は増加しており、2003年からは特急列車の喫煙車は編成最後部(下り列車基準)の1両のみとし、指定席自由席を1両に集約していた。また、1999年に投入された「有明」用の787系では、喫煙ルームを設けることで客室内を禁煙とした。

その後、2007年3月18日のダイヤ改正で、JR北海道JR東日本と共に管内特急の喫煙コーナーの廃止を含む大幅な禁煙化が行われた。この改正により管内特急の大半が全面禁煙となり、「にちりん」「ひゅうが」「きりしま」に喫煙車が、「ゆふ」「ゆふDX」「ゆふいんの森」「九州横断特急」「くまがわ」に喫煙ルーム(客席内は禁煙)が残るのみとなった。2009年3月14日のダイヤ改正でこれら特急の喫煙車および喫煙ルームが廃止となり、当時残っていた寝台特急を除いて全特急が完全禁煙となった。

なお、九州新幹線に関しては、部分開業した2004年に運行を開始した「つばめ」に充当された800系に関しては、当初から全面禁煙であった。全線開業に伴い運行を開始したN700系では客室内は全室禁煙で、3・7号車に喫煙ルームが設置され、JR九州管内を運行する列車では2年ぶりに喫煙可能の列車が登場した。

2017年1月時点でJR九州管内を運行する列車において、車内での喫煙が可能な列車はN700系で運行される九州新幹線列車の喫煙ルームのみで、それ以外の列車は新幹線・在来線とも全面禁煙となっている。

2012年4月1日からは福岡・北九州都市圏の一部エリアの在来線駅においてホーム上の喫煙コーナーを廃止し、全面禁煙となった。ただし、博多駅・小倉駅の喫煙ルームは存続している。

本社・支社等

北部九州地域本社
長崎
大分
熊本
鹿児島
東京
沖縄支店
JR九州 本社 支社・支店
本社・支社の路線管轄境界駅については「JR支社境」の項目を、車両基地は「車両基地」の節を、工場は「車両工場」の節を参照
【事業所】
所在地
本社 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目25番21号(博多駅前ビジネスセンタービル)
北部九州地域本社 福岡県北九州市小倉北区室町三丁目2番57号
長崎支社 長崎県長崎市尾上町1番89号
大分支社 大分県大分市要町1番1号(大分駅構内)
熊本支社 熊本県熊本市西区春日三丁目15番1号(熊本駅構内)
鹿児島支社 鹿児島県鹿児島市武一丁目2番1号
東京支社 東京都千代田区永田町二丁目12番4号(赤坂山王センタービル9階)
上海事務所 中華人民共和国上海市
小倉総合車両センター 福岡県北九州市小倉北区金田三丁目1番1号
JR九州病院 福岡県北九州市門司区高田二丁目1番1号
社員研修センター 福岡県北九州市門司区新原町8番1号

歴史

出典:wikipedia
2019/06/19 10:48

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