仙台スタジアム
"ユアテックスタジアム仙台" |
【施設情報】
【所在地】
宮城県仙台市泉区七北田字柳78
【位置】
北緯38度19分9秒
東経140度52分54.5秒座標: 北緯38度19分9秒 東経140度52分54.5秒
【開場】
1997年(
平成9年)
6月1日
【所有者】
仙台市
【運用者】
仙台市公園緑地協会・日本体育施設グループ
【グラウンド】
天然芝(139m×79m)
【ピッチサイズ】
105m×68m
【照明】
1,500
Lx / 750Lx / 300Lx
【大型映像装置】
2基
【建設費】
約130億円
【設計者】
北海道開発コンサルタント
【建設者】
鹿島建設・
大末建設・
奥田建設JV
【使用チーム、大会】
当項目を参照
【収容能力】
19,694人
【アクセス】
#アクセスを参照。
仙台スタジアム(せんだいスタジアム)は、宮城県仙台市泉区の七北田公園にあるサッカー、ラグビー、アメリカンフットボールの球技場である。施設は仙台市が所有し、仙台市公園緑地協会・日本体育施設グループが指定管理者として運営管理を行っている。
仙台市に本社を置く電気工事会社のユアテックが命名権を取得しており、2006年(平成18年)から「ユアテックスタジアム仙台」(ユアテックスタジアムせんだい)の呼称を用いている(後述)。
目次
- 1 施設概要
-
2 沿革
- 2.1 前史
- 2.2 仙台スタジアム
- 2.3 ユアテックスタジアム仙台
- 3 施設命名権
-
4 開催された主なイベント・大会
- 4.1 開催実績
- 4.2 サッカー
- 4.3 アメリカンフットボール
- 4.4 ラグビー
- 5 その他
- 6 アクセス
- 7 施設画像
-
8 脚注
- 9 関連項目
- 10 外部リンク
施設概要
座席の内訳
【席種】
【席数】
メインスタンド | 3,934 人
バックスタンド | 5,448 人
サイドスタンド | 5,158 人
コーナースタンド | 4,706 人
車椅子席 | 96 席
特別席 | 188 席
ロイヤルシート | 36 席
記者席 | 128 席
合計 | 19,694 人
- 46,361mの敷地面積のうち、16,907mを建築面積として、延床面積28,193mのピッチとそれを取り囲む観戦施設(地上4階建て、最高高さ:27.5m、スタンド面積:14,301)が設置されている。
- 収容人員は19,694人。全ての席が個席で、J1リーグの開催基準を満たしている。予算が付けば増席出来るよう、市が設計図を完成済みであることが、サポーター集会において判明している。なお、メインスタンド3階の中央にある貴賓室の窓は防弾ガラスとなっている。
- 観客席は全席屋根付きで茨城県立カシマサッカースタジアム(1993年開場)を模して作られた。千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ、2005年開場)はこの仙台スタジアムを模して建設された。
- サッカー、ラグビーやアメリカンフットボールなどに対応するため球技専用スタジアムである。
- ナイター照明は屋根と一体化して設けられている。
- 北側ゴール裏にはLED電光掲示板が、南側ゴール裏には大型映像装置が設置されている(2011年に装置更新)。
- 駐車場(普通車113台、障害者用4台、緊急車両用2台、他)。
- 北側には「アズーリ広場」(地図)があり、2002年W杯で仙台をキャンプ地としたイタリア代表選手の足型が展示されている。
- スタジアムエントランスには、ベガルタ仙台のマスコットキャラクター「ベガッ太」の石像が設置されている(地図)。
-
2007年度の利用者数は、観客436,804人、見学者3,397人。使用内訳は、ベガルタ仙台30試合、ソニー仙台12試合、その他サッカー11試合、ラグビー6試合、アメリカンフットボール2試合、イベント4回、一般利用8試合であった。
沿革
前史
- 1989年
- 1990年
- グリーンフェアせんだいの跡地を再整備して七北田公園を設置(後に同公園内にスタジアムが建設される)。
- 1991年
- サッカーJSL1部の東日本JR古河サッカー部から、仙台市に15,000人を収容できるスタジアムの建設を打診されるが、ラグビーを中心とした5,000人規模のスタジアム建設案が既にあったため拒否した。
- 1992年
- 1993年
-
5月15日、Jリーグ開幕
-
6月22日、仙台市議会で、15,000人収容の屋根付きスタジアム(仮称・七北田公園球技場:後の当スタジアム)の建設が承認される。
-
11月13日、宮城陸上競技場(現・仙台市陸上競技場)でJリーグ公式戦のジェフユナイテッド市原対ヴェルディ川崎が開催される。この試合の最中に、新スタジアムを2万人収容とする案が仙台市長に打診されると、仙台市長が会見で新スタジアムの規模を「20,000人以上」と公言してしまい、仙台市財政課では25,000人収容スタジアムが建設出来る予算を組み、設計図も作成した。しかし、近隣の民家の日照権問題から2万人収容に縮小。更に、バリアフリー設計により、19,694人収容で建設されることになった。また、同試合を機に、仙台・東北にJリーグチームを設立する機運が高まる。
- 1994年
仙台スタジアム
- 1997年
- 1998年
- 1999年
- 2001年
- 2002年
- 2003年
ユアテックスタジアム仙台
- 2006年
-
3月1日より、命名権による呼称「ユアテックスタジアム仙台」が使用開始された。
- 2007年
- 2008年
-
6月15日、前年に続きIRBパシフィック・ネイションズ・カップの日本代表戦(相手はトンガ代表)を開催。
- 2009年
- 1月から6月に掛けて改修工事。総工費1億9,400万円で、グラウンドに散水機を60基設置、芝養生用のアンダーヒーティング(地下温水循環装置)を一部設置、透水性向上のため砂利を入れ替え、その上で芝の全面張り替えを行った。その間、ベガルタのホームゲームは宮城スタジアムで11試合、福島県営あづま陸上競技場で1試合を開催。
- 2月、ユアテックとの命名権契約を3年間更新。
- 芝生張替え工事後の杮落としは7月5日の仙台市民ラグビー選手権大会。ベガルタの初戦は同8日のザスパ草津戦(J2第26節)。
- 2011年
- 2012年
- 2015年
- 2016年
-
12月7日、Jリーグベストピッチ賞に初選出。
施設命名権
愛称「ユアテックスタジアム仙台」の契約状況(
消費税等別途)
【契約期間】
【契約料支払側】
【契約料受取側】
命名権
取得者 |
【支払額】
【収入者】
【収入額】
2006年3月1日 - 2009年2月末日 |
ユアテック | 7000万円/年 |
仙台市役所 | 7000万円/年
2009年3月1日 - 2012年2月末日 | 仙台市役所
(
株)
ベガルタ仙台 | 3500万円/年ずつ
2012年3月1日 - | 5000万円/年 | 2500万円/年ずつ
2005年(平成17年)12月、仙台市が所有する仙台スタジアムの施設命名権の売却において、仙台市内に本社を置く企業に限定し、スタジアム名に「仙台」または「杜の都」を入れるという条件で募集したところ、電気工事会社の「ユアテック」(仙台市)1社が応募した。2006年(平成18年)1月31日、年間7,000万円、3年契約(2006年3月1日から2009年2月28日まで)でユアテックが命名権を取得したと発表した。和文表記を「ユアテックスタジアム仙台」、ラテン文字表記を「Yurtec STADIUM SENDAI」、略称を「ユアスタ仙台」とし、同年3月1日より使用開始となった。
2009年(平成21年)2月3日、ユアテックが命名権契約を更新した。命名権取得者であるユアテック側の契約内容は前回同様 だが、今回契約より命名権料は仙台市と(株)ベガルタ仙台が折半して受け取ることになった。
2012年(平成24年)2月末、ユアテックとの契約を再更新した。命名権料は年間5,000万円に変更され、仙台市と(株)ベガルタ仙台が年間2,500万円ずつ受け取ることになった。
なお、命名権採用後は上記の名称を使うが、クリーンスタジアム規定が適用される国際サッカー連盟及びアジアサッカー連盟主催の国際試合・大会(AFCチャンピオンズリーグなど)では仙台市都市公園条例上の名称の「仙台スタジアム」を使用する。
開催された主なイベント・大会
開催実績
- 2001年
- 2002年
- 2003年
- 2011年
- 2012年
- 2013年
ラグビーワールドカップ日本招致活動においては開催地候補として選ばれており、日本開催が決定した後に仙台市も会場に立候補したが落選した。落選した理由として仙台市が消極的だったことが指摘されている。
サッカー
アメリカンフットボール
ラグビー
その他
- 当スタジアム完成前、ブランメル仙台(現ベガルタ仙台)は宮城陸上競技場(現・仙台市陸上競技場。仙台市宮城野区)や宮城県サッカー場(宮城郡利府町)をホームスタジアムとして使用していたが、いずれもナイター設備がなく、平日でも昼間に試合を行わざるを得なかった。そのため、観客動員面では苦戦を強いられていた。1997年(平成9年)にナイター設備も完備された当スタジアム完成後は仙台市地下鉄南北線泉中央駅から徒歩4分(約250m)というアクセスの良さも手伝い、観客動員の増大に繋がった(1試合平均観客動員数は4,567人(1996年)、5,948人(1997年)、4,854人(1998年)、7,470人(1999年)、14,685人(2007年))。
- 宮城県内には利府町に宮城スタジアムがあり、スタンド収容人数では仙台スタジアムの約2.5倍にあたる49,133人を誇るが、仙台市内からのアクセスが悪い(通常時で仙台駅から電車とバスの乗り継ぎで合計30分以上)。ベガルタは2005年以降、宮城スタジアムでの主催試合開催を取りやめ、全て仙台スタジアムで行ってきたが、2008年11月9日に4年ぶりに宮城スタジアムで主催試合(対サンフレッチェ広島)を開催した。
- 芝生が耐用年数の終盤になって、2007年の夏の暑さやクラウンド使用の過多が重なり、芝生のダメージが大きくなったことから、2009年1月から土ごと芝の取替え工事を行うことになった。工事期間中、同スタジアムは使用できなくなるため、その間の仙台のホームゲーム11試合を宮城スタジアムで開催した(それとは別に福島県営あづま陸上競技場でもホームゲーム1試合を開催)。前述の2008年に行った宮城スタジアムでの主催試合はその予行としての意味合いもあった。
-
泉中央副都心ペデストリアンデッキ(泉中央広場)と当スタジアム北口を繋ぐ市道泉中央26号線(google マップ) は、泉区まちづくり推進協議会により「ベガルタロード」と名付けられている。当道は、同協議会によりベガルタゴールドに近い黄色の花壇で彩られている。また、当スタジアム南側の七北田川堤防にも同協議会が花文字の植栽を施している。これらの活動に対し、当スタジアムの命名権を有するユアテックから「ユアテック感動サポート賞」表彰第1号が2009年12月に同協議会に贈られた。
アクセス
-
仙台市地下鉄南北線(仙台駅から泉中央駅までは約15分)
-
泉中央駅西1口(地図)から北エントランスまで徒歩4分
-
八乙女駅北3口(地図)から東エントランスまで徒歩8分(南側サイドスタンド(アウェー側)に近い)
-
東北自動車道
-
駐車場(ベガルタ仙台は公共交通機関での来場を呼びかけている)
- 近隣の民間有料駐車場の相場は100円/時間。但し、大規模イベント開催日には特別料金となるところもある。
- 泉区役所駐車場(1回300円)
バイクや自転車で来場し、敷地内に駐輪する人も多い。駐輪料金は無料。
施設画像
-
-
-
サポーター自由席から見たメインスタンド及びビジター自由席(2009年12月)
脚注
注釈
-
^ 寒地型西洋芝4種混合(ケンタッキーブルーグラス、トールフェスク、チェーイングフェスク、ベレニアルライグラス)
-
^ 内訳は、設計:3億円、スタジアム建設費:112億円、外構:7億円など。
-
^ 仙台市道泉3165号・泉中央26号線(北端~南端。延長163.4m、幅員12.00m)
出典
出典:wikipedia
2018/04/24 09:46
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