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十和田市とは?

 | 
十和田市旗 | 十和田市章
2005年3月14日制定

【国】
日本
【地方】
東北地方
【都道府県】
青森県
市町村コード
02206-3
法人番号
2000020022063
【面積】
725.65km

【総人口】
60,933[編集]
(推計人口、2020年1月1日)
人口密度
84人/km
【隣接自治体】
青森市平川市上北郡六戸町七戸町東北町三戸郡五戸町新郷村
秋田県:鹿角市鹿角郡小坂町
【市の木】
もみじ
【市の花】
さくら
【他のシンボル】
-
【十和田市役所】

【市長】
小山田久
【所在地】
034-8615
青森県十和田市西十二番町6番1号
北緯40度36分45.7秒東経141度12分21.1秒

【外部リンク】
十和田市

― 市 / ― 町・村



ウィキプロジェクト
奥入瀬
十和田市現代美術館

十和田市(とわだし)は、青森県南部地方、内陸部に位置するである。旧上北郡。十和田八幡平国立公園があり、十和田湖奥入瀬渓流といった景勝地で知られる。県内では第4位の人口を有しており、上北地域の中心都市でもある。


概要

現在の十和田市は、2005年1月1日に隣り合っていた(旧)十和田市と十和田湖町が新設合併して誕生した。

青森県内の40市町村のうち、青森市八戸市弘前市に次いで第4位の人口を有し、面積はむつ市、青森市に次いで第3位の広さである。

市西部が十和田八幡平国立公園に指定されており、十和田湖や奥入瀬渓流が有名。産業面では農業が盛んで、ニンニクの市町村別の生産量では日本一を誇る。

上北地域を主に管轄する国や県の機関が置かれており、地域の中心都市として発展してきた。2012年10月からは、周辺の9市町村と「上十三・十和田湖広域定住自立圏形成協定」を締結し、三沢空港自衛隊基地などを有する三沢市とともに共同中心市となっている。

近年は「アートの街」を掲げ、十和田市現代美術館を核に一体的なまちづくりを進める。

中心市街地は格子状に整然と区画された街並みが特徴。特に戦後に整備された「官庁街通り」は道に沿ってソメイヨシノなどが植樹されており、市民の憩いのスポットとなっている。

地理

居住

人口約6万人の半数以上は、東部の市街地(三本木地区)に住む。市街地は、三本木地区に東西に約2km、南北約2kmの大きさで展開しており、市街地の南北を旧国道4号が、東西を国道102号が貫いている。その他の人口は、奥入瀬川の川沿いや点在する集落に住む。

地形

市の北西部は八甲田山の山麓である。青森市との境には、乗鞍岳などの南八甲田連峰がそびえ、青森市側の田代平から続く牧場が広がっている。谷地・猿倉・蔦・焼山といった温泉が点在する。市の南西部も山地であり、主なものはカルデラ湖である十和田湖、その外輪山である御鼻部山や十和田山である。

なお、十和田湖面上の県境は1871年の廃藩置県以来、長らく未確定だった。2008年8月29日に青森市で開かれた北海道・北東北知事サミットで、湖面を青森県6:秋田県4の割合で画定することが決まり、同年12月25日の官報告示により137年目にして県境が定まった。(詳細は「十和田湖」を参照)

十和田湖の水が唯一流れ出る奥入瀬川は、十和田湖東岸の子ノ口(ねのくち)から北東に流れる。約20km北に位置する八甲田山麓などからの水も奥入瀬川に流れ込む。

奥入瀬川において、子ノ口から焼山(十和田市法量(大字)焼山(字))までの約14kmを奥入瀬渓流と呼ぶ。

市の中部から東部、さらに隣の六戸町へと平坦な三本木原が広がる。三本木原は、奥入瀬川が流した土砂や八甲田山からの火山灰が積もって作られた洪積平野である。奥入瀬川は三本木原の南縁をさらに削って東へ流れており、三本木原へ上水するために新渡戸傳が開いたのが、人工河川である稲生川である。市の北東部には、砂土路川が北東に流れている。市の南東部は東西へ伸びる丘陵地であり、丘と丘との谷間を後藤川などが流れる。

気象

アメダスは相坂(十和田観測所)、奥瀬(休屋観測所)の2ヶ所が置かれている。

気候

ケッペンの気候区分では西岸海洋性気候に属し、冷涼である。気象庁によると、1979 - 2000年の平均値で、年平均気温9.4℃、最も寒い1月が-2.0℃、最も暑い8月が21.8℃である。北海道ほど寒くはないが、稲作が容易でない気温でもある。

降雨は、夏に多く冬に少ない。気象庁によると、1979 - 2000年の平均値で、年降水量961.3mm、降水量の最も少ない1月が28.5mm、最も多い9月が164.3mmである。

十和田湖町以外では八甲田山の東に位置するため、太平洋側気候で雪はやや少ない。それでも2月には50cm程度の積雪になり、豪雪地帯である。一方、旧十和田湖町では雪が多くなり、特別豪雪地帯で日本海側気候である。八甲田山から吹きつける寒冷な北西風は、八甲田おろしと呼ばれる。5月・6月には晴天が続くが、土ぼこり混じりの強風が西から吹くことがある。新渡戸傳が開拓にあたり防風林を設けたのも、西からの強風を防ぐためという。また、数年から十数年に一度は、7月・8月に偏東風(やませ)がゆるゆると流れる年がある。そのような年は、蒸し暑く感じる日もカラッと晴れる日も稀で、薄暗い曇り空の日々が続き、しとしとと雨の降る日が偶にあり、米の収穫量はめっきり減る。11月にはが降り、12月には雪が降る。

一方十和田湖の真横にある休屋はケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候に分けられる。

十和田(1981-2010年(ただし日照時間は1986-、降雪は1983-))の気候
【月】
【1月】
【2月】
【3月】
【4月】
【5月】
【6月】
【7月】
【8月】
【9月】
【10月】
【11月】
12月 年
平均最高気温 °C (°F) 1.8
(35.2) | 2.3
(36.1) | 6.3
(43.3) | 13.7
(56.7) | 18.6
(65.5) | 21.2
(70.2) | 24.5
(76.1) | 26.9
(80.4) | 23.2
(73.8) | 17.8
(64) | 11.0
(51.8) | 4.8
(40.6) | 14.3
(57.7)
日平均気温 °C (°F) -1.9
(28.6) | -1.6
(29.1) | 1.8
(35.2) | 7.8
(46) | 12.9
(55.2) | 16.4
(61.5) | 20.1
(68.2) | 22.1
(71.8) | 18.1
(64.6) | 12.0
(53.6) | 6.0
(42.8) | 0.8
(33.4) | 9.5
(49.1)
平均最低気温 °C (°F) -6.3
(20.7) | -6.2
(20.8) | -2.9
(26.8) | 2.0
(35.6) | 7.5
(45.5) | 12.1
(53.8) | 16.6
(61.9) | 18.2
(64.8) | 13.5
(56.3) | 6.4
(43.5) | 1.1
(34) | -3.2
(26.2) | 4.9
(40.8)
降水量 mm (inch) 32.8
(1.291) | 33.9
(1.335) | 44.8
(1.764) | 58.6
(2.307) | 81.3
(3.201) | 93.1
(3.665) | 139.9
(5.508) | 138.9
(5.469) | 161.5
(6.358) | 89.9
(3.539) | 61.5
(2.421) | 47.1
(1.854) | 983.3
(38.713)
降雪量 cm (inch) 135
(53.1) | 125
(49.2) | 75
(29.5) | 7
(2.8) | 0
(0) | 0
(0) | 0
(0) | 0
(0) | 0
(0) | 0
(0) | 12
(4.7) | 76
(29.9) | 437
(172)
平均月間日照時間 119.3 | 128.8 | 166.6 | 190.1 | 195.1 | 159.5 | 137.5 | 147.1 | 137.6 | 153.0 | 127.1 | 112.8 | 1,774.7
出典: 気象庁
休屋(1982-2010年(日照時間は1986-))の気候
【月】
【1月】
【2月】
【3月】
【4月】
【5月】
【6月】
【7月】
【8月】
【9月】
【10月】
【11月】
12月 年
平均最高気温 °C (°F) -1.2
(29.8) | -0.6
(30.9) | 2.9
(37.2) | 10.1
(50.2) | 16.1
(61) | 20.0
(68) | 23.0
(73.4) | 25.2
(77.4) | 20.9
(69.6) | 14.8
(58.6) | 8.0
(46.4) | 1.8
(35.2) | 11.7
(53.1)
日平均気温 °C (°F) -3.8
(25.2) | -3.4
(25.9) | -0.6
(30.9) | 5.3
(41.5) | 10.8
(51.4) | 15.2
(59.4) | 19.1
(66.4) | 21.0
(69.8) | 16.7
(62.1) | 10.5
(50.9) | 4.4
(39.9) | -1.0
(30.2) | 7.8
(46)
平均最低気温 °C (°F) -6.9
(19.6) | -6.8
(19.8) | -4.2
(24.4) | 1.0
(33.8) | 6.0
(42.8) | 11.2
(52.2) | 16.0
(60.8) | 17.5
(63.5) | 12.9
(55.2) | 6.3
(43.3) | 0.8
(33.4) | -4.0
(24.8) | 4.2
(39.6)
降水量 mm (inch) 66.7
(2.626) | 66.6
(2.622) | 92.3
(3.634) | 105.5
(4.154) | 118.7
(4.673) | 115.0
(4.528) | 218.0
(8.583) | 206.8
(8.142) | 182.9
(7.201) | 135.8
(5.346) | 130.4
(5.134) | 95.4
(3.756) | 1,562.6
(61.52)
平均月間日照時間 55.8 | 76.0 | 124.1 | 166.7 | 187.9 | 157.6 | 128.9 | 145.7 | 122.1 | 125.2 | 86.2 | 55.6 | 1,431.5
出典: 気象庁

隣接している自治体

歴史

もともと十和田市のあたりは三本木原と呼ばれる荒蕪の台地で、台地周辺に寒村が点在していた。荒漠たる原野の様子は、1785年(天明5年)にこの地を訪れた橘南谿の『東遊記』に記されており、吉田松陰が『東北遊日記』のなかで荒野であると評している。

開拓が始められたのは、1855年(安政2年)のときで、南部藩勘定奉行の職を辞して、「無益の荒野」に開拓構想とロマンを追い続けた、新渡戸稲造の祖父の新渡戸傳(にとべつとう)を中心に始められた。奥入瀬川から水を引く計画に着手し、延長1万1362 mのトンネル、陸堰を貫通して、安政6年(1859年)5月4日に人工河川稲生川(いなおいがわ)を完成させて引水に成功し、開拓の基礎ができた。さらに、傅の長男である新渡戸十次郎によって、市街地の開発が進められた。碁盤目状の都市計画は京都を模範としたもので、上杉流兵法に基づく設計と努力によって、現在のような市街地の形が作られていった。

明治期には稲吉地区に、渋沢栄一の三本木渋沢農場が開拓され、現在の福島県伊達市等からの入植者が自治を形成し、農業林業と牧畜業の経営を進めた。

1885年(明治18年)に陸軍が軍馬局出張所を設置(1896年(明治29年)に軍馬補充部三本木支部と改称)したことから、馬産が栄えた。同市の農事試験場(藤坂試験場)で開発され、1949年(昭和24年)から普及段階に移された稲の品種「藤坂5号」は非常に冷害に強く、やませが吹いて夏が冷涼なこの地域で急速に広まり、現在のような穀倉地帯になった。現在「藤坂5号」そのものは多く栽培されてはいないが、その遺伝子は多くの稲の品種に組み込まれている。

沿革

日本三大開拓地

中心市街地がある三本木地区の開拓は、旧農林省によって、福島県矢吹町宮崎県川南町とともに国営開拓事業の成功例として「日本三大開拓地」と称された。2002年からは3市町の間で交流事業が始まり、現在まで小学生の相互派遣などが行われている。

政治・行政

十和田奥入瀬合同庁舎

庁舎

市長

歴代市長

旧・十和田市

  1. 水野陳好(1955年3月 - 1956年10月、(三本木市長))
  2. 小山田七次郎(1956年10月 - 1968年10月、3期(以後、十和田市長))
  3. 中村亨三(1968年10月 - 1976年10月、3期)
  4. 洞内徳蔵(1976年10月 - 1980年10月、1期)
  5. 中村亨三(1980年10月 - 1992年10月、3期)
  6. 水野好路(1992年10月 - 1998年6月、2期目途中で死去)
  7. 中野渡春雄(1998年7月 - 2004年12月、2期目途中で合併)

現・十和田市

  1. 中野渡春雄(2005年1月 - 2009年1月29日)

市議会

県議会(十和田市選出)

詳細は「青森県議会」を参照
【議員名】
【会派名】
備考
田中順造 | 自由民主党 | 
丸井裕 | 自由民主党 | 

衆議院

詳細は「青森県第2区」を参照
【選挙区】
【議員名】
【党派名】
【当選回数】
備考
青森県第2区(八戸市、十和田市、三沢市、上北郡、三戸郡) | 大島理森 | 自由民主党 | 12 | 選挙区
江渡聡徳 | 自由民主党 | 7 | 比例東北ブロック

国・県の機関

県の機関

国の機関

司法機関

姉妹都市・提携都市

国内

海外

経済・産業

平成31年度十和田市データブックによると、15歳以上の就業者数は31,098人で第1次産業12.2%、第2次産業21.9%、第3次産業61.9%(2015年10月1日時点)。

主な企業・事業所

商業

十和田市は人口約6万人ながら青森県でも有数のスーパーマーケットの激戦区であり、流通大手のイオン系や地元資本の店など10数店が競う。

市中心部の商店街は多くの地方都市と同様に空洞化が顕著である一方、幹線道路沿いにドラッグストアや家電量販店、衣料品店など大型店が多く出店している。

2002年7月には相坂地区に十和田南ショッピングセンター、2005年9月には十和田バイパス沿いにイオン十和田ショッピングセンター、2006年3月には十和田観光電鉄本社跡地に十和田元町ショッピングセンターが開業した。

東五番町にはアクロスプラザ十和田南が立地。2016年11月には、前述の十和田元町SCの近隣である旧十和田市駅(とうてつ駅ビル店)跡地にユニバース十和田東ショッピングセンターが新設され、7店舗が集積している(十和田観光電鉄#スーパーマーケット事業も参照)。

かつては商店街に2つのデパート(十和田松木屋、ジョイフルシティ十和田亀屋)が立ち並んでいたが、近郊の市町村に大型店が開店したことや、不況の煽りから客足が次第に減っていった。1999年8月に松木屋が、2000年3月に亀屋がそれぞれ閉店。松木屋跡は、1階部分がセリアなどが入居する「まちの駅」になったが、再開発に伴い2010年に閉鎖、建物は取り壊された。亀屋跡については、商工会議所の要望で2000年5月に1階部分に100円均一のスーパーマーケット「タートルズプラザ十和田亀屋」が開店したが、経営していた亀屋みなみチェーンが2001年に経営破綻し、同年11月に閉店した。その後は空き店舗状態が続き、2006年8月に解体された。

農業

2015年の農林水産省市町村別統計データによると、十和田市では米や野菜、畜産物がバランスよく生産されており、県内有数の生産量を誇る作物が多いことが特徴。特にニンニクの市町村別の生産量は、日本一を誇る。

十和田市の経営耕地面積は、10,000ha(2005年農林業センサス)と総面積の14.5%を占め、人工河川「稲生川」の導水による三本木原開拓以来、主に稲作を中心に発展してきた。一戸当たりの経営面積は3.3ha(2005年農林業センサス)と比較的大規模で、水稲、野菜、畜産などを組み合わせた複合経営の多い。

水稲については、旧十和田市地区では「まっしぐら」、旧十和田湖地区では「つがるロマン」を中心に米作りが行なわれている。一方、1970年(昭和45年)以降の生産調整(減反)により、現在では市内の水田の約半分が転作となり、牧草などの飼料作物や小麦、大豆、ソバ、野菜類などが作付けされている。また、十和田市を含む青森県南地域では、梅雨のころに太平洋側から吹く冷涼な偏東風(やませ)が、しばしば農作物に悪影響を及ぼし、特に、1993年(平成5年)には皆無作という大冷害となった。

野菜は生産量日本一のニンニク(2009年、東北農政局)、長ネギ、ナガイモ、ゴボウなどが県内有数の産地となっている。また、土壌診断を行って土作りにこだわり、出荷時には糖度や硝酸値の厳しい基準をクリアした安全な「ミネラル野菜」の生産に取り組んでいる。果樹では、近年新たな特産物としてブルーベリーの栽培が増加しており、観光摘み取り園も開設されている。

十和田市では農家がそれぞれの経営条件を活かして多様な作物を作付けしており、今後は農産物のPRや販路の拡大、新たな農産物加工品の開発などにより、産地力の強化を目指している。

地域

人口

青森県内40市町村のうち第4位に多い人口を有する。平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、4.06%減の63,429人であり、増減率は県下40市町村中7位。


十和田市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 十和田市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 十和田市
緑色 ― 日本全国
 | 
青色 ― 男性
赤色 ― 女性


十和田市(に相当する地域)の人口の推移

総務省統計局 国勢調査より

警察

消防

公共施設

十和田市立中央病院

教育

大学

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出典:wikipedia
2020/04/10 02:01

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