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大都市近郊区間_(JR)とは?

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大都市近郊区間(だいとしきんこうくかん)とは、JR旅客営業規則(以下「旅規」という)第156条第2号に規定する区間である。東京・大阪・福岡・新潟・仙台の近郊に設定されており、それぞれ東京近郊区間大阪近郊区間福岡近郊区間新潟近郊区間仙台近郊区間という。東京・大阪・福岡の3つの近郊区間は日本国有鉄道(国鉄)時代から規定されており、新潟および仙台の両近郊区間はJRになってから規定された。

目次

  • 1 目的
  • 2 特例
  • 3 運賃計算
  • 4 大回り乗車
  • 5 大都市近郊区間と新幹線
    • 5.1 特例の適用条件と新幹線
      • 5.1.1 1999年まで
      • 5.1.2 1999年から2004年まで
      • 5.1.3 2004年から
    • 5.2 山形新幹線の取り扱い
    • 5.3 選択乗車と新幹線
  • 6 ICカードとの関連
  • 7 近郊区間一覧
    • 7.1 東京近郊区間
      • 7.1.1 車内路線図
    • 7.2 大阪近郊区間
    • 7.3 福岡近郊区間
    • 7.4 新潟近郊区間
    • 7.5 仙台近郊区間
  • 8 大都市近郊区間と他の運賃制度の特例
    • 8.1 分岐駅通過列車に対する区間外乗車の取扱いの特例
    • 8.2 特定の分岐区間に対する区間外乗車の取扱いの特例
    • 8.3 東京付近の特定区間を通過する場合の特例
  • 9 大都市近郊区間と連絡運輸
    • 9.1 東京近郊区間
    • 9.2 大阪近郊区間
    • 9.3 福岡近郊区間
    • 9.4 新潟近郊区間
    • 9.5 仙台近郊区間
  • 10 歴史
  • 11 脚注
    • 11.1 注釈
    • 11.2 出典
  • 12 関連項目
  • 13 外部リンク

目的

乗車経路が多数存在する地区における、乗客の利便性向上と発券・改札業務の簡素化を目的とする。乗車券は、乗客が実際に乗車する経路に従って発売することが原則であるが、大都市圏では、乗車駅から目的駅までの経路が複数あり、どの経路にも多頻度の列車が運行しているため、一定のエリア内では実際に乗車する列車や経路を自由に選択できるようにすることにより、乗客の利便性向上を図ることとした。また、同様の背景から、実際乗車経路の特定が技術的に困難なため、発券業務・改札業務の簡素化の意味で、JR側にも有意義な制度である。ただし、近年ではICカードの利便性向上に伴う近郊区間の拡大(特に東京近郊区間)が目立っている。

新幹線に乗車する場合は、必然的に新幹線専用改札口を入出場するため乗車経路の特定が可能であり、一部では在来線が大都市近郊区間に含まれていても並行する新幹線が大都市近郊区間に含まれていない区間がある。2018年現在、大都市近郊区間に含まれている新幹線は東海道新幹線米原駅 - 新大阪駅間と山陽新幹線西明石駅 - 相生駅間のみであり、いずれも大阪近郊区間である。

特例

大都市近郊区間内各駅相互発着普通乗車券及び回数乗車券における特例(以下「本特例」という)は次のとおり。

なお、「大都市近郊区間内相互発着」とは、「経路の全区間が同じ大都市近郊区間のみ」という意味である。また、選択乗車できる「経路」は、仮に区間変更をしたとして、同じ大都市近郊区間内のみの片道乗車券が発券可能なものに限られる。このほか、乗車券に記載される特例は「有効期間当日限り」と「下車前途無効」のみであり、選択乗車については記載されない。

運賃計算

大都市近郊区間制度は乗車券の効力(乗車券に含まれる権利)に関する規定であり、運賃計算に関する規定とは無関係である。そのため、乗車券の発売方法及び運賃計算方法は、大都市近郊区間とそれ以外の区間を区別しない。すなわち、大都市近郊区間とは、運賃計算に用いた経路以外の経路を、区間変更の手続なく乗車しても、それが同じ大都市近郊区間内のみで環状線1周を超えない限り有効とするのが趣旨であり、決して最安運賃を強制しないのである。

しかしながら、通常は最安運賃の乗車券が発売される。また、市販の大型時刻表やJRのサイトでは、「運賃計算の特例」として解説され、「実際にご乗車になる経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車することができます」、「東京・大阪・福岡・新潟・仙台地区の大都市近郊区間内のみご利用になる場合は、経由情報欄の経路にかかわらず、最も安くなる経路のキロ数と運賃で表示されます」などという表現を用いている。なお、駅に掲出されている運賃表に用いる経路は最安運賃となっており、多くの場合最短経路と一致するが、例外もある。

大回り乗車

「大回り乗車」とは、鉄道ファンの間における用語であり、広義には旅規第157条第2項でいう「選択乗車」のことである。大都市近郊区間における「選択乗車」とは、運賃計算に用いた経路以外の「他の経路」を、区間変更の手続なく乗車することである。ここでいう「経路」とは、仮に実際乗車経路に区間変更したとして、片道乗車券が発券可能なものに限られ、全区間を1つの単位とする。

また、大都市近郊区間外でも、TOICAエリア及びICOCAエリアの相生駅東岡山駅間(山陽本線赤穂線)や三原駅広島駅間(山陽本線と呉線)などではIC乗車券の利用では最短距離で運賃計算されるため、IC乗車券の利用に限って最短経路による運賃での大回り乗車が可能である。

(例)尾頭橋駅から一駅隣の金山駅までを岐阜駅(高山本線)美濃太田駅(太多線)多治見駅(中央本線)金山駅 と乗車し、金山駅の改札を出る場合、磁気券では1940円かかるがIC乗車券では最短経路による運賃が適用され、140円となる。

「運賃計算に用いた経路」と「他の経路」とを比較し、「他の経路」の方が距離が長い(または運賃が高い)場合を「大回り乗車」(遠回り乗車)、逆を「小回り乗車」(近回り乗車)ということになるが、最安運賃にして遠回りする方が都合がよい場合が多いため、「選択乗車」といえば「大回り乗車」を指すことが多い。狭義の「大回り乗車」とは、「初乗り運賃区間の乗車券を用いて、できるだけ遠くまで乗り続けること」を指し、その様子がメディアで紹介されることもある。

なお、「初乗り運賃区間の乗車券による遠回り乗車」の場合、通常は初乗り運賃区間に発駅は含まれないため、発駅に戻ってくることはできない。しかし、環状線1周の乗車券であっても、本特例が付されている限り選択乗車は可能であるため、初乗り運賃で環状線1周が成立する駅を発駅とする場合は、大回り乗車後に発駅で下車することが可能である。

大都市近郊区間とは最安運賃を強制する制度ではないため、大都市近郊区間内相互発着であっても、最安経路以外の経路で運賃計算した乗車券を発券することは可能であり、大都市近郊区間内のみの最長片道切符も理論上存在するが、本特例が付されている以上、券面経路の営業キロにかかわらず、片道乗車券の有効期間は当日限りであり、なおかつ、途中下車をすることはできない。また、定期乗車券は本特例の対象外なので、選択乗車はできない。

なお、隣駅までの極端な大回り乗車については、乗車券の効力として結果的に可能となったものである。

JRの一部の担当者は大回り乗車について否定的である。たとえば、1999年にJR西日本営業部は、「大阪近郊区間の拡大は、新快速や快速の運行区間延長に併せて、乗客の利便を考えてのこと。大回り乗車を想定したものではない。推奨できない」と、回答している。

大都市近郊区間と新幹線

特例の適用条件と新幹線

新幹線とそれに並行する在来線とは同一線路として扱うという原則(新在同一視の原則)がある。大都市近郊区間の制度も当初はこの原則に従ったものであった。しかし後に例外的に、並行する新幹線と在来線のうち在来線のみを大都市近郊区間に含め、新幹線を含めないとする区間が設定された。ここでは新幹線と大都市近郊区間との関係を述べる。

1999年まで

在来線が大都市近郊区間に含まれる場合、それと同一視される並行する新幹線も暗黙のうちに大都市近郊区間に含まれていた。なお、同一視されない場合においては大都市近郊区間から除かれていた。また、1996年九州旅客鉄道(JR九州)などが運賃値上げを行ったため新下関駅 - 博多駅間では並行する新幹線と在来線とを原則として同一視しないこととなった。このときから山陽新幹線小倉駅 - 博多駅間は福岡近郊区間から除かれた。

1999年から2004年まで

1999年に東日本旅客鉄道(JR東日本)が東京近郊区間を拡大し、東海道本線においては従来は平塚駅までであったものが熱海駅までとなった。ところが並行する東海旅客鉄道(JR東海)の東海道新幹線を東京近郊区間拡大の対象に含めなかったために、新在同一視の原則に対する例外が生じることとなった。 このころから東京駅-熱海駅間については、新在同一視の原則にかかわらず乗車券の経由表示が「新幹線」である場合は近郊区間に含まれないようになった。

2004年から

2004年3月13日上越新幹線本庄早稲田駅の開業により、熊谷駅 - 高崎駅間の駅を発着駅または接続駅とする場合に同区間を別線路として取り扱うことになった。これに伴い、JR東日本は、両毛線経由の乗車券による新幹線経由の選択乗車を排除するため、東北新幹線と上越新幹線を東京近郊区間から除外し、東海道新幹線東京駅 - 熱海駅間と同様の状態になった。以降、2014年までJR東日本は大都市近郊区間の新設・拡大をたびたび行っているが、それらの区間に新幹線は含まれていない。その結果、大都市近郊区間に含まれる新幹線は米原駅 - 新大阪駅間と西明石駅 - 相生駅間のみになった。

山形新幹線の取り扱い

2014年4月1日、仙台近郊区間の新設により、奥羽本線の福島駅-新庄駅間は仙台近郊区間の一部になった。しかし、同区間を走行する特別急行列車は、仙台近郊区間から除外されている。したがって、山形新幹線を運賃計算経路に含める場合は、大都市近郊区間の特例を受けない。新在同一視の原則が適用される区間以外では、はじめて一部の列車が近郊区間から除外されることになった。

選択乗車と新幹線

乗車券は、原則として、利用者の実際乗車する経路どおりに発売される。すなわち、新幹線に乗車する場合は「新幹線経由」の乗車券を、在来線のみに乗車する場合は「在来線経由」の乗車券が発売される。

しかしながら、大都市近郊区間制度とは別に、新在同一視の原則(旅客営業規則16条の2)により、在来線経由の乗車券により並行する新幹線を利用できるし、逆に、新幹線経由の乗車券により並行する在来線を利用できる。つまり、新幹線とそれに並行する在来線については、乗車券の券面記載経路(在来線経由または新幹線経由)にかかわらず、実際乗車した列車が在来線か新幹線かは区別しないのである。したがって、新幹線特急券とは別に乗車券を購入する際、それが在来線経由の乗車券であっても、当該新幹線に乗車できる。

ところが、本特例では一部の新幹線が「第16条の2の規定(新在同一視の原則)にかかわらず」大都市近郊区間から除外されているため、券面経路に並行する新幹線に乗車できるかどうか、乗車できる場合、その前後の選択乗車は可能かどうか、が難解であるが、整理すると次のとおりとなる(なお、該当する区間は、東京近郊区間及び新潟近郊区間に並行するすべての新幹線と、大阪近郊区間の新大阪駅-西明石駅間に並行する山陽新幹線の同区間である。以下この節では「新幹線」はこれらの区間を指し、米原駅-新大阪駅間と西明石駅-相生駅間(いずれも大阪近郊区間)及び小倉駅-博多駅間(原則として新在同一視しない)はこの節の対象外とする)。

  1. 券面に一部でも「新幹線経由」が含まれている場合は、本特例なしの通常の乗車券となる
  2. 選択乗車できる「他の経路」には、新幹線は含まれない

「第16条の2の規定にかかわらず」同一の線路とみなさないのは、乗車券の効力としての有効期間、途中下車、選択乗車と、区間変更の取扱いだけであり、それ以外は同一の線路とみなされることに変わりはない。仮に実際乗車経路に区間変更したとしても、原乗車券の券面経路に並行する新幹線である限り「新幹線経由」にする必要はなく、有効期間、途中下車、選択乗車、区間変更の取扱いは変わらない。要するに、「第16条の2の規定にかかわらず」がない場合、新幹線で選択乗車(タダ乗り)することが可能になるところ、これを排除するのが目的なのであり、券面経路に並行する新幹線には乗車できるし、その前後の選択乗車も可能なのである。同様の趣旨の規定は、旅規第160条第2項にもある。

なお、「券面に一部でも『新幹線経由』が含まれている場合は、特例なしの通常の乗車券となる」ことについて、例えば、全線在来線経由の乗車券では本特例が付くため、100km超であっても途中下車ができないところ、上野駅大宮駅間や、品川駅小田原駅間などをあえて新幹線経由にすれば本特例は付かないため、その乗車券を用いて実際は全線在来線を利用したとしても、途中下車が結果的に可能となる。

ICカードとの関連

大都市近郊区間の特例は、列車に乗る手段として紙の乗車券を用いた場合にのみ適用される。列車に乗る手段としてSuicaICOCA等のICカードを用いた場合は、紙の乗車券とは異なり、同一のICカード取扱エリア内完結の乗車であれば最も低廉となる経路による運賃を強制するとともに、複数日にわたる有効期間や途中下車を認めない扱いになっている。ただし、片道1回の乗車でかつ環状線1周にならない場合に限られる。

そのため、大都市近郊区間とICカードは運賃計算の考え方は似ているが、大都市近郊区間のエリアとICカードの取扱エリアは必ずしも一致しないので、ICカードの取扱エリア内の相互発着であり、かつ大都市近郊区間の外から発着するような場合には、ICカードの場合と、紙の乗車券の場合とで運賃が異なる事象が起きる。

例えば、久留米駅 - 新飯塚駅間を博多駅経由で乗車する場合、紙の乗車券では1470円だが、ICカード利用では940円となる。紙の乗車券の場合、大都市近郊区間内の外から乗車する場合は乗車経路通りの切符が必要であるから、「久留米(鹿児島本線)博多(福北ゆたか線)新飯塚 」と運賃計算されるのに対して、ICカードの場合は同一の取扱エリア内完結の乗車なら、実際の乗車経路にかかわらず最安経路の運賃を適用するため、実際には博多駅を経由したとしても運賃計算上は最安である「久留米(鹿児島本線)原田(原田線)桂川(福北ゆたか線)新飯塚」 と原田線経由の運賃が適用されるからである。

このように運賃面で、ICカードと紙の乗車券とで不公平が生じるため、ICカードの取扱エリアと大都市近郊区間のエリアを一致させることで、異なる制度間における整合性を図る動きもある。しかし2018年現在、ICカードの取扱エリアである札幌エリア名古屋エリア、岡山・広島エリア等では大都市近郊区間は設定されておらず、大阪エリア福岡エリアでもICカードの取扱エリアと大都市近郊区間は一致していない。

近郊区間一覧

東京近郊区間

東京近郊区間路線図

東京近郊区間はJR東日本の以下の区間である(新幹線を含まない)。東京を中心として関東1都6県にとどまらず静岡県長野県山梨県福島県の各一部地域にまで広がる。
千葉県はJR線全駅、東京都神奈川県・山梨県・静岡県・埼玉県はJR東日本在来線全駅。なお、2019年12月以降、東海道本線貨物線相模鉄道線の接続駅として羽沢横浜国大駅が開業し、それと同時に鶴見駅 - 羽沢横浜国大駅間が東京近郊区間に追加される予定。

車内路線図

大阪近郊区間

大阪近郊区間略図。ただし、2019年3月16日開業のおおさか東線北区間(放出駅 - 新大阪駅 間)を除く。

大阪近郊区間はJR東海とJR西日本にまたがる以下の区間である。ただし、山陽新幹線新大阪駅 - 西明石駅間は含まない。
なお大阪府奈良県に属するJRの駅はすべて対象である。

福岡近郊区間

福岡近郊区間略図

福岡近郊区間はJR西日本とJR九州にまたがる以下の区間である。ただし、山陽新幹線九州新幹線は含まない。

新潟近郊区間

新潟近郊区間略図

新潟近郊区間はJR東日本の以下の区間である。ただし、上越新幹線は含まない。

※現在新潟県のみの展開であるが、新潟県内のJR東日本在来線では、只見線(小出駅-大白川駅)、飯山線(越後川口駅-足滝駅)、米坂線(坂町駅-越後金丸駅)、羽越本線(間島駅-府屋駅)、磐越西線(豊実駅-猿和田駅)、上越線(越後川口駅-土樽駅)が組み込まれていない。
大糸線(糸魚川駅-平岩駅)はJR西日本である。

仙台近郊区間

仙台近郊区間略図

仙台近郊区間はJR東日本の以下の区間である。東北新幹線山形新幹線は含まない。

出典:wikipedia
2019/06/16 14:09

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