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大阪市立大学とは?

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【大阪市立大学】

1号館(旧制大阪商科大学本館、国登録有形文化財)

【大学設置】
1949年
【創立】
1880年
【学校種別】
公立
【設置者】
公立大学法人大阪
【本部所在地】
大阪府大阪市住吉区杉本3-3-138
北緯34度35分33.85秒 東経135度30分27.14秒 / 北緯34.5927361度 東経135.5075389度 / 34.5927361; 135.5075389座標: 北緯34度35分33.85秒 東経135度30分27.14秒 / 北緯34.5927361度 東経135.5075389度 / 34.5927361; 135.5075389
【キャンパス】
杉本(大阪府大阪市住吉区)
阿倍野(大阪府大阪市阿倍野区)
梅田サテライト(大阪府大阪市北区)
【学部】
商学部
経済学部
法学部
文学部
理学部
工学部
医学部
生活科学部
【研究科】
経営学研究科
経済学研究科
法学研究科
文学研究科
理学研究科
工学研究科
医学研究科
看護学研究科
生活科学研究科
創造都市研究科
都市経営研究科
【ウェブサイト】
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja

大阪市立大学(おおさかしりつだいがく、英語: Osaka City University)は、大阪府大阪市住吉区杉本3-3-138に本部を置く日本公立大学である。1949年に設置された。大学の略称市大(いちだい)。1880年(明治13年)に五代友厚をはじめとする大阪財界の有力者16名によって設立された大阪商業講習所を前身としている。

地理院地図 Googleマップ 大阪市立大学

概要

大学全体

大阪市立大学は1928年(昭和3年)に大阪商科大学として設立された、現在では8学部11研究科を擁する公立文理総合大学である。平成29年度公立大学便覧によると、学生数は8,211人で日本の公立大学としては東京都立大学(学生数9,160人)に次ぐ2番目の規模である。また、旧制大阪商科大学は日本初の市立大学であり、国立一橋大学神戸大学と共に旧三商大の一つに数えられている。運営は2019年(平成31年)4月から公立大学法人大阪が行っており、2022年(令和4年)には大阪府立大学との統合が予定されている。

建学の精神(理念)

沿革から、国ではなく市民が作り上げた大学という意識が強く、都市大阪の発展に貢献する都市大学であることが強調されている。また、大阪商科大学が開学した際に当時の大阪市長関一が述べた「国立大学のコッピー(コピー)であってはならぬ」という言葉が有名である。また、2010年(平成22年)に策定された大阪市立大学憲章には建学の伝統として「自主独立」「自由進取」が挙げられている。

教育及び研究

大学ランキング

大学公式サイトに記載されている大学ランキングについての情報は以下のとおりである。

タイムズ・ハイアー・エデュケーション』(英国タイムズ』紙系の教育専門誌)によるTHE世界大学ランキングに毎年ランクインしており、2019-2020 では、第801-1000位、アジア第185位、国内第29位である。

世界大学学術ランキング』(ARWU)(Shanghai Ranking Consultancy(中国・上海市)が発行)では、2019年(令和元年)は第501-600位、国内第17-19位である。

QS世界大学ランキング』(英国、クアクアレリ・シモンズ社)では、2019年(令和元年)は第541-550位、アジア第148位、国内第21位である。

受賞

2019年(令和元年)12月12日時点、大阪市立大学に関係する人物でノーベル賞を受賞したのは、大学院時代に在籍した山中伸弥と理工学部で教鞭をとっていた南部陽一郎の2名である。

沿革

学術情報総合センター
2号館(旧制大阪商科大学予科校舎)

略歴

大阪商業講習所」および「大阪商科大学 (旧制)」も参照

五代友厚ら当時の大阪財界有力者によって1880年(明治13年)に創設された「大阪商業講習所」および同講習所を改組して設立した市立大阪商業学校が源流。東京高等商業学校(現一橋大学)に次ぐ2番目の官立高等商業学校誘致を神戸市と争って敗れた大阪市が1901年に市立大阪商業学校を改組して独自に大阪高等商業学校を設立した。この経緯から現在でも一橋大学、神戸大学とは旧三商大として交流がある。

その後、都市計画学者でもあった関一第7代大阪市長により、日本初の市立大学として1928年に学部・予科・高等商業部を持つ旧制大阪商科大学が誕生した。

1949年に大阪市が設置していた大阪商科大学・大阪市立都島工業専門学校大阪市立女子専門学校を統合して新制大阪市立大学が発足、商・経済・法文・理工・家政の5学部を設置した。1953年には法文学部を法学部・文学部に、1959年には理工学部を理学部・工学部に分離した。また、1955年大阪市立医科大学を編入し医学部を設置。1975年、家政学部を生活科学部に改称。2003年(平成15年)には独立研究科、創造都市研究科を設置し、8学部9研究科体制となる。2004年(平成16年)4月には、これまでの看護短期大学部が医学部看護学科に昇格。2006年(平成18年)4月から、公立大学法人大阪市立大学の設置運営する大学となった。2008年(平成20年)には看護学研究科を設置し、2018年(平成30年)には創造都市研究科を基礎とした改組により、独立研究科都市経営研究科を設置、(旧課程としての創造都市研究科が終了するまで)現在の8学部11研究科体制となる。2019年(令和元年)には大阪府立大学との統合を見据えて運営法人を公立大学法人大阪に統合した。

大阪市立大学の公式サイトでは創立年を1949年としているが、大学が発行している公的な大学史である「大阪市立大学百年史 全学編 上巻」(1987年 大阪市立大学百年史編集委員会)では大学の創立を1880年としている。また、大学の設置に関しては新制大学となった1949年起点としているため、本稿でも同書の公式見解を元に創立年を1880年、設置年を1949年とする。

年表

基礎データ

所在地

象徴

学章

商神マーキュリーの羽翼(旧制大阪商科大学の伝統を表す)と大阪市章(澪標)とに大学の二文字を組み合わせたもので、1962年に制定された。

シンボルマーク・スローガン

1号館をモチーフにデザインされたものが2006年に決定された。なお、このシンボルマークは広報用であり、学章とは併用して用いられている。また、これと同時に「都市で学び、夢をつかむ」というスローガンも制定された。なおシンボルマークに使用されているワシントンヤシは、2017年6月に伐採され、現存していない。

シンボルカラー

シンボルカラー(スクールカラー)は3色設定されている。体育会などで従来使用されてきたえんじ色がファーストカラー、がセカンドカラー、灰色がサブカラーである。

本館(1号館)

1934年に竣工した鉄筋コンクリート造の大阪市立大学を象徴する建物である。旧制官立三商大の一つであった大阪商科大学時代に本館として建造された。モダニズム建築の特徴をよく表しており、国の登録有形文化財でもある。2019年現在でも教室や事務室として利用されている。

学歌

伝統的に愛校心を強調する校風でなく、スポーツ対外戦がさほど強い訳でもないため、学生に広く浸透した歌はない。また、校歌を持たない。

大阪府立大学との統合構想

大阪府知事大阪市長らをメンバーとする大阪府市統合本部において、大阪府立大学との統合が議論[15]されており、2013年1月、外部有識者からなる「大阪府市新大学構想会議」が「新大学構想〈提言〉」を出した。提言によると、両大学を取り巻く現状について、国際的な大学間競争が激化する中で、両大学とも規模も小さく(ただし、上述の通り大阪市立大学は、日本国内公立大学の中では最も規模が大きい)、このままでは埋没しかねないと指摘している。そして、市立大の工学部と府立大の工学域など、両大学で重複する分野を見直し、今後集中すべき分野や補強が必要な分野に人的資源を再配分することも必要だとしている。新大学は、文学部法学部商学部経済学部理学部、地球未来理工学部、獣医学部、看護学部医学部、工学域、生命環境科学域、現代システム科学域、人間科学域、都市経営研究科で構成される構想である。学生数を単純合計すると、全国の公立大学で最大規模となる。

当初は2016年度の統合を目指していたが、2014年4月25日、延期が発表された。

その後、2015年2月に両大学間で『「新・公立大学」大阪モデル(基本構想)』が取りまとめられた。2017年4月1日に両大学の法人統合に向けた「新法人設立準備室」を設置。両大学の運営法人を2019年4月に統一する関連議案が大阪府議会で2017年11月8日に可決、大阪市議会でも2018年2月23日に可決された。2019年4月1日、両法人の統合により新しく公立大学法人大阪が発足した。

教育および研究

全学共通教育棟
杉本キャンパス本館地区 注: 本館前に存在していたワシントンヤシの木は、2017年6月に伐採され、現在は存在していない。
杉本キャンパス旧教養地区
医学部附属病院と医学部校舎

組織

学部

部門:経済理論部門、経済統計論部門、経済史部門、経済政策論部門、経済構造論部門、国際経済論部門

部門:基礎法学、公法、私法、社会法、国際関係・外国法、政治・行政学

研究科

附属機関

附置研究所
学部附属施設
その他

研究

21世紀COEプログラム

21世紀COEプログラムの採択数は3件だった。

グローバルCOEプログラム

グローバルCOEプログラムの採択数は1件だった。

学生生活

学園祭

新入生歓迎祭

毎年4月中旬に「ふたば祭」(2006年よりこの名称)が開催される。

学園祭

毎年11月上旬に「銀杏祭」(ぎんなんさい)が開催される。銀杏祭では仮装コンテスト、無料のプロコンサートなどが行われる。

大阪市立大学ボート祭

1889年の大阪商業学校第一回水上運動会に端を発するボートレース。毎年5月下旬の2日間、大川(旧淀川)で運動系サークル、文化系サークル、ゼミ/研究室、市民などの部門に分かれナックル・フォアによるトーナメントが行われる。

スポーツ

府大戦

毎年6月上旬に大阪府立大学とスポーツで対戦する。

三商戦

毎年6月に「三商戦」(さんしょうせん)と呼ばれる体育会系部活動によるスポーツ対抗戦が開催される。三商とは、戦前に三校しか存在しなかった旧制商科大学の流れを汲む一橋大学(旧制東京商科大学)、神戸大学(旧制神戸商業大学)、大阪市立大学(旧制大阪商科大学)の三校を指す。同じく毎年11月には、文科系ゼミにおいて三大学間で学問研究を討論する「三商ゼミ」が開催される。

大学関係者と組織

大学関係者組織

同窓会

数多くの大学が統合してできているという大学の性質上、新制大学が設立された1949年以来50年以上にわたって学部ごとの同窓会のみが存在していた。全学同窓会が設立されたのは2012年であり、初代会長には卒業生で元学長の児玉隆夫が就任した。傘下には従来から存在した有恒会(文系4学部)、理学部同窓会、工学部同窓会、医学部同窓会、生活科学部同窓会、看護系同窓会が引き続き活動している。

大学関係者一覧

大阪市立大学の人物一覧」を参照

施設

キャンパス

杉本キャンパス

杉本キャンパスは道路を挟んで本館地区、旧教養地区、理工地区の3つに分かれている。

本館地区
2010Happy Mail