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小公女セーラとは?

世界名作劇場
通番 | 題名 | 放映期間
第10作 | 牧場の少女カトリ | 1984年1月
~1984年12月
第11作 | 小公女セーラ | 1985年1月
~1985年12月
第12作 | 愛少女ポリアンナ物語 | 1986年1月
~1986年12月

小公女セーラ』(しょうこうじょセーラ)は、フジテレビ系列の「ハウス世界名作劇場」枠で放送されたテレビアニメ。放映期間は1985年1月6日から同年12月29日で全46話。昭和60年度厚生省児童福祉文化奨励賞、昭和60年度文化庁子供向TV用優秀映画賞受賞。英語表題は"A Little Princess Sara"。表題の『小公女』には『プリンセス』というルビがふってあるため『プリンセス・セーラ』とも呼称される。

目次

  • 1 概要
  • 2 あらすじ
  • 3 登場人物
    • 3.1 主要人物
    • 3.2 ミンチン女子学院の生徒
    • 3.3 ミンチン女子学院の使用人
    • 3.4 ミンチン女子学院の先生
    • 3.5 ミンチン女子学院の来客達
    • 3.6 クリスフォードとカーマイケル一家
    • 3.7 ロンドン街頭に住む人々
    • 3.8 その他
  • 4 スタッフ
  • 5 主題歌
    • 5.1 オープニングテーマ
    • 5.2 エンディングテーマ
  • 6 各話リスト
  • 7 ネット局
  • 8 メディア展開
    • 8.1 映像ソフト
    • 8.2 その他
  • 9 脚注
  • 10 関連項目
  • 11 外部リンク

概要

原作はフランシス・ホジソン・バーネット(バーネット夫人)の『小公女』(A Little Princess)。これまで全体にソフト路線だった名作劇場にあって異彩を放つ作品であり、いじめを扱っていると話題になった。セーラの苦境の描写は、執拗かつ過酷であり、そのことから視聴者からのファンレターも苦情めいた物が多かった。

原作ではセーラが7歳でミンチン学院に入学してから、およそ6年間の話であるのに対し、10歳で入学してからの1年間程度の話になっているなど、各キャラクターの設定やストーリーに原作との相違点が見られる。登場人物ではベッキーやラビニアの扱いが大きくなっている他、セーラの味方としてオリジナルキャラクターのピーターが配された。

また、登場人物の年齢差も異なり、原作ではセーラとラビニアの年齢差は6歳(アニメでは3歳)、セーラとベッキーの年齢差は5歳(アニメでは同い年)である(いずれもセーラよりも年上である)。

初回放送の平均視聴率は16.3%、最高視聴率は1985年12月29日放送(最終話)の27.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

また、この作品からはハウス食品の単独提供となった(『七つの海のティコ』の極初期まで。ただし、本作の中盤に当時ハウス食品の社長だった浦上郁夫日本航空123便墜落事故に巻き込まれて亡くなった影響で、一時的にノンスポンサーとなった)。本作では「世界名作劇場」のアバンタイトルの「ハウス食品」ロゴはテロップで別乗せしていたため(別にブルーバックで提供クレジットも表示)、前述のノンスポンサー期間や系列外局での番組販売扱いの遅れ放送(ハウス食品と地元企業の複数社提供を含む)でもそのまま流用できる形になっていた。

あらすじ

時は19世紀の後期。1885年、10歳のイギリス人少女、セーラ・クルーは、インド富豪である父、ラルフ・クルーの一人娘としてなに不自由のない生活を送っていたが、寄宿学校に入学するため父の故郷であるロンドンにやってくる。父の希望もあり、入学したミンチン女子学院では特別寄宿生として優遇されるが、それを自慢する事もなく、母を亡くして寂しがるロッティの母親代わりになったり、田舎から雇われて来たメイド・ベッキーの不始末を庇うなど、持ち前の優しさで人気者になる。ところが、それまで生徒達のリーダー的立場であったラビニアと、貧しい育ちから成り上がったミンチン院長のコンプレックスを刺激する形になってしまい、2人から嫉妬や悪意、憎悪に満ちた根深い感情を抱かれるようになる。

セーラの11歳の誕生祝いの最中、インドにいる父が破産の末、熱病により死去したという知らせがもたらされる。ダイヤモンド鉱山への投資などを回収出来なくなった事に激怒したミンチン院長はセーラを学院から追放することを考えるが、世間体を考慮し、学院の使用人として無賃金で働かせる事にする。屋根裏部屋に移されたセーラは、使用人たちやラビニアらによる執拗ないじめを受けながらも、ベッキーやアーメンガードを始めとする心ある味方に支えられてゆく。

そんな中、学院の隣の屋敷にクリスフォードという紳士が越して来る。彼もインド在住のイギリス人だったが、病気の療養、そしてある少女を捜すためにロンドンに居を移したのだった。クリスフォードはある事からセーラに関心を抱き、使用人に命じて夜間にこっそりと豪華な食事を届けさせる。しかし、この『魔法』はミンチン院長の知るところとなり、セーラは窃盗の疑いを掛けられて屋根裏部屋を追い出され、馬小屋で寝泊まりさせられるようになる。学園でハロウィンパーティーが行われた日、ラビニア達のロッティに対するいたずらが原因で、ジャック・オー・ランタンの火から馬小屋が火事になる。セーラは放火犯に仕立て上げられた挙句、ミンチン院長によって学院を追放される。

行き場を無くしたセーラは、もともと専属の御者だったピーターの家に居候しつつ、街頭でマッチ売りを始める。一方、ミンチン女学院には差出人不明のセーラ宛の贈り物が届けられ、ミンチン院長はアメリアに命じてセーラを学院に戻す。その豪華な贈り物から、「セーラを支援する富豪」の存在を感じ取ったミンチン院長は態度を豹変させ、セーラに優しく接するようになる。

やがてセーラは、屋根裏に舞い込んだクリスフォード邸のサルを返すため、クリスフォードの屋敷を訪れることになり、そこで、贈り物の主がクリスフォードであること、クリスフォードが捜していた盟友ラルフの娘がセーラであることが判明する。実はラルフの死後にダイヤモンド鉱山は成功し、ラルフへの破産宣告もクリスフォードにより差し止められ、セーラに莫大な遺産と世界有数のダイヤモンド鉱山の発掘経営権の半分が残されていた。そして、ラルフの盟友クリスフォードの莫大な財産も後継ぎがいないため全てセーラに譲り渡されることになる。セーラを連れ戻そうとクリスフォード邸を訪れたミンチン院長は事実を知って驚愕した。

翌日、ミンチン女学院にセーラの使いが訪れる。裁判にかけられるのではないかと慄くミンチンだったが、セーラの答えはミンチン学院に10万ポンド(当時の時代で日本円で二十数億円)もの寄付をし、生徒として学院に戻るというものだった。そして苦労を共にしたベッキーと屋敷で暮らす事になったセーラは、意地悪をして反省したラビニアと和解し、ダイヤモンド鉱山の正式な所有権委譲と両親の墓参りのためインドへの旅路についた。

登場人物

主要人物

セーラ・クルー
- 島本須美
本作の主人公。10歳(作中で11歳の誕生日を迎える)。
当時、英領であったインドの出身。国籍は父同様にイギリスだが、母親がフランス人だったため、ミンチン学院の年少組のフランス語講座の指導者としての力量を持つほどにフランス語が堪能である。趣味は読書で、自分の状況をさまざまなシチュエーションに当てはめて想像するのが得意。頭脳明晰で心優しく、感情豊かな少女であるが、育ちの良さゆえに世間知らずで脆い面もある。寡黙で人見知りな面もある。
家が破産して使用人の身に落ちてラビニア達から執拗ないじめを受け続けるもベッキーや数少ない友人達に支えられ過酷な境遇にも決して屈することはなかった。最終回で父の財産を引き継ぐ為にベッキーを連れてインドに旅立つ。
なお、声優の島本須美は、本放送の翌年に放送されたテレビ映画版『小公女』(イギリス制作)でも、セーラ・クルーの日本語吹き替えを演じている。
マリア・ミンチン
声 - 中西妙子
ミンチン学院の経営者。
強欲かつ頑固な性格で、支援目当てでセーラを特別扱いしていた頃からセーラに好意を持っておらず、セーラの家が破産すると態度を一変させセーラを使用人の身に落とし食事もろくに与えず、奴隷さながらに無給でこき使う。物語が進むにつれてセーラやベッキーへの扱いは更に酷くなり、ラビニアの走狗と成り果てていた。
物語終盤にセーラを連れ戻す為にクリスフォード家に乗り込むもセーラがダイヤモンド・プリンセスとして返り咲いた様を目の当たりにしてショックを受ける。更に学院に戻った後に全てを知ったアメリアから自らの非道な行いが全てを台無しにした事を罵倒され号泣した。
最後は学院の経営権を第三者に譲ろうとするほど心身ともに衰弱していたが、学院にセーラから10万ポンドの寄付を受け回復した。セーラがインドに旅立つ際、アメリアや生徒達と共にセーラを見送っている。
金銭に対する執着が強いのは、過去の貧困が原因。10歳前後で両親を失い、小さなアメリアを連れて、叔母の家で働きながら慈善学校を卒業し、住み込みの家庭教師などを経て現在の学院設立までこぎつけたという苦労人である(第40話でアメリアにより語られる)。
アメリア・ミンチン
声 - 梨羽由記子
ミンチン院長の妹で学院の教師の一人。
厳格な教育者である姉に対し、柔和な性格。流行にも敏感な面がある。
使用人に落とされたセーラに対して同情的ではあったが、自身を育てた姉に頭が上がらず協力はできなかった。
セーラが出した手紙と姉との会話からセーラが財産を取り戻した事を知ると、鬱積した心情から姉を罵った。最終話で姉や生徒達と共にセーラを見送った。
ラビニア・ハーバート
声 - 山田栄子
学院の生徒の一人。華やかな霧囲気を持つ大人びた13歳(作中で14歳の誕生日を迎える)の美少女。
アメリカの石油王の娘でプライドが高いが、田舎出の成金であることを引け目に感じ、さらに代表生徒の座を降ろされ、セーラが代表生徒になったことを強く恨んでいた。セーラが父を失いメイドの身分になったあとは代表生徒に復帰する。
取り巻きのジェシーやガートルードを従えて、セーラや彼女に味方する生徒達(主にアーメンガードやロッティ)にいじめを繰り返し、ベッキーのことも見下す。己の立場とミンチン院長を利用してセーラに味方したデュファルジュ先生を解雇させた。いじめの際は主にセーラに濡れ衣を着せる場合が多い。いわゆる院長の腰ぎんちゃく的存在である。
セーラが使用していた特別室を部屋を譲り受けた際、セーラを専用メイドにしようとしたが、セーラの身の上を知った父親に平手打ちを喰らった。
最終回で取り巻きに見捨てられ孤立しかけるがセーラと和解する事で孤立は避けられる。しかし最後までセーラに対して謝罪の言葉は無かった。セーラがインドに出掛けている間にアメリカへ帰国する事になるが、セーラと遠い未来での再会を語った。
ベッキー
声 - 鈴木みえ(現・一龍斎貞友)
学院の使用人。貧しい実家を支えるため、田舎からロンドンに出てきて、ミンチン学院で働く。
上司であるジェームスやモーリーにはあまり大事にされず、学院では辛い目にあっていたが、セーラの優しさに触れて感動し、セーラがどのような境遇にあっても「お嬢様」と呼んで心から慕い支え続ける。それ故に院長達から辛い目に遭わされる事も多く、セーラが姿を消した際には一方的に共犯者と決めつけられて糾弾されることもあった。後にクリスフォード邸に引き取られ、ダイヤモンド・プリンセスに返り咲いたセーラの専属のメイドとして仕えることになる。イングランド北部ヨークシャーアッシュフィールドという小村の出身で、東北弁のような訛りのある言葉で話す。家族は母親(声 - 榊原良子)と3人の兄弟がおり、兄弟は弟のテディ(声 - 伊倉一恵)と妹のマーサ(声 - 神代智恵)と他に1人。
ピーター
声 - 坂本千夏
セーラの専用馬車の御者。怪我をした父親に代わってセーラの専用馬車の御者として学院に赴く。ミンチン院長は子供の御者に難色を示すが、セーラの機転のおかげで御者として働けるようになった。セーラが使用人の身になってからは解雇され、以前働いていた市場に戻った。使用人になったセーラを心から慕っており、何かと力になって支え続けた。明るく屈託のない性格で、下町では幅広い人脈を持つ。
第15話でセーラに注意された直後、「セーラ」と名で呼ぶようになるが、すぐに以前と同様に「お嬢様」と呼ぶようになっている。

ミンチン女子学院の生徒

アーメンガード・セントジョン
声 - 八百板万紀
ぽっちゃりした少女。おとなしく内気だが、とても優しい性格。また、覚えられにくい名前を気にしており、愛称は「アーミー」。
勉強が不得意で、フランス語は特に苦手。寝坊や遅刻が多い。
ラビニア達にいじめられていた時、セーラにかばってもらったことがきっかけでセーラの親友となる。
セーラが使用人の身分になった後も、親友として心配し同情しているのだが、気が弱いためなかなか行動に移せない。
大学教授の父からは頻繁に本を送られてくるが、本を読むのは苦手。そのため父とは折り合いが悪いようだが、ロンドンに住む叔母のイライザからは可愛がられている。セーラが高熱を出して瀕死の状態にあった時は、叔母のイライザに解熱薬の依頼に向かおうとするもベッキーが代役を引き受け、ベッキーの代わりにセーラの看病を行った。
ロッティ・レイ
声 - 渡辺菜生子
年少の生徒。まだ4歳と幼く泣き虫だが、素直で元気な少女。
母親を亡くした直後に学院に入れられたため、実家を恋しがり、脱走騒ぎを起こしたこともある。
セーラが母親代わりになってからは、セーラを「セーラママ」と呼んで慕っており、アーメンガードとも仲が良い。逆にラビニアとその取り巻きであるジェシーとガートルードを嫌っている。
ラビニア達にいじめられながらも、果敢にセーラを庇う。
ジェシー
声 - 中野聖子(第1話 - ) → 飯塚はるみ(第4話 - ) / 飯塚はる美(第35話 - )
ラビニアの取り巻きの一人。長身の痩せ型で髪型は三つ編み。ミンチン院長やベッキーのものまねをしてセーラやアーメンガードをからかうことが多い。意地悪な性格。セーラの父の死を知らされた時にはセーラを気の毒がるそぶりを見せた。13歳。最終回ではラビニアに愛想を尽かした。
ガートルード
声 - 佐々木るん
ラビニアの取り巻きの一人。体格は肥満ぎみで髪型はポニーテール。意地悪な性格。13歳。原作では名前のみの登場。セーラの父の死を知った時はジェシー同様セーラを気の毒がるそぶりを見せた。最終回ではジェシー同様、ラビニアに愛想を尽かした。
クリステル
声 - 梨羽由記子
マンチェスター出身。茶髪のセミロングで、オレンジと赤い服を着ている。
ダイアナ
おしゃれな女の子。茶髪をピンクのリボンでポニーテールにしている。服は紫色。
リンダ
声 - 坂本千夏
父親は鉄道会社の技師長。金髪で、赤いカチューシャをしている。服は緑色。
ドルシラ
声 - 津島瑞穂
父親は炭鉱の重役。青い服で、金髪。
ジェニファ
声 - 神田和佳
いたずらっ子。紫色の服で、お団子頭。
スーザン
声 - 高木早苗
年少生徒で軍人の子。三つ編みにしており、服の色は紫。
ジェイン
年少生徒で父親は工場長。茶髪で、黄色い服を着ている。
ダイアナと髪の色が同じだが、姉妹であるかは不明。
ペネラビ
年少生徒で父は医者。赤いリボンでポニーテールにしており、服の色は青。

原作ではロッティ、アーメンガード、ラビニア、ジェシー、ガートルード以外の生徒の名前は出なかった。

ミンチン女子学院の使用人

モーリー
声 - 向殿あさみ
学院に住み込みで働くメイド長でジェームスの妻。きつい性格で、ジェームスと共にセーラとベッキーをあごで使っており、あまり大事にしていない。本人も給料が安いため、あまり仕事もしない。セーラが高熱を出したと聞いても信用せず無理やり引きずりおろすなど、手荒な面も見られた(しかし、本当だと知った際はさすがに動揺していた)。終盤近くになるとセーラとベッキーに対する気持ちが変化していき、同情的な立場になっていった。原作では「エムマ」という使用人の名が記された著書もあるが、キャラクター設定はされていない。
ジェームス
声 - 郷里大輔
学院に住み込みで働くコックでモーリーの夫。人使いが荒く、セーラとベッキーを手足のようにこき使う。ずる賢く怠け者で、安い給料のせいでろくに仕事もしようとしない。モーリー同様、終盤近くで性格が少しずつ軟化していき、セーラに対する扱いも良くなった。原作でも同名の使用人の名が記された著書もあるが、キャラクター設定はされていない。
マリエット
声 - 高木早苗
セーラ専任メイド。まだ仕事に慣れずもたつき、失敗ばかりのベッキーのことを陰ながら応援していた。ラルフの破産により学院を辞めさせられた。

ミンチン女子学院の先生

デュファルジュ先生
声 - 上田敏也
学院のフランス語の先生。最初にセーラの語学の素晴らしさを見抜いていた先生。授業を見に来たミンチンが、別の話をしていたと思い込み平手打ちで子供達をしかった際に、ミンチンを「いけませんぞ」とたしなめたこともある。セーラの面白い会話を含めた授業の進行のうまさを褒めていたが、そのセーラに味方しているような素振りをミンチンやラビ二アからは煙たがられていた。温厚でおっとりしており優しい。南フランス出身で、優しく分かりやすい指導で生徒達から慕われている。セーラの理解者だったが、後にラビニアの逆恨み(ミンチンに嘘の告げ口をした)によりミンチン院長から退職を勧告され、帰国することになる。セーラと別れるとき心から悲しみ涙した。
パスカル夫人
デュファルジュ先生の後任としてやって来たフランス語の先生。

ミンチン女子学院の来客達

バロー弁護士
声 - 藤本譲
セーラの父ラルフ・クルーのロンドンにおける代理人となる弁護士。ラルフのインドでの鉱山経営に多額の出資を行っていた。ラルフが急死したことを知ると、負債の回収の権利を主張してセーラの残された財産をエミリーを除いて根こそぎ取り上げて売り払い、身寄りの無いセーラの世話を全て学院に押し付けた。のちに父についての手がかりを得ようと事務所にやって来たセーラにラルフの死と破産の詳細を伝えているが、出資した鉱山の持ち主のラルフの友人がどこにいるかまでは手がかりを掴めず途中で断念した事を語った。その後の出番は無い。
市長夫人
声 - 花形恵子
ミンチン学院の視察にやって来る。代表生徒のセーラがお気に入り。本名は「フランシス・ミレイ」。
ワイルド医師
声 - 槐柳二
セーラの病気を伝染病と誤診した酒好きの医師。後にアメリアが腰を打撲した時にも登場している。
ハーバード夫妻
声 - 岸野一彦滝沢久美子
ラビニアの両親。
共に娘には甘いが、父はラビニアがセーラを専用メイドにしようとした時は、セーラの身の上を知ってラビニアを平手打ちし、専用メイドの話も白紙に戻すなど良識的で厳格な一面もある。一方の母親は、ラビニアと自分のことしか頭にない。
セントジョン
声 - 沢木郁也
アーメンガードの父で大学教授。書斎にこもって本ばかり読んでおり、外国の言語を数多く話せるらしい。アーメンガードによくを送る。娘と妹を見下すことがあるらしい。
イライザ
声 - 片岡富枝
アーメンガードの叔母で、ロンドン郊外在住。物忘れをすることが多い。兄のセントジョンからは変人扱いされているが、薬を調合するのが得意。栽培しているハーブが、のちにセーラの命を救った。
ジム
声 - 古谷徹
煙突掃除の少年。
少年
声 - 広森信吾
ピーターの知り合いで名前は出てこない。ガラスを売り歩いている少年。学院の割れたガラスの交換にやってくる。

クリスフォードとカーマイケル一家

トム・クリスフォード
声 - 仲村秀生
ラルフ・クルーとはイートン校の同窓生にしてダイヤモンド鉱山の共同経営者。
インドで患った病気の療養を兼ねて、亡き友人の娘を探しにロンドンにやってくる。家の中では車椅子での生活だが、外出時は杖を用いる。若干老けた印象だが、実年齢は30代である。独身。終盤でセーラがラルフの娘である事を知り、財産を譲渡した。最終回で売り払われたセーラのペット達を取り戻している。
ラムダス
声 - 田中秀幸
クリスフォード氏に仕えるインド人の青年。容姿端麗で運動神経がよい。猿のスーリャを飼っている。屋根裏部屋の奇跡を演出する。
カーマイケル弁護士
声 - 西村知道(第30話) → 屋良有作(第32話 - )
クリスフォードの依頼でセーラの行方を探している。セーラの身元を確認した後、法律的に彼女の遺産相続を決定づけた。
カーマイケル夫人
声 - 佐々木るん
カーマイケルの妻。
ドナルド・カーマイケル
声 - 堀江美都子
カーマイケル弁護士の息子。事情を知らずに、セーラに硬貨を恵んだことがある。元気で心優しい少年。
ジャネット・カーマイケル
声 - 向殿あさみ
ドナルドの姉で、礼儀正しい女の子。

原作ではカーマイケル家には、多くの子供がいるが、アニメ版ではストーリー進行上に不可欠な二人のみの登場となる。

ロンドン街頭に住む人々

洋服屋の主人
声 - 神山卓三
街の洋服屋で、エミリー人形の元の持ち主。
売り物ではない店の看板であるエミリー人形をセーラに譲り、同時にセーラの服の注文を受ける(この時の採寸が後々への伏線となる)。
落ちぶれたセーラを救った事もある。
ピーターの父
声 - 増岡弘
ピーターの母
声 - 山田礼子
花屋のおばさん
声 - 丸山裕子
ピーターの知り合いで、市場で屋台の花屋を営んでいる。お嬢様だった頃のセーラを覚えていて気にかけてくれる。
ブラウン夫人
声 - 峰あつ子
街のパン屋。セーラがお腹を空かせている貧しい少女・アンヌにパンをあげてしまうのを見て「天使のような子」と評した。後に、アンヌをパン屋に引き取った。
アンヌ
声 - 本多知恵子
セーラから、パンを恵んでもらった孤児の少女。のちにブラウン夫人の店の住み込み店員となる。
老司祭
声 - 村松康雄
セーラが4ペンス銀貨を拾って教会に届けた時、「神様が下さったもの」と説いて持ち帰らせた。
パン屋の主人
声 - 大山高男
マギー
声 - 峰あつ子
ピーターの知り合いで、マッチを作り売っている女性。
少年
声 - 高木早苗
泥ひばりをしていた少年。

その他

ラルフ・クルー
声 - 銀河万丈
セーラの父親。インド在住の大富豪で、フランス人の妻を早くに亡くしている事から、一人娘のセーラをたいへん可愛がる。セーラをミンチン学院に預けてインドに帰るが、ダイヤモンド鉱山の開発が難航。破産の末、熱病に冒されて亡くなってしまう。終盤でその財産を跡継ぎである、娘・セーラに渡す。
第1話で希望通りに一生徒としては贅沢な部屋と使用人を揃えてもらったが、娘を溺愛するあまり足りないと言ってミンチンを不快にさせる発言をした。
エミリー
セーラの人形。元は街の洋服屋の看板であった。セーラにとても大切にされている。セーラの良き話相手で、決して離れることはなかった。洋服屋の主人によれば、フランスのジュモーが製作した最高傑作であり、現実でも現在では大変高価な人形である。ただ「おしゃべりしたそうに口を開いている」というセーラのセリフがあるが、1885年当時オープンマウスのジュモードールは存在しない。
シーザー
声 - 山田栄子
学院でねずみ捕り用に飼われている。よそ見をしながら気だるく歩く癖がある。院長やジェームスに蹴られたりするが、セーラには良く懐いていて話相手になっていることもあった。フランス語の授業の時を始め、ときおり、セーラたちの言葉がわかっているかのようなそぶりも見せる。ドアをすり抜けるようにしてはいるのが好きらしいが、たまにドジを踏み失敗したりしている。
メル
屋根裏部屋でセーラと同居しているネズミの一家。父ネズミ、母ネズミ、仔ネズミ5匹の合計7匹で構成される。名前の由来は旅行記などの本の著者であるメルキセデックから。原作では、「メルチ(Melchy)」という愛称で呼ばれている。
ボナパルト
声 - 坂本千夏
インドからセーラと一緒にやってきたオウムで口癖は「セ~ラ」。
ジャンプ
セーラ専用の馬車を牽く小馬(ポニー)。父の破産により、ボナパルトと共にバロー弁護士に差し押さえられていたが、クリスフォードによってセーラの元へ戻った。
スーリャ
クリスフォードの飼っている猿。ラムダスが世話をしている。イタズラ好きで、よく隣の学院までやってくる。
ボリス
クリスフォードの飼っている長毛で大型の犬。おとなしく寂しがり屋で人懐こい性格。初期の設定ではカーマイケルの犬とされていた。

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ

「花のささやき」
作詞 - なかにし礼 / 作曲 - 森田公一 / 編曲 - 服部克久 / 歌 - 下成佐登子

エンディングテーマ

「ひまわり」
作詞 - なかにし礼 / 作曲 - 森田公一 / 編曲 - 服部克久 / 歌 - 下成佐登子

※シングルでは「ひまわり」がA面、「花のささやき」がB面となっている。上記2曲を収録したEPレコードは、キャニオン・レコード(現在のポニーキャニオン)より発売。

各話リスト

【話数】
【放送日】
【サブタイトル】
【脚本】
【コンテ】
作画監督
第1話 | 1985年
1月6日 | ミンチン女子学院 | 中西隆三 |  | 才田俊次
第2話 | 1月13日 | エミリー人形
第3話 | 1月20日 | はじめての授業 | 坂本雄作
第4話 | 1月27日 | 親友アーメンガード | 
第5話 | 2月3日 | 泣き虫ロッティ | 坂本雄作 | 山崎登志樹
第6話 | 2月10日 | 灰かぶりベッキー | 黒田昌郎 | 大谷敦子
第7話 | 2月17日 | 代表生徒 | 鈴木幸雄 | 山崎登志樹
第8話 | 2月24日 | 親切なお嬢様 | 坂本雄作 | 大谷敦子
第9話 | 3月3日 | インドからの手紙 | 黒川文男 | 山崎登志樹
第10話 | 3月10日 | 二つのプレゼント | 黒田昌郎 | 才田俊次
第11話 | 3月17日 | プリンセスの誕生日 | 坂本雄作 | 山崎登志樹
第12話 | 3月24日 | 屋根裏の暗い部屋 | 大谷敦子
第13話 | 3月31日 | つらい仕事の日 |  | 石井邦幸
第14話 | 4月7日 | 深夜のお客さま | 平林淳 | 山崎登志樹
第15話 | 4月14日 | 街の子ピーター | 坂本雄作 | 大谷敦子
第16話 | 4月21日 | ロッティの冒険 | 椋露地桂子 | 石井邦幸
第17話 | 4月28日 | 小さな友メルの家族 | 黒川文男 | 山崎志登樹
第18話 | 5月5日 | 悲しいメイポール祭 | 中西隆三 | 腰繁男 | 大谷敦子
第19話 | 5月12日 | インドからの呼び声 | 黒川文男 | 山崎登志樹
第20話 | 5月19日 | 謎の特別室生徒 | 腰繁男 | 石井邦幸
第21話 | 5月26日 | 涙の中の悲しみ | 矢沢則夫 | 大谷敦子
第22話 | 6月2日 | 屋根裏のパーティー |  | 山崎登志樹
第23話 | 6月9日 | 親切なパン屋さん | 椋露地桂子 | 矢沢則夫 | 石井邦幸
第24話 | 6月16日 | エミリーの運命 | 中西隆三 | 黒川文男 | 大谷敦子
第25話 | 6月23日 | 一日だけのシンデレラ | 山崎登志樹
第26話 | 6月30日 | 年少組の小さな先生 | 岡部英二 | 石井邦幸
第27話 | 7月7日 | デュファルジュ先生の帰国 | 楠葉宏三 | 大谷敦子
第28話 | 7月14日 | 夏休みの大騒動 | 岡部英二 | 山崎登志樹
第29話 | 7月21日 | ベッキーの里帰り | 黒田昌郎 | 石井邦幸
第30話 | 8月4日 | インドからきた紳士 |  | 大谷敦子
第31話 | 8月11日 | 屋根裏にきた怪物 | 岡部英二 | 山崎登志樹
第32話 | 8月18日 | 壁の向う側の秘密 |  | 石井邦幸
第33話 | 8月25日 | 新学期のいじわる | 岡部英二 | 大谷敦子
第34話 | 9月8日 | 嵐の中のつぐない | 山崎登志樹
第35話 | 9月22日 | 消えそうないのち | 石井邦幸
第36話 | 9月29日 | 魔法のはじまり | 吉田健二郎 | 大谷敦子
第37話 | 10月6日 | 屋根裏は大混乱 | 矢沢則夫 | 山崎登志樹
第38話 | 10月13日 | こわされた魔法 | 鈴木幸雄 | 石井邦幸
第39話 | 10月20日 | 馬小屋の寒い夜 | 矢沢則夫 | 大谷敦子
第40話 | 10月27日 | アメリア先生の涙 | 鈴木幸雄 | 山崎登志樹
第41話 | 11月3日 | 妖精たちのパーティ | 鈴木孝義 | 石井邦幸
第42話 | 11月10日 | 雪の日の追放 | 樋口雅一 | 大谷敦子
第43話 | 12月8日 | 幸せの素敵な小包 | 鈴木幸雄 | 山崎登志樹
第44話 | 12月15日 | おお この子だ! | 石井邦幸
第45話 | 12月22日 | ミンチン院長の後悔 | 大谷敦子
第46話 | 12月29日 | また逢う日まで | 山崎登志樹

ネット局

※放送日時は1985年2月時点、放送系列は放送当時のものとする。

【放送地域】
【放送局】
【放送日時】
【放送系列】
備考
関東広域圏 | フジテレビ | 日曜 19:30 - 20:00 | フジテレビ系列 | 制作局
北海道 | 北海道文化放送 | 
秋田県 | 秋田テレビ | フジテレビ系列
テレビ朝日系列 | 
宮城県 | 仙台放送 | フジテレビ系列 | 
福島県 | 福島テレビ | 
新潟県 | 新潟総合テレビ | 
富山県 | 富山テレビ | 
石川県 | 石川テレビ | 
福井県 | 福井テレビ | 
長野県 | 長野放送 | 
静岡県 | テレビ静岡 | 
中京広域圏 | 東海テレビ | 
近畿広域圏 | 関西テレビ | 
鳥取県島根県 | 山陰中央テレビ | 
岡山県・香川県 | 岡山放送 | 
広島県 | テレビ新広島 | 
愛媛県 | 愛媛放送 | 
福岡県 | テレビ西日本 | 
佐賀県 | サガテレビ | 
熊本県 | テレビ熊本 | フジテレビ系列
テレビ朝日系列 | 
沖縄県 | 沖縄テレビ | フジテレビ系列 | 
青森県 | 青森放送 | 土曜 18:00 - 18:30 | 日本テレビ系列 | 
岩手県 | 岩手放送 | 木曜 17:30 - 18:00 | TBS系列 | 
山形県 | 山形テレビ | 木曜 19:00 - 19:30 | フジテレビ系列 | 
山梨県 | 山梨放送 | 月曜 19:00 - 19:30 | 日本テレビ系列 | 
徳島県 | 四国放送 | 
高知県 | 高知放送 | 金曜 18:00 - 18:30 | 
長崎県 | テレビ長崎 | 日曜 18:00 - 18:30 | フジテレビ系列
日本テレビ系列 | 
大分県 | テレビ大分 | 土曜 18:00 - 18:30 | フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列 | 
宮崎県 | テレビ宮崎 | 土曜 18:30 - 19:00 | 
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | 木曜 19:00 - 19:30 | フジテレビ系列
日本テレビ系列 | 

メディア展開

映像ソフト

その他

脚注

  1. ^ 当時の社名はハウス食品工業。現・ハウス食品グループ本社
  2. ^ なお、ノンスポンサー期間中のCM枠は公共広告機構(現・ACジャパン)が制作したCMなどを流して対応した
  3. ^ 原作では、ミンチン院長と対立して学院を去る。
  4. ^ キャラクターバンダイチャンネル公式サイト
  5. ^ 第一話の自己紹介時に、ラルフではなくレーフと名乗る。
  6. ^ この話の後、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出典:wikipedia
2019/07/20 18:41

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