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小屋とは?

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小屋の一例
イギリスの山小屋
アイスランドの海岸にある、漁民が使っていた乾燥小屋(現在は博物館として利用)
エイブラハム・リンカーンが子供のころに暮らし、育った小屋
犬小屋

小屋(こや、: hut ハット)とは、

概要

小屋の基本の意味は「小さい建物」であり、結果として一般的には、小さくて、比較的簡素なつくりの建物を指している。

さまざまな小屋があり、使用目的や設置場所などで分類されている。家畜を飼うための小屋を「家畜小屋」、さらに細分化して、鶏を飼う小屋を「鶏小屋」、馬を飼う小屋を「馬小屋」...などと分類したり、物を置いておくための小屋を「物置小屋」、水車を設置するための小屋を「水車小屋」と分類したり、山に設置される小屋を「山小屋」と分類する方法などがある。→#種類・分類

ちなみに聖書には、イエス・キリストは家畜小屋(馬小屋)で生まれた、と書かれている。

小屋の中には簡易的な住居として利用されるものもある。小屋の内部空間は比較的小さいが、たとえばアメリカの森林や山奥、また日本の里山などで、(独り暮らしの人などで)小屋を建ててかなり快適に暮らしている人もいる。 ただし(独りで住むのはともかくとして)、多人数で長期間住むにはあまり向かない。

歴史

考古学的には、最古の小屋跡は、フランスの地中海沿岸部にあるテラ・アマタ遺跡であり(参考・後述書)、約38万年前のもので、火を使った痕跡もあり、時代的に考えて、ホモ・ハイデルベルゲンシスが作った可能性が高いとされる(出典:更科功 『絶滅の人類史』 NHK出版新書 2018年 p.160)。

芝居小屋

江戸時代などでは、「旅役者(たびやくしゃ)」と呼ばれる人々がおり、役者たちが劇団(一座)をつくり、一座で旅をしては旅先で、簡易的に小屋を建てて簡易的な舞台と客席を作り、そこで入場料をとって芝居を見せた。もともと小さい(簡易的な)建物だったので「小屋」と呼ぶのがふさわしかったので人々の間で「小屋」と呼ぶ習慣となり、その後、人気の出た一座では観客の数がしだいに増え、多くの観客を入れるために中規模程度以上の建物を作る一座も現れるようになっても、呼び方の習慣は残り、芝居などを興行するための建物全般を(中規模以上のものまで含めて)「小屋」と呼ぶようになった。(その延長で、現代では芝居だけでなくライブ演奏などを観客に聴かせるライブハウスや その他の多目的ホールまで「小屋」と呼ぶことがある。)

種類・分類

さまざまな分類法がある。

ひとつには使用目的で分類する方法があり、例えば物置(ものおき、倉庫)として使う小屋を「物置小屋」と分類する。 また(家畜を小屋で飼うことも多いわけであるが)鶏を飼う小屋は「鶏小屋」、牛を飼っておくための小屋を「牛小屋」、豚を飼っておくための小屋を「豚小屋」、馬を飼っておくための小屋を「馬小屋」、うさぎを飼っておく小屋を「うさぎ小屋」などと分類する。また(家畜ではないが、ペットの)犬を飼っておくための小屋を「犬小屋」と言う。

水車を設置するための小屋は「水車小屋: water-wheel hut」と分類する(英語では、規模のやや大きいものは「water-wheel house」と呼ぶ)。

フィンランドにおいては、サウナを設置してある「サウナ小屋」が非常に多数ある。

(上の概説で解説したが)芝居を興行するために作られる小屋は「芝居小屋」(しばいごや)と言う。簡易的な舞台と簡易的な客席が設けられる。

日本では昔、女性が月経の際に入る建物を「月小屋」(や「他屋」)と呼んだ。

他にも設置される場所で分類する方法もあり、たとえば山に設置される(建てられる)小屋は、一般に、「山小屋」と分類する(用途としては、登山者や林業 関係者 等々が荒天時のシェルターと利用するものや、それに加えて通常時にも宿泊場所として利用するものもある)。

工法で分類する分類法もあり、日本では、特に粗雑な作りの小屋のことを「ほったて小屋」と分類することがある。「掘っ立て小屋」(ほったてごや)という表現は「掘立柱」に由来し、掘立柱とは礎石も使わず、ただ穴を掘って直接地面に突き立てただけの柱のことであり、そうした柱を使って建てるくらいに手を抜いた作り方をした小屋のことを指している。

工法・構造

さまざまな工法がありうる。

地中海地域欧州では伝統的には、壁を構造体として組み立てる方法が建築の基本中の基本であるので、壁をつくり、その上に屋根を乗せるということになる。 たとえば、基礎の上に丸太(ログ)の一部を削っておいてそれを積み上げて壁を作り、その上に同じく丸太で屋根構造を作り、その上に雨を防ぐ素材ならべる。 あるいは石(や土)を積み上げて壁を作り、その上に木材で屋根構造を作る。

極東アジアでは、軸組工法のほうが広まったので、小屋づくりでもまず木材ばかりを組み合わせて骸骨のような構造体をつくり、とってつけたような壁を足すという方法がとられることも多い。

(なお、上でも解説したが、その中で、特に「手抜き」をして土に穴を掘って柱をたてて作った小屋を「掘立小屋」と呼んだ。)

20世紀後半以降は、プレハブ工法を採用し、工場で作られた部品をひと揃い用意しておいて、まとめてトラックで現場に運び込み、プラモデルのような感覚で、わずか数時間~半日 程度で組み立てる手法もある。

さらに近年では、あらかじめコンテナを加工してなどをつけておいたものを、トラックで移動して(コンクリートブロックなどの上に)ただ降ろすだけで小屋として設置完了、という方法もある。

犬小屋の場合、木材で日曜大工的に自作する場合、まず角材でざっくりと四隅の垂直の柱部分や水平の(梁の)部分を組み、壁として板材(合板)を釘で打ち付けたりビスで縫いつける、という工法が多い。切妻造で左右対称にし、前面に大きな穴をあける、という構造が典型的。屋根の表面はさまざまで、人間の家屋用のしっかりした屋根材を用いる人もいれば、合板にトタン板で覆う人もいれば、合板にペンキ塗装をして済ます人もいる。最近は全て樹脂製のものも販売されていて、その場合ボルトナットなどで組み立てる。

小屋の内部は分割されず部屋数が1つのものが多い、まれに分割される場合でも、一般的に言うと、部屋数は少ない。

比喩表現としての「小屋」

小さくて簡易的で素朴な建物を「小屋」の意味の基本なのであるが、さまざまなものを「小屋」に喩えることもある。

ゴミなど散乱しているような汚い家(や部屋)を比喩で「ブタ小屋」と言う。

日本人の多くの人々が住んでいる家屋(の中で 比較的小さなもの)が「ウサギ小屋」と喩えられることもある。

大きなウェブサーバーや大きなウェブサイトの中に、一個人が設けた小さな領域(比較的少ないページ数の、作りが簡素な、ページのまとまり)を「○○小屋」と呼ぶ人も一部にいる。

うさぎ小屋と日本の住環境

1979年(昭和54年)、欧州諸共同体(EC)が出した『対日経済戦略報告書』の中で、日本人の住居が「rabbit hutch」(うさぎ小屋)と表現されたことから、「日本の住居は、欧米に比べて狭小」という意味で広まった。だが、原文はフランス語の「cage a lapins」(ウサギ、「Cage pour lapins」ではない。)で、これはフランスでは集合住宅を指し、「画一的な」という意味がある。『この言葉を英訳するときに誤って「狭い」という意味で「rabbit hutch」(うさぎ小屋)を当てたことで、「日本の住居は狭い」という誤解が広まった』とする説がある。

実際には、住宅産業新聞社「住宅経済データ集」によると、持ち家・借家を合わせた一戸あたり床面積の国際比較では、日本は95平米であり、米国(148平米)より狭いものの、フランス(99平米)、ドイツ(95平米)とは余り変わらず、英国(87平米)よりは広い。また、別のソースでは日本(94.85平米)は、同様の国際比較で世界第5位に位置し、1位の米国(162平米)などより狭いものの、フランス(7位 90平米)、英国(8位 87平米)より広い。日本の住宅面積を客観的に言い表すならば、よくいわれる「欧米より狭い」ではなく、「アメリカよりは狭く、欧州主要国と同程度」となる。


出典

  1. ^ 大辞林「小屋」
  2. ^ 日本では、禅宗で「座して半畳、臥して一畳」などと言い、また、俗に「起きて半畳、寝て一畳」や「「座って半畳、寝て一畳」などとも言い、「生きる」ということであれば、実際には小屋程度の空間があれば、工夫しさえすれば、人間は快適に生きてゆくことができる。また、洋の東西を問わず、「小欲知足」(しょうよくちそく、おのれの内に起こる欲を小さくして、むしろ わずかなもので足りることをさとり、それによって深い幸福感を実感して暮らすこと。)で幸せに暮らしている人々がいる。
  3. ^ [1]
  4. ^ [2]
  5. ^ 昔の日本人は、「月経の血は穢れ」と見なす人がいたため。この風習では同じ(かまど)で煮炊きした物を食べることも禁忌とみなされていたため、その間は一人で炊事したものを食べた。各地にこの習慣があった。現存するものは少なくなっているものの、地方に取り壊されずに残っているものもある。
  6. ^ ひとつには、ECの対日経済戦略報告書において、「日本は、ウサギ小屋に住む仕事中毒者の国だ」と記述された、と理解されたからである。ただし(ウサギ小屋を)「『小さく狭い家』、と訳すのは誤訳だ」という人もいて、「本来は集合住宅を指す用語だった」と言う人もいる。後述。なお、アメリカでは郊外に家を持つ人々では、たしかに通常 広い家に暮らしている人は多いが、大都市では家賃は高く、狭い部屋に住んでいる人々もいる。日本でも、田舎では、昔から現代まで、かなり広い家屋に暮らしている人々もいる。
  7. ^ 『日本は世界で第何位?』(岡崎大五著・新潮新書)

関連項目

外部リンク

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出典:wikipedia
2020/06/07 02:42

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