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尼崎市とは?

あまがさきし
尼崎市
尼崎城復元天守閣

 | 
尼崎市旗
1936年制定 | 尼崎市章
1936年8月4日制定

【国】
日本
【地方】
近畿地方
【都道府県】
兵庫県
市町村コード
28202-2
法人番号
1000020282022
【面積】
50.72km

【総人口】
451,805[編集]
(推計人口、2020年8月1日)
人口密度
8,908人/km
【隣接自治体】
伊丹市西宮市
大阪府:大阪市豊中市
【市の木】
ハナミズキ
【市の花】
キョウチクトウ
【市の草花】
ベゴニア
【尼崎市役所】

【市長】
稲村和美
【所在地】
660-8501
兵庫県尼崎市東七松町一丁目23番1号
北緯34度44分1.8秒東経135度24分22.8秒座標: 北緯34度44分1.8秒 東経135度24分22.8秒
市庁舎位置


【外部リンク】
公式ウェブサイト

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町



ウィキプロジェクト

尼崎市(あまがさきし)は、兵庫県の南東部に位置する人口451,308人、218,879世帯(令和2年3月1日現在)の1916年(大正5年)に市制施行。中核市に指定されている。

概要

兵庫県の南東端に位置する。大阪府自治体を除いて大阪市に隣接する唯一の自治体で、市外局番も大阪市と同じ「06」である(後述)。

尼崎藩城下町を中心に工業都市へと発展を遂げ、中核市の指定を受ける以前の1948年から保健所政令市に指定されている。神戸市姫路市西宮市に次いで兵庫県下第4位の規模の人口を有しており、2018年には9年振りに人口増加に転じた。

沿岸部および名神高速道路JR西日本福知山線沿いの工業地域、阪神尼崎駅JR尼崎駅周辺の商業地域の他は住宅地が大半を占め、兵庫県の自治体のうち人口密度が最も高い。ただし、大阪市への通勤率は20.9%(平成22年国勢調査)にとどまり、昼間人口率は96.3%(平成27年国勢調査)と阪神間の自治体の中では最も高くなっていて、ベッドタウンと産業都市の両面の性格をあわせ持つ。

近年は、JR西日本阪神沿線を中心に、高層マンション群やショッピングセンター・巨大物流施設がみられるようになった。JR尼崎駅北側では大規模な再開発地域(アミング潮江あまがさき緑遊新都心)が整備されている。また昭和初期以降、工場の地下水汲み上げによる地盤沈下で市域の3分の1が海抜ゼロメートル地帯となり、高潮による浸水被害に見舞われたが、その対策で1954年に建設された防潮堤は、東日本大震災後から補強工事が行われている。

地理

尼崎市中心部周辺の空中写真。1985年撮影の18枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

南は大阪湾に面し、西は西宮市、北は伊丹市、北東は豊中市、東は大阪市(西淀川区及び淀川区)に接しており、市域は大阪平野に含まれる。

隣接する自治体・行政区

河川

歴史

尼崎は、猪名川神崎川の河口に12世紀頃形成された砂州が陸地化した土地である(地名にも「長洲(ながす)」や「杭瀬(くいせ)」という地名があることからもそれは伺える)。市域の大半は摂津国川辺郡で、武庫川左岸地域が武庫郡となる。神崎が水陸交通の要所として、大物浦が海上交通の拠点として古くから栄え、江戸時代には戸田氏鉄によって大物浦に隣接する地に尼崎城下が整備された。なお、城下の東端を流れ、大阪府との府県境となっている左門殿川は、左門と通称された氏鉄が河川改修を手掛けたことによる。

年表

行政区画の変遷

地域

市内には御園町(中央地区)と御園(園田地区)という似た地名がある。

人口

かつては神戸市に次いで県下2位であったが、人口減により姫路市および西宮市に抜かれた。ただし人口密度は兵庫県内の市町村で最も高く、日本国内においても30位以内に入る。

1971年度の554,155人から減少を続けていたが、徐々に減少傾向は緩やかになり、2008年は37年ぶりに人口増加に転じた。

平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、1.95%減の453,608人であり、増減率は県下41市町中18位、49行政区域中24位。


尼崎市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 尼崎市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 尼崎市
緑色 ― 日本全国
 | 
青色 ― 男性
赤色 ― 女性


尼崎市(に相当する地域)の人口の推移

総務省統計局 国勢調査より


地区・町名一覧
市内は旧町村域をもとにした6地区に分けられている。

町名については、当リンク も参照

中央地区
おおむね旧尼崎町域、かつては市役所があり、本庁地区とも称した。阪神尼崎駅を中心とした南中部。

  • 開明町
  • 神田北通
  • 神田中通:
  • 神田南通
  • 北城内
  • 北竹谷町
  • 北大物町
  • 北初島町
  • 玄番北之町
  • 玄番南之町
  • 汐町
  • 昭和通
  • 昭和南通
  • 竹谷町
  • 大物町(1丁目の一部を除く)
  • 建家町
  • 築地
  • 寺町
  • 中在家町
  • 西海岸町
  • 西桜木町
  • 西高洲町
  • 西大物町
  • 西難波町
  • 西本町
  • 西本町北通
  • 西松島町
  • 西御園町
  • 西向島町
  • 東海岸町
  • 東桜木町
  • 東高洲町
  • 東大物町(1丁目の一部を除く)
  • 東難波町
  • 東初島町
  • 東浜町
  • 東本町
  • 東松島町
  • 東御園町
  • 東向島西之町
  • 東向島東之町
  • 扶桑町
  • 船出(東海岸町地先より分離)
  • 御園町
  • 南城内
  • 南竹谷町
  • 南初島町
  • 宮内町
  • 蓬川荘園

小田地区
おおむね旧小田村域。JR尼崎駅を中心とした南東部。

  • 今福
  • 梶ケ島
  • 神崎町
  • 金楽寺町
  • 杭瀬北新町
  • 杭瀬寺島
  • 杭瀬本町
  • 杭瀬南新町
  • 久々知
  • 久々知西町
  • 潮江
  • 下坂部(4丁目の一部を除く)
  • 常光寺
  • 善法寺町
  • 高田町
  • 大物町(1丁目の一部)
  • 次屋
  • 長洲中通
  • 長洲西通
  • 長洲東通
  • 長洲本通
  • 西川
  • 西長洲町
  • 額田町
  • 東大物町(1丁目の一部)
  • 名神町(3丁目)
  • 弥生ケ丘町

大庄地区
おおむね旧大庄村域。武庫川駅などを含む南西部。

立花地区
おおむね旧立花村域。立花駅を中心とした北中部。現在の市役所は立花地区に所在。阪急塚口駅は北側が含まれる(南側は園田地区)。

  • 大西町
  • 尾浜町
  • 上ノ島町
  • 栗山町
  • 三反田町
  • 立花町
  • 塚口町
  • 塚口本町
  • 富松町
  • 七松町
  • 西立花町(1丁目全域と2・3丁目の一部)
  • 東七松町
  • 水堂町(4丁目の一部を除く)
  • 南塚口町(5・6丁目の一部と7・8丁目全域)
  • 南七松町
  • 南武庫之荘(2・3丁目)
  • 武庫之荘東(2丁目)
  • 武庫之荘本町(3丁目の一部)
  • 名神町(1・2丁目)

武庫地区
おおむね旧武庫村域。武庫之荘駅を中心とした北西部。

  • 常松
  • 常吉
  • 西昆陽
  • 水堂町(4丁目の一部)
  • 南武庫之荘(2・3丁目を除く)
  • 武庫町
  • 武庫の里
  • 武庫之荘
  • 武庫之荘西
  • 武庫之荘東(1丁目)
  • 武庫之荘本町(3丁目の一部を除く)
  • 武庫元町
  • 武庫豊町

園田地区
おおむね旧園田村域。園田駅から塚口駅にかけて広がる北東部。

難読地名

椎堂(しどう)、若王寺(なこうじ)、食満(けま)、昆陽(こや)、大物(だいもつ)

姉妹都市・提携都市

市のシンボル

初代の尼崎市章

市章・市旗
市制施行の翌年である1917年(大正6年)4月26日の市会において、尼崎藩の槍印を基に工業都市の「工」と片仮名の「アマ」を組み合わせた初代の市章が制定された。隣接する大阪市の市章(澪標)とデザイン面の類似性が指摘されることがある。1936年(昭和11年)に小田村と新設合併した際、小田村の「小」を現すため左右に2つの点が加えられて現在の形となった。
市旗は白地に市章をマルーンで染め抜いたものが使用されている。

市歌

尼崎市歌」も参照

初代の市歌は1926年(大正15年)に歌詞を一般公募して制定された。作詞・福武周夫、作曲・小部卯八。
現行の2代目市歌は小田村との新設合併後、1940年(昭和15年)の皇紀2600年記念事業の一環で作詞を土井晩翠、作曲を東京音楽学校に依頼して制定され、タイヘイレコードSP盤(M1730)を製造した。大時代的な歌詞だが、戦後もしばらく歌詞の一部を省略して小学校の運動会などの行事において演奏されていた。
この他、1969年(昭和44年)に市政広報番組の主題歌として作成された「きょうちくとうの願い」、1986年(昭和61年)に市制70周年を記念して作成された「ああ尼崎市民家族」、地元の女性デュオあまゆーずが制作した2015年(平成27年)発表の市制100周年記念PRソング「あまがすき」 などの愛唱歌が存在する。

木・花など
市の木はハナミズキ、市の花はキョウチクトウ、市の草花はベゴニアが選定されている。市の花は1952年(昭和27年)選定で、市の木と草花は1991年(平成3年)に選定された。市の鳥は選定されていない。

行政

政策

庄下川。対岸は都ホテル 尼崎(左側)と総合文化センター(中央、命名権契約前)
まちかどチャーミング賞

都市美化と景観への取り組み

かつては阪神工業地帯の中核を担う工業都市として「工都」と号し、立ち並ぶ煙突が町の誇りとされる一方、公害の都市として有名であった。近年では、工業用排水・生活排水による汚染が著しかった市の中心部を流れる庄下川が、魚の住める状態にまで改善されたとして、2000年度の建設大臣賞「蘇る水100選」を受賞するなど、美化事業に力を入れている。
2010年まで行われた、NGO主催の「持続可能な地域社会をつくる日本の環境首都コンテスト」には2001年開催の第1回より毎年参加しており、特に2004年開催の第4回においては総合で4位、人口規模別で1位、地球温暖化防止部門の人口規模別で1位 となるなど、総合ランキングでトップ10の常連として名を連ねた。2013年には国により環境モデル都市に選定されている。
また、尼崎市では1986年(昭和61年)から、景観に対する優れた取り組みを表彰する「まちかどチャーミング賞」を実施している。歴史的建造物の保存のみならず、新規建造物も対象としており、2016年(平成28年)まで計9回行われた。

尼崎21世紀の森構想

尼崎市内の国道43号以南の約1,000ha を対象区域とし、21世紀を時間軸とした長期的な取り組みで行なう一大プロジェクトとして、兵庫県は、水と緑豊かな自然環境の創出による環境共生型のまちづくりをめざして、平成14年3月に「尼崎21世紀の森」構想を策定した。市民をはじめあらゆる主体の参画と協働により尼崎21世紀の森づくりを進めるために、平成14年8月に「尼崎21世紀の森づくり協議会」が設置されている ほか、パイロットプロジェクトとして尼崎の森中央緑地(わんがんの森)の整備が進められている。また、構想区域内にある尼崎運河は、国土交通省が支援する「運河の魅力再発見プロジェクト」の第1次認定を受けている。

中核市移行

尼崎市は2007年(平成19年)5月21日、正式に中核市への移行を表明し、同5月23日に白井市長を本部長とする第1回中核市推進本部会議を開催した。
過去、人口要件は満たしていたものの、市域面積が約50kmと要件(人口50万人に達していない都市は面積100km以上)に満たなかったが、第28次地方制度調査会で「面積要件については廃止することが適当」とされ、2006年(平成18年)6月7日に地方自治法の改正・施行により正式に中核市都市候補となった。のちに2008年(平成20年)10月16日付けの官報により政令公布がなされ、2009年(平成21年)4月1日に中核市となった。
隣接する西宮市は2008年4月1日に中核市に移行しており、兵庫県下では姫路市と合わせ3市が中核市である。中核市への移行で県から多くの権限が委譲されたことに伴い、2014年(平成26年)には兵庫県の出先機関である阪神南県民局(尼崎市・西宮市・芦屋市を管轄)が規模を縮小した阪神南県民センターに改組された。

暴力団排除活動支援

市内に指定暴力団の本部事務所などがあることから、2019年、市は独自に「市暴力団排除活動支援基金条例」を制定。同年、暴力団追放兵庫県民センターが、暴力団事務所の使用差し止め請求を神戸地方裁判所に行った際に、条例による基金から一部援助を行った。

市長

稲村和美(2010年12月12日 - 現任(現在3期目))

歴代市長

  1. 櫻井忠剛(旧・尼崎町長、1916年8月11日〜1922年5月18日)
  2. 上村盛治(1922年6月20日〜1928年1月22日)
  3. 櫻井忠剛(1928年2月2日〜1934年10月15日)
  4. 有吉實(1935年6月11日〜1936年3月31日)
  5. 有吉實(1936年6月3日〜1943年3月17日)
  6. 八木林作(1943年7月12日〜1946年11月20日)
  1. 六島誠之助(1947年4月6日〜1951年4月4日)
  2. 阪本勝(1951年4月25日〜1954年11月13日)
  3. 薄井一哉(1954年12月14日〜1966年12月11日)
  4. 篠田隆義(1966年12月12日〜1978年12月11日)
  5. 野草平十郎(1978年12月12日〜1990年12月11日)
  6. 二代目・六島誠之助(1990年12月12日〜1994年12月11日)
  7. 宮田良雄(1994年12月12日〜2002年12月11日)
  8. 白井文(2002年12月12日〜2010年12月11日)
  9. 稲村和美(2010年12月12日〜)
  1. 櫻井忠剛(市長臨時代理者、1916年4月1日〜1916年8月10日)
  2. 古城林(市長職務管掌地方事務官、1936年4月1日〜1936年6月2日)
  3. 寺畑春雄(市長職務代行者市事務吏員、1954年11月14日〜1954年12月13日)

警察

市内に兵庫県警尼崎北尼崎東尼崎南の3警察署が置かれている。

消防

尼崎市消防局が管理する。中・東・西・北の4消防署と、中署に三和分署、東署に常光寺出張所、西署に武庫分署と大庄出張所、北署に園田分署と塚口出張所がある。

水道

尼崎市公営企業局が管理する。市役所近くに別の庁舎を設けている。

ゴミ

尼崎市経済環境局環境部の管理で、市湾岸部に2つの清掃工場(クリーンセンター)を設置し、処理を行っている。

2002年より家庭系ごみでは指定袋制を採用している。指定ゴミ袋制度の4つの根拠は次のようなものである。

ゴムや皮革類・プラスチック類を含む「燃やすごみ」、主に食品系の缶を含む「びん・缶・ペットボトル」、「紙類・衣類」、小型家電・刃物類・ガラス類・スプレー缶などを含む「金属製小型ごみ」、みぞのどろ、し尿などの区分があり、地区ごとに設定された指定日に戸別収集が行われる。動物の死体や、大型家電などリサイクルシステムのないごみの収集は、別途の申し込みと処理にあたっての処理券の購入が必要である。クリーンセンターへの持ち込みも可能。

国の機関

兵庫県の機関

議会

市議会

尼崎市議会」を参照
2010Happy Mail