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東京スカイツリーとは?

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東京スカイツリータウン > 東京スカイツリー
東京スカイツリー
TOKYO SKYTREE


【情報】

【旧名称】
新東京タワー
【用途】
電波塔展望台
【設計者】
日建設計
【構造設計者】
日建設計
【施工】
大林組
【建築主】
東武タワースカイツリー
【構造形式】
鉄骨造
【敷地面積】
36,844.39 m2
※施設全体

【建築面積】
31,832.60 m2
※施設全体

【延床面積】
229,410.30 m2
※施設全体

【階数】
地上160階(第2展望台)
【高さ】
634メートル
【着工】
2008年(平成20年)7月14日
【竣工】
2012年(平成24年)2月29日
【所在地】
131-0045
東京都墨田区押上一丁目1番13号
座標
北緯35度42分36.5秒 東経139度48分39秒 / 北緯35.710139度 東経139.81083度 / 35.710139; 139.81083座標: 北緯35度42分36.5秒 東経139度48分39秒 / 北緯35.710139度 東経139.81083度 / 35.710139; 139.81083
展望デッキから見たダイヤモンド富士
2012年(平成24年)12月8日撮影

東京スカイツリー(とうきょうスカイツリー、: TOKYO SKYTREE)は、東京都墨田区押上一丁目にある電波塔(送信所)である。観光・商業施設やオフィスビルが併設されており、ツリーを含め周辺施設は「東京スカイツリータウン」と呼ばれる。2012年(平成24年)5月に電波塔・観光施設として開業した。

東京スカイツリーについての名称・ロゴマーク・シルエットデザイン・完成予想コンピュータグラフィックスといった知的財産東武グループの一社である東武タワースカイツリー株式会社等の著作権および商標権により保護されている。

目次

  • 1 概要
    • 1.1 計画の基本的情報
    • 1.2 高さ
    • 1.3 タワーデザイン・ライティング
    • 1.4 名称
    • 1.5 注目度
  • 2 電波塔としての東京スカイツリー
    • 2.1 地上デジタルテレビジョン放送送信設備
    • 2.2 FMラジオ放送送信設備
    • 2.3 マルチメディア放送送信設備
    • 2.4 タクシー無線集中基地局
    • 2.5 送信周波数・出力
      • 2.5.1 地上デジタルテレビジョン放送
      • 2.5.2 FMラジオ放送
    • 2.6 廃止された放送局
      • 2.6.1 マルチメディア放送
  • 3 観測施設としての東京スカイツリー
    • 3.1 落雷観測
    • 3.2 雲観測
  • 4 観光・商業施設としての東京スカイツリー
    • 4.1 下層フロア
      • 4.1.1 1F東京スカイツリー団体フロア
      • 4.1.2 4F東京スカイツリー入口フロア
      • 4.1.3 5F東京スカイツリー出口フロア
    • 4.2 展望台
      • 4.2.1 東京スカイツリー天望デッキ(第1展望台)
      • 4.2.2 東京スカイツリー天望回廊(第2展望台)
      • 4.2.3 天望シャトル(エレベーター)
    • 4.3 スタッフ・ユニフォーム
  • 5 歴史
    • 5.1 2003年(平成15年)
    • 5.2 2004年(平成16年)
    • 5.3 2005年(平成17年)
    • 5.4 2006年(平成18年)
    • 5.5 2007年(平成19年)
    • 5.6 2008年(平成20年)
    • 5.7 2009年(平成21年)
    • 5.8 2010年(平成22年)
    • 5.9 2011年(平成23年)
    • 5.10 2012年(平成24年)
    • 5.11 2013年(平成25年)
    • 5.12 2014年(平成26年)
    • 5.13 2015年(平成27年)
    • 5.14 2016年(平成28年)
  • 6 建設地決定までの誘致活動とその経過
    • 6.1 東京都
      • 6.1.1 墨田区
      • 6.1.2 港区
      • 6.1.3 練馬区
      • 6.1.4 新宿区
      • 6.1.5 豊島区
      • 6.1.6 台東区
      • 6.1.7 足立区
      • 6.1.8 千代田区
    • 6.2 埼玉県
      • 6.2.1 さいたま市
  • 7 新タワー建設自体の是非と立地を巡る議論
  • 8 東京スカイツリーの問題点
    • 8.1 経済面
    • 8.2 環境・安全面
    • 8.3 天候問題
    • 8.4 電波障害
  • 9 評価
  • 10 建設中の東京スカイツリーのギャラリー
  • 11 東京スカイツリーの遠景のギャラリー
  • 12 東京スカイツリーを扱った作品
    • 12.1 映画
    • 12.2 音楽
  • 13 交通アクセス
    • 13.1 鉄道
    • 13.2 路線バス
    • 13.3 高速バス・直行バス
    • 13.4 定期観光バス
  • 14 その他
  • 15 脚注
    • 15.1 注釈
    • 15.2 出典
  • 16 関連項目
  • 17 外部リンク

概要

既存の電波塔の東京タワーが位置する都心部では、超高層建築物が林立して影となる部分に電波が届きにくくなっていたほか、ワンセグマルチメディア放送といった携帯機器向けの放送を快適に視聴できるようにするなどの目的もあって、2000年(平成12年)頃から首都圏各地で新タワーについての誘致活動が行われていた。2003年(平成15年)12月には日本放送協会(NHK)と在京民間テレビ局5社(日本テレビTBSテレビフジテレビテレビ朝日テレビ東京)が600メートル級の新しい電波塔を求めて「在京6社新タワー推進プロジェクト」を発足。新タワー構想を推進していくことで建設に向けた計画に進展が付いた(建設地決定についての経緯は後述)。

事業主体は東武鉄道が筆頭株主となる「東武タワースカイツリー株式会社」であり、事業費は約500億円とした。このために、同社は500億円のユーロ債CBを発行して資金調達を行っている。建設費は約400億円。総事業費は約650億円。施工は大林組、設計は日建設計である。テレビ局からの賃貸料および観光客からの入場料などで収益を得る見込みである。

東京都墨田区に所在する京成押上線都営地下鉄浅草線東武スカイツリーライン東京メトロ半蔵門線押上駅(2012年(平成24年)5月22日より「押上(スカイツリー前)」)と東武スカイツリーラインのとうきょうスカイツリー駅(旧業平橋駅)の間に挟まれる、東武鉄道の本社隣接地で所有地でもある貨物駅跡地(貨物廃止後業平橋駅3、4、5番線ホームの敷地として使用されたが、廃止)に建設された。当地区は航空法上、東京国際空港(羽田空港)の制限表面の外側水平表面が被さる地域であるため空港標点の海抜295メートルまでの建造物しか建てられなかったが2005年(平成17年)4月28日に高さ規制区域が見直されて建設可能となった。

2008年(平成20年)7月14日に着工され、3年半の期間をかけて2012年(平成24年)2月29日に竣工した。2012年5月22日に展望台として開業し、2011年(平成23年)12月から2013年(平成25年)5月にかけて放送局の試験放送ならびに本放送を実施する計画であった。

東京タワーの建造時(1957年(昭和32年) - 1958年(昭和33年))に比べ鋼材の品質や溶接技術・各種構造計算(シミュレーション)などの設計技術・基礎部の特殊な工法が大きく進歩したことにより、東京タワーの建築面積を大きく下回る面積ながらこの高さの自立式鉄塔の建設が可能となった。また、全体の主要接合部が溶接により建設されているが鋼管同士を直接溶接接合する分岐継手を採用し、軽量化と耐震性を増している。主要鋼材はH鋼ではなく鋼管が使用された。構造が鉄骨造としては稀に見る複雑さであり各部材に要求される寸法等の精度も一般建築物とは桁違いであるため、鉄骨部材を作成する工場のうち国内のレベルの高い工場の多くは一時的にスカイツリーの部材製作で繁忙を極める状態となった。その他、溶接作業の一部には手作業による職人技が寄与している部位も多分にある

2006年(平成18年)5月に第一生命経済研究所が出した予測によると開業から1年で300万人が訪れると仮定、経済効果を473億円と試算している。また2008年(平成20年)1月公表の墨田区「新タワーによる地域活性化等調査報告書」では東京スカイツリーへの来場者を年間552.4万人、東京スカイツリーに併設される商業施設などを含めた開発街区全体での来場者数を年間2,907.9万人と試算している。

  • 元旦の天望デッキから富士山を望む
    (2013年(平成25年)1月1日撮影)

  • お台場、レインボーブリッジ方面を望む
    (2013年(平成25年)1月1日撮影)

  • 真南の東京ゲートブリッジ方面を望む
    (2013年(平成25年)1月1日撮影)

  • 手前は荒川、ディズニーランド方面を望む
    (2013年(平成25年)1月1日撮影)

  • 隅田川、東武鉄道浅草駅、浅草寺を望む
    (2013年(平成25年)1月1日撮影)

  • 隅田川、墨田区役所、アサヒビールタワーを望む
    (2013年(平成25年)1月1日撮影)

  • 隅田川、桜橋、首都高速6号線を望む夜景
    (2015年(平成27年)9月23日撮影)

計画の基本的情報

  • 計画名:業平橋押上地区開発計画(新タワー計画)
  • 所在地:東京都墨田区押上一丁目1番13号他
  • 建築主:東武鉄道、東武タワースカイツリー
  • 施工:大林組
  • 設計・監理:日建設計
  • 監修者:澄川喜一安藤忠雄
  • 階数:地上160階(第2展望台)
  • 高さ:634メートル
  • 敷地面積:36,844.39平方メートル(施設全体)
    • 建築面積:31,832.60平方メートル(施設全体)
    • 延べ面積:229,410.30平方メートル(施設全体)
  • 建設地点:ほぼ平行する東武伊勢崎線と北十間川間の幅約100メートル強と都営地下鉄浅草線に囲まれた場所に一辺約68メートルの三角形型の基礎。西に向く一辺は北十間川とほぼ平行。
  • 構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
  • 基礎工法:場所打ちコンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)工法固有名称:ナックルウォール工法
    • 基礎の深さ:50メートル
  • 地上部分本体重量:約41,000トン
  • 用途:電波塔、展示場、店舗、ミュージアム、事務所、ホール、各種学校、地域冷暖房施設、駐車場
  • 電波塔内の施設:放送施設・展望施設(第1展望台・第2展望台)・商業施設ほか
    • 高さ350メートルの第1展望台天望デッキにはレストランやカフェ、ショップなども併設される。また4階には出発ロビー、5階には到着ロビーがそれぞれ設置される。
    • 高さ450メートルの第2展望台には天望回廊と呼ばれるチューブ型でガラス張りの回廊を設置。天望回廊は第2展望台の2つのフロアを結ぶ約110メートルのスロープになっている。
  • エレベーター:地上4階からH350の高さにある第1展望台まで約50秒間の分速600メートル/40人乗り4台(東芝製、うち2台は1階まで到達する)、第1展望台とH450の高さにある第2展望台を結ぶ約30秒間の分速240メートル/40人乗り2台(日立製)および、昇降距離が464.4メートルと日本最長である、地下駐車場から第2展望台上の高さH458までを結ぶ分速240メートル(非常時は分速540メートル)27人乗り業務用2台(東芝製、H458が最上階)、そのほかにも第1展望台内の移動用に1台(日立製)、タワーの足元の施設に4台がある(日立製)。
  • 収容人数:天望デッキ(第1展望台):約2,000人、天望回廊(第2展望台):約900人
  • 非常階段数:2523段(地上1階から天望回廊上の業務フロアH458までの数)。
  • タワー周辺は東京スカイツリータウンとして整備され、地上31階建てのオフィス棟のほか、中層の商業棟、広場、約1,100台分の駐車場なども建設された。
  • 高度・高さを示す「H」は、Height の頭文字で示している。例えば、高さ350メートルならH350で示される。

高さ

現存する電波塔としてはKVLY-TV塔の628.8メートルを上回る世界第1位。2011年(平成23年)11月17日に世界一高いタワーとしてギネス世界記録の認定を受けた。人工の建造物としてはブルジュ・ハリーファの828メートルに次ぐ世界第2位となる。

東京都心部で立ち並ぶ200メートル級の超高層ビルの影響を受けない高さとして、NHKと在京民放キー局5社が「600メートル」という数字を要請し、着工当初は高さを610.6メートルとする計画であった。建設計画を策定する中で当時世界一の高さのカナダオンタリオ州トロントにあるCNタワーを上回る。またアメリカイリノイ州シカゴに建設予定のあった「シカゴ・スパイア」(現在は凍結中)のアンテナを含めた高さが約2,000フィート(約609.6メートル)だったため、「610メートル」という数字になったという。構想段階では世界一高い建造物を目指していたが、完成時の高さを非公開にして建設していたブルジュ・ハリーファが高さ828メートルで完成した。

2009年(平成21年)10月16日に計画を修正し、高さ634メートルを目指すことを発表した。数字には東京近辺の旧国名である武蔵国(「むさし」のくに)の語呂合わせも考慮したとしている。なお東武グループの中核である東武鉄道にとって「武蔵」という言葉は、同じく東武グループの学校法人根津育英会武蔵学園が経営する武蔵大学武蔵中学校・高等学校においても使用されているため、当企業にとって非常に馴染み深い言葉と言える。なお当初は東京タワーの2倍の666メートルの計画だったが設計者から少し低い高さにすべきと言われ、浅草寺が創建された628年に因み628メートルの案もあったと根津嘉澄東武鉄道社長は2012年5月14日の開業記念式典後の記者会見で秘話を語った。

なお現在のスカイツリーの所在地は江戸時代の中頃まで下総国にあたり、明暦の大火後の江戸市街の拡張に伴う国境変更により武蔵国に編入された歴史がある。

タワーデザイン・ライティング

東京スカイツリーの作図されたシルエット(影)と地上が正三角形(168メートル)で次第に丸くなり、H320でほぼ真となる断面

2006年(平成18年)11月24日にデザインが公表された。以下の3つのコンセプトに基づき、デザインされている。

  • 時空を超えた都市景観の創造:日本の伝統美と近未来的デザインの融合
  • まちの活性化への起爆剤:賑わいと親しみを感じる3つのゲートと2つの展望台
  • 都市防災「安全と安心」への貢献:日本古来の建築「五重塔」に通じる新たな構造システム

塔内部は円筒(鉄筋コンクリート造のH375で直径約8メートル、筒内部は階段)になっており、外側のトラス部分と構造的に独立させ地震などによる揺れを抑える制震構造となっている。タワーを設計した日建設計はこの制振システムを五重塔になぞらえて、「心柱制振」と呼んだことなどから、マスコミから五重塔の技術が用いられたかのように報道された。しかし、五重塔の制震構造は解明されておらず、実際には現代の制振技術を応用したものである。また、アンテナが取り付けられる「ゲイン塔」の上には制振装置(総重量約100トンで、バネの上に乗った重りでアンテナの揺れを抑える)が設置され、心柱自体の重みと共に付加質量機構を形成する。ゲイン塔外周直径約6メートル、アンテナ外周直径約8メートル。

タワーの水平方向の断面は地面真上では正三角形であるが、高くなるほど丸みを帯びた三角形に変化し、H320で円となる。概観は「起り」(むくり)や日本刀の緩やかな「反り」(そり)の曲線を生かした日本の伝統建築の発想を駆使し、反りの美的要素も盛り込まれている。このため、タワーを見る方角によっては傾いているようにも裾が非対称になっているようにも見える。

2009年(平成21年)2月26日にカラーデザインが公表され、「スカイツリーホワイト」と決定された。これは日本伝統の「藍白」(あいじろ)をベースにした独自の命名のオリジナルカラーで、青みがかった白である。なおエレベーターシャフトはグレー、展望台はメタリック色、頂部は鮮やかな白である。

2009年(平成21年)10月16日にライティングデザインが公表された。江戸で育まれてきた心意気の「」と、美意識の「雅」という2つの異なるライティングを1日毎に交互に替えるライティングである。このライティング機材や調光コントロール全般は東京スカイツリーのオフィシャルパートナーのパナソニック(当時・パナソニック電工)が請負い、ライトアップの全てをLED照明とした。

  • 「粋」は隅田川の水をモチーフとした淡いブルーの光でタワーを貫く心柱を照らし出したライティング。
  • 「雅」は江戸紫をテーマカラーとし、金箔のようなきらめきのある光をバランスよく散りばめたライティング。

なお「雅」はピンクすぎずすぎない上品な紫色(複数の色のLEDを混ぜたものでなく単体で表現する)を目指しており、このような色のLEDは従来にはないため「オリジナルのLEDを新たに開発する」としている。また2010年(平成22年)10月13日にはLED実験のため、51台の照明器具で数時間だけライトアップされた。完成時には1995台の照明器具が使用されている。

2017年5月18日には開業5周年を記念して新たなライティング「」が追加され、以降は3つのライティングを1日毎に交互に替える方式に変更された。

  • 「幟」は橘色を基調とし、縦のラインで3つの面に区切られた垂直性を強調したライティング。

「粋」「雅」「幟」以外にも、特定日にはスペシャルライトアップが行われる。以下は、過去に行われたライトアップ。中には通例化しているものもある。

  • 「粋」

  • 足元から見上げるライティング「粋」

  • 「雅」

  • 「キャンドルツリー」

  • 「光の三原色」

  • 「トリコロール」

名称

正式名称決定までの仮称は「新東京タワー」。正式名称は一般公募によって寄せられた1万8,606件の命名案の中から、まずは有識者10人で構成される「新タワー名称検討委員会」によって6つに候補が絞り込まれた。言葉の美しさや親しみやすさなどを基準に「東京スカイツリー」「東京EDOタワー」「ライジングタワー」「みらいタワー」「ゆめみやぐら」「ライジングイーストタワー」の6つが名称候補として選ばれ、2008年春にインターネットを通じて一般投票を行った。その結果、最多得票の「東京スカイツリー」に決定した。

なお公募で最も多く寄せられた「大江戸タワー」はタワー建設予定地近くにある和菓子屋(株式会社森八本舗)がタワーの名称決定を見越してすでに商標を取得しており、3位の「さくらタワー」も以前から高輪プリンスホテルには「さくらタワー」がありすでに商標登録も行っていたために使えなかった。仮称として使用されていた「新東京タワー」も既存の東京タワーに似ており、建物も東京タワーを管理する日本電波塔社とはまったく関係が無いためそれぞれ候補から外された。一候補地だった時期はプロジェクトホームページで「すみだタワー」という名称が用いられていたが、台東地区と連携した2007年夏頃からは見られなくなった。

「東京スカイツリー」は東武鉄道と東武タワースカイツリーの登録商標である(第5143175号ほか)。

注目度

日本一の建造物、さらには世界一の電波塔という大きな話題性から、完成前から各種マスメディアで大きく取り上げられた。テレビでは建設中のスカイツリーを取材した特番が時折放送されるようになったこともあって、建設期間中から"東京の新名所"となっており、休日ともなればタワーを撮影する者や見物人で周辺は混雑している。

また全体の冷暖房には、日本初となる地中熱を利用した地域熱供給システムが採用されており、その点からも注目されている。

電波塔としての東京スカイツリー

東京スカイツリー

【送信所名】
東京スカイツリー
【局名】
東京放送局
【送信波】
地上デジタルテレビ放送
FMラジオ放送
携帯端末向けマルチメディア放送(V-High)
【送信塔】
1塔
空中線形式
(凡例)

4L4段20面2システム
NHK-DG・NHK-DE・EX-D・CX-D・TBS-D・NTV-D・TX-D
2段3列11面+3段3列1面
MX-D
2L1素子4段9面
J-WAVE・NHK-FM
2L双ループ4段9面
TBS-R・QR・LF

運用終了
  • 2L4段16面
    モバキャス

【送信放送局】

NHK東京(総合テレビFM)
NHK Eテレ
日本テレビ
TBSテレビ
フジテレビ
テレビ朝日
テレビ東京
TOKYO MX
J-WAVE
TBSラジオ
文化放送
ニッポン放送

運用終了

空中線電力

テレビ:10kW、3kW(MX)
FMラジオ:7kW

運用終了
  • マルチメディア放送:25kW

【放送区域】
関東平野一帯
【受信世帯】

約14,000,000世帯(テレビ)

運用終了
  • 約16,000,000世帯(モバキャス)

【開局】
2012年4月1日
【設置場所】
105-0011 東京都墨田区押上一丁目1番13号
特記事項:
記載の開局年月日はモバキャスの物。FMラジオは2012年4月23日、TOKYO MXは2012年10月1日、TOKYO MX以外のテレビ放送は2013年5月31日開局。
AM3局は「FM補完中継局」として2015年12月7日本放送開始。

送信アンテナはゲイン塔の頂上部に1局分80基の地上デジタルテレビ放送用アンテナが8局分(NHKおよび在京広域民放5社(以下在京テレビ6社)用、うち1局分は予備アンテナ)が設置され、その下にTOKYO MX用の放送アンテナが設置されている。550メートル付近にFMラジオ用アンテナ、その下にマルチメディア放送用アンテナが設置されている。送信室は天望デッキのフロア350の上にあるH360のフロアに設けられている。

地上デジタルテレビジョン放送送信設備

計画案では従前の東京タワーとほぼ同等のエリアを確保するとしていたため、空中線電力は全局東京タワーで送信していた出力と同一である。埼玉県千葉県神奈川県では、スカイツリー移転後も独立局用に、茨城県ではNHK水戸放送局用にUHFアンテナを複数設置する必要があることによる混合器の追加措置が必要になるケースもあった。

TOKYO MX以外の在京テレビ6社は、後述の試験放送を経て、2013年5月31日から本放送を開始した。

一方、TOKYO MXについてはNHK水戸放送局の地上デジタル放送の物理チャンネルと重複し、それに伴うスピルオーバーによる混信の対策を行うため、物理チャンネルの変更が決定。その切り替えを行うため、2012年10月1日から東京タワー(20チャンネル)とのサイマル放送を開始し、同年11月12日から東京タワーからの電波を段階的に弱めていき、2013年5月12日正午に東京タワーからの送信を終了、スカイツリーからの送信に一本化した。

なお、放送大学のテレビ放送(JOUD-DTV)は従来通り東京タワーから送信され、スカイツリーからは送信されない(ただし、2018年10月末で廃止予定)。また、災害時の放送バックアップ体制として、災害などにより東京スカイツリーから放送電波を送信できない場合に備えて、東京タワーを予備の電波塔として利用する契約が、2010年9月27日に日本電波塔株式会社と在京テレビ6社との間で結ばれている。

FMラジオ放送送信設備

在京FM局のうちJ-WAVEとNHK東京FMの2局が東京タワーからの送信所移転を申請、2011年2月3日に変更許可が下り、2012年4月23日よりFM本放送を開始した。同時にNHK-FM放送を使用したVICSの文字多重放送についても道路交通情報通信システムセンターが申請を行い、前2局と共に変更許可を得ている。

東京タワーでの放送時の空中線電力は10kWだったが、高所設置に伴うスピルオーバーを防ぐため、東京スカイツリーでの空中線電力は3割減の7kWに減力されている。ただし送信点高が東京タワーよりも遥かに高くなった事(地上高540メートル)とERPが逆に約3割増の57kWで送信されているため、実質的な受信可能エリアは広くなっている。

一方、InterFMならびに放送大学ラジオ(JOUD-FM)、TOKYO FMは従来通り東京タワーから送信され、東京スカイツリーからは送信されない。このうち、TOKYO FMは2013年2月11日に送信用アンテナをアナログテレビ放送終了で空いた地上高333メートルの東京タワー頂上部に移転しており、これによりスカイツリーから送信している2局と同等以上の出力(空中線電力10kW、ERP125kW)で送信が可能となっている。InterFMも2015年6月30日より周波数を変更した上で従来より高所にアンテナを設置して送信を開始している。また、東京タワーのNHK-FMの送信設備は予備用として残されている。また、放送大学ラジオは2018年10月末に廃止予定。

移転初日には、J-WAVEとNHK-FMが天望デッキから移転記念特番を放送した。またスカイツリー開業初日には、J-WAVEとニッポン放送が共同で東京ソラマチにあるサテライトスタジオ、TOKYO SKYTREE TOWN STUDIOから放送した。なおニッポン放送は同日朝に同スタジオから放送しており、オンエア自体はニッポン放送が先となる。

2014年9月3日にはTBSラジオ&コミュニケーションズ(現・TBSラジオ)、文化放送ニッポン放送の関東広域AMラジオ3社に対し、FM補完中継局予備免許が付与された。全国としては3番目、関東地方では初の免許付与となるAM放送のFM補完中継局で、3社共同でスカイツリーにアンテナを設置し、2015年10月5日より試験放送を実施、落成検査本免許交付を経て、同年12月7日13時より本放送を開始、同日には天望デッキから3局合同の記念特番の放送を行った。開局後は災害発生時にAM親局送信所での放送継続が困難となった場合の対策や、都心部の難聴取・雑音等の解消を目的として、AMとのサイマル放送が行われる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出典:wikipedia
2018/02/13 18:41

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