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松本剛明とは?

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日本政治家
松本 剛明
まつもと たけあき

2011年6月21日アメリカ合衆国国務省にて

【生年月日】
(1959-04-25) 1959年4月25日(59歳)
【出生地】
日本 東京都
【出身校】
東京大学法学部
【前職】
日本興業銀行従業員
防衛庁長官秘書官
【所属政党】
(無所属→)
(民主党(樽床グループ)→)
(無所属(自由民主党・無所属の会)→)
自由民主党(麻生派)
【称号】
法学士(東京大学)
【親族】
伊藤博文(高祖父)
松本十郎()
【公式サイト】
衆議院議員:松本たけあきオフィシャルウェブサイト
第146代 外務大臣

【内閣】
菅第2次改造内閣
【在任期間】
2011年3月9日 - 2011年9月2日
衆議院議員

【選挙区】
(兵庫11区→)
(比例近畿ブロック→)
兵庫11区
【当選回数】
7回
【在任期間】
2000年6月26日 - 現職

松本 剛明(まつもと たけあき、1959年4月25日 ‐)は、日本政治家自由民主党所属の衆議院議員(7期)。

外務大臣(第146代)、外務副大臣(菅第1次改造内閣菅第2次改造内閣)、民主党政策調査会長(第8代)、民主党政策調査会長代行(第3代)、民主党税制調査会長、衆議院議院運営委員長(第70代)、民主党政策調査会長代理、青山会幹事長(初代)等を歴任した。

高祖父は初代内閣総理大臣伊藤博文。父は防衛庁長官衆議院議員を務めた松本十郎。在アメリカ合衆国特命全権大使外務審議官を務めた藤崎一郎は従兄。

目次

  • 1 来歴
  • 2 政策・主張
    • 2.1 外交・安全保障
    • 2.2 情報通信
    • 2.3 経済・通商
    • 2.4 政治倫理
    • 2.5 内政
  • 3 人物
  • 4 親族
  • 5 所属団体・議員連盟
  • 6 脚注
  • 7 外部リンク

来歴

姫路市長石見利勝(左)、政治家戸井田徹(中央)と(2010年8月10日)

東京都出身。武蔵高等学校東京大学法学部卒業。1982年日本興業銀行に入行。1989年8月、父・松本十郎第1次海部内閣防衛庁長官に就任したのに伴い、興銀を退職し秘書官を務める。

1996年第41回衆議院議員総選挙兵庫11区から無所属で出馬したが、得票数3位で落選。2000年民主党公認で再度兵庫11区から出馬、自由民主党戸井田徹を破り、初当選した。

2003年第43回衆議院議員総選挙で再び戸井田を破り、再選。同年、民主党代表菅直人が「組閣」した民主党次の内閣(NC)において、NC防衛庁長官に就任。翌2004年、新代表の岡田克也による次の内閣では、NC防衛庁長官・前原誠司の下、NC防衛庁副長官を務める。民主党内では外交安全保障の政策通で知られた。

2005年第44回衆議院議員総選挙では兵庫11区で戸井田に敗れたが、重複立候補していた比例近畿ブロックで復活し、3選。この総選挙で民主党は惨敗を喫し、岡田克也は代表を辞任。岡田の辞任に伴う民主党代表選挙では前原誠司を支持し、前原執行部では政策調査会長に抜擢された。あわせて、前原新代表による次の内閣ではNC内閣官房長官(規制改革担当)に就任。同年、総選挙公示前に事前運動を行った疑いで、兵庫県の松本の地元事務所が家宅捜索を受け、秘書らが警察事情聴取を受けた。2006年4月、偽メール問題で前原が代表を辞任。後任の小沢一郎の下でも政調会長に留任した。2007年8月の党役員人事により、政調会長を退任(後任は直嶋正行)。

2009年8月の第45回衆議院議員総選挙では兵庫11区で4選。同年9月、衆議院議院運営委員長に就任した。なお各委員会の常任委員長を決定する際、鈴木宗男外務委員長に起用する人事を内定していた民主党が、常任委員長人事を一括して議決するよう動議を出した際は、これを認める考えを示した。しかし、衆議院議長横路孝弘が外務委員長人事のみを分離して議決する提案を、鈴木の外務委員長就任に反対する自民党やみんなの党に対して示したため、最終的に外務委員長人事案のみ分離した上で議決された。

2010年9月、菅第1次改造内閣外務大臣・前原誠司の下、副大臣に任命された。同年10月、樽床伸二を中心に結成された議員グループ「青山会」の幹事長に就任。

2011年1月、菅第2次改造内閣で外務副大臣に再任。同年3月、在日韓国人から献金を受けていた問題で辞任した前原誠司の後任の外務大臣に昇格した。同年9月、野田内閣発足により外務大臣を退任。党に戻り国会対策委員長代理に就任したが、直後の第178回国会会期延長をめぐって他の国対幹部2人と共に辞表を提出し、党内に混乱をもたらしたとして幹事長輿石東より1ヶ月間の謹慎処分を課された。

2012年12月の第46回衆議院議員総選挙では民主党に猛烈な逆風が吹き荒れる中、兵庫11区で自民党新人の頭師暢秀らを破り、5選。同年、民主党政策調査会長代行に就任。2013年1月より民主党税制調査会長を務める。同年9月の党役員人事において、民主党政策調査会長代理に就任した。

2013年12月6日衆議院本会議で行われた第2次安倍内閣不信任決議案の採決に際し、賛成票を投じる民主党の方針に従わず議場から退席し、投票を棄権した。その後「不信任案提出で、どのように事態を打開するのか教えていただきたい」と述べ、代表の海江田万里党執行部の方針を批判した。

2014年12月の第47回衆議院議員総選挙では、兵庫11区で再び自民党新人の頭師暢秀らを破り、6選。2015年民主党代表選挙では、元幹事長の細野豪志を支持し、細野の推薦人に名を連ねたが、細野は決選投票で岡田克也に敗れた。2015年2月26日、衆議院本会議において特定秘密保護法の運用を監視する情報監視審査会の委員に選任された。

2015年10月26日安保法制を巡る民主党の国会対応や共産党との連携姿勢(民共共闘)について「(民主党は)徹底的な野党路線に変わってしまった」「私自身が描く政権、考える政権への道と民主党が進む道はもう重ならない」として、民主党からの離党を表明した。同年11月10日、民主党は松本が提出していた離党届を受理した。2016年9月26日鈴木貴子とともに自由民主党の衆議院院内会派に参加。2017年9月27日、自由民主党に入党。

2017年10月22日投開票の第48回衆議院議員総選挙において、初めて自由民主党公認候補(公明党推薦)として兵庫11区から立候補し、7選。同年11月9日志公会(麻生派)に入会。

政策・主張

外交・安全保障

アメリカ合衆国国務長官ヒラリー・クリントン(左)と(2011年4月17日)
主要8か国外相会合にて(2011年3月14日)
全米商工会議所会頭トム・ドナヒュー(左から1人目)、アメリカ合衆国国務長官ヒラリー・クリントン(左から2人目)、日本経済団体連合会会長米倉弘昌(右から1人目)と(2011年4月17日)
日米同盟
民主党内では、外交安全保障政策通として著名であった。日米同盟を外交の基軸に据え、同盟の深化を積極的に主張する親米派の1人。その上で、イランへの対応等で日米間で異なる考えが存在することも日米両国の国益には反しないとし、主体的かつ多角的な日米間のアプローチを提唱する。
集団的自衛権
憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使に賛成しており、前原誠司が主宰する防衛研究会に参加した。
核兵器
日本が核保有を選択する必要はないという立場を取る。
竹島問題
2011年3月、文部科学省教科書検定の結果が公表され、各社の教科書竹島が日本の領土と明記されていることが明らかになった。これに対し、日本駐箚大韓民国大使権哲賢は外務大臣であった松本に抗議を申し入れたが、松本は面会すること自体を2度にわたって拒否し、大使を相手にしなかった。かつて2008年にも同様の理由で当時の大使が抗議しているが、その際は大臣に代わって事務次官が応じており、松本のように面会自体を拒否して誰も応じないという強硬姿勢は異例とされた。3度目の要請に対してようやく面会に応じたが、教科書検定の結果に抗議する権に対して、松本は「抗議は受け入れられない」と断言し、韓国側の主張を一蹴した。この態度は韓国の強い反発を招き、韓国政府は抗議の意味を込めて竹島への海洋基地建設を発表。松本が権に対して抗議を行うと、権は「日本が確執の原因を提供したのだから、わたしたちは言葉ではなく、行動で示さなければならない」と主張した。
復興外交の提唱
外務大臣在任中に東北地方太平洋沖地震による東日本大震災が発生すると、震災復興の観点から外交政策を戦略的に展開すべきと主張し、「復興外交」を提唱した。従来の菅政権では、資源確保やインフラストラクチャー輸出といった「経済外交」に力点が置かれていたが、松本はそれに加えて「復興外交」を柱に据え、被災地への投資の活性化や観光客の誘致など被災地を支援する方針を表明した。
松本は、2011年4月末から5月初めにかけて各国を歴訪し、震災への各国からの支援に感謝の意を示すとともに福島第一原子力発電所事故の状況などを説明するとの考えを明らかにしたが、この時期は補正予算案審議中であり、国会予算委員会の基本的質疑や締め括り質疑には全閣僚が出席するのが一般的であるため、賛否両論の事態となった。
民主党国会対策委員長である安住淳は「行かせない」と述べ国外出張に反対する考えを示し、民主党の執行部も補正予算案審議を優先すべきという意見が優勢であったが。一方で野党からは自由民主党総務会会長の小池百合子が「今の日本の置かれている立場を考えたら対外的な発信をきちっとしなければいけない」と述べるなど、松本の方針に理解を示す発言が相次ぎ、読売新聞も「予算審議の基本的・総括的質疑に首相と全閣僚が出席する慣例がある。この慣例を墨守し、外交を二の次にすることの弊害に鈍感であってはなるまい」「外交を重視する新たな国会慣例の確立を目指してもらいたい」と社説に掲載した。
最終的に、松本の国外出張を認めることで与野党が一致し、松本ら外務省政務三役は各国歴訪に出発した。訪問先は米国ブータンスリランカなどが含まれる一方で、韓国中国インドなどの近隣国は外されており、産経新聞には復興外交に戦略が見受けられないと評されている。

情報通信

ソーシャルメディアの活用
外務大臣在任中、「日本外交の発信強化だ」と主張しソーシャルメディアの活用を図るなど、情報発信の強化に努めた。具体的には、フェイスブックツイッターなどに、外務省の公式アカウントを開設させた。ツイッターには日本語版だけでなく英語版のアカウントも設け、フェイスブックでは日本語と英語の2言語にて情報を発信するようになった。

経済・通商

福島第一原子力発電所事故による風評被害
外務大臣在任中、福島第一原子力発電所事故にともない、農産物を中心に風評被害が発生したとされている。これに対し、松本は日本国外で誤った報道がなされないよう対応する考えを明らかにした。さらに、松本は「海外に正確な情報を伝える必要がある。ささやかなメッセージになれば」と述べ、外務省庁舎の食堂で自ら率先して福島県の農産物を食している。また、日本からの一部の輸入農産物に対し、ブラジルが安全性を保証する証明書の添付を求めたことについて、冷静に対応するようブラジルの外務大臣アントニオ・パトリオタに直談判した。松本は国内での出荷制限措置や食品の安全性について説明したうえで、科学的根拠に基づく対応をとるよう理解を求め、パトリオタから「今後の状況の推移を見て、変更や撤廃の可能性について検討していきたい」との言質をとった。
移民構想
浅尾慶一郎大塚耕平細野豪志古川元久松井孝治らと共に「1000万人移民受け入れ構想」を共同提案した。「年金の財源がなくなり、若年サラリーマン給与は膨らんだ老人たちを養うことにほとんど費やされてしまうだけでなく、マーケットの縮小による購買力の低下や土地価格の下落、国際社会での存在感や発言力の薄れといった変化が予測される」や「弥生時代には朝鮮半島から亡命者を中心に大量の外国人が日本に流入し、その彼らがもたらした稲作などの技術により急速に発展を遂げたという歴史があるのだ。」として、移民の必要性を主張した。

政治倫理

鈴木宗男事件
2002年には鈴木宗男事件において5月に「国後島緊急避難所兼宿泊施設建設工事受注に秘書の関与否定」の証人喚問における鈴木宗男の証言を偽証として議院証言法違反での告発の案件で、自民党などの与党が「議員と秘書と法的としては別人格」として告発に反対した際、「極めて偽証の疑いが濃厚な案件であり告発すべき。もし否決されれば、単に前例がないだけでなく、憲政史上最大級の汚点を残す。自民党は身内の論理を優先させた。与党の公明党、保守党は良心に従って行動いただけるものと思っている。もし否決に加わったとすれば、議員は法に定められた公人の責任を放棄した者として、後世に残る悪名を刻むことになる。国民から負託を受けた議員として良心に従って判断され、必ずや本動議に賛意を表されると信じている」と演説した(この案件は最終的に与党の反対で偽証として告発はされなかった)。9月に「島田建設からの違法な金銭供与」「モザンビーク共和国洪水災害国際緊急援助隊派遣反対否定」「島田建設株式会社側による秘書給与の肩代わり」の証人喚問における鈴木宗男の3件の証言を偽証として議院証言法違反での告発に賛成した

内政

人物

「お夏清十郎まつり」にて(2010年8月10日)

親族

アメリカ合衆国国務省にて(2011年4月29日)

初代内閣総理大臣伊藤博文公爵高祖父にあたる(松本の母・悦子は伊藤の三女・朝子の孫)。父は防衛庁長官を務めた元衆議院議員松本十郎外交官藤﨑一郎(駐米大使)は従兄。

田付景一(外交官、元駐デンマーク大使)
藤﨑万里(外交官、元最高裁判所裁判官・駐オランダ大使)
鶴見清彦(外交官、元ジュネーブ国際機関日本政府代表部大使)

所属団体・議員連盟

脚注

  1. ^ “菅、前原両氏の一騎打ちに 民主代表選”. asahi.com (朝日新聞). (2005年9月17日). http://www.asahi.com/senkyo2005/news/TKY200509170064.html 2017年4月17日閲覧。
  2. ^ 新外相に松本副大臣 時事通信 2011年3月9日閲覧
  3. ^ “松本国対代理ら辞表提出=会期延長の混乱で引責-民主”. 時事ドットコム. 時事通信. (2011年9月16日). http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011091600805 2011年9月17日閲覧。
  4. ^ “民主国対3幹部、1か月謹慎…幹事長が独自処分”. 読売新聞. (2011年9月20日). http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110920-OYT1T01096.htm 2011年9月20日閲覧。
  5. ^ “松本国対代理ら「謹慎」に=輿石氏が処分、民主内に不満”. wsj.com (ウォール・ストリート・ジャーナル). (2011年9月20日). http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_309277 2011年9月20日閲覧。
  6. ^ “<民主党>松本剛明・政調会長代理が造反”. 毎日新聞. (2013年12月6日). オリジナル2013年12月18日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131218042730/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131206-00000115-mai-pol 2013年12月8日閲覧。
  7. ^ “【民主代表選】松本元外相ら細野氏支持”. 産経新聞. (2014年12月31日). http://www.sankei.com/politics/news/141231/plt1412310013-n1.html 2015年2月2日閲覧。
  8. ^ 民主代表選候補の推薦人名簿 Archived 2015年1月7日, at Archive.is 時事ドットコム 2015年1月7日 2015年1月8日閲覧。
  9. ^ “<民主代表選>新代表に岡田氏 挙党態勢を重視”. 毎日新聞. (2015年1月18日). http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150118-00000030-mai-pol 2015年1月18日閲覧。
  10. ^ “秘密監視の8委員選任 衆院、法運用をチェック”. 産経新聞. (2015年2月26日). http://www.sankei.com/politics/news/150226/plt1502260024-n1.html 2015年2月28日閲覧。
  11. ^ “民主党離党を表明 松本元外相一問一答”. 神戸新聞NEXT. (2015年10月26日). http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201510/0008515227.shtml
  12. ^ 松本 たけあき 2015年10月28日 〖 ご 報 告 〗 - Facebook
  13. ^ “松本元外相の離党届、民主が受理 処分はせず”. 神戸新聞NEXT. (2015年11月10日). http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201511/0008554758.shtml
  14. ^ “松本剛明、鈴木貴子両氏が自民衆院会派入り”. 読売新聞. (2016年9月26日). http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160926-OYT1T50059.html 2016年9月26日閲覧。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出典:wikipedia
2018/12/01 15:44

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