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武蔵大学とは?

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【武蔵大学】

大講堂

【大学設置】
1949年
【創立】
1922年
【学校種別】
私立
【設置者】
学校法人根津育英会武蔵学園
【本部所在地】
東京都練馬区豊玉上1-26-1
北緯35度44分10秒 東経139度40分0秒 / 北緯35.73611度 東経139.66667度 / 35.73611; 139.66667座標: 北緯35度44分10秒 東経139度40分0秒 / 北緯35.73611度 東経139.66667度 / 35.73611; 139.66667
【キャンパス】
江古田(東京都練馬区)
【学部】
経済学部
人文学部
社会学部
【研究科】
経済学研究科
人文科学研究科
【ウェブサイト】
武蔵大学公式サイト

武蔵大学(むさしだいがく、英語: Musashi University)は、東京都練馬区豊玉上1-26-1に本部を置く日本私立大学である。1949年に設置された。大学の略称は武蔵、武蔵大。

目次

  • 1 概観
    • 1.1 大学全体
    • 1.2 大学名の由来
    • 1.3 建学の理念と目標
    • 1.4 教育および研究
  • 2 沿革
    • 2.1 略歴
  • 3 基礎データ
    • 3.1 所在地
    • 3.2 校歌・讃歌
    • 3.3 象徴
    • 3.4 在学者数
  • 4 教育および研究
    • 4.1 学部
      • 4.1.1 経済学部
      • 4.1.2 人文学部
      • 4.1.3 社会学部
    • 4.2 大学院
    • 4.3 留学制度
    • 4.4 教職課程
    • 4.5 学芸員課程
    • 4.6 資格取得
    • 4.7 附置研究施設等
    • 4.8 その他
  • 5 学生生活
    • 5.1 部活動・サークル
    • 5.2 スポーツ
    • 5.3 学園祭
  • 6 大学関係者と組織
    • 6.1 大学関係者組織
    • 6.2 大学関係者一覧
  • 7 施設
    • 7.1 江古田キャンパス
      • 7.1.1 施設
      • 7.1.2 ロケーション撮影地として
    • 7.2 朝霞グラウンド・朝霞プラザ
    • 7.3 学外施設
  • 8 対外関係
    • 8.1 地域連携
    • 8.2 大学間交流
    • 8.3 大学院間交流
    • 8.4 姉妹校
    • 8.5 系列校
    • 8.6 海外協定校
    • 8.7 教育・学術連携校
    • 8.8 パラレル・ディグリー・プログラム
    • 8.9 高大連携協定
    • 8.10 大分県国東市との交流
  • 9 関連項目
  • 10 関連プロジェクトリンク
  • 11 脚注
  • 12 外部リンク

概観

大学全体

正門を入ると正面にケヤキ並木が続く

武蔵大学は根津財閥(東武グループ)の創設者で「鉄道王」の異名を持つ初代根津嘉一郎が「社会から得た利益は社会に還元する義務がある」という信念のもとに、1922年に我が国初の旧制七年制として設立した旧制武蔵高等学校を前身としている。GHQによる学制改革が実施されるまで、学習院、成蹊、成城の各校と共に現在の東京大学の教養部分を担っていた。

卒業生には代78代内閣総理大臣宮澤喜一日本テレビ代表取締役社長間部耕苹など。詳しくは下記記載の武蔵大学の人物一覧より。

新制大学として発足する際、旧制高等学校時代の資源を活かせる文理学部を設置する案が有力であったが、理事会(育英会)の意向を考慮し、戦後日本の復興に資する大学を建設するという意味での経済学部と、医学部進学課程(プレメディカルコース)(1962年廃止)の構成で出発した。当初、大学学長兼高校中学校長には旧制武蔵高等学校長の宮本和吉が、経済学部長には鈴木武雄が就任した。その後、1969年人文学部を増設、1998年に人文学部社会学科が独立して社会学部が設置され、現在は3学部8学科2研究科を有す文系総合大学である。また、武蔵大学は、旧制高等学校がルーツの武蔵大学、学習院大学成蹊大学成城大学で構成される東京四大学の一校である。

大学名の由来

「武蔵」の校名は、かつて日本地方行政区分だった令制国の1つ武蔵国(むさしのくに)の地名および、「戢武(しゅうぶ・武を収める)崇文」(武をおさめ文を崇ぶ)という平和主義を託した創立時の人々の思いが反映された校名である。また創立関係史料によると、武蔵は古来強き人が出たところで、雄々しき感じが起こると記されている。(なお、常用漢字の改正以前は、武蔵の「蔵」は旧字体の「藏」と表記していた。)

建学の理念と目標

武蔵大学は建学の三理想及び、3つの目標を定めている。三理想は1922年旧制武蔵高等学校の第一回入学式に先立つ教師会において当時の一木喜徳郎校長が「正義ヲ重ンジ真理ヲ愛シ、自ラ理解考究スル能力ヲ有シ、世界ニ活動スル体力ヲ有ス」と訓示されたものを原型とし、1928年に現在の形となったもので、この三理想をもとに、21世紀の新たな社会において大学に求められる知の創造、継承と実践を目指したものが、3つの目標である。伝統となっている少人数教育を一層強化し、教員との密接なコミュニケーションのなかで、これからの社会を支え、発展させ得る「自立した活力ある人材」の育成を目指している。

なお、一木喜徳郎が述べた建学の三理想の原型は、実質的には山本良吉の創案と思われ、彼が1920年から1年間行った欧米視察旅行の反省を踏まえたものであった。山本は1937年の創立15周年座談会で三理想の第1項、第2項について次のように述べている。

あれは私の洋行の結果ですが、将来世界の文明が二つ現れるだらうと云ふのが私の考へであつた。一つは東洋文明と西洋文明が東の方を廻つて、日本で東西文明が新しい実を結ぶだらう。今一つは東洋文化が太平洋を渡つて、アメリカで以て違つた実を結ぶだらうと考へて帰つて来たものです。その考へが第一節に入つて居るのです。殊にその頃は日本文化なんて云ふ考へは、不思議な話だけれども社会全体に於て今と較べると余程薄かつたものです。矢張りまだ文明と云へば西洋の文明と云ふやうな考へが、日本には満ちて居たものです。これをどうしても壊さなくちやいかんと云ふ頭があつたものです。それで東西文化と言つたのですけれども実は西は付たりで、東の方を拡げなければならぬと云ふことがあつたのです。それから世界に雄飛する人間を作ると云ふ意味は、日本の文化、東洋の文化を世界にもつと拡げなくてはいかん。さう云ふ人間を作る必要があると云ふ意味です

また、第3項は「従来の暗記中心の『注入主義』的な教育に対し、『自分の頭で考える』ことをすすめるもの」であり、「教授とは人生に必要な一切の知識を与えることではなく、『よく自ら考へ、自ら判断し、最も適当の方法を取って行く』ための力を養うことが肝要」との山本の考えを表しているという。

建学の三理想

  1. 東西文化融合のわが民族理想を遂行し得べき人物
  2. 世界に雄飛するにたえる人物
  3. 自ら調べ自ら考える力がある人物

3つの目標

  1. [自立] 自ら調べ自ら考える
  2. [対話] 心を開いて対話する
  3. [実践] 世界に思いをめぐらし、身近な場所で実践する

教育および研究

少人数教育

武蔵大学は開学以来、徹底した少人数教育を行なっているが、その特色を最もよく反映しているのが「ゼミナール」である。

これは武蔵大学の前身にあたる旧制武蔵高等学校時代からの伝統である。これを受け、武蔵大学も創立当初から全学生が履修できるゼミをカリキュラムの中心に置いてきた。 1951年(昭和26年)にはすでに1年次から4年間全ての学生が必修の充実したゼミ教育を受けていた。10名前後の少人数で、開講されるゼミは毎年400以上あり、フェイス・トゥ・フェイスの教育が学生の学習に効果を発揮してきた。当時多くの大学が規模の拡大を目指していた中、武蔵大学では独自のシステムを徹底した。また、武蔵のゼミ教育を発展させたものが「三学部横断型ゼミナール・プロジェクト」である。武蔵大学の教育理念と経済学部、人文学部、社会学部の三学部の全学年が同じキャンパスで学ぶという立地を生かし、学部の枠にとらわれることなく、他学部の良い点や異なった考え方を学びながら、自らの学部の専門性も再認識する体制を構築したプロジェクトである。それぞれの学部の専門性を活かして企業から与えられた課題(CSR報告書の作成と発表)に協働する取り組みは、大学の専門性と社会との隔たりが問題視されている現代において、両者の橋渡しとなる取り組みとして評価されている。このようにゼミナール制度は武蔵大学の教育の根幹として受け継がれており、同時に絶えず時代とともに進化を続けながら「ゼミの武蔵」として広く知られることになった。

グローバル市民の育成

武蔵大学では従来から、協定留学および短期海外語学研修の拡充、テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)との連携強化、英語など外国語の実践的訓練や異文化体験の場としての Musashi Communication Villageの開設など、多文化共生、他者理解の視点を具えた「グローバル市民」の育成のための施策を全学レベルで打ち出してきた。これをさらに加速させ、各学部のレベルでも国際化推進を象徴する特設コースを設置している。まず経済学部ではすでに、「ロンドン大学と武蔵大学とのパラレル・ディグリー・プログラム(PDP)」2015年度にスタート。両大学の学位が取得できる、日本では初の試みである。また2017年度から人文学部では「グローバル・スタディーズコース (GSC)」を、社会学部では「グローバル・データサイエンスコース (GDS)」を開設した。GSCには各国語の特別プログラムを用意し、英語プログラムでは留学による単位認定も含め、すべての授業を英語で履修することも可能。またGDSでは、英語力を磨き多様な国際経験を積みながら、グローバルな視野とデータサイエンスのスキルを身につけることができる。

沿革

略歴

武蔵大学の前身、旧制武蔵高等学校の創設者である初代根津嘉一郎翁像
初期の正門、武蔵大学十周年記念際にて撮影

東武グループは鉄道・レジャー、住宅、流通などの分野に91社を擁し、2014年度の総売上高は1兆114億円に上っている。この礎を築いた、初代根津嘉一郎は、江戸末期の万延元年の生まれで、明治大正昭和の3代にわたって活躍。「鉄道王」と呼ばれた企業家だが、早くから世界にまなざしを向けた人物であった。その「鉄道王」の異名を持つ初代根津嘉一郎が「社会から得た利益は社会に還元する義務がある」という信念のもと、教育事業も手がけ、1922年に我が国初の旧制七年制として設立した前身の旧制武蔵高等学校の創設から、1949年学制改革によって、新制大学として発足した武蔵大学の今日に至るまでの歴史を紹介する。

【年月】
【年表】

1922年4月 | 武蔵大学の前身となる、日本初の旧制七年制高等学校である旧制武蔵高等学校開校。
1949年4月 | 学制改革により新制武蔵大学(経済学部経済学科)開設。
1950年11月 | 四大学(武蔵大学学習院大学成蹊大学成城大学)対抗運動競技大会始まる。
1954年6月 | 高校・中学との共催から大学独自の文化祭へ移行し、大学祭始まる。大学賛歌なる。
1957年4月 | 教職課程設置。
1959年4月 | 経済学部に経営学科を増設。
1963年10月 | 大学祭を「白雉祭」と命名。
1965年6月 | 第1回学内運動競技大会開催。
1969年4月 | 人文学部(欧米文化学科、日本文化学科、社会学科)を増設。大学院(経済学研究科)を設置。
1972年4月 | 大学院経済学研究科に経済学専攻博士課程を設置。
1973年4月 | 大学院に人文科学研究科を増設。
1980年4月 | 学芸員課程開設。
1983年4月 | 武蔵学園創立60周年記念事業「濯川蘇生計画」開始。
1992年4月 | 経済学部に金融学科を増設。
1995年4月 | 大学院人文科学研究科に社会学専攻修士課程増設。
1997年4月 | 大学院人文科学研究科修士課程英語英米文学専攻、ドイツ語ドイツ文学専攻、フランス語フランス文学専攻を欧米文化専攻に、日本語日本文学専攻を日本文化専攻に改組し、それぞれ欧米文化専攻博士課程、日本文化専攻博士課程を増設。同時に社会学専攻博士課程を増設。
1998年4月 | 人文学部社会学科を改組し、社会学部(社会学科)を増設。人文学部に比較文化学科を増設。大学50周年を記念し大学のシンボルである白雉と小枝をモチーフにロゴマーク制作。
1999年4月 | 大学院経済学研究科に経営・ファイナンス専攻(博士後期課程)を増設。
2004年4月 | 社会学部にメディア社会学科を増設。
2005年4月 | 人文学部欧米文化学科、日本文化学科、比較文化学科を英米比較文化学科、ヨーロッパ比較文化学科、日本・東アジア比較文化学科に改組。
2006年4月 | 大学院経済学研究科(博士前期課程)経済学専攻、経営・ファイナンス専攻を経済・経営・ファイナンス専攻に改組。
2008年4月 | 大学院経済学研究科(博士後期課程)経済学専攻、経営・ファイナンス専攻を経済・経営・ファイナンス専攻に改組。
2009年4月 | テンプル大学ジャパンキャンパスと提携。
2010年6月 | 朝霞グラウンドを人工芝化。
2011年4月 | 人文学部英米比較文化学科、ヨーロッパ比較文化学科、日本・東アジア比較文化学科を英語英米文化学科、ヨーロッパ文化学科、日本・東アジア文化学科に改組。
2015年4月 | 「ロンドン大学と武蔵大学とのパラレル・ディグリー・プログラム」開始。

基礎データ

江古田キャンパス
朝霞グラウンド

所在地

校歌・讃歌

  • 「武蔵大学讃歌」
    • 作詞 斉藤忠三
    • 作曲 柴田丈夫・守住佐一郎
    • 武蔵大学には校歌が存在しないが、校歌に相当するのが武蔵大学讃歌である。この讃歌は雑誌「武蔵評論」に寄稿された同級生の作「祥瑞の白雉」に刺激された齋藤忠三が作詞。その後作曲の守住左一郎の眼にとまったのが縁で、美しい五線譜が組みこまれた。大学2回卒業生の謝恩会で発表、愛唱歌となった。


象徴

  • スクールカラーは緑、校章は白雉(しらきじ)と小枝をモチーフにしてデザインされている。
  • 武蔵のシンボル白雉は続日本紀神護景雲2年「武藏国献白雉」の故事にちなむ。
  • 3号館中庭に存在する樹齢200年の大欅は幹周り4mに達する巨木で、開校以来学園の象徴になっている。校歌「武蔵賛歌」(1927年製作)では「庭面にそそる大欅 千代の髪振り、かたりけり」と謳われている。1994年には「ねりまの名木」100選に選定された。

在学者数

5000人弱(学部・学科、経済学研究科・人文科学研究科合計)

教育および研究

学部

  • 経済学部
    • 経済学科
      国際経済・経営コース
      経済学と現代経済コース
    • 経営学科
      ビジネスコース
      ビジネスデザインコース
      企業会計コース
    • 金融学科
      金融コース
      証券アナリストコース
  • 人文学部
    • 英語英米文化学科
      言語・言語教育コース
      文学・芸術コース
      歴史・社会・文化コース
      グローバル・スタディーズコース (GSC)[英語プログラム]
    • ヨーロッパ文化学科
      言語と文学コース
      芸術と生活コース
      歴史と思想コース
      環境と社会コース
      グローバル・スタディーズコース(GSC)[ドイツ語プログラム、フランス語プログラム、英語プログラム]
    • 日本・東アジア文化学科
      日本文化コース
      東アジア文化コース
      比較・交流文化コース
      グローバル・スタディーズコース(GSC)[中国語プログラム、韓国・朝鮮語プログラム、英語プログラム]
  • 社会学部
    • 社会学科
      社会問題とエンパワーメントコース
      国際社会とネットワークコース
      文化とアイデンティティコース
      グローバル・データサイエンス(GDS)コース
    • メディア社会学科
      メディアコミュニケーションコース
      パブリックコミュニケーションコース
      メディアプロデュースコース
      グローバル・データサイエンス(GDS)コース

経済学部

開学当初から唯一存在する学部であり、事実上武蔵大学の看板学部である。経済学科、経営学科、金融学科の順に設置され、金融学科については、同じく金融学科を設置する東京大学、中央大学に先んじて、日本の大学で一番最初に設置された。所属学科にとらわれずにコースやゼミを選択できるのが特徴で、学びに応じて明確になる関心に十分対応できるカリキュラムが組まれている。さらに、経済学部では毎年ゼミ大会が開催される。この大会ではゼミが「経済」「経営」「金融」などのブロックに分かれてプレゼンテーションをくり広げる大会であり、社会人審査員や教員から講評を受け、内容と表現について公正に審査される。学生団体の「ゼミナール連合会」が中心となって企画・運営を行い、優勝賞金や協賛企業からの賞品も用意される。経済学部の目標について、公式サイトなどでは、「経済学の基礎である理論、実証、歴史について、しっかりと理解したうえで、現代の経済社会の構造と問題を解き明かしていくこと」と書かれている。

人文学部

人文学部は、設置当初、欧米文化学科(英米文化コース・フランス文化コース・ドイツ文化コース)・日本文化学科・社会学科の3学科であった。のち社会学科が独立してあらたに社会学部となった。また、比較文化学科が設置されていたが、再編の際に吸収され現在の3学科体制となった。

人文学部の初代学部長には当初、哲学者の鬼頭英一の名が挙がっていたが、鬼頭の突然の逝去によって実現しなかった。その後、高津春繁があらたに学部長候補者となり、1968年の人文学部設置と同時に教授・初代学部長として着任した。

人文学部、とくに欧米文化学科と日本文化学科は、「文学科」の枠を超えた「文化学科」構想を実現させるカリキュラムで構成された。「文学」だけではなく、言語を中心に思想歴史など人文系・社会科学系のカリキュラムを幅広く配置し、文化の総合的・立体的な理解ができるように構成していた。また、学部改変まで設置されていた「共通科目」も「文化学科」構想の試みのひとつであった。3学科それぞれの専門科目の一部を学部共通の「共通科目」として設定し、一般教養科目として位置づけて履修を可能にした。

日本文化学科では、神田秀夫が中心となり、日本をフィールドとした文化学科の構築がすすめられた。神田は1974年、学部の学会紀要である『武蔵大学人文学会雑誌』に「「日本文化学科」管見」を掲載し、独自の文化論を背景にした「文化学科」の試みを報告、大学の学科構成における「文学科」から「文化学科」への流れをおしすすめることを提唱した。また、日本文化学科では、400字詰用紙100枚を規定とする卒業論文を必修とした。演習での論文指導を踏まえ、人文学部で卒論を必修としたのが日本文化学科だけだったことなどもあって、卒論は、日本文化学科のアイデンティティの重要な一部であった。

社会学部

1969年に増設された人文学部 社会学科を1998年に改組し、現在の社会学部(社会学科)を増設。2004年に社会学部にメディア社会学科を増設。社会学部は社会学科、メディア社会学科から構成される。「日常、あまりに当たり前で気づかない身のまわりの出来事に目をとめ、社会学の理論的・実証的な方法を駆使して、社会の仕組みを読み解いていくこと」が目標とされている。

大学院

留学制度

武蔵大学では学生が海外の生活を体験し、国際的な感覚と強く生きる力を身につけられるよう様々な制度やプログラムで留学をサポートしている。現在では全世界に23の協定校があり4年間で卒業可能な協定留学や夏季などに海外の協定校で語学を学ぶ外国語現地実習、海外で研修を行う学生海外研修や海外でインターンシップができる制度もある。制度によっては奨学金の給付を受けることが可能である。また、金銭面以外でも留学準備講座など留学を支える様々なサポートシステムが存在する。

教職課程

卒業に必要な単位に加え、教職課程の科目を履修し、単位を修得すれば、専門分野を生かした教員免許取得が可能である。【教育理念】【人間理解】【教育方法】の学びや教科指導の力をつけ、教育実習を経て、これまで800名以上の卒業生が教員になっている。以下は主な授業の紹介。

  • 教職入門
    • 1年前期に行われるこの授業では、2年から教職課程を履修するかどうか考えるための材料を様々に提供する。学生同士のディスカッションやグループワーク、先輩の体験談とその後の交流、現場の先生の講義やワーク、理論の勉強を通して、学ぶ楽しさを実感することが出来る。
  • 教育制度論
    • 学校とは何かを原理的かつ実践的に学ぶ。授業では、毎回一つのテーマにしぼって、印刷教材・映像教材を使いながら学習する。講義のみでなく、「達人に学ぶ」プロジェクトとして、著名な実践家についての研究・発表にも取り組む。
  • 教育課程編成論
    • この授業では、教育課程の原語(翻訳まえの語句)がカリキュラム(子どもの学びの経験)であることをふまえて、子どもの学びの経験づくりを担う教師の役割や経験がどのようなものなのかを検討する。授業では、小グループでの討論や授業の映像をみる機会をもうけ、自身の受けた教育の経験をふりかえったり、仲間の経験についても知ることで、授業での教師のあり方について深く考えることをめざす。
  • 教育学特論A
    • 21世紀型の学校はいかにデザイン(de-sign=脱定型)されるか。この授業では、その新しい学校のモデルを模索するために、テキストを読んだり、創意あふれる実践を展開している学校を訪ねて学んだりする。それらの学習の成果をレポートの冊子にして記録する。
  • 教育学特論B
    • 教員になるとしたらどんな力が必要で、どんなふうに人と協力してどんな学校を創っていけばいいのか。生徒たちが将来、社会生活を送るために、学校で提供する学びはどのようなものがいいのか。文献を読み、自分の頭で考え、皆で議論し、体験する。
  • 生徒指導の理論と方法
    • この授業では、グループ・ワークを多くとりいれ、自身の小、中、高校時代をふりかえったり、教師の立場からいじめの問題、子どもの居場所づくり等について考えていく。

学芸員課程

武蔵大学の学芸員課程は、学芸員としての実践力を重視し、個性的で豊富な知識を身につけた学芸員になろうという意識の高い履修生を育てる。学生が主体となって企画を立て、実践し、報告書を作成するグループワークなどを行う。基礎的な知識や技術だけでなく、実際の博物館活動に順応できる応用力や柔軟な思考を養う。

学芸員課程の4年間 学芸員課程では、学芸員の業務や博物館学の専門知識を学ぶ科目を履修。その柱は、3〜4年次での2年間にわたる博物館実習である。

  • [3年次]博物館実習1、2
    • (1)見学実習 日帰りで博物館へ行き、学芸員から講義を受ける
    • (2)夏季研修旅行……地方の博物館を訪ね、学芸員から講義を受ける
    • (3)実務実習……学芸員の基礎技術を習得する
    • (4)課程報告書の刊行……年間の課程活動の記録を作成し、編集する
  • [4年次]博物館実習3、4
    • (1)館園(学芸員)実習……実際に博物館で学芸員の実務を経験する
    • (2)展示実習……展覧会の企画書の作成や模擬展覧会を開く

資格取得

武蔵大学には、各学部・学科の授業の中で取得できる資格があり、多くの学生がこれにチャレンジしている。全学部全学科で取得可能な中学校・高等学校の教員免許状や学芸員をはじめ、社会調査士、証券アナリスト、日本語教師の資格取得を授業で目指すことができる。その他の資格に関しても、専門家を招いての資格試験・就職対策講座「武蔵キャリアアップセミナー」(有料)を実施している。留学や就職を視野に入れた外国語資格の取得に対してもきめ細かくサポートしている。一般の学外講座よりも割安な料金で学べる。

  • 主な目標資格
    • 中学校教諭一種免許状【社会・国語・英語・ドイツ語・フランス語】(国)、高等学校教諭一種免許状【公民・地理歴史・国語・英語・ドイツ語・フランス語・商業・情報】(国)、学芸員(国)、社会調査士、証券アナリスト【CMA】、日本語教員、実用英語技能検定試験(英検)、ドイツ語技能検定試験、実用フランス語技能検定試験、中国語検定試験、TOEIC(R)LISTENING & READING TEST、TOEFL(R)テスト、IELTS(TM)テスト、韓国語能力試験、日商簿記検定試験、ファイナンシャル・プランナー【FP技能士3級】ほか

附置研究施設等

武蔵大学図書館本館、右に写る木は樹齢200年の学園を象徴する大欅

その他

  • 文部科学省質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)採択事業
    • 平成21年度 - 学部横断「横のつながり」育成プロジェクト
  • 2013年、日本銀行主催の第9回日銀グランプリ(金融分野の大学生論文コンテスト)の決勝大会に進出した5チーム(武蔵大学東京理科大学東京経済大学立教大学福島大学)のなかで武蔵大学経済学部金融学科チームが「被災企業訪問から考える、被災企業救済の新たなスキームの提案~災害に強い国づくりファンド~」で最優秀賞を受賞。当日のプレゼンテーションを再現した動画を本学YouTube公式チャンネルにて公開している。

学生生活

部活動・サークル

  • 硬式野球部首都大学リーグ(首都大学野球連盟)発足時のメンバーで、2007年セ・リーグ新人王の上園啓史投手(当時阪神)が著名。2017 (平成29)年秋季現在1部リーグに所属。
  • 男子ラクロス部は2014年度関東学生リーグで1部昇格を果たした。これは、2013年度で2部昇格をしたため、2年連続の昇格という快挙を果たした。ちなみに1部所属は14年ぶりである。
  • ラグビー部関東大学ラグビー対抗戦グループBグループに所属している。
  • アメリカンフットボール部は関東学生リーグ2部Aグループに所属している。
  • 水泳部は日本水泳連盟関東学生支部が主催する関東学生選手権水泳競技大会に出場している。2010年度辰巳杯では、女子50m背泳ぎにて優勝を果たした。
  • コピーダンスサークルのLolliPopは女子大生アイドルの甲子園「UNIDOL」において、第1回優勝、第2回3位、第4回サンリオピューロランド賞、第5回出場、2015卒業コンサート出場、第6回決勝進出(2日目4位通過)を果たしている。

その他、サッカー部・ホッケー部・ラクロス部・バレーボール部・バスケットボール部・ゴルフ部・剣道部・硬式庭球部・軟式野球部・弓道部・ハンドボール部・バドミントン部・合唱団・室内楽団・管弦楽団・アカペラ・ESS部など活発な部活動が行われている。また、部活だけでなく複数のテニス、ダンスサークルなどの活動も活発。さらに、文化団体連合会や体育連合会、サークルなどの部屋が江古田キャンパス10号館と朝霞キャンパス部室棟に設置されている。

スポーツ

毎年5月頃に武蔵大学の学生による学内運動競技大会、10月頃に東京四大学の学生による四大学運動競技大会が開催される。

学園祭

学園祭は「白雉祭」(しらきじさい)と呼ばれ、例年11月に江古田キャンパスにて開催される。白雉祭は、学生が自主的に行っている学園祭で、参加する学生それぞれが様々な企画を立て、構内の様々な場所でイベントを行っている。

大学関係者と組織

大学関係者組織

武蔵大学同窓会は1966年に会則を制定し、ホームカミングデー・土曜講座・ゴルフ会のイベントの他、年2回の会報発行などを通じて会員相互の親睦と社会的地位の向上を目的として組織されている。また、「武蔵会」「白雉会」の略称を使用して多様な職域・業種別の同窓会ネットワークが張り巡らされている。

大学関係者一覧

詳細は「武蔵大学の人物一覧」を参照

施設

江古田キャンパス

都心からのアクセスが良く、池袋から7分、新宿から15分、渋谷から20分という位置にあり、学園の象徴大欅やケヤキ並木を筆頭に、武蔵野の面影を残す自然豊かな環境でキャンパスライフを送る。キャンパスの中央には東京で1番短い川である濯川(すすぎがわ)が流れており、さらに大学図書館本館近くでは、たびたび野生のタヌキが目撃される。周辺の江古田地区は東京でも屈指の学生街として知られ、多数の飲食店が犇めく。正門は練馬区お花見スポットと桜の名所である千川通りに接しており、敷地内の大講堂と3号館は練馬区登録文化財に登録され、これら2棟の建築物に根津科学研究所加えた3棟はBELCA賞を受賞した。いくつかの歴史的建築物が最新の施設・設備と共存している。

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キャンパスには1号館から10号館までがある。

  • 1号館は2012年秋に完成し、英語をはじめとした外国語や異文化を学ぶためのスペースMusashi Communication Village、通称「MCV」があり、地下のシアター教室は最先端の音響・映像機器を完備している。壁面にガラスが多用され、全体的に開放感を感じさせるデザインとなっている。1階には生協購買部があり隣のエントランスホールには三井住友銀行ATMが設置されている。1号館の2階が2号館のテラスと接続しており、更にその2号館から3号館、6号館、7号館、8号館、大学図書館本館へと地上に降りずに各施設への連絡が可能。
  • 2号館には学生食堂・学生ホールがある。
3号館(旧本館)
  • 3号館は古く1923年建築で都内でも珍しい関東大震災空襲東日本大震災を経験した建物で、練馬区内に残る鉄筋コンクリート造の近代建築として最も古い建物である。人文学部GS(グループスタディ)ルームが設置されている。デザイン的にはアール・デコと呼ばれるもので、外壁の柱の凹凸や上部のジグザグ模様が特徴である。
  • 4号館の2階、3階には青山(せいざん)ホールと呼ばれる宿泊施設がある。4階には本学園の学生生活に関するさまざまな業務を行っている株式会社武蔵エンタープライズという会社がある。
  • 5号館には経済学部GSルームが設置されている。
  • 6号館前には「はなみずき広場」という円形広場がある。
  • 7号館の地下には ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出典:wikipedia
2018/05/15 15:44

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