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熊本地震_(2016年)とは?

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【熊本地震(2016年4月16日)】

熊本
熊本地震 (2016年) (日本)

地震の震央の位置を示した地図

【本震】

【発生日】
2016年4月16日
【発生時刻】
気象庁発表
01時25分05.4秒(JST)
米国地質調査所発表
01時25分06.3秒(JST)
【持続時間】
約20秒
震央
日本・熊本県熊本地方
座標
気象庁発表
北緯32度45.2分 東経130度45.7分 / 北緯32.7533度 東経130.7617度 / 32.7533; 130.7617
米国地質調査所発表
北緯32度46分55秒 東経130度43分34秒 / 北緯32.782度 東経130.726度 / 32.782; 130.726
【震源の深さ】
12km
規模
気象庁マグニチュード Mj7.3/モーメントマグニチュード Mw7.0
最大震度 震度7:熊本県熊本地方(益城町西原村).
津波
なし
【地震の種類】
右横ずれ断層
大陸プレート内地震
【余震】

【回数】
Mj5.0以上かつ最大震度3以上の地震が11回
発生日 4月16 - 8月31日
震央 熊本県熊本地方/熊本県阿蘇地方/大分県中部

最大余震 1.発生日時 04月16日01時45分55.4秒 (JST)
震央 熊本県熊本地方
規模 Mj5.9/Mw5.8
最大震度 震度6弱
2.発生日時 04月16日03時03分10.7秒 (JST)
震央 熊本県阿蘇地方
規模 Mj5.9/Mw5.6
最大震度 震度5強
3.発生日時 04月16日03時055分53.0秒 (JST)
震央 熊本県阿蘇地方
規模 Mj5.8/Mw5.6
最大震度 震度6強
【被害】

【死傷者数】
#被害・影響 を参照
【被害総額】
#被害・影響 を参照
【被害地域】
熊本県と大分県を中心とする九州地方
注 1: 気象庁は、この地震に後続して発生した地震を必ずしも「余震」とは呼んでいない。
注 2: なお、この地震が発生した直後の大分県中部におけるMj5.7の地震の発生(#本震 を参照)を切り離して数えると、12回となる。
出典:特に注記がない場合は気象庁の「震度データベース」による。

プロジェクト:地球科学
プロジェクト:災害

熊本地震(くまもとじしん)は、2016年(平成28年)4月14日21時26分(日本標準時)以降に熊本県大分県で相次いで発生している地震。

気象庁震度階級では最も大きい震度7を観測する地震が4月14日夜(前記時刻)および4月16日未明に発生したほか、最大震度が6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生している。日本国内の震度7の観測事例としては、4例目(九州地方では初)および5例目に当たり、一連の地震活動において、現在の気象庁震度階級が制定されてから初めて震度7が2回観測された。また、一連の地震回数(M3.5以上)は内陸型地震では1995年以降で最多となっている。政令指定都市で震度6弱以上の地震は2011年東日本大震災以来5年ぶりだった。

2017年9月末日頃に、土木学会のホームページにおいて大阪大学などの研究者が論文発表していた4月16日の震度7本震の地震波データに問題があることが発表され、日本地震学会からもリンクされた。大阪大学や京都大学はこの問題について調査を開始した。問題が指摘されているデータは大阪大学の研究者が臨時に設置した地震計によるものであって気象庁が発表したデータではないが、国土交通省による熊本地震の被害原因分析の報告書において引用がなされているものである。この問題が解決するまで本震の地震波や被害原因分析に関する科学的情報には留意が必要である(詳細は「科学における不正行為#不正行為の具体例」を参照のこと)。

目次

  • 1 概要
    • 1.1 名称
    • 1.2 主な地震の一覧
  • 2 前震
    • 2.1 4月14日21時26分の地震
    • 2.2 その他の前震
  • 3 本震
    • 3.1 震度と地震動
    • 3.2 メカニズム
  • 4 余震域外での地震活動の活発化
  • 5 地震活動の推移
    • 5.1 地震活動の見通し
  • 6 地殻変動
  • 7 火山活動への影響
  • 8 被害・影響
    • 8.1 人的被害
      • 8.1.1 震災関連死
    • 8.2 避難生活
    • 8.3 推計被害額
    • 8.4 建物・施設
      • 8.4.1 熊本県
      • 8.4.2 大分県
      • 8.4.3 福岡県
    • 8.5 文化財
    • 8.6 土砂災害
    • 8.7 液状化現象
    • 8.8 交通機関
      • 8.8.1 高速道路
      • 8.8.2 一般道路
        • 8.8.2.1 熊本県内一般道路の2016年4月14日から2017年3月18日現在の状況
      • 8.8.3 バス
      • 8.8.4 鉄道
      • 8.8.5 航空
    • 8.9 ライフライン
      • 8.9.1 水道
      • 8.9.2 電気
      • 8.9.3 ガス
    • 8.10 教育機関
    • 8.11 経済活動
      • 8.11.1 民間企業
      • 8.11.2 海外企業
    • 8.12 イベント・スポーツ
    • 8.13 観光への打撃
  • 9 日本国内の対応
    • 9.1 救出実績
    • 9.2 皇室
    • 9.3 政府・国会
    • 9.4 総務省
      • 9.4.1 消防庁
    • 9.5 法務省
      • 9.5.1 刑務所
    • 9.6 警察庁
    • 9.7 文部科学省
    • 9.8 厚生労働省
    • 9.9 国土交通省
      • 9.9.1 海上保安庁
      • 9.9.2 気象庁
    • 9.10 環境省
    • 9.11 防衛省
      • 9.11.1 自衛隊
    • 9.12 政党
    • 9.13 地方公共団体
    • 9.14 日本赤十字社
    • 9.15 メディア
    • 9.16 民間企業
    • 9.17 通信
    • 9.18 宗教団体
    • 9.19 暴力団
  • 10 国際社会の対応
  • 11 関連する犯罪・問題行為
    • 11.1 犯罪
    • 11.2 デマ情報
    • 11.3 問題発言、問題行動など
      • 11.3.1 政党・政治家
      • 11.3.2 マスメディア
    • 11.4 国や自治体等によるもの
    • 11.5 その他
  • 12 復旧・復興
    • 12.1 災害ボランティア
    • 12.2 建造物被害当事者向けの対応
    • 12.3 二重ローン問題対策
  • 13 国際共同研究
  • 14 脚注
    • 14.1 注釈
    • 14.2 出典
  • 15 関連項目
  • 16 外部リンク
    • 16.1 政府
    • 16.2 地方公共団体
    • 16.3 研究機関


概要

4月14日21時26分、熊本県熊本地方を震央とする震源の深さ11km、気象庁マグニチュード (Mj) 6.5、モーメントマグニチュード (Mw) 6.2の地震(前震)が発生し、同県の益城町で震度7を観測した。

その28時間後の4月16日1時25分には、同じく熊本県熊本地方を震央とする震源の深さ12km、Mj7.3、Mw7.0の地震(本震)が発生し、西原村と益城町で震度7を観測した。Mj7.3 は1995年(平成7年)に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)と同規模の大地震である。

当初、14日に発生したMj6.5 の地震が本震で、その後に発生するものは余震であり地震の規模で上回るとは想定されていなかった。しかし16日未明に上記Mj7.3 の地震が発生したことを受けて気象庁は同日、後者(16日未明)の地震が本震で、前者(14日)の地震は前震であったと考えられるとする見解を発表している。過去に当初の発表から訂正され、本震と余震が入れ替わる事態は海溝型地震である2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)においても起こっているが、内陸型(活断層型)地震でマグニチュード6.5以上の地震の後にさらに大きな地震が発生するのは、地震の観測が日本において開始された1885年(明治18年)以降で初めてのケースであり、また一連の地震活動において震度7が2回観測されるのは、1996年に現在の気象庁震度階級が制定されて以来初めてのことであった。一方で、静岡大学客員教授の吉田明夫は14日と16日の地震のメカニズムが異なるとし、「『前震-本震』ではなく独立した活動とみた方がいい」と指摘している。

14日の地震は日奈久断層帯の北端部の活動、16日未明の地震は布田川断層帯の活動によるもので、隣接する二つの断層帯が連動することで発生した連動型地震とみられている。東京大学地震研究所教授の纐纈一起は、「活発な断層帯が隣り合う特別な条件下において一連の地震が発生した」と指摘している。一方、名古屋大学教授の鈴木康弘は「別々の断層帯でなく、一続きの断層帯とみるべき」と主張しており、前震の割れ残りが動いたことで本震が発生したとしている。

さらに16日の本震以降、熊本県熊本地方の北東側に位置する阿蘇地方から大分県西部にかけての地域と、大分県中部(別府-万年山断層帯周辺)地域においても地震が相次ぎ、熊本地方と合わせて3地域で活発な地震活動がみられた(詳細は後節)。熊本地方の大地震が離れた地域の地震活動を誘発した可能性(誘発地震)が考えられているが、このような例は気象庁の担当官も「(日本の)近代観測史上、聞いたことがない」としている。これらの理由により、前震・本震・余震の区別が難しいとされ、気象庁は「16日のものが本震とも言えるが、3種の区別をせずに見ていきたい」と説明している。

各地震の震源分布
各地震の時間、規模、地域の分布

最大震度6弱以上が観測された7件の地震の主なデータは次の通りである。 。

発生日時 / 震央の区域 - 規模 Mj(Mw) / 最大震度
4月14日21時26分 / 熊本県熊本地方 - Mj6.5(Mw6.2) / 7
4月14日22時07分 / 熊本県熊本地方 - Mj5.8(Mw5.4) / 6弱
4月15日00時03分 / 熊本県熊本地方 - Mj6.4(Mw6.0) / 6強
4月16日01時25分 / 熊本県熊本地方 - Mj7.3(Mw7.0) / 7
4月16日01時45分 / 熊本県熊本地方 - Mj5.9(Mw5.8) / 6弱
4月16日03時55分 / 熊本県阿蘇地方 - Mj5.8(Mw5.6) / 6強
4月16日09時48分 / 熊本県熊本地方 - Mj5.4(Mw5.2) / 6弱

名称

気象庁は最初の4月14日21時26分の地震を「平成28年(2016年)熊本地震」(英語: The 2016 Kumamoto Earthquake)と命名し、4月15日に発表した。4月16日には、さらに規模が大きい地震が発生し、同庁は4月17日、今後の状況を見た上で名称を再検討する意向を表明。しかし4月18日に、気象庁地震津波監視課課長の青木元が、記者会見で一連の地震について「熊本地震と引き続く地震活動と捉えている」との見解を示し、名称を変更しない考えを明らかにした。4月21日に気象庁は、「平成28年(2016年)熊本地震」は「4月14日21時26分以降に発生した熊本県を中心とする一連の地震活動」を指すとする説明を発表した。

報道においては朝日、産経、毎日、読売の各全国紙の電子版で熊本県外への地震の影響に言及する記事(2016年5月1日以降)でも見出しなどで「熊本地震」という呼称を使用している例がある。他方、大分県の地方紙である大分合同新聞の記事(4月22日付け朝刊以降)では、「熊本地震」のほか「熊本・大分地震」という呼称も使用している。

主な地震の一覧

熊本県又は大分県において2016年 4月14日以降に発生した
震度5弱以上またはMj5.0以上の地震(気象庁資料による)
【発震日時】
震央の区域

規模

【最大震度】
【出典】

【日付】
【時刻】

【4月14日(木)】
21時26分 | 熊本県熊本 | Mj6.5 | 震度7 | 
22時07分 | 熊本県熊本 | Mj5.8 | 震度6弱 | 
22時38分 | 熊本県熊本 | Mj5.0 | 震度5弱 | 
23時43分 | 熊本県熊本 | Mj5.1 | 震度5弱 | 
【4月15日(金)】
00時03分 | 熊本県熊本 | Mj6.4 | 震度6強 | 
0時 6分 | 熊本県熊本 | Mj5.1 | 震度5強 | 
01時53分 | 熊本県熊本 | Mj4.8 | 震度5弱 | 
【4月16日(土)】
01時25分05秒 | 熊本県熊本 | Mj7.3 | 震度7 | 
01時25分37秒 | 大分県中部 | Mj5.7
 |  | 

01時30分 | 熊本県熊本 | Mj5.3 | 震度4 | 
01時44分 | 熊本県熊本 | Mj5.4 | 震度5弱 | 
01時45分 | 熊本県熊本 | Mj5.9 | 震度6弱 | 
03時03分 | 熊本県阿蘇 | Mj5.9 | 震度5強 | 
3時 9分 | 熊本県阿蘇 | Mj4.2 | 震度5弱 | 
03時55分 | 熊本県阿蘇 | Mj5.8 | 震度6強 | 
07時11分 | 大分県中部 | Mj5.4 | 震度5弱 | 
07時23分 | 熊本県熊本 | Mj4.8 | 震度5弱 | 
09時48分 | 熊本県熊本 | Mj5.4 | 震度6弱 | 
9時50分 | 熊本県熊本 | Mj4.5 | 震度5弱 | 
16時02分 | 熊本県熊本 | Mj5.4 | 震度5弱 | 
【4月18日(月)】
20時41分 | 熊本県阿蘇 | Mj5.8 | 震度5強 | 
【4月19日(火)】
17時52分 | 熊本県熊本 | Mj5.5 | 震度5強 | 
20時47分 | 熊本県熊本 | Mj5.0 | 震度5弱 | 
【4月29日(金)】
15時09分 | 大分県中部 | Mj4.5 | 震度5強 | 
【6月12日(日)】
22時08分 | 熊本県熊本 | Mj4.3 | 震度5弱 | 
【8月31日(水)】
19時46分 | 熊本県熊本 | Mj5.2 | 震度5弱 | 
2017年
7月2日(日) 0時58分 | 熊本県阿蘇 | Mj4.5 | 震度5弱 | 



【日付】
【時刻】
震央の区域
規模

【最大震度】
【出典】

【発震日時】

表註
  1. ^ 時刻の右肩に# が付された地震については、気象庁が緊急地震速報(警報)を発表した。
  2. ^ 発震日時、最大震度の右肩に(精査後)がついたものは、後日の精査により地震が追加されたり、震度が修正されたりしたものである。
  3. ^ 震源の深さは、6 - 16km の範囲にある。
  4. ^ 文字が 斜体 である値は、速報値。
  5. ^ 気象庁マグニチュードの値。
    なお、一部の地震について、気象庁はモーメントマグニチュード(Mw)の値も公表している。
  6. ^ Mj7.3の地震が発生した直後に発生した地震で、気象庁マグニチュードの値は参考値であり、
    また、震度は先発地震によるものと分離することができない。

前震

4月14日21時26分の地震

【熊本地震(2016年4月14日)】

熊本
熊本地震 (2016年) (日本)

地震の震央の位置を示した地図(気象庁)

【本震】

【発生日】
2016年04月14日
【発生時刻】
気象庁発表
21時26分34.4秒 (JST)
米国地質調査所発表
21時26分36.4秒(JST)
【持続時間】
約8秒
震央
日本 熊本県熊本地方
座標
気象庁発表
北緯32度44.5分 東経130度48.5分 / 北緯32.7417度 東経130.8083度 / 32.7417; 130.8083
米国地質調査所発表
北緯32度50分56秒 東経130度38分06秒 / 北緯32.849度 東経130.635度 / 32.849; 130.635
【震源の深さ】
11km
規模
気象庁マグニチュード Mj6.5/モーメントマグニチュード Mw6.2
最大震度 震度7:熊本県熊本地方(益城町).
津波
なし
【地震の種類】
右横ずれ断層
大陸プレート内地震
【余震】

最大余震 発生日時 04月15日00時03分46.4秒 (JST)
震央 熊本県熊本地方
規模 Mj6.4/Mw6.0
最大震度 震度6強
【被害】

【死傷者数】
#被害・影響 を参照
【被害総額】
#被害・影響 を参照
【被害地域】
熊本県と大分県を中心とする九州地方
注 1: 4月16日のMj7.3の地震よりも前に発生した地震のうち規模(Mjの値)が最大のもの。
注 2: この地震、4月16日1時25分に熊本県で発生したMj7.3の地震およびその直後に大分県で発生したMj5.7の地震(#本震 を参照)による被害地域。
出典:特に注記がない場合は気象庁の「震度データベース」による。

プロジェクト:地球科学
プロジェクト:災害

4月14日21時26分、一連の地震で最初の地震(Mj6.5)が発生し益城町で震度7(計測震度6.6)を観測した。震度5弱以上が観測された市町村は以下の通り。熊本県の嘉島町では、地震直後に震度情報が未入電となり、震度5弱以上と推定されていた。中部地方の一部から九州地方にかけての範囲で震度1から震度4を観測した。

4月14日21時26分の地震の震度と観測された市町村
【震度】
【都道府県】
【市町村】

【7】
熊本県 | 
【6弱】
熊本県 | 
【5強】
熊本県 | 
【5弱】
熊本県 | 
宮崎県 | 
防災科学技術研究所「K-NET熊本(KMM006)』に記録された、4月14日21時26分の地震の振動を15倍にピッチを早めた動画(動画4秒が実際の1分となる)。動画中の上3つの波形が東西、南北、上下方向毎の地震の震動、下が地震のスペクトル。

気象庁は地震検知から3.8秒後の21時26分42.5秒に緊急地震速報(警報)を九州地方7県(鹿児島県から福岡県)、山口県および愛媛県の各県の区域を対象として発表した。

前震の最大加速度上位5地点
【】
【観測点名】
【観測点コード】
最大加速度 Gal 【計測震度】

【1】
【KiK-net益城】
KMMH16 | 1580 | 6.4
【2】
【K-NET矢部】
KMM009 | 669 | 5.3
【3】
【K-NET熊本】
KMM006 | 604 | 5.9
【4】
【K-NET砥用】
KMM011 | 491 | 5.2
【5】
【KiK-net豊野】
KMMH14 | 357 | 5.4

この14日の地震は、北北西-南南東方向に張力軸を持つ、この地方で一般的な「右横ずれ断層」型であり、北北東-南南西方向に伸びる震源断層を持つと推定されている。政府の地震調査委員会は、この地震および翌日のMj6.4の地震は、日奈久断層帯(約81km)の北端部に当たる、高野-白旗区間(約16km)の活動によるものとの見解を発表している。地震調査委員会は地震前、同区間で将来M6.8程度の地震が発生すると推定し、発生確率は不明としていた。

その他の前震

最初の地震から約2時間半後の4月15日0時3分に熊本県熊本地方を震央とするMj6.4(Mw6.0)、最大震度6強の地震が発生している。気象庁が発表したこの地震の震央は、最初の地震の震央より南西に約5.5kmずれている。この地震では気象庁が2013年3月に長周期地震動の観測情報の提供を開始して以来初めて、長周期地震動階級が最大の階級4を記録した。ただし気象庁の事後的なデータ分析によって、2004年新潟県中越地震や2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)でも階級4相当の長周期地震動が発生していたことが判明している。

本震

米国地質調査所による表面最大加速度の分布図(本震)
国土地理院による本震・前震の震源断層モデルと地震調査委員会による布田川・日奈久断層帯の位置図

最初の地震から約28時間後の4月16日午前1時25分5.4秒にMj7.3(Mw7.0)、最大震度7の地震が発生した。気象庁が発表したこの地震の震央は、4月14日に発生したMj6.5の地震の震央より西北西に約4.5kmずれている。この地震の最大震度は当初、震度6強とされていたが、気象庁に送信されていなかった熊本県益城町と熊本県西原村の震度計のデータを同庁の現地調査で解析した結果、震度7を観測していたことが判明し、4月20日に公表された(計測震度は益城町で6.7(国内観測史上最大)、西原村で6.6)。この地震でも、長周期地震動階級で最大の階級4を熊本県熊本地方で観測した。

地震発生直後には、有明海八代海の沿岸に津波注意報が発表されたが2時14分に解除され、津波は観測されなかった。

気象庁は地震検知から3.9秒後の01時25分14.0秒に緊急地震速報(警報)を九州地方7県(鹿児島県から福岡県)の各県の区域を対象として発表し、さらに4.7秒後(地震検知から8.6秒後)には対象に山口県、高知県愛媛県広島県および島根県の各県の区域を追加した続報を発表した。

震度と地震動

震度5弱以上が観測された市町村は以下の通り。このほか、山形県の一部から九州地方までの範囲で震度1から震度4を観測した。 発震から約32秒後の1時25分37.4秒に大分県中部でMj5.7の地震が発生しており、下記における各地の震度はこの地震によるものも含む。

4月16日01時25分の地震の震度と観測された市町村
【震度】
【都道府県】
【市町村】

【7】
熊本県 | 
【6強】
熊本県 | 
【6弱】
熊本県 | 
大分県 | 
【5強】
福岡県 | 
佐賀県 | 
長崎県 | 
熊本県 | 
大分県 | 
宮崎県 | 
【5弱】
愛媛県 | 
福岡県 | 
佐賀県 | 
長崎県 | 
熊本県 | 
大分県 | 
宮崎県 | 
鹿児島県 | 

本震における最大加速度は以下の表のとおり。前震と異なり、上位10観測地点ですべて600galを超える値を観測している。

本震の最大加速度上位10地点
【】
【観測点名】
【観測点コード】
最大加速度 Gal 【計測震度】

【1】
【KiK-net益城】
KMMH16 | 1362 | 6.5
【2】
【K-NET宇土】
KMM008 | 882 | 6.2
【3】
【K-NET熊本】
KMM006 | 843 | 6.0
【4】
【K-NET矢部】
KMM009 | 831 | 5.7
【5】
【KiK-net菊池】
KMMH14 | 800 | 6.1
【6】
【K-NET砥用】
KMMH14 | 778 | 5.6
【7】
【K-NET湯布院】
OIT009 | 723 | 6.0
【8】
【KiK-net小国】
KMMH02 | 687 | 5.5
【9】
【K-NET大津】
KMM005 | 669 | 5.7
【10】
【KiK-net豊野】
KMMH14 | 612 | 5.8

なお、韓国釜山広域市では改正メルカリ震度階級IIIと推定されている。

防災科学技術研究所設置のKiK-net益城の速度応答スペクトルでは、周期0.9秒前後に300センチメートル毎秒(cm/s)近いピークがある。家屋被害に大きな影響を及ぼす1-2秒周期も200cm/s前後あり、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)と同程度かそれ以上の、家屋被害を起こしやすい揺れだった。また、非常に強い長周期地震動を観測し、周期3-4秒において、兵庫県南部地震時の神戸市、十勝沖地震(2003年)時の北海道苫小牧市、東北地方太平洋沖地震時の宮城県栗原市でそれぞれ観測した揺れを上回った。

メカニズム

この地震は、南北方向に張力軸を持つ右横ずれ断

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出典:wikipedia
2018/04/18 13:20

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