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爆走兄弟レッツ&ゴー!!とは?

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爆走兄弟レッツ&ゴー!!
ジャンル ホビー漫画(ミニ四駆)、レースバトル
児童少年漫画
漫画
作者 こしたてつひろ
出版社 小学館
その他の出版社
青文出版社

M&C! Comics



掲載誌 月刊コロコロコミック
別冊コロコロコミック
レーベル てんとう虫コロコロコミックス
発表号 1994年7月号 - 1999年10月号
発表期間 1994年6月15日 - 1999年9月15日
巻数 全20巻
(国内・WGP編:全13巻、MAX編:全7巻)
話数 全71話
(国内・WGP編:全47話、MAX編:全24話)
アニメ:爆走兄弟レッツ&ゴー!!(第1期)
爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP(第2期)
爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX(第3期)
監督 アミノテツロー(第1期)
加戸誉夫(第2期 - 第3期)
シリーズ構成 星山博之
キャラクターデザイン 高見明男(第1期 - 第2期)
石原満(第3期)
メカニックデザイン 企画デザイン工房 戦船
音楽 つのごうじ
今泉洋(第1期)
上畑正和(第1期)
アニメーション制作 XEBEC
製作 テレビ東京読売広告社
小学館プロダクション
放送局 テレビ東京系列
放送期間 第1期:1996年1月8日 - 12月23日
第2期:1997年1月6日 - 12月22日
第3期:1998年1月5日 - 12月21日
話数 全153話(各51話)
漫画:爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!
作者 こしたてつひろ
出版社 小学館
掲載誌 コロコロアニキ
レーベル てんとう虫コミックススペシャル
発表号 第1号 -
発表期間 2014年10月15日 -
巻数 既刊4巻(2019年5月10日時点)
漫画:レッツ&ゴー!! 翼 ネクストレーサーズ伝
作者 こしたてつひろ
出版社 小学館
掲載誌 コロコロイチバン!
レーベル てんとう虫コロコロコミックス
発表号 2017年10月号 -
発表期間 2017年8月21日 -
巻数 既刊3巻(2019年7月26日時点)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画・アニメ

爆走兄弟レッツ&ゴー!!』(ばくそうきょうだいレッツエンドゴー!!)は『月刊コロコロコミック』にて掲載されたこしたてつひろ作のミニ四駆漫画およびそれを基にしたアニメ作品。ミニ四駆、アニメ、映画ゲームCDトレーディングカードシールなど、様々なメディアミックスを展開した。

概要

第1次ミニ四駆ブーム終了から3年ほどたった1994年、再びミニ四駆が売れるようになった。『月刊コロコロコミック』の久保雅一はミニ四駆で仕掛けようと考えた。久保は「ミニ四駆というのは、競争がテーマ」とし、2台のミニ四駆を子供に買ってもらうように考えた結果、「兄弟マシンとして2台のマシンを主人公に据えたマンガ」を発案。同じ『コロコロ』の編集者である佐上靖之とこしたてつひろに依頼して、漫画がスタートした。漫画は『コロコロコミック』にて1994年7月号から1999年10月号まで連載された。

ストーリーは全部で3シリーズある。アニメはテレビ東京系1996年から1998年までの3年間に渡り、1年に1シリーズずつ放送された。アニメ製作はXEBEC。各51話、計153話。月曜18時のアニメの放送回数は『しましまとらのしまじろう』を上回る。

2007年10月、『コロコロコミック』創刊30周年記念アニメスペシャル第1弾として『おはスタ』内にてセレクションとして38話から41話までの再放送が行われた。また、同年12月には第3弾として第2シリーズのWGPが再放送が行われ、翌2008年2月には第6弾として第3シリーズの『爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX』の再放送が行われた。

2014年に『コロコロコミック』の大人向け姉妹誌『コロコロアニキ』にて20年後の世界を描いた、『爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!』が連載。同年8月27日にはアニメのBlu-ray BOXが発売されている。

2015年TOKYO MXで第1・2シリーズが傑作選として放送されている。アニメスポンサーはブシロード。また、ブシロードが運営するスマートフォンアプリゲームサービス「ブシモ」にて『爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆ワールドランナー』が2015年6月より配信されている。

響ラジオステーションでは、2015年5月26日より『レッツ&ゴー!!情報局Radio Racers!!』をスタート。メインパーソナリティに声優の森久保祥太郎徳井青空を迎え、『爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆ワールドランナー』の最新情報などが発表される。

本作のアニメには第1次ミニ四駆ブームを支えた『ダッシュ!四駆郎』の失敗が活かされている。『四駆郎』のアニメは広告代理店主導で制作された。ところが視聴率も悪くなく、スポンサーも続行の意向を持ちながら、広告代理店の東急エージェンシーの都合で半年で終了した。小売店や問屋はアニメの終了を「ミニ四駆の人気の陰り」と判断し、ミニ四駆を売場に置かなくなった。こうして第1次ミニ四駆ブームは急速に冷え込んでいった。この失敗から本作は代理店任せにせず、小学館独自でスポンサーを獲得し、作品をコントロールできるようにしている。こうした小学館主導の作品づくりは『ポケットモンスター』に引き継がれた。

第1シリーズは星馬烈(せいば れつ)、星馬豪(せいば ごう)の星馬兄弟が、ミニ四駆の研究者、土屋博士から譲り受けたセイバーというマシンを育て上げ、様々なミニ四レーサーたちと競い合うという内容である。「国内編」「GJC(グレートジャパンカップ)編」「大神編」または「無印」(タイトルの後にシリーズ名が付かないため)と呼ばれる。

第2シリーズは舞台が日本国内から世界に移るが、同じ主人公のままの続編である。「WGP編」(World Grand Prix、ワールドグランプリ)と呼ばれ、内容は今までのライバルたちとチームを組んで世界と戦うというもの。前作から主人公の変更などがないため、TV放送時は新番組ではなく第1シリーズと同じ番組として扱われた。劇場版アニメ映画も公開された。TV版は監督が交代したが、劇場版は第1シリーズの監督が務めた。

第3シリーズは主人公が交代し、作品名も『爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX』と変更され(原作は第3話からアニメに合わせて作品名を変更した)、「MAX編」と呼ばれる。星馬兄弟の物語は第2シリーズで完結した為に別物語に当たるが、世界観は第2シリーズまでと同一。この大幅な内容変更に合わせてキャラクターデザインも変更され、TV放送時も新番組となった。一文字豪樹(いちもんじ ごうき)、一文字烈矢(いちもんじ れつや)の一文字兄弟がミニ四駆のバトルレーサー養成施設「ボルゾイスクール」の方針に疑問を感じ、スクール所属のレーサーたちと競い合うという内容である。第3シリーズをもって、原作では5年間・TV版では3年間続いた『レッツ&ゴー!!』シリーズは完結となった。なお、TV版放映終了後のドラマCD『爆走兄弟レッツ&ゴー!!GIRL』が1999年に発売されている。

「国内編」と「WGP編」はフルカウルミニ四駆とリアルミニ四駆がメインとして登場。また、「MAX編」ではエアロミニ四駆とリアルミニ四駆がメインに移る。

久保雅一によると第1次ミニ四駆ブームの時は、各玩具・プラモデルメーカーが類似商品を乱発。「とも倒れ的」になったという。このため本作の時は各社が同じ轍を踏むまいと消極的になったのが幸運だったそうである。本作は日本国内において第二次ミニ四駆ブームを巻き起こしたが、アニメ終了と同じ頃に同ブームも終了を迎えた。その理由としては、「MAX編に入り主人公が交代したことによる人気の低下」「加齢成長した初期ファン層からの人気つなぎ留めを特に考慮していなかったこと」「ファン層若返り化の失敗」などが挙げられる。

作品内ではレーサーがマシンと並走したり、リモコンがなくてもレーサーの意思に応じて速度が上がったり、時には回転して飛んでいったりというような、現実離れしたレース描写が多用された。このような描写はWGP編において監督が変更になった後に「かっこよければミニ四駆の動きでなくてもかまわない」という監督の意思のもとでさらに加速することとなった。MAX編では「グランプリマシン」という理由も何もなしに、コースがない場所でもマシンが自ら意思を持ったかのように曲がり、炎を吐き、プラズマを放射し、眼にも留まらないスピードで走行する。なお、ミニ四駆アドバイザーの吉川兆二は『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』作品でシリーズ構成を学んだという。

以下の記事の記述は、特に断りがない限りアニメ版の設定を基にしている。

原作とアニメの違い

原作が月刊誌掲載であるのに対し、アニメは週1回の放送で、すぐにストーリーが追い付いてしまうため、第1期シリーズ中盤から内容が原作と変わり始め、特にMAX編に至っては、主人公ら数名のキャラクターとマシンを除いて、主要キャラクターやマシンのほとんどがアニメオリジナルであった。原作に登場したキャラクターでも、アニメ版でデザインが異なるキャラクターも多く、原作では噛ませ犬や悪役だったキャラクターにも、一人ひとりに見せ場がありただのライバルや悪役で終わらせないなど、登場人物も原作以上に掘り下げられている。

原作が小学校低学年から中学年を意識したストーリー展開であるのに対し、アニメ版は原作よりも複雑なストーリー展開をしていた。ストーリーに大きく関わる主な違いとしては以下の点が挙げられる。

国内編

大会の有無・規模
原作では、土屋博士のライバルである大神博士登場以降、公式レースはほとんど描かれず大神博士の本拠地に直接乗り込んで対決したが、アニメ版では公式レースにて大神軍団と対決する。
また、原作ではGJC(グレートジャパンカップ)が3回開かれたのみで、その他・上位の大会についての言及はなかったが、アニメではGJCは季節ごとのレースで、上位入賞者が年1回行われるSGJC(スーパーグレートジャパンカップ)に参加できるという設定が登場、それに伴って原作をベースにした最初の2回のGJCがそれぞれウインターレース・スプリングレースと位置付けられ、3回目は「藤吉カップ」という非公式レースとなった。そしてアニメオリジナルとしてサマーレースとオータムレース、さらに大神博士の陰謀で後付けされたSGJCビッグチャレンジが開催され、それぞれの上位入賞者達がSGJCで日本一を争った。
大神軍団の登場の仕方
原作では最初「3人組の辻斬りレーサー」として、沖田カイ・近藤ゲン・土方レイは同時に登場したが、アニメではビークスパイダーの沖田カイのみ先に登場し、近藤ゲン・土方レイは後で登場。仲はよいとは言えず、3人で一緒に辻斬りを行うようなことはなかった。また、原作ではこの3人は大神博士が理事長を務める学校「大神学園」の生徒だが、アニメではそのような設定は登場しない。
原作では大神軍団の3人と、かつて大神博士の下でのレーサーであったJとの接点はほぼ皆無であったが、アニメではかつてレイがJの命を助けたことがあったことを利用して脅迫する話があり、以降もWGP編に至るまでJとレイの因縁が深く描かれた。
マシン
サイクロンマグナムは、原作では近藤ゲンのブロッケンGに壊されたビクトリーマグナムをその場でパテで修理した即席マシンだったが、アニメではビクトリーマグナムが土方レイのレイスティンガーに破壊され、土屋研究所にあったバーチャルシミュレートマシンを用いてビクトリーマグナムにセッティングを加えたデータから、豪が書いた設計図を基に豪とJが2人で協力して作り上げた。また、原作ではマグナムセイバーやビクトリーマグナム同様ダウンフォースが効いていないという弱点があったが、アニメでは「スーパーダウンフォースマシン」とまで呼ばれ、強力なダウンフォースによって無理やりマシンを路面に押し付けることでコーナーや坂道での不安定さを克服していた。また、唯一無事だったビクトリーマグナムのボディキャッチを、サイクロンマグナムにも使用している。
ハリケーンソニックは、原作ではWGP編の冒頭でブレットに完敗した烈が豪のサポートを受けながら作ったが、アニメではサイクロンマグナムの速さを目の当たりにして悔しい思いをした烈が大神博士の研究所で1人で作り上げた。
スピンコブラは、原作では豪達に追いつくために藤吉が土屋博士に懇願して、プロトセイバーと同時進行で電子改造を施して完成させたが、アニメでは三国財閥の力を使い、カイとの対決で完成させた。なお、フロントモーターという設定は、アニメで後付けされたものである。また、アニメではネオトライダガーよりも先に完成している。
プロトセイバーEVO.は、原作ではWGP直前に作られたが、アニメでは国内編で作られ、SGJCにて活躍した。また、原作ではハリケーンソニックより2か月早い登場だったが、アニメでは逆に一週遅れの登場だった。
トライダガーXの最期は「ビークスパイダーに真っ二つに切り裂かれる」という点で共通しているが、原作では解体屋で、アニメではGJCサマーレースの最中に斬られるといった具合にシチュエーションが全く異なる。また、斬られ方も原作では進行方向に対し垂直に、アニメでは平行に斬られている。
ミニ四ファイターのマシンは原作ではファイターマグナムVFXを使用していたが、アニメではシャイニングスコーピオンを使用している。なお、アニメでのシャイニングスコーピオンは2台存在している設定で、ファイターの物は試作型である。逆にファイターマグナムVFXはアニメでのMAX編で市販品として販売している設定で登場している。
登場人物
黒沢太
原作では初期に現れ非道を繰り返し、自業自得の敗北を喫し姿を消した噛ませ犬程度の役だったが、アニメ版ではカイに敗北することで改心し、最終回まで重要キャラクターの一人として登場し続けた。
こひろまこと
黒沢と同じく原作では単なるレーサーの一人だが、アニメではWGP編の最終回まで登場し続け地味な活躍を続けた。
佐上ジュン
当初はアニメオリジナルキャラクターとして登場したが、後に原作にも登場。アニメでは豪と同じぐらいの背丈が、原作では烈と同じかやや上に描かれており、外見のイメージが異なる。また、原作のMAXではモブキャラクターとして何度も登場しているが、アニメのMAXでは登場しない。
三国チイコ
アニメではお嬢様口調で話していたが、原作では標準語で話している(なお、『Return Racers!!』ではお嬢様口調で話している)。
R
Jの姉。アニメのみ登場で、原作では登場しない。
柳たまみ
原作では番外編のみ登場であったが、アニメではWGP編の最終回まで登場した。
土屋博士、佐上タモツ
原作では旧友だが、アニメではそのような描写はない。

沖田カイ登場後のレースは、一部原作を参考にした話はあるがアニメオリジナルである。また、アニメ版ではカイ登場後は間でバトルレースが流行してしまうが、原作ではそのような展開はなく、カイは世間には認知されない、闇の辻斬りレーサーのままであった。

WGP編

当初は1年で終了するはずだったが、ミニ四駆の社会的ブームを巻き起こしたこともあって、もう1年製作されることが決定。ストーリーは「WGPが開催される」「アメリカ・ドイツ・イタリアが強い」「イタリアが不正を行う」「イタリアによりマシンが壊され修復してビートマグナムを作る」程度しか原作との共通点は無い。グランプリレーサーの大半はアニメオリジナルで、原作に登場したキャラクターでもデザインが異なったり、ミハエルのように性格・能力設定が異なるキャラクターもいる。

GP(グランプリ)マシンの仕様
原作ではこれまで通りの通常のミニ四駆のままであり、せいぜい専用に開発されたチューンナップパーツを付ける程度であったが、アニメではマシン自体の構造が異なる。ステアリング機構が無いマシンでも左右のタイヤに回転差を付けることで右折左折を可能にしたり、バッテリーの形状から配線も異なるようである。そして最大の特徴はGPチップと呼ばれるコンピューターチップの存在である。前述のコーナリング機能などの統制を行うほか、これ自体に学習機能が搭載されており、自分自身のマシンの特性や路面の状態などを学習し最適な走りをさせられるパーツとされ、これをマシンが意思を持ったように走ることの根拠とした。従って、同じコース・同じマシンでも繰り返し走りこんで「経験値」を持っているチップは格段に速くなる。このGPチップの存在やコーナリングなどの独自機能に加え、モーターなどの基本パーツの性能差により、WGP参加マシンは通常のミニ四駆と区別され「グランプリマシン」と呼ばれる。グランプリマシンの性能は通常のミニ四駆では相手にならないほど高く、WGP編第1話で、SGJC優勝マシンでありながらも、グランプリマシンとしての改修が施されていなかったサイクロンマグナムは、グランプリマシンとして開発されたNAアストロレンジャーズのバックブレーダーに全く歯が立たなかった。
国際ミニ四駆連盟「FIMA(フィマ)」の存在
WGPの主催者で、FIMAは「Fédération Internationale Mini-yonku Association」の略称。原作では国際組織の存在は開催時に鉄心が一言二言のみ言及するだけだが、アニメ版では岡田鉄心を名誉会長とし、WGP参加国からの役員が数度登場する。しかし、グランプリマシンの実績が無い上にミニ四駆のレベルが低すぎる日本の参加およびグランプリ開催を鉄心以外のFIMAの役員達は渋っており、エリート国であるアメリカで開催させようとしていた。
参加チーム
原作では日本アメリカドイツイタリア以外の国は登場しない(中国ジャマイカは特別編1話だけ。北欧は名前のみの登場。ドイツも二軍は登場せず)。他の国はその他大勢の脇役として描かれただけで、何か国、どこの国が参加したのかは不明。原作では各国リーダー以外ほとんど性格がわからなかったが、アニメでは全10か国、それぞれのチームの5人に細かな性格設定が成されており、原作と性格やキャラクターも大きく異なることとなった。その詳細は、GB版「オールスターバトルMAX」やPS版「ハイパーヒート」、「エターナルウイングス」およびSFC版「POWER WGP2」にも活かされていて、アニメでも知ることは困難だった出場選手全員の名前と顔を知ることができる。
開催国決定の経緯
原作では最初から日本開催。アニメでは元々アメリカで開催される予定だったところを、岡田鉄心の一存により日本開催に変えさせた。
必殺技
原作とアニメで、ビートマグナムの必殺技「マグナムダイナマイト」が別の物になっている。原作ではマグナムトルネードの着地時にサスペンションを利用してもう一度ジャンプするという追加技であった。アニメではビートマグナムになった時点でトルネードがダウンフォースの効き過ぎにより使えなくなったため、代替として編み出された、サスペンションを意図的にしならせ、反動で直接ジャンプする技となっている。
アニメではアイゼンヴォルフのベルクカイザーに、「ツヴァイ・フリューゲル」「ツヴァイ・ラケーテ」など原作にはない技が登場。
アストロレンジャーズの「パワーブースター」は、原作では「タイヤの回転による自家発電で走れば走るほど電気がたまる」という仕組みによって発生した余剰の電力を使ってブーストするというシステムだったが、アニメでは一時的に多くの電力を消費し走行速度を押し上げるという技に変更された。これにより、パワーブースターは凄まじい速度で走れる代わりに、使用時にはバッテリー残量を計算して計画的に使う必要が生じており、長時間の使用は不可能だった。第98話では、それを3台が連携することでその弱点を克服した「サターンフォーメーション」が登場。また、ゲーム『WGP2』では、人工衛星からのソーラーエネルギーでレース中に再蓄電し、1レース中に複数回パワーブースターを使っている。
マシン
ビートマグナムは、原作ではマシン修復のためのシャーシが無く困惑していたところ、鉄心が昔作った「スーパービートシャーシ」を用いて完成させ、名前もそれに沿って「ビートマグナム」とした。アニメでは、通常のシャーシではヒビが入ってしまうという問題が生じ、同じく鉄心の下でZMC製のシャーシを発見。取り付けたが速度が出ないと悩んでいたところ、通りかかったバイクのサスペンションから、マグナムにもサスペンションを付けるというアイディアを得た。また、「ビートマグナム」という名前は、復活第一戦後のJの台詞「ハートビート」から思い付いたものである。
バスターソニックは、原作ではコーナーでさえビートマグナムに敗北するという屈辱を受け、土屋博士の計らいでソニックにも改良版サスペンション付シャーシを導入する。その時点でマグナムに勝ったものの、走りがソニックらしくないと思った烈が、ジュンのマウンテンバイクのターンを参考に、豪とともに徹夜で改良を加えた結果誕生した(番外編収録)。
アニメでは一度ハリケーンソニックを復活させた後、リーダーとしてのプレッシャーに負け、レースで自滅し負傷。入院生活を送っていた烈が、退院後大急ぎで完成させた。
コーナリングの原理も原作とアニメ版で異なる。原作では純粋にサスペンションを用いたコーナリングだが、アニメではサスペンションによって前部カウルを沈み込ませ、それにより発生したダウンフォースによって強力なグリップ力を得るとしている(この走法は、アニメと一部ゲームでは「バスターターン」という必殺技に数えられている)。
スピンバイパーは、原作では当初は藤吉が自らマシンを開発したものの思うような走りができず、セッティングのできていないビートマグナムにすら負けてしまったが、豪達の協力によって本来の性能を発揮し完成した(番外編収録)。アニメでは一度スピンコブラを完全に修復させたが、烈が入院、戦線離脱した事情を受け、リョウと共に挑んだハードトレーニングの末に作り上げ、ソニックの穴埋めを兼ねて藤吉がマシンを2台出場させ、スピンコブラの全てをスピンバイパーに引き継いで完成させた。
ドイツのチーム、「アイゼンヴォルフ」のマシン「ベルクカイザー」は、アニメではミハエル、エーリッヒが使う操縦席が右側にあるタイプと、シュミット、アドルフが使う操縦席が左側にあるタイプがあり、ヘスラーはレースによってそれぞれを使い分けていたが、原作では全て操縦席が右側にあるタイプである(現実に発売されたのも操縦席が右側にあるタイプのみ)。また、一軍メンバーと共にやってきた「ベルクカイザー」登場前は、「ベルクマッセ」というマシンを使用していた。
中国チームである小四駆走行団光蠍のマシンはアニメではホワァンのみ「シャイニングスコーピオン」で、他の4人は「空龍(クーロン)」(「POWER WGP2」ではシャイニングスコーピオンをベースにした「シャイニングドラゴン」)というマシンだったが、原作では全てシャイニングスコーピオンである。なお、初登場のゲームでのアニメパートを除き、アニメでの車体色変色は生じない。なお、アニメでのホワァンのシャイニングスコーピオンは実験型である。
デザイン変更
原作では黒いアイゼンヴォルフのユニフォームがアニメでは赤に、原作では赤のロッソストラーダのユニフォームがアニメではオレンジになるなど、マシンを胸の前で持ったときに見やすい色に変更。ビクトリーズのユニフォームはまるごとデザインが変更された。
原作では豪や烈と同じ程度の背のミハエルがアニメではリョウより大きかったり、原作では全員金髪のドイツチームの髪の色がアニメでは茶色やグレーに変更になったりした。
大会方式
原作では描かれているレースの数自体が少なく、どのように優勝が決定されるのかさえ曖昧なままだった(試合に勝つことで得られる勝ち点の合計で決まるようだが、一試合ごとの勝ち点の分配方などは一切不明)。ドリームチャンスレース・ファイナルステージなども存在せず、原作ではWGPの途中でMAXにシリーズが移り、いつの間にか日本が優勝したことになっていたので、実質原作で書かれていた日本のレースはわずか三戦のみ。また、アニメではロッソストラーダは不正が発覚し2か月の出場停止処分を受けたが、原作ではそのような処分はなかった。
アニメ版のレースは、一部原作をベースにしたものがあるもののほぼ全てアニメオリジナルで試合数も多く、勝ち点の積み重ねにより上位チームがファイナルステージに進出するという方式だった。
大会期間中は以下のようなレースが行われた。
  • 順位ポイント制 - 作中最も多く行われた方式。各チームの5人全員が一斉に出走し、ゴールした順に上位から5,4,3,2,1ポイントと割り振られる。チームの獲得ポイントの多いチームの勝ち。合計15ポイントの為、8ポイント以上取得したチームの勝利となる。4台リタイアしたチームは敗戦が決定してしまうが、希望すればゴールまで走り続けることが可能な場合もある。
  • トップゴール制 - 各チームの5人全員が一斉に出走し、1台でも先にゴールしたチームの勝ち。
  • リレー - 文字通りリレー形式のレース。先にゴールしたチームの勝ち。マシンの電池やボディキャッチ等をバトンとしていた。
  • GPクロス4トップレース - 「ジーピークロス」「フォートップレース」と読む。各チームの5人全員が出走し、「チームの中で4番目にゴールしたマシンのタイムで勝敗を競う」レース。作中ではこのようにしか説明されなかったが、要は「先に4台ゴールしたチームの勝ち」ということである。2台以上リタイアすると即敗戦となる。5台目まで待たないことについて、黒沢は「戦略を練らせるためではないか」と分析している。
  • トータルタイム制 - 各チームの5人全員が一斉に出走。チームごとに各マシンのタイムを合算したものを比較し、そのタイムが短いチームの勝ち。リタイア車が発生した場合、その車は同じチームで最も遅かったマシンのタイムを使用し、さらにペナルティタイムが加算される。
  • ドリームチャンスレース - 5チームずつ2回のレースに分けて開催、各チーム2人ずつが出走する。順位ポイント制と同様に5位までにポイントが与えられ、最も多くのポイントを獲得したチームには4勝が、他のチームには1敗ずつが与えられる。
  • 五ヶ国対抗選抜レース - こちらも5チームでレースを開催、各チーム一人のみが出走し、最初にゴールしたチームの勝ち。
  • 四位決定戦 - ファイナルレースに出場する資格のある4位に3チームが並んだ為に臨時で開催。各チームの5人全員が一斉に出走し、ゴールした順位により4・5・6位と総合順位を決定する。
  • ファイナルレース - GPXドームから富士ノ湖サーキットまで3日間をかけて疾走する最大規模のレース。総合順位の順にスタートし、1日目・2日目の中継点を経て3日目のゴールを目指す。日ごとに出走するマシン・レーサーの人員や人数は変更可能である。各セクション毎、誰か一人でも最初にゴールした順にチームとしての順位が決定し、翌日に引き継がれる。バトルレース等の不正行為対策として、中継点ではマシンは預かりとなる。その際の練習走行等、グランプリマシンでない別のマシンの持ち込みは禁止されていない。

MAX編

MAX編は、無印およびWGP編以上に大幅な変更が行われており、ストーリーはボルゾイスクールの存在以外ほぼ完全にアニメオリジナルで、原作とは全く別物。共通点がそもそもほとんど存在しない。原作ではボルゾイスクールでのバトルレーサーとの戦いが終息した後WGPルーキー戦という大会が行われる章に移行したが、アニメでは終始ボルゾイとの戦いが中心だった。目の描かれ方が烈、豪、リョウ、籐吉、J、豪樹、烈矢以外は変わっている。

登場人物
数名のキャラクターとマシンを除いて、原作通りの部分がほとんどなく、原作に登場したキャラクターでも設定が異なる者がほとんど。
豪樹の実力
原作、アニメ共にボルゾイレーサー時代は実力者だったが、原作では実力はあっても命令違反によりGクラスレーサー、アニメではAクラストップレーサーと違いがある。
烈矢の性格
原作では豪樹のことを「豪樹」と呼び捨てにして、たまに「兄さん」と呼んでいた。幼い頃の烈矢にとって豪樹は尊敬すべき兄だったが、アニメ版ではそのような描写はなく、豪樹のことは終始「兄貴」と呼び、後半は「生意気な弟」という感じの柔らかい性格に変化していった。
サブキャラクターの関係
服部竜平と楠大吾は、原作では友達同士として同時に登場したが、アニメでは当初は見知らぬもの同士であった。ネロもアニメでは最後の敵として登場したが、原作ではWGPルーキー戦で豪樹たちと共闘した。
WGPキャラクターの登場
原作では中盤からWGPルーキー戦が開かれWGPのキャラクターが再登場したが、アニメでは第2話と最終話のみ。
アニメオリジナルキャラクター
原作ではアニメの主要キャラクターである大神マリナ、新井ミナミ、堂本サユリ(ファイターレディ)、松ひとし、まなぶ、まさお、大善兄弟、真嶋左京、大神博士などが登場しない。逆に原作の終盤に登場するクリフ、カリーム・ハメドは、アニメでは登場しない。
舞台
原作ではボルゾイスクールの所在地を含め、主な舞台となる町の名前は不明だった。作中で数回訪れた土屋研究所や佐上模型店は前作までの舞台だった「風輪町」であるが、豪樹達が居候しているGEN製作所のある町については言及されていない。アニメではオリジナルの「川下町」という町(東京都大田区蒲田をイメージしている)で、土屋研究所等前作までの建物は一切登場しなかった。
マシン登場の仕方
ブレイジングマックスは、原作ではボルゾイスクール編終了後にマックスブレイカーを改造する形で作り上げた。アニメではフェニックススティンガーにマックスブレイカーが破壊され、その後は豪樹自身のミスで粉々になった為、修復を兼ねて新マシンを完成させた。
ナックルブレイカーは、原作では一文字博士の研究所跡から発見した。アニメでは危機を感じた一文字博士が保管されていたマシンを持ち出してミナミに託し、GEN製作所を通して烈矢の手に渡った。
ストームクルーザーは、原作では竜平と大吾が共同制作して2人で同時に使用するが、アニメでは竜平個人で使用している。その為、大吾はGBSフォーミュラーを使用している。なお、29話、31話から33話まで竜平はスーパーアバンテ(竜平仕様)を使用していた。

アニメ版のレースは全てオリジナルのものである。

単行本

爆走兄弟レッツ&ゴー!!
【VOL】
【発売日】
【話数&サブタイトル】
ISBN
国内編
1 1994年11月28日 | 第1話「レッツゴー!星馬兄弟」の巻
第2話「セイバー対決、G.J.C(グレートジャパンカップ)決勝戦!!」の巻
第3話「爆走、校内バトル!」の巻
第4話「謎のフルカウルマシン!?」の巻
第5話「新マシン、あらわる!」の巻 |  4-09-142291-8
2 1995年2月27日 | 第6話「決着、マグナムVSトライダガーX」の巻
第7話「いなずまの走り、謎の新マシン!?」の巻
特別収録1「烈&豪、幻想世界(バーチャワールド)で猛バトル!」の巻
特別収録2「ギャングをぶっとばせ!!」の巻
特別収録3「フルカウルミニ四駆オールカタログ」 |  4-09-142292-6
3 1995年5月27日 | 第8話「激突、ソニックVS.スピンアックス」の巻
第9話「豪&マグナムの苦悩」の巻
第10話「全フルカウルマシンNO.1決定戦、G.J.C(グレートジャパンカップ)」の巻
第11話「史上最強!?謎のマシンと猛バトル!!」の巻
特別収録4「田宮模型へレッツ&ゴー!!」 |  4-09-142293-4
4 1995年9月28日 | 第12話「絶体絶命 マグナム&ソニック」の巻
第13話「烈&豪 涙のラストバトル!!」の巻
第14話「発進!V(ビクトリー)マグナム&V(バンガード)ソニック!!」の巻
第15話「全(オール)フルカウルマシン 真夏の海で大爆走」の巻 |  4-09-142294-2
5 1995年10月28日 | 第16話「Vマグナム・ソニック追撃開始!!」の巻
第17話「謎の三人組、現れる!!」の巻
第18話「破壊魔、ビークスパイダー!!」の巻
第19話「アウトドア爆走対決!!」の巻 |  4-09-142295-0
6 1996年1月27日 | 第20話「無残!トライダガー死す!!」の巻
第21話「夢の新素材、その名はZMC……!!」の巻
第22話「よみがえれ、トライダガー!!」の巻
第23話「Vセイバーのデータを守れ!!」の巻 |  4-09-142296-9
7 1996年4月26日 | 第24話「雪の中の友情」の巻
第25話「激突!ミニ四F(ファイター)VSレッツ&ゴー」の巻
第26話「決戦準備!それぞれの一日」の巻
第27話「超パワー!ブロッケンG」の巻
第28話「爆走!F1に挑戦!!」の巻
特別収録5「フルカウルミニ四駆オールカタログ2」 |  4-09-142297-7
8 1996年6月28日 | 第29話「最強か!?レイの究極ミニ四駆!!」の巻
第30話「急げ、新マシン開発!!」の巻
第31話「新生スピンアックス誕生!!」の巻
よみきりスペシャル1「豪VSリョウ!真夜中のバトル」の巻
よみきりスペシャル2「激突!野球VSミニ四駆!?」の巻
よみきりスペシャル3「星馬家、ミニ四駆で決着だ!!」の巻
よみきりスペシャル4「校内爆走!豪VS校長先生!!」の巻 |  4-09-142298-5
9 1996年9月28日 | 第32話「決死の大修理!マグナム復活!!」の巻
第33話「激走!サイクロンマグナム!!」の巻
第34話「全マシン勢ぞろい!最終決戦!!」の巻
よみきりスペシャル5「チイコ、ミニ四駆で大冒険!!」の巻
よみきりスペシャル6「二郎丸、ミニ四駆に大挑戦!!」の巻
特別巻末ふろく「フルカウルミニ四駆オールカタログ3」 |  4-09-142299-3
WGP編
10 1997年1月28日 | 第35話「開幕!ミニ四駆世界GP(グランプリ)!!」の巻
第36話「爆走ニューマシン、ぞくぞく登場!!」の巻
第37話「猛追撃!ハリケーンソニック!!」の巻
よみきりスペシャル7「激走!3大マグナム!?」の巻
よみきりスペシャル8「熱血バトル!豪VS藤吉!!」の巻
よみきりスペシャル9「ガリ勉八田、烈に挑戦!!」の巻 |  4-09-142300-0
11 1997年4月28日 | 第38話「白熱バトル!S(サイクロン)・マグナムVSB(バック)・ブレーダー」の巻
第39話「好敵手(ライバル)、ブレットの挑戦!」の巻
第40話「赤い恐怖!?ディオスパーダの謎」の巻
よみきりスペシャル10「熱きミニ四魂、ジャミンRG激走!」の巻
よみきりスペシャル11「プロトセイバーEVO.(エボリューション)誕生秘話」の巻 |  4-09-142541-0
12 1997年7月28日 | 第41話「ロッソストラーダ戦 決勝レース開始!!」の巻
第42話「きばをむくディオスパーダ!!」の巻
第43話「死闘!マグナムの怒り!!」の巻
よみきりスペシャル12「熱きスピリッツ!世界GP(グランプリ)に向かえ!!」の巻
よみきりスペシャル13「風とともに走れ!ハリケーンソニック!!」の巻
よみきりスペシャル14「おっちゃんVS豪、ミニ四駆で勝負だ!!」の巻 |  4-09-142542-9
13 1997年11月28日 | 第44話「新生マグナム誕生!!」の巻
第45話「ビートで勝負!スペシャルレース!!」の巻
第46話「反撃のバトル!仲間たちとともに!!」の巻
最終話「勝利をつかめ!マグナムVSベルクカイザー!!」の巻
よみきりスペシャル15「ミニ四レーサー友情秘話」の巻 |  4-09-142543-7
爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX
【VOL】
【発売日】
【話数&サ
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出典:wikipedia
2020/06/07 15:05

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