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神楽とは?

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(2015年11月)

巫女神楽

神楽(かぐら)は、日本の神道神事において奉納するため奏される歌舞。

概要

巫女神楽(柏原八幡)

神社祭礼などで見受けられ、まれに寺院でも行われる。平安中期に様式が完成したとされ、約90首の神楽歌が存在する。神楽は、神社に「神楽殿」がある場合、そこで行われる事が多い。

一般に、「かぐら」の語源は「神座」(かむくら・かみくら)が転じたとされる。神座は「神の宿るところ」「招魂・鎮魂を行う場所」を意味し、神座に神々を降ろし、巫女が人々の穢れを祓ったり、神懸かりして人々と交流するなど神人一体の宴の場であり、そこでの歌舞が神楽と呼ばれるようになったとされる。古事記日本書紀岩戸隠れの段でアメノウズメが神懸りして舞った舞いが神楽の起源とされる。アメノウズメの子孫とされる猿女君が宮中で鎮魂の儀に関わるため、本来神楽は招魂・鎮魂・魂振に伴う神遊びだったとも考えられる。

神楽は、宮中の御神楽(みかぐら)と、民間の里神楽(さとかぐら)に分けられる。また幾つかの神社では、近代に作られた神楽も行われている。

神楽殿

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神楽を舞うための施設を神楽殿(神楽堂、楽殿)という。 舞楽専用の施設を舞殿として区別することがある。 特に里神楽では様々な用途の舞台(演舞場演武場、音楽堂)、ライブステージ、コンサート会場として利用されることもある。

神社建築#拝殿」も参照

御神楽

宮中の賢所で行われる御神楽(賢所御神楽)を指し、古くは内侍所御神楽と言われた。雅楽(国風歌舞)に含まれる。大嘗祭の清暑堂での琴歌神宴(神楽)、賀茂臨時祭の還立の神楽、園并韓神祭の神楽、石清水八幡宮臨時祭の神楽がもとになったという。長保4年(1002年)あるいは寛弘2年(1005年)から隔年で行われ、後に毎年の行事となった。

明治41年(1908年)の皇室祭祀令で「小祭」の一つと定められたが、1947年にその祭祀令は廃止となる。

現在も毎年12月中旬に、宮内庁式部職楽部によって、簡略化された御神楽が賢所で行われる。また、大嘗祭でも同様に行われる。

里神楽

彌彦神社の大々神楽
石見神楽(演目は『大蛇』)

一般的に「神楽」と言われるもの。里神楽という語は御神楽と対比して用いられ、狭義では関東の民間の神楽を指す。芸能研究者の本田安次(1906年-2001年)がさらに下記4系統へ分類したが、各地の神楽にはこれらの要素が混合している場合があるなど、この分類では不都合もあるため近年里神楽の分類の見直しも考えられている。

巫女神楽(神懸かり系・早乙女系)
巫女が舞う神楽。本来は神懸かりのための舞であったが様式化して、祈祷や奉納の舞となった。前者の特徴は順・逆に回って舞うことなどだが、現在では後者がほとんどである。など依り代となる採物を持って舞う。
採物神楽(出雲流神楽)
出雲国佐陀大社の御座替神事を源流とする。この神事(佐陀神能)は取り替えた御座を清めるための採物舞と、日本神話や神社縁起などを劇化した神能から成り、この出雲流神楽の流れを汲んで演劇性・娯楽性を高め、独自の変化を遂げた神楽が中国地方を中心として全国へ広がっている。
湯立神楽(伊勢流神楽)
湯立と神楽が結びついたもの。伊勢外宮摂末社の神楽役たちが行ったものが各地へ広まったとされる。霜月神楽花祭とも言われる。釜で湯を沸かし、巫女などが自身や周囲の人にその湯をかけて清める「湯立」に、採物または着面の神楽が加わる。
獅子神楽
獅子舞の一種。風流系とは異なり、獅子頭を神体として各地を巡って祈祷やお払いを行う。二系統あり、東北地方の山伏神楽と、伊勢などの太神楽がある。

太神楽

太神楽曲芸『傘の曲』

伊勢神宮熱田神宮神人が各地を巡って(回檀)、神札を配り、竃祓いや村の辻での悪魔祓いとして行った神楽。大神楽・代神楽とも。獅子舞と曲芸から成る。余興だった曲芸は舞台芸としての太神楽に発展、江戸太神楽や水戸大神楽となった。江戸末期からの寄席では神楽よりも演芸色の強い曲芸(ジャグリング)の方が多く演じられた。寄席での神楽は落語講談とは違い色物とされることが多く太神楽曲芸と言う。

詳細は「太神楽」を参照

脚注

  1. ^ 必携日本史用語
  2. ^ webliokotobank
  3. ^ 北野天満宮平安神宮出雲大社伊文神社西寒多神社山口市
  4. ^ 舞殿舞殿
  5. ^ 御座替神事・佐陀神能(佐太神社)

参考文献

関連書籍

関連項目

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巫女神楽
伊勢流神楽
その他の神楽

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    出典:wikipedia
    2020/09/29 01:20

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