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福岡ドームとは?

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福岡ドーム
(福岡 ヤフオク!ドーム)
Fukuoka Dome
(Fukuoka Yahuoku! DOME)



【施設データ】

【所在地】
福岡県福岡市中央区地行浜2丁目2番2号
【座標】
北緯33度35分43.2秒 東経130度21分43.2秒 / 北緯33.595333度 東経130.362000度 / 33.595333; 130.362000座標: 北緯33度35分43.2秒 東経130度21分43.2秒 / 北緯33.595333度 東経130.362000度 / 33.595333; 130.362000
【起工】
1991年4月1日
【開場】
1993年4月2日
【所有者】
福岡ソフトバンクホークス株式会社
【グラウンド】
ロングパイル人工芝(フィールドターフHD)
【ダグアウト】
ホーム - 一塁側
ビジター - 三塁側
【建設費】
760億円(総事業費)
【設計者】
竹中工務店前田建設工業
共同企業体
【建設者】
竹中工務店、前田建設工業
共同企業体
【旧称】
福岡 Yahoo! JAPANドーム(2005年 - 2013年1月31日)
【使用チーム ・ 開催試合】

福岡ソフトバンクホークス (開場 - 現在)
【収容能力】

38,585人(プロ野球開催時、2017年より)

(内野:-席、外野:-席)

52,500人(コンサート開催時)

【グラウンドデータ】

【球場規模】
両翼 - 100 m (約328.1 ft)
中堅 - 122 m (約400.3 ft)
左右中間 - 約110 m
屋根の高さ - 68 m (約223.1 ft)
【フェンス】
4.2 m (約13.8 ft)

福岡ドーム(ふくおかドーム)は、日本福岡県福岡市中央区地行浜2丁目(シーサイドももち)のホークスタウンにある開閉式屋根を持つ多目的ドーム球場。建築面積は69,130m2、最高所は83.96mで地上7階の建築物に相当し、ドーム球場の広さでは日本一。「第35回BCS賞」受賞。

パシフィック・リーグに所属する福岡ソフトバンクホークスの本拠地であり、日本野球機構(NPB)所属球団の本拠地球場の中で最も西に位置している。

2005年ヤフー命名権を取得し、2013年からは呼称を「福岡 ヤフオク!ドーム」(ふくおか ヤフオク!ドーム、通称「ヤフオクドーム」)としている。

目次

  • 1 概要
    • 1.1 所有企業の変遷
  • 2 施設概要
    • 2.1 施設データ
    • 2.2 フィールド
      • 2.2.1 外野フェンス
    • 2.3 スタンド
      • 2.3.1 コカ・コーラシート
      • 2.3.2 スーパーボックス
      • 2.3.3 ビクトリーウイング
      • 2.3.4 ビジターシート
      • 2.3.5 ホームランテラス
      • 2.3.6 増席計画
    • 2.4 スコアボード
    • 2.5 開閉式屋根
    • 2.6 広告
    • 2.7 照明
    • 2.8 暖手の広場
    • 2.9 王貞治ベースボールミュージアム
    • 2.10 売店
  • 3 ホークスによる利用
    • 3.1 ルーフオープン・勝利の花火
    • 3.2 ○○シリーズ
  • 4 ホークス以外の利用
    • 4.1 オールスターゲームの開催
    • 4.2 NPB他球団の主催試合
      • 4.2.1 読売ジャイアンツ
      • 4.2.2 東京ヤクルトスワローズ
      • 4.2.3 横浜ベイスターズ
      • 4.2.4 オリックス・ブルーウェーブ
      • 4.2.5 阪神タイガース
    • 4.3 国際野球大会
      • 4.3.1 親善試合
    • 4.4 九州最大規模のホールとして
      • 4.4.1 音楽イベント
      • 4.4.2 単独コンサートを開催したアーティスト
    • 4.5 例年開催される主なイベント
    • 4.6 これまでに開催されたその他イベント
    • 4.7 その他利用について
  • 5 賞制度
  • 6 福岡ドームにおける主な試合の記録
  • 7 交通機関
  • 8 脚注・出典
  • 9 関連項目
  • 10 外部リンク

概要

福岡ドームとその周辺(東側より空撮)
福岡ドーム外観(南西方向より撮影)
福岡ドーム外観
(福岡 Yahoo! JAPANドーム時代)

1993年3月、福岡市中央区地行浜2丁目のアジア太平洋博覧会(よかトピア)会場(駐車場)跡地に、福岡ダイエーホークス(以下、“ホークス”と記述されている場合は全て球団の略称)の新本拠地として、多目的に利用できる円形球場として建造された。日本のドーム球場としては2番目に建造されており、最も南に所在する。フィールドが広く外野フェンスも高いことから本塁打の出にくい球場とされていたが、2015年に新たなフェンスが追加されたことでフェアグラウンド面積が大幅に縮小され、逆に非常に本塁打の出やすい形状となっている。

所有企業の変遷

建造後から現在まで数回所有企業が変わっている。

ダイエー時代
初代所有企業はホークスの当時の親会社・ダイエー。建設も同社が行った(厳密な施設の所有企業は現ホークスタウンの前身である株式会社福岡ダイエー・リアル・エステート)。建設当初の構想では当時のダイエー会長・中内功の発案で、高層リゾートホテル(旧シーホークホテル&リゾート。後にJALリゾートシーホークホテル福岡を経て、現在はヒルトン福岡シーホーク)を間に挟み、当ドームと、同じスペック・形状のアミューズメントドーム(屋内型遊園地)を併設する“ツインドーム構想”が計画されていた。しかしダイエーの経営環境悪化から思うように進まず、結局アミューズメントドームの建設は見送りとなり、代わりに総合商業施設・ホークスタウンモールが完成。運営会社も社名を「株式会社ツインドームシティ」から「株式会社ホークスタウン」(現在の同名企業とは別会社)に変更した。
海外企業時代
2003年オフ、ダイエーが企業本体の経営悪化によりドーム、ホテル、モールを米国の投資会社コロニー・キャピタル(コロニー福岡有限会社)に売却した(ホークスも2004年オフにソフトバンクへ売却された)。2005年1月28日には50億円でダイエーより取得した球団株式譲渡と150億円で株式会社ホークスタウンより野球場等スポーツ施設の営業権譲渡契約と年間48億円(5年毎に金額見直し)の20年(球団に10年延長オプション)長期リース契約が 福岡ソフトバンクホークスマーケティング株式会社と締結された。また、ソフトバンクの子会社でありポータルサイトYahoo! JAPANを運営するヤフーが命名権を取得、新名称が「福岡 Yahoo! JAPANドーム」(ふくおか ヤフー!ジャパンドーム、通称「ヤフードーム」)となった。当時交わした契約期間は5年で契約金は25億円。契約金には球場の広告看板や冠協賛大会の開催なども含まれている。
2007年4月13日、コロニーキャピタルはホークスタウンをシンガポール政府系の投資会社「シンガポール政府投資公社リアルエステート」(GIC)に売却したことを発表した。ただし運営会社がそのままGICの傘下に入ったので、実際の設備や運営に変化はなかった。
ソフトバンク時代
2012年3月24日、ソフトバンクはシンガポール政府投資公社より福岡ドームを約860億円で取得することで合意した。これにより、年間約50億円の賃借費用の負担がなくなり、球場の運営を迅速に行えるようになる。
2013年1月25日、同年2月1日よりドームの名称をYahoo! JAPANのサービスのひとつであるYahoo!オークション(同年3月27日に「ヤフオク!」に名称変更)に由来する「福岡 ヤフオク!ドーム」(通称「ヤフオクドーム」)と変更することを発表した。
2014年、球場名の英字表記がそれまでの「Fukuoka Yafuoku! DOME」から、「Fukuoka Yahuoku! DOME」に変更された。
2015年7月1日汐留エステート株式会社が信託受益権を取得し、これを譲渡された福岡ソフトバンクホークス株式会社が名実ともに福岡ヤフオクドームの所有者となった。なおホークスタウンモールについては引き続きシンガポール政府投資公社が所有、信託受益権は三菱地所が保有している。

施設概要

施設データ

※施設概要を参照

  • 所在地:福岡県福岡市中央区地行浜2丁目2番2号
  • オープン:1993年4月2日
  • 収容人数:38,585人(プロ野球開催時)※うち車椅子席は総数65席。
  • 建築面積:70,000 m
  • 延床面積:176,000 m2
  • 最高高さ:83.96 m(地上7階)
  • 直径:212m(突出部除く)
  • 屋根の開閉時間:20分
  • 両翼:100 m、中堅:122 m、左右中間:110 m (2014年までは116 m)
  • 外野フェンスの高さ:4.2 m (2014年までは5.84 m)
  • グラウンド面積:1万3,500 m2(フィールドシート・2015年の外野新規フェンス設置以前の数値)
  • フィールド面からの高さ:68 m
  • 内・外野ともロングパイル人工芝・「フィールドターフHD」
  • メインスコアボード:LED全面フルカラーフリーボード(縦9.984 m×横52.992 m)
  • 照明灯:668台(フィールド照明554台、空間照明90台、客席照明24台)

フィールド

大きさは公認野球規則2.01の規定を満たす両翼100m、中堅122mとなっている。建造時の左右中間はパ・リーグ公式HPによれば118mであり、両翼と中堅が同じような数値となっている他の球場よりもやや深い。ただしドーム全体が真円形であった場合の数値に近い115.8mという説、116mとするものもある。2015年のホームランテラス設置後の左右中間は約110mと日本プロ野球の本拠地としては最も短く、直線的な外野フェンスを持つ東京ドームに酷似したフェアグラウンド形状となっている。

日本にある球場としてはファウルグラウンドが標準的な広さとなっていたが、フィールドシートの設置以後は外野部分が非常に狭くなっている。フィールドシートのフェンスが低いため、一塁手三塁手の後方で跳ねたフライがスタンドに入るエンタイトルツーベースが増えるようになった。

フィールド面には開場から、ショートパイル人工芝の大塚ターフテック社製グランドターフ(2003年に一度張替え)が敷かれていたが、2009年よりフィールドターフ・ターケット社製ロングパイル人工芝「フィールドターフOSI」を導入。2017年には新ロングパイル人工芝「フィールドターフHD」に張り替えた。

外野フェンス

内野下段にある可動席が外野席の前にスライドしてくるシステムのため、元来の外野フェンスが非常に高く5.84mとなっていた。2008年には、ラバーをメジャーリーグベースボール(MLB)の各球場などで採用されている、衝撃吸収性に優れた柔らかいソフトラバーフェンスに張り替えている(本塁後方のフェンスも含む)。更にオフシーズンに、2009年からホークス監督となった秋山幸二の「球場内のイメージを明るくしたい」という要望により、外野フェンス上半分がバックスクリーン直下を除いて明るい緑色に塗り直された(一塁側ダッグアウトの天井も空色に塗り替えられている)。しかし、オープン戦でその色合いが不評であったため、公式戦開幕直前に下から上に明るくなっていくグラデーションに塗り替えられた。また最上部に関しては、審判団より「明るい色では本塁打の判定に支障が出る」と指摘されたため、元のダークグリーンに塗り直している。2015年追加の新規フェンスは高さ4.2m(ラバー2.7m、ネット1.5m)で、従来のフェンスは撤去されないが色は戻される。

毎年行われている「鷹の祭典」では、広告の文字の色がユニフォームと同じ色に変更される。

スタンド

ジェット風船を持ち応援する外野席のファン
ホームラン時に出現するハリーホークのバルーン。同時に「HOMERUN」の文字が点滅する。鷹の祭典時のため文字の色が変更されている

スタンドは1960年代から1970年代にアメリカで流行し、日本では横浜スタジアムで採用されたフットボール兼用式のものとなっている。フットボールの開催時には内野下段可動席が外野側にスライドし(移動部分の人工芝は撤去)、平行に向き合う角度まで移動する。外野フェンス上部にある扉(両翼に5つずつ)やバックネット裏スタンド両脇にある柵はその時に使用されるものである。ただし実際に使用されたことは少なく、また2009年より採用されたロングパイル人工芝は撤去・再敷設に手間がかかるため、横浜スタジアムと同様に事実上廃止となった可能性もある。なお2008年に増設されたフィールドシートエリアの取り外しは可能となっている。

座席はフィールドシートエリアを除き内野席・外野席とも緑色である。内野席には跳ね上げ式の背もたれとカップホルダーがあるが、外野席には背もたれがない。2006年オフ、内野バックネット裏下段席にテンピュールのクッションが備え付けられ、2011年オフには内野バックネット裏の座席を「プレミアムシート」として座席を座・背クッションがついたものに取替えている。プレミアムシート両脇には仕切りが設けられ独立したエリアとなっている。

スコアボードの下にも座席が設けてあり、野球開催時以外に使用される。野球開催時には下段側を黒系の幕で覆って事実上のバックスクリーンの代用としている。1993年の開場当初のオープン戦では上段の部分だけ観客に開放していたが、バックスクリーンとしての機能が低下するという意見があり上段も全面立ち入り禁止となった。2010年6月12日・13日の対巨人戦ではチケット販売における不手際があり、これに対処するためにバックスクリーンの両側340席を急遽設定した。なおバックスクリーン中央部にはホークスのホームラン時に出現する巨大ハリーホークの装置が置かれている。

他の都心部の球場で制限されている「午後10時以降の鳴り物応援禁止」は行われておらず、試合終了が22時を過ぎても花火、ルーフオープンショー(内野席上の屋根からのキャノン砲を使った紙テープ祝福も)は行われている。ジェット風船飛ばしは国内にある密閉型ドームの中で唯一開場時から認められている(京セラドーム大阪札幌ドームは途中からの解禁、ナゴヤドームはジェット風船デーでの試合日に限り解禁)。ただし2009年のシーズンの大半は新型インフルエンザ感染拡大を防ぐため、他球場同様に観客へ自粛のお願いが出された。

藤井ゲートにある左側のプレート

場内コンコースとスタンドをつなぐ15番通路にはダイエーホークス在籍中に31歳で肺癌に倒れた藤井将雄の背番号15にちなみ、コンコース側出入り口上に藤井を記念するプレート2枚(成績と最後のメッセージ)が掲げられている。これは球団の親会社がダイエーからソフトバンクに変わった後も続いており、「藤井ゲート」と呼ばれている。なお当ドームにおけるゲートは、正確には場外から場内への入り口に当たる。

コカ・コーラシート

コカ・コーラシートの例 コカ・コーラファミリーシート

2005年オフに増設されたフィールドシートである。ネーミングライツ購入社はコカ・コーラウエストジャパン(現:コカ・コーラウエスト)である。

ホークス主催試合では価格が他球場の2倍近い料金に設定されており、最安値の席でもそれまで最高値のバックネット裏下段と同料金という高額なチケット料金が設定されている(上位クラスの座席では、座席一つあたりの占有面積が大きいことや革張りの座席を使用しているためである)。しかしフィールドシートはいずれの席種も座席数が少なく、チケット発売と同時に売切れてしまうことがほとんどである。

2006年オフには3人掛けソファシート「コカ・コーラソファシート」が設置された。

フィールドシート・エリアへの入り口はネットで仕切られており、チケットを持っていない人は入れないようになっている。打球が飛んでくると非常に危険であるために売り子は立ち入らない。また、観客にはヘルメットとグラブが無料で貸し出され、試合開始前のスコアボードなどにヘルメットの着用を促す表示がされるなど注意喚起がされている。

スーパーボックス

内野席の上部、4・5・6階にはフィールドを取り囲むように「スーパーボックス」という120室前後の特別観覧室を設けている。グラウンドに面したバルコニー付きの個室で、ホテルの一室のように落ちついた個室でプライバシーを保ちながら自由に野球観戦ができ、入場ゲートもスーパーボックス専用のゲートが用意されている。主に法人利用向けで基本的に年間契約、価格帯は年900 - 1,900万円となっている。2009年シーズンでは一般向けに限定発売もされた。コンサートなど、野球以外のイベントでは開放されない。開場当初は現在よりも多く設置されていたが、需要の減少のためか他に転用されてその数を減らしている。

ビクトリーウイング

ビクトリーウイングのシート

2008年オフにスーパーボックスの外野側(両翼ファウルポール周辺部)を改装して作られた特別席である。シスコシステムズが協賛し様々な試合の情報が表示される端末ディスプレイが設置された「シスコシート」、畳スペースもある「JA全農なごみシート」、団体向けの「JALスカイビューシート」、遊具などが設置された「ECCキッズパーク」などがある。こちらは一般向けチケットとして発売されている。7回裏までバイキング方式で料理・デザートとソフトドリンクが食べ飲み放題を売りとしている。全てネーミングライツが導入されているが、2009年はJALスカイビューシートには導入されておらず「グループシート」という名称だった。スカイビューシートは2013年に本多雄一とのJALのCA監修の元、人気インテリアショップであるアクタスコンランショップとのコラボレーションにより、女性向けにリニューアルを実施した。

ビジターシート

詳細は「ビジター応援席#福岡ソフトバンクホークス」を参照

ホームランテラス

詳細は「ラッキーゾーン」を参照

2015年より追加された外野フィールドシートエリア。1塁側は「ANAホームランテラス」と称し、全席カウンター席となっている。3塁側は「SANKYUホームランテラス」と称し、テーブル席とデッキチェア席となっている。

増席計画

スタンドの収容人員(野球開催時)は当初の公称値で48,000人とされたが、実際のところはそれよりも約13,000人分少ない35,157人(当時)しか収容できなかった。これに対し、ソフトバンクはホークスを買収した直後から増席を度々計画している。

  • 2005年にホークスの球団取締役に就任した小林至は、2005年2月に宮崎で行われたキャンプの席上で2006年度をメドにフィールドシートやVIPシートの建設を中心とした座席の増設計画を明らかにした。
    • その内容は一塁側と三塁側のファウルゾーンを中心にそれぞれ200席分(計400席)のフィールドシートを設けるなど計1万席の増設を2006年度末工事完了予定で行うことであった。またこれに合わせてスタンドコンコースにミニバスケットボールコートやミニパットゴルフ場を建設することも目指すとしていた。
    • この計画の一歩目として2005年オフに532席のフィールドシート(コカ・コーラシート)を設置。2月24日の2006 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表壮行試合で初お目見えした。
    • 2006年オフには、バックネット裏のSS指定席全席にテンピュールクッションを設置、バックネット裏上段の記者席の一部を観客席に改造したカウンターシートの設置、三塁側内野席上段の一部を定員5人のボックスタイプの席(ボックスファイブ)に改造、フィールドシートエリアに3人掛けソファシート(コカ・コーラソファシート)を増設する工事を行ったが、結局増席は少数に止まり収容人数は35,773人になった。
  • 2007年オフにも2008年オフを目処に1万席規模の増席を検討していると報じられ、また2008年11月27日のホークス球団によるスポンサー感謝の集いで、笠井オーナー代行が6,000席の増席の意向を示したと報じられている。
    • これはスーパーボックスの全面改装ではないかと言われていたが、結局2008年オフの改装はスーパーボックスの一部をビクトリーウイングに改装しただけで、収容人数は36,253人となる微増に止まった。
  • 2010年シーズン途中には「王貞治ベースボールミュージアム」内ミュージアムシートの設置および全域の販売可能席数の見直しによって収容人数は36,723人になった。2011年度には、バックスクリーンの一部を観客席にするなどの見直しを行い、収容人数は37,025人になっている。
  • 2012年のシーズンには、スーパーボックスの4階部分の一部を改修して内野席(立ち見含む)へ変更することなどにより、収容人員は38,561人に増加した。
  • 2015年のシーズンには、外野フィールドシートが新たに設置されるものの、2012年に改装された部分がベンチシートに変更され逆に収容人員は38,500人へ減少した。

スコアボード

ホークスビジョン
新ホークスビジョン設置後の外野スタンド全景(2010年から2012年)
5面構成のホークスビジョン(2013年以降)
タカガールデーで文字の色がピンクになっている

メインスコアボードは2006年より大型映像装置・松下電器アストロビジョンのLED全面フルカラーフリーボードとなっている。「ホークスビジョン」という愛称がつけられており、スコアは右側3分の1に表示される。2011年より、試合進行中は左側3分の1にホークス投手・打者の成績を顔写真入りで表示、残りの中央部は球場ロゴを最上段に表示する。

オープン時から2005年まではスコア表示と映像装置(当時の呼称もホークスビジョン)は別で、スコア表示はオレンジ色の単色表示。映像装置はソニー製のジャンボトロンであった。2005年オフにホークスビジョンとスコアボードを一体型とし、東京ドームと同等の1,024階調(10億7,000万色以上)かつ、国内球場設備唯一(当時)のハイビジョン(720P)対応で高精密な表現が可能なものに取り替えられた。これにより、新しいホークスビジョンは縦9,984 m×横52,992 mの国内球場で最大、ハイビジョン対応スクリーンでは世界最大(当時)となるビジョンとなり、同時にスタメン発表時などのアニメーションも豪華なものに更新された。ジャンボトロンはアビスパ福岡の本拠地である博多の森球技場に当時ビジョンがなかったため、同じ福岡が本拠地という縁もあってか売却されようとしたが、折り合いがつかず破談になった。テレビサイズに直すと2,123インチである。

スコア表示部分は改修後の2006年から2014年まで、チームロゴや広告以外はオレンジ色のみ使用で、2005年までと同じレイアウトとなっていた。なお、旧スコアボードでのチーム表記はアルファベット1文字または2文字で表していた(例:ホークス→H)。バックネット裏にあるサブスコアボードは現在もこのような表記がされている。2009年頃より審判の下のスペースに、投手の投球数が球速と交互に表示されるようになった。スコア表示は基本的に9回までだが、延長戦が行われた場合は全部を消去するのではなく、延長戦が開かれたイニング分だけ左にスライドしていく形になる(例えば延長10回の場合、1回のスコアだけ消去され、2 - 10回のスコアが表示される)。

球団名の表示は「ホークス」「イーグルス」のような愛称名でなく、「ソフトバンク」「東北楽天」「埼玉西武」「日本ハム」「千葉ロッテ」「オリックス」と企業名である。

全面フリーボードのためレイアウトの変更は容易であり、2006年の日米野球と2007年11月22日・23日に行われた北京オリンピック野球日本代表とオーストラリア代表による壮行試合、2013年のワールド・ベースボール・クラシックでは、東京ドームで行われる日米野球のように、全てアルファベット表記・横書きのデザインで表示され、審判団はダイヤモンドの図の回りに表示された。この表示は2014年の福岡クラシック・福岡ソフトバンクホークス対埼玉西武ライオンズ戦の際に流用され、平和台野球場のスコアボードに近づけるために文字の色を白、選手・審判名を日本語表記、チーム名表記を西武が「L」、ホークスがダイエー時代のオレンジ色の「H」(Hawksのロゴの頭文字と同じデザイン)に変えている。

福岡クラシックで使用されたデザインは、スコア表示部分のチーム表記が各チームの帽子のロゴマーク(日本ハムとDeNAはホーム用)に、選手名表示部分のチーム名表記を企業名に変更した上で、翌年の2015年に通常の試合でも使用された。2016年公式戦からはカラー化(選手表記に各チームのチームカラー)され、2017年には選手名の右に打率・本塁打数・打点数が表示されるようになった。

2012年より、「鷹の祭典」では文字の色が特別ユニフォームの色に変更されている。秋山幸二監督から「暗くて見えにくい」という意見もあったが、「鷹の祭典」の間は続けられた。しかし、2013年に紫色にしたところ、文字が見えにくいという意見が多く集まったが、翌年以降も継続されている。

2010年シーズンからはホークスビジョンとは別に、レフト及びライトスタンド後方に大型映像装置を設置。それぞれ「レフトウイングビジョン」「ライトウイングビジョン」と命名され、既存の「ホークスビジョン」と合わせて「新ホークスビジョン」と総称される。サイズは縦5.7m、横33m。3ビジョンの合計面積は905.2mで、野球場としては世界一の規模となる。システム・ソリューションソニーブロードバンドソリューションが担当している。映像表示装置自体の製造会社は未公表。

また同年より、ビジョンの左側にホークス攻撃時は打席に入っている選手の、守備時は投げている投手の画像と個人成績が表示されている。

2011年シーズンからはNPBの方針により、メイン・サブともにボールカウントがストライク(S) ボール(B) アウト(O)の『SBO』からボール(B) ストライク(S) アウト(O)の『BSO』表示に変更された。

2013年より、メインスコアボードとレフト・ライト両ウイングビジョンの中間にある大型広告スペースのフリーボード化改修工事が行われた。これによりレフト・ライト両ウイングビジョン間の5ビジョン合計面積が1,542.83 m(これはボーイング747が3機、横に並んだ時の端から端までの長さに匹敵する)となり、これまで世界最大だったアラブ首長国連邦メイダン競馬場にある世界最大ビジョン(1,169.8 m)を上回るサイズとなった。

2015年シーズン途中より、ホークス選手の成績の左側に、相手チームの投手・打者の成績を顔写真入りで表示している部分が、打席に立つ選手の応援歌の歌詞が表示されるようにもなっている。

2016年シーズンより、バックネット裏のサブボードの上部に国内初の吊り下げ式大型映像装置「スカイスクリーン」が設置された。縦6m、幅32.1m。3分割表示が可能で、試合中はホークス選手のスタッツなどを表示する。当初は同年5月6日からの運用を予定していたが、表示部電装装置の不具合により稼働日の延期が発表され、翌5月7日より稼働している。

開閉式屋根

デーゲームのループオープンショーの様子。奥にシーホークホテルが見える。
開閉式屋根を全開にした状態。2016年5月25日のルーフオープンデーにて。

福岡ドームは日本の野球場唯一の屋根開閉機構を備える。屋根は厚さ4メートルの3枚のパネルからなり、このうち2枚が左右に120度旋回移動することにより、約20分で全開閉する(全開時の開口率は60%)。屋根部分の総重量は約12,000t。一度の開閉にかかる費用は約100万円。その内、屋根を開閉する電気代が20万円で、人件費など諸費用が80万円になる。開閉は通常試合前の練習(ただし、初期のみの実施)やホークスがホームゲームで勝利した後の「ルーフオープンショー」時などに限られている。

元々は天候に合わせて晴れの時は開いた状態で試合をすることを想定しており、当初は屋根が開いた状態での試合も行われたが、光の傾斜などが10月の日本シリーズ開催時期にベストの条件になるように設計されたため「(全ての屋根が開くわけではないため)構造上反射角の違いが選手のプレーに支障をきたす」と選手会からクレームが付いたことや、近くに病院(国立病院機構九州医療センター福岡市立こども病院・感染症センター(2014年に移転))が存在すること、シーサイドももち周辺は高級住宅地となっていることなどから騒音問題があり、1999年6月19日(西武戦)を最後に開いた状態での試合はしばらく行われなかった。

KinKi Kidsがコンサートを行なう際、「自分達でお金を払うから、演出の一環として公演中に屋根を開けて欲しい」と要望したが、騒音問題を理由に実現しなかった。ホークス主催の少年野球トーナメントなどでは、屋根が開いた状態での試合が行われている。

2008年9月10日の楽天戦で9年ぶりに屋根を開けて行なわれた。9月としては11年ぶりの5位転落や、連敗という悪い流れを断ち切ろうとしたもので、楽天球団や選手会、隣接する病院にも了解を得た上で行われた。この際は天候不良のため4回終了時で閉じた。

2011年6月21日には、迷い込んだカラスを追い払うためだけに開閉が行われた。

2012年4月26日の対西武戦では「ルーフオープンデー」として屋根を全開して試合が開催された。この時は、球場内の気温が下がったため20時で閉じられた。これを皮切りに、毎年特定の1カード2〜3試合で「ルーフオープンデー」が実施されている。

広告

テレビ中継で映るバックネットのフェンス広告は大型LEDを2016年に設置、運用されており、常時6~8社の広告がLEDに表示されている。旧回転式広告、周辺のステッカー広告、旧LED広告を全て纏めたもので、打者交代毎に表示スポンサーを代えて運用している。

2015年までは下に回転式広告、上にLED仕様のプレートが設置されていた。回転式広告は2002年に設置されたもので複数社がスポンサーとなっている。それ以前から神宮球場横浜スタジアムナゴヤドームにこの回転式広告はあったが、すべて1社のみの広告で、複数社による回転式広告は日本初。それまでローソン三洋信販アサヒビールの広告を縦に並べていたものが、現在では回転式によりイニング毎に出すことが出来るようになった。LEDプレート広告は2008年に設置されたもので、それまでは回転式広告上に広告盤を置き、1~3社分のステッカーやプレートを貼って運用していた。

2004年までは、かつてダイエー傘下であったコンビニエンスストアチェーンのローソンがバックネット広告のメインスポンサーであり、「がんばれ!ホークス LAWSON」という広告を出していた。当時の日本の球場で、このようなあからさまな応援広告が、テレビ中継でも必ず映るバックネットに存在したのは福岡ドームのみであった(この応援広告は、日本シリーズなどでも使用されている)。

2007年シーズン途中からは、人工芝を塗り分けることで外野グラウンドのレフト・ライトにセブン-イレブンの広告が掲示されている。また、バックネットフェンス前にはJリーグなどで使用されている錯覚広告が存在する。この錯覚広告は2006年に初めて掲示されたあと同年末で一旦取りやめとなったが、2008年シーズン途中より復活した。

照明

建設当時は照明に主流のメタルハライドランプが使用されたが、2015年よりコイト電工社のLED照明に取り替えられている。

暖手の広場

暖手の広場にあるモニュメント

ドームの周りは遊歩道となっており、シーホークホテルと連絡するデッキには「暖手(だんて)の広場」と呼ばれる場所がある。ここには、文化・スポーツ・芸術・学術など各分野で活躍した著名人の立体手形を再現したブロンズ製のモニュメントが、それぞれのサインを記したプレートとともに展示されており、総勢200体以上と自由に“握手”ができるように展示されている。

ホークスの選手・監督の手形はドームが完成した1993年から追加され、選手では佐々木誠村田勝喜秋山幸二渡辺秀一小久保裕紀、監督では1994年オフに就任した監督の王貞治などが存在する。

王貞治ベースボールミュージアム

2010年7月3日に福岡ソフトバンクホークス元監督で現球団会長の王貞治の偉業を称えて開館。入退場ゲートは7番ゲートの隣。一部エリアは客席となっている。

詳細は「王貞治ベースボールミュージアム」を参照

売店

※グルメを参照

球場の弁当販売店は「鷹の弁当」という表記がされている。

ゲート内には、ホークスカフェ(ロイヤルの経営)、モスバーガーピエトロ、ディッパーダン、ドムドムバーガーサブウェイケンタッキーフライドチキンなどの店舗があるほか、外野席側には焼きそばホルモンなどの「Umakamon Street 屋台村」、1塁側にはうどんてんぷらなど和食の「こぜん」、3塁側には「オレンジキッチン」がある。また、通路に軽食のワゴンが並んでいる。

ドーム外周には居酒屋の「鷹正」、ケンタッキーフライドチキン、ディッパーダンカフェがある。

2015年より、ドーム内や周辺の売店・飲食店での支払いにnimocaはじめ全国共

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出典:wikipedia
2018/04/14 06:56

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