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節電とは?

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東日本大震災後に公表された日本の節電ポスター(2011年)

節電(せつでん)は、電気の使用量(消費量)を節約すること。

目次

  • 1 節電の意義
  • 2 節電の方法
    • 2.1 ピークカット・ピークシフト
    • 2.2 日本における電力消費の割合
    • 2.3 節電の取り組み
      • 2.3.1 企業・官庁でできる節電
      • 2.3.2 家庭でできる節電
        • 2.3.2.1 冷房
        • 2.3.2.2 暖房
        • 2.3.2.3 その他の家電
        • 2.3.2.4 買い替え
        • 2.3.2.5 娯楽
        • 2.3.2.6 その他
        • 2.3.2.7 期待節電量
  • 3 節電の影響
    • 3.1 節電熱中症の問題
    • 3.2 治安問題
    • 3.3 換気設備不使用による事故の問題
    • 3.4 季節による影響
  • 4 具体的事例
    • 4.1 原子力発電所点検データ改竄事件
    • 4.2 東日本大震災に関連する節電
    • 4.3 大韓民国の節電
  • 5 ギャラリー
  • 6 脚注・出典
    • 6.1 脚注
    • 6.2 出典
  • 7 関連項目
  • 8 外部リンク
    • 8.1 節電
    • 8.2 省エネ
    • 8.3 でんき予報

節電の意義

ひとつは電気料金の低減である。電気料金は電気の使用量に応じて請求されるため、節電することで、節電する人(家庭、法人、組織など)の出費を減らし、容易に実感できる効果をもたらす。

また、地球の環境を守るのに役立つ。例えば近年の日本では火力発電が60%を占めており、それは石油・石炭・天然ガスを燃やしており二酸化炭素を多く排出し、地球の温暖化により街や国の水没(ツバルヴェニスの水没など)を引き起こしたり、異常気象を引き起こす、といった大問題を地球全体に対して引き起こしている。節電によってそれらの問題の原因を減らすことができるのである。

さらに夏のピーク時、電力供給がひっ迫している時の電力消費を減らすことができれば、結局、危険な原子力発電所を含め、無駄な発電所を減らすこともできる。ピーク時の節電により、大規模停電計画停電を回避することもできる。

電力事業者が発電設備への投資を抑える代わりに、大口需要家に対価を払いピーク時の電力消費を抑制してもらうことをネガワット取引という。


節電の方法

ピークカット・ピークシフト

「ピークカット」とは、電力需要のピークにあたる時間帯の電力消費を低くおさえること。また「ピークシフト」とは、夜間など比較的電力需要の少ない時間帯に、電気を使用する時間を移動したり蓄熱すること。

日本の電力需要がピークを迎える時期は、7月 - 9月の平日9時 - 20時頃で、中でも13時 - 16時頃が高く、14時頃が最も高くなっている。また何らかの理由によって電力を十分に供給できない場合は、電力会社側から節電の呼びかけが行われる。たとえば、夏場に空調などの使用によりピーク時の消費電力が発電設備の総発電量を超えてしまうおそれがある。このため、電力会社によって夏季の空調設定温度を高めに設定するなどの節電が呼びかけられることが多い。

電力会社は常に電力消費状況を監視しており、電力供給力の限界が近づいていることを感知すると、大口電力需要家と電力会社との間で結ばれる「需給調整契約」に基づき、使用電力の削減を要請することができる。それにも関わらず電力の供給が逼迫したときには強制的に電力供給を停止できることになっている(電気使用制限等規則)。このため各事業者では、要請に備えて電力使用機器の優先順位をあらかじめ決定しておき、要請に応じて機器を停止していく措置をとるようにしている。

また大規模停電を防ぐために計画停電が実施されたり、自治体からエアコンを切るように住民に呼びかけが行われる場合もある。なお電力会社各社で、電力の需給予測や需給状態を掲載する「でんき予報」が、それぞれの公式サイトで発表される場合もある。

日本における電力消費の割合

<家庭・夏14時頃(年間で最も電力消費が多い時)>

1.エアコン (53%) 2.冷蔵庫 (23%) 3.テレビ (5%) 3.照明 (5%) 5.待機電力 (4%) 6.温水洗浄便座 (0.8%) 7.パソコン (0.3%) 8.その他 (10%)

東京電力管内の主要産業・施設別電力消費量
【産業・施設】
消費電力
(kW / 日)
電気・自動車等 | 46,170,000
化学 | 24,700,000
鉄鋼 | 17,530,000
鉄道 | 17,260,000
360,000

食品 | 15,300,000
パチンコ | 4,150,000
10,920,000

飲料販売機 | 4,000,000
東京ドーム
(1試合) | 40,000
45,000

節電の取り組み

 | 
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2011年7月)

企業・官庁でできる節電

  • 空調関連
    • 冷房は設定温度を高めにし、暖房は設定温度を低めにする。(例えば冷房ならば28度とか29度、暖房ならば17度とか18度に設定する。「夏は暑さで汗まみれにならない程度に冷やせば十分だ」「冬は厚着をしてしのげる程度に暖めれば十分だ」といった姿勢で温度設定する)
    • 建物周囲の地面や壁面への打ち水。空調室外機への散水(気化による吸熱や凝結(結露)による発熱(凝縮熱)の活用・抑制という原理を利用している)
    • できるだけ電気の空調ではなく、衣服で体感温度を調整する。クールビズウォームビズの取り組み
    • さほど気温が高くない時は、安易にエアコンを作動させるのではなく、できるだけ窓を開けてオフィス内に風を通すことで体感温度を下げることで済ます。(ただし高層ビルのオフィスでは窓が開かず、これは実施不能である。あくまで低層のオフィスの場合の話。)
    • 換気の実施
      • 夜間に機器の熱がオフィスにこもり室温が上がっている場合は、いきなりエアコンを作動させるのではなく、一旦窓を開けて熱い空気を充分に排出してから、窓を閉じエアコンを作動させる。
      • ナイトパージ(夜間換気)の実施
    • 冷房を作動させている時の断熱の強化
      • 出入り口へのドアや二重扉、回転扉の設置
      • 出入り口へのエアーカーテンの設置 (エキナカなど)
    • できるだけ電気の空調を利用せずに、自然の力を利用して、冷えた空気をオフィスに導き入れる
      • 年間を通して温度の低い状態であることが知られている地下にパイプ(導気管)を(十分な長さ)埋め、そのパイプを通って冷えた空気が(ファンなどの力で)、オフィスの低い位置から入ってくるしくみを作る。そして同時に、オフィスの高い位置から、熱い空気が室外に排出されるしくみをつくる。こうするとほとんど電気を使わなくても、室内はひんやりと涼しくなる。
      • 河川水や海水、海洋深層水、地下水、未処理下水、下水処理水などとの熱交換 (SeaWater Air Conditioningなど)
      • フリークーリングや貯雪設備(雪室)、氷室の設置
      • ナチュラルチラー(吸収式冷凍機)の活用 (ソーラークーリングシステムや排熱利用吸収冷凍機(ジェネリンク)など)
    • 効率が良くなっていることが証明されている空調設備への更新(ただしメーカーが前面に出す数字は誇大広告がままあるので、実測値をしっかり調査する必要がある)
    • 室温の数的な把握
      • ごく普通の気温計(温度計)をオフィス等に設置し、(ただの感覚ではなく)数字で気温を把握する。
      • 熱流体解析や建物エネルギーシミュレーションの使用
      • サーモグラフィや熱赤外航空撮影による計測
    • 人体熱の利用 (スウェーデンのKungsbrohusetオフィスビルなど)
    • 子牛に服を着せる
    • 外気温をエアコンの設定温度に近づける
      • 遮熱塗料や熱吸収塗料や放熱塗料、温度で性質の変わる塗料を活用する
    • 熱源の外気より高い熱を室内に拡散させずに直接外気に逃す (ファンによる強制冷却や、ヒートパイプラジエーターを使った受動冷却など)
    • 断熱効果を持つ空気層の削減による冷却ファンの削減 (油冷、液体シリコン冷却など)
    • 放射冷却(遠赤外線放出・吸収素材)の活用 (光冷暖システム、まず貼る一番など)
    • 顕熱蓄熱や潜熱蓄熱、化学蓄熱の活用
電車内の照明の減灯(室内灯の間引き)
(JR北海道731系電車、2012年7月)
東京タワーの照明を消すことによる節電。
  • 照明関連
    • 照明使用の削減
      • 減灯。照明の間引き。
      • 装飾的な照明の消灯。(実用的でない照明の消灯、建造物のライトアップ などの停止)
      • 休憩時間帯に照明を消す。
    • LED照明への置き換え
      • 信号機LED化 (交通信号、横断歩道信号など)
      • 灯火標識のLED化
      • トンネル照明のLED化
      • 街灯やガーデンライトのLED化 (特に北国では電力需要が多い冬の長い夜間に節電が見込める)
      • 集魚灯のLED化
      • 高輝度水銀灯のメタルハライドランプ化やLED化 (公共施設照明器具JIL5004-2009において、グロー式蛍光灯と水銀灯が廃止となっている)
      • 前照灯のLED化
      • 灯台のLED化 (約8割が既にLED化されている)
      • 浮標灯や標識灯のLED化
    • LED照明の直流給電化
    • オフィスの内装や家具の色使いを工夫する (オフィス家具、カーペット、壁面 等。できるだけ白を基調とすると室内を光が何度も反射することで行き交い、わずかな照明で明るくなる。黒っぽい家具は光を吸収してしまう。)
      • 拡散反射率の高い内装材(白色で面粗度や光沢度が低いもの)や内装塗料(日本ペイントのアカルクスなど)の使用
    • 塗料への蛍光増白剤の添加 (蛍光ホワイト塗料。紫外線を可視光に変換。紙など)
      • 蓄光塗料(燐光)の活用
    • 膜屋根・トップライト(天窓)・サンルーフの導入により、自然光(太陽光)利用し、照明点灯の削減 (オフィスの他、観光バスや黒部峡谷鉄道2800形など)
    • 太陽光追尾採光装置の採用
    • 照明解析(CAE)の使用
  • 受電関連
    • 電線の太径化
    • 高効率変圧器への更新
    • 力率改善コンデンサーの導入
    • 発電所からの距離を短くする
    • 三相交流の使用
    • 20kV/400V配電方式の採用
  • 通信関連
    • 古い電話網のIP化による節電 (NTTにおけるNGNなど)
    • 古いエッジルータや無線基地局、無線ルータ、電話交換機の更新
    • 不要なエッジルータの取り外し
    • 銅線ケーブルから光ファイバへの変更 (特に高速・長距離においてはノイズ減少によりエラー訂正処理が減るため節電になる)
    • 不要な固定電話の取り外し・解約 (特に電話線は細く回線抵抗が大きい)
    • 増幅器(ブースター)の除去 (複数回線を束ねて使用したり、高品質なケーブルへ交換したり(電話線のRJ45-RJ11変換コネクタによるLANケーブル使用や、同軸ケーブルのS-5CFBN・S-5CFBDへの交換など)で回線品質を上げるなど)
  • 電化製品の省エネルギータイプへの置き換え、改良
    • 業務用冷蔵庫の更新 (JIS B 8630に基づく年間消費電力量の記載されているものが望ましい)
    • ショーケースの更新 (同上)
    • プレス機械の更新 (油圧/空圧プレスから電力回生機能付きサーボプレスへの置き換えなど)
    • 接合機の更新・接合法の再考 (摩擦攪拌接合(FSW)、摩擦圧接、超音波接合等の導入など)
    • 電気炉・電気加熱装置・発酵装置などの高断熱化
    • 低周波誘導電気炉から高周波誘導電気炉や純酸素バーナ式回転炉への置き換え
    • クリーンルームのミニエン化
      • 製造装置の小型化や配置の最適化による省スペース化
    • エスカレーターの更新
      • 下りにおける電力回生機能
      • 人感センサーの導入
    • エレベーターの更新 (電力回生機能のあるものに)
    • 監視カメラシステムの更新
    • 省エネ自動販売機への更新
      • 真空断熱材
      • ヒートポンプによる加熱
      • LED照明
      • ソーラーパネル搭載
    • ATMやPOSレジ、デジタルサイネージの省エネ機種への更新
      • LED照明・人感センサー
      • 組み込み向けCPUや低電圧メモリ、SOCなどの使用
      • 組み込み向けOSの使用、不要なシステムプロセスの停止
      • HDDのSDDへの交換、もしくはNAND型フラッシュメモリの直接使用(フラッシュファイルシステム)
      • GUIプログラムの最適化 (ネイティブコードを使う、2Dアクセラレーションを使うなど)
      • 電子ペーパーの活用 (仙台市地下鉄のまちコミなど)
  • 発電装置の設置・更新
  • 蓄エネルギーによる余剰エネルギー保存
  • エネルギー効率の改善
    • 流通の最適化
    • データセンターの省電力化
      • 高効率な冷却法の採用
        • 外気を利用した冷却
          • 大都市から涼しい気候の土地(オレゴン州や北海道など)への移転 (Facebook、Apple、さくらインターネットなど)
        • 海水冷却 (Googleの海水冷却データセンターなど)
        • 地下水冷却 (Sunの地底空間データセンターなど)
        • ミスト冷却 (気化熱の吸収。Facebookのデータセンターなど)
        • 局所空調による冷却 (ソフトバンクのデータセンター)
      • 高温でも動作するハードウェアの採用によるデータセンターの高温運用 (イーベイなど)
      • 不要なサーバーやサービスの停止
      • 古いサーバーやUPSの、新しい省エネルギータイプへの更新
      • レンタルサーバー等における古いOSやミドルウェアの更新
      • リソース使用率の低いサーバーをまとめる (リソース分離が必要な場合は仮想化を使う)
        • ハイパーバイザー型仮想化(KVMXenなど)からコンテナ型仮想化(OpenVZLXCなど)への移行による使用リソース削減
      • 古いデータセンターの廃止
      • 高効率電源の採用
      • 使用電力に見合ったワット数の電源の使用 (50%使用時の効率が最も高い)
      • AC100V給電からAC200V給電やDC48V給電への切り替え (交流給電においては電圧の高い方がPFCの昇圧比が小さくなり効率が良い)
  • 使役動物の活用
  • 自粛

家庭でできる節電

エアコンの代わりに扇風機を使う
  • エアコンを使わず扇風機を使う(削減率50%)。(あるいは、うちわ扇子を使う)
  • エアコンを使わず換気扇を使う(換気口に取り付けるタイプなどもある)。室内の上部の熱い空気を排出すると、室温が次第に下がる。
  • 家の中に風の通り道を作り、そこにいるようにする。風の通り道がしっかりできるように窓を賢く開ける。例えばマンションなどでは、玄関側(の窓あるいはドア)とその反対側のベランダ側の窓をともに開け、その時々の自然の風圧で空気が流れる方向をみきわめ、それに合わせて、さらに扇風機も併用して自然の風と同じ方向に風を起こすように向けて動かし、風の足し算(加算)を行う。家の中を風がスムーズに吹き抜けるようになると、(ちょうど海岸などで風を受けている時のように)かなり体感温度が下がり、よほど高気温の日でない限りは、エアコンなしで十分に過ごせる。自然の風の力を利用し、扇風機を補助として使うので、ただ扇風機を使い室温が徐々に上がる方式よりもかなり節電になる。
日よけの活用。(写真は たちすだれ)。
  • 日よけ(「すだれ」や「よしず」など)を用いて、日射によって建物や室内の温度が上がるのを防ぐ。(エアコンを使用している場合の削減率10%)。またデザインがわりあい現代的なサンシェードも効果が期待できる。
    • 南面はひさしを利用し、西面はすだれや高生垣(落葉樹)を利用する。
緑のカーテン
  • 朝顔やヘチマ、ゴーヤなどツルのある植物で緑のカーテンを作る。植物を使うと日差しを遮るだけでなく葉の気孔から水が蒸発する時に気化熱を奪って涼しくしてくれる。
打ち水
スプリンクラー
  • 打ち水を行う。つまり、建物周囲の地面や外壁などに水を撒き、気化熱によって熱を奪うと、それによって地面や外壁の温度が下がり、周囲から流れ込む空気の温度が下がる。電力を一切使わず行える。昔から日本で行われている知恵。スプリンクラーを使う方法もある。
  • 加湿器を使わず濡れタオルを使う(年間約3,250円減)。
冷房
  • 日差しを遮り、冷房の使用を減らす (部屋の外側で太陽の熱を遮る方が内側で遮るより高い効果が得られる)
    • 窓ガラスに熱をカットするフィルムを貼る。
    • カーテン雨戸を閉める(カーテンの色が黒など濃い色の場合だと太陽の熱を吸収してしまうので注意)。
    • 熱は上に移動していくためカーテンボックスを取り付けたり、カーテンレールの上に布を置いて遮る。
  • エアコンの冷房の使い方を工夫する
    • 環境省が推奨する室温(≠設定温度)は28℃
    • 設定温度を1℃上げると10%の節電効果がある。
    • 設定温度を下げる前に風速を強にしたり扇風機を併用して体感温度を下げる。
    • 除湿は消費電力の増加になる。
    • 風速を弱めるとかえって消費電力が増加する。
    • 頻繁な電源のオン・オフは電力の増加になる。
    • フィルターを2週間に1回程度掃除する。
    • 室外機の吹き出し口の前に物を置かないようにしたり、直射日光が当たらないようにする。
    • 室外機を壁から少し離すだけで風通しが良くなり、熱が溜まりにくく消費電力を押さえられる。
    • 空気を攪拌するエアサーキュレーターと併用する。
  • 外出して公共施設などで時間を過ごす。
  • 蓄熱式空調システムによってピークシフトを行う。

※夏(昼 外気温33.4℃)の冷房時に室内(27℃)へ熱が入ってくる割合は、開口部73%、屋根11%、外壁7%、換気6%、床3%。

暖房
  • 断熱効果を上げて暖房の使用を減らす
    • 日が落ちたらカーテンや雨戸を閉める。
    • 窓からの冷気を断熱ボードで遮る。
    • スライドさせて高さを調節できるタイプのカーテンフックの場合、長さが合えばカーテンを床に付ける事ができ、それにより窓からの冷気を防ぐ(カーテンの汚れを考慮して冬場だけ床に付けておくのもよい)。
    • すき間テープですき間風を防ぐ。
    • 保温性の高い服を着たり、重ね着をする。
    • 寝るときに背が高い・太っている・寝相が悪いなどで掛け布団からはみ出る場合には、大きめの布団を使う (ロング、セミダブル、ダブルなど)。
  • コジェネレーション(エコウィルエネファーム)温水暖房
  • 電力を消費しない石油ストーブやガスストーブ、ペレットストーブを使用する(石油ファンヒーターガスファンヒーターなどの暖房機は電力を消費する。また、COPの高い省エネエアコンが一番省エネとなる場合がある)。
  • 地中熱を活用するジオサーマルを取り付ける。
  • 床暖房は部屋を去る20分前に運転を止め、残りの20分は余熱を利用する。ガス式や石油式の床暖房もわずかに電力を消費しているため、運転時間を短縮すると節電効果がある。
  • エアコンの暖房の使い方を工夫する
    • エアコンの設定温度を1度下げれば10%の節電となる。
    • エアコンのフィルターを2週間に1回程度掃除する。
    • 降雪が多い地域では、室外機の吸込口が雪で目詰まりを起こすと運転効率が低下するだけでなく、内部のフィンに雪が吸い込まれて付着した場合、空気が通らなくなりより多くの電気を使うので防雪フードや防雪ネットを使う。
  • 白金触媒式カイロ湯たんぽの使用。
  • コールドドラフトが起きやすい種類の窓の場合、寒さを感じやすいためベッドや布団を近くに置かない。
  • 電気カーペットの下に断熱シートを敷く(年間約2,110円減)。

※冬(外気温-2.6℃)の暖房時に室内(18℃)から熱が出て行く割合は、開口部58%、換気15%、外壁15%、床7%、屋根5%。

その他の家電
  • 冷蔵庫
    • 設定を「強→中」にし、扉を開ける時間をできるだけ減らし、食品を詰め込まない(削減率2%)。冬は「弱」にする。
    • 冷凍室は詰め込んだ方が節電になる。
    • 熱いものは冷ましてから入れる。
    • 庫内にビニールカーテンを取り付ける(年間約2,990円減) 。
    • 熱気・直射日光の当たらない所に設置する。
    • 冷蔵庫の側面、上部にすき間を空ける。
    • 冷蔵庫の側面のうち、触れてみて暖かく感じられる面に紙などを貼り付けると放熱の妨げになる。。放熱していない前面に貼った方が節電につながる。
    • 背面の掃除。
    • 夏場は氷や冷たい飲み物をクーラーボックスに入れて出し入れするようにし、冷蔵庫の扉の開閉回数を減らす。
    • 冬場は保冷剤や水を入れたペットボトル等の容器を外で凍らせて冷蔵庫に入れておく。
  • テレビ
    • 省エネモードにし画面の輝度を下げ、必要時以外は消す。※「標準→省エネ」で使用時間を2/3に減少時(削減率2%)
    • 画面の掃除。
    • CATVなどでSTB(セットトップボックス)を使っている場合、テレビや録画機の電源を切る時にはSTBの電源も切る。
    • ワンセグ対応の携帯電話で観る。
    • ラジオに切り替える。(ワンセグ音声が聞けられるラジオも売られている)
    • 電力需要が逼迫する時間帯に見たい番組がある場合は、録画して電力需要が落ち着いてから見る。
  • ビデオレコーダー
    • 高速起動(クイックスタート)の設定をしない。
    • 時刻表示を消灯する。
  • 照明
    • 日中は消し、夜間もできるだけ減らす(削減率5%)。
    • カバーの掃除。
    • 照明機器に付いている点灯管および電子点灯管を、新しいものへと付け替える。(僅かだが、節電効果および蛍光灯の寿命が伸びる)
    • 蛍光灯または照明器具を新しい製品へと交換する。
  • 待機電力
    • リモコンにある電源ボタンを押して電源を切るのではなく、本体の主電源ボタンを押して待機電力を切る。
    • コンセントからプラグを抜く(削減率2%)。
      • 年間の電気料金削減効果はテレビで約100円、電子レンジで約380円。
    • コンセントごとに電源スイッチが付いているテーブルタップを使用することも有効。
    • モデム・ルータの不在時OFF 。 ※IP電話の場合は不可。
  • 温水洗浄便座
    • 便座保温・温水をオフにするか、タイマー節電を使う(削減率1%未満。電気料金は年間約2,350円減)。
    • プラグをコンセントから抜いておく(削減率1%未満)。
    • 便座の熱が逃げないようにフタを閉める。
  • パソコン
  • 炊飯器
    • 早朝に1日分まとめて炊き、冷凍庫に保存する(削減率2%)。
  • 電気ポット
    • お湯をガスコンロで沸かし、ポットの電源を切る。
    • 電気ポットを使わずに、魔法瓶水筒・マグボトルなどを使用する。
  • 電子レンジ
    • ターンテーブルのある電子レンジでは、中央から少し外れた位置の方が加熱効率のよい機種が多くあり、食品を中央から少しずらして置いたり、一箇所にかためて置かず隙間をあけて等間隔に並べて置く。
    • 庫内の汚れを掃除しマイクロ波の直射・反射を妨げないようにする。
    • ラップを使い熱が逃げるのを防ぐ。温め過ぎによる噴き出しに注意。
  • IHクッキングヒーター
    • 食材を小さめに切って加熱時間を短縮する。
  • 掃除機
    • 紙パックをこまめに交換する。
    • フィルターをこまめに清掃する。
    • 部屋を片付けてからかける。
    • 床面の種類によって運転モードを調節する。
    • 掃除機を使わず、粘着テープ式のクリーナー、ホウキ、雑巾などを使う。
  • 洗濯機衣類乾燥機
    • 容量の80%を目安に、まとめ洗いする。
    • 洗い終わった洗濯物は扇風機で乾かす。扇風機だけでは足りない場合はエアコンの衣類乾燥(ランドリー)モードを使う。
    • 石油ストーブを乾燥機代わりに使用することは火災の危険があるため厳禁。
    • 衣類乾燥機や洗濯乾燥機の乾燥を使わないで干す。
  • 携帯電話スマートフォン
    • 太陽電池式の充電器に接続して充電する。
    • 電気自動車以外の自動車から電気を取り出して充電する。
    • 携帯電話・スマートフォンの充電が可能な手回し充電式の懐中電灯・ラジオで充電する。
    • 自転車の走力で充電する
    • 画面の明るさを自動または暗めに設定する。
    • 設定した時間または時刻になれば、電源が切れるように設定する。
    • 寝ている間は電源を切っておく。
  • 空気清浄機
    • フィルターを掃除する(年間約470円減)。
  • 加湿器
  • その他
    • ピーク対策として、夏の平日9時 - 20時は、1,000W以上の家電製品の使用を控える
    • シワになりにくい服を着たり、洗濯物を干す際にシワを伸ばして、アイロンの使用を減らす。
買い替え
  • 白熱電球→高力率の電球形蛍光灯ランプやLED電球
  • 電気オイルヒーター→エアコンやガスストーブ,局所暖房
  • 古い家電→省エネ家電(ただし小型家電→大型家電にした場合、電力消費が増える場合がある)
    • エアコン: COPやAPFという省電力基準が存在する。また、ガスを使ったガスヒートポンプエアコンも存在する。
    • ポット・炊飯器: 真空断熱を使った魔法瓶構造のものは、少ない電力で保温できる。
  • 住宅: 次世代省エネルギー基準に対応した省エネルギー住宅にすることで、冷暖房の消費電力を下げることができる。また、国土交通大臣認定居室にすることで、シックハウス症候群対策に義務付けられている機械換気を減らしたり、無くすことができる。
    • 窓を二重窓複層ガラスにしたり、断熱性の高い樹脂サッシを取り付ける(アルミサッシは断熱性能が低い)。
    • 採光を適切に設計することで、昼間は照明を全く使わずに明るい部屋が実現できる。また、間取りや壁紙の材質を工夫することで夜間の照明も少なくてすむ。
    • 遮熱カーテン、厚手や床まで届く長いカーテンにする(取り外したカーテンを捨てずに新しいカーテンに取り付けて2重にすればさらに効果が期待できる ※重い場合は注意)。ただしカーテンには隙間があるため、障子や内窓に比べ断熱性能では必然的に劣る面がある。
    • カーテンを障子に取り換える(障子は厚手のカーテンよりも断熱性能がよく、しかも透光性や調湿性に優れており、洋室においても障子を使用することで快適性を向上できる)
  • PCや情報家電の本体や部品を新しいものに買い換える
    • 全般: 情報家電においてはバッテリーや熱、それに伴う静音性などの問題から、省電力性能が重視されており、年々改善されている。省電力における基準は、アメリカのENERGY STARやEPEAT認証、スウェーデンのTCO認証など様々存在する。
    • OS: 古いOSはCPUや周辺機器の省電力機構を活かしきれないため、新しいOSの方が省電力性能が高い(とはいえ、古いハードウェアは省電力機能自体が低いので、わざわざ新OSに入れ替える必要はない。ただし新しいパソコンを買う際はなるべく新しいOSを搭載したものを選んだほうが良い)。
    • 半導体(CPUやGPUなど): 半導体は一般に微細化が進むごとに省電力になるため、新しいプロセスの方が通常は省電力性能が高い。
    • ディスプレイ: 液晶においては、バックライトに従来使われてきた冷陰極管よりも消費電力の低いLEDを採用したものが増えてきている。反射光を利用する電子ペーパーは電力消費は書き換え時のみで省電力性が高いものの、応答性が悪いため、電子書籍を見る場合などに使用用途が限られる。また、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)は普通のディスプレイよりも消費電力が低い。
    • 電源: 80 PLUSという変換効率規格があり、80 PLUS Platinumに対応した電源が各社から出ている。また、最上位の80PLUS Titaniumに対応した電源も出始めている。200Vに対応している製品も存在し、NEMA 6-15PからC13へのACケーブルを使うことでエアコン目的などで使われている日本の200Vコンセントに繋ぐことができ、100Vの時よりも電力損失を抑えることができる。
  • オーディオ
    • アナログアンプ→デジタルアンプ (D級アンプ)
    • スピーカー→ヘッドホンやイヤホン。出力音圧レベルが高いほど省電力となっている。
  • 乾燥機を電熱式からヒートポンプ式に買い替えたり、電気式からガス式に買い替える。
  • 調理器具
    • 電気鍋・ホットプレート・電気オーブン・電気炊飯器など: 同等の機能を持つガス式のものが存在する。
    • 保温装置の活用:電気ポットや電気鍋の代わりに魔法瓶や保温鍋を活用して、熱湯の保温や保温調理を行う。
娯楽
  • ボウリング、カラオケ、ゲームセンター、パチンコなどの電力を多く使用する娯楽は控える。
  • 不要なテレビ番組は見ない。
  • 見そうもない番組は録画しない。
  • 旧モデルのゲーム機は現行モデルに買い換える (PS3やXbox 360など)。
  • PCゲームはGPUを新しい物に買い換えたり、低画質設定にして行う。
その他
2010Happy Mail