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花斉会とは?

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花斉会
野田佳彦

【略称】
野田グループ
【前身】
松下政経塾立志会
【設立年】
2002年
【種類】
民進党系のグループ
【メンバー】
民進党所属国会議員
【会長】
藤村修
【会長代行】
長浜博行
【幹事長】
武正公一
【事務局長】
近藤洋介
【重要人物】
野田佳彦
【関連組織】
松下政経塾
日本新党
新進党
【過去名】
志士の会

花斉会(かせいかい)は、民進党系のグループ。通称、野田グループ

目次

  • 1 概要
  • 2 沿革
  • 3 所属国会議員一覧
    • 3.1 役員
    • 3.2 衆議院議員
    • 3.3 参議院議員
    • 3.4 過去の在籍者
  • 4 政治資金収支報告書の記載
  • 5 脚注
    • 5.1 注釈
    • 5.2 出典
  • 6 関連項目

概要

2002年9月の民主党代表選挙を契機に、民主党内の松下政経塾系の新保守・保守系若手のグループとして発足した。

2006年に「志士の会」から現在の名称に改められた。花斉会という名称は「百花斉放」から取られ、皆が花を咲かせるようにという願いを込めて代表の野田自身によって命名された。

政策面では政策立案能力に自負心を持っているとされており、いわゆる対案路線を最初に主張したグループでもある。新保守主義的な傾向も見られる。

メンバーは凌雲会(前原グループ)と同様に松下政経塾出身の議員が多く、民主党内では両グループを政経塾サークルと揶揄する声もあったほどである。特に、志士の会のメンバーは全員が松下政経塾出身であったこともあり、前原グループのメンバーからさえ独特の閉鎖性を指摘されるほどであった。このことが逆に花斉会への拡大の契機となったと見受けられる。このように、派閥としての纏まりが緩い民主党の中では異質ともいえる結束力の強さが特徴である。

また、メディアに露出する議員が多いため、党内に一定以上の影響力を持つ。なお、前原グループとは代表選などで共同歩調を取ることが多かったため、メディアでは両グループをまとめて前原・野田グループと称することもあった。

沿革

1993年松下政経塾出身の国会議員で結成された「松下政経塾立志会」を源流としている。これは55年体制の崩壊に伴い、松下政経塾出身者での保守系新党を構想したものであった。

しかし、日本新党新党さきがけ新生党新進党と新しい保守系新党が次々に結成されたこと、小選挙区制の下で松下政経塾出身者が自由民主党、新進党、旧民主党とに分かれ始めたことなどから根本的に構想は不可能な状態に立ち至った。

1996年に「志士の会」として再始動したものの、与野党に分かれた松下政経塾出身者の結集は思うように進まず、小選挙区比例代表並立制が初めて施行された同年の第41回衆議院議員総選挙野田佳彦自身が惜敗したため、その後は第1期生の野田を中心とする勉強会として継続してきた。

民主党内での「志士の会」は、2002年に野田が代表選に出馬した前後に改めて結成されたものであり、2006年に「花斉会」と名を変え拡大されて現在に至っている。

2002年9月の代表選では野田を支援して及ばなかったものの、2004年5月の代表選では岡田克也を無投票当選させ、2005年9月の代表選では前原誠司菅直人に競り勝たせる原動力となった。

2006年4月の代表選で代表に選出された小沢一郎の無投票3選がかかる2008年9月の代表選では、野田の出馬を巡って亀裂が生じ、出馬反対派だった松本剛明は小沢への傾斜を深め、出馬賛成派だった馬淵澄夫は後に退会した。中心メンバーだった両者の離反は野田とグループにとってかなりの打撃を与え、党内での存在感を大幅に低下させた。

2009年5月の代表選では5月14日に花斉会として岡田支持を確認し、凌雲会(前原グループ)とともに岡田の支持主体となったが、花斉会の一部は鳩山由紀夫支持に流れた。8月の第45回衆議院議員総選挙後の政権交代鳩山内閣が発足した際には党内グループで唯一閣僚を出せず、野田は財務副大臣に止まるなど冷遇振りが際立った。

2010年6月の代表選では6月3日に花斉会として菅支持を決定し、菅の当選後の内閣人事では野田が財務大臣、花斉会の事務局長の蓮舫行政刷新担当大臣に就任した。9月の代表選でも花斉会として菅再選を支持した。

2011年8月の代表選では、献金問題などを抱える前原ではなく野田が出馬する方向で調整が進められていたが、調整は難航して前原・野田ともに出馬することとなった。野田は1回目の投票で2位となったが、海江田万里対野田の決選投票では前原グループと2位・3位連合が組まれ、これに4位の鹿野道彦の陣営(後の素交会)も加わったため、野田が代表に選出された。なお、かつて花斉会に属していた馬淵は5位に終わり、決選投票では反増税路線・デフレ脱却という観点から海江田に投票した。

2011年9月14日、代表選後初めて会合を開き、会長の藤村修内閣官房長官就任に伴い新設された会長代行に長浜博行を充て、幹事長に武正公一、事務局長に近藤洋介が就任する人事が了承された。

2012年9月の代表選でも野田を再選させたが、12月の第46回衆議院議員総選挙では会長の藤村が落選、野田が党代表を辞任し、前原グループとともに党および内閣の中枢を担っていたため大幅に発言力を失った。12月の代表選では花斉会として馬淵を支持したが、馬淵は海江田に敗れた。

2014年12月の第47回衆議院議員総選挙後に行われた2015年1月の代表選では花斉会として岡田を支持し、岡田が当選すると蓮舫が代表代行に就任した。

2016年3月の民進党結党に際し、改革結集の会から合流した村岡敏英小熊慎司重徳和彦の3人が花斉会入りを検討していることが報じられた。9月の代表選では蓮舫が代表に選出され、野田が幹事長大串博志政務調査会長に就任した。

2017年東京都議会議員選挙で民進党が惨敗すると、代表の所属する花斉会を率い、幹事長として蓮舫を支えてきた野田の交代は避けられなくなり、7月25日に野田が幹事長辞任の意向を表明し、7月27日には後ろ盾を失った蓮舫も代表辞任の意向を表明することとなった。9月の代表選では、8月16日の会合で対応を協議したが、枝野幸男支持派と前原支持派に割れたため、事実上の自主投票の方向と報じられた。8月21日に前原と枝野が立候補を届け出た際には、両陣営に推薦人を出さなかった。

2017年10月の第48回衆議院議員総選挙では、9月28日の民進党両院議員総会で希望の党への事実上の合流方針が了承されたことを受けて近藤や武正ら幹部が希望の党公認で出馬する一方、合流を拒否された野田は無所属で出馬し、メンバーの応援のために全国を奔走した(野田は当選したが、近藤や武正は落選した)。選挙後は立憲民主党・希望の党・民進党に分かれた約15人による勢力となり、野田の下、活動を継続していることが報じられた。

所属国会議員一覧

役員

【会長】
【会長代行】
【幹事長】
【事務局長】

(藤村修) | 長浜博行 | (武正公一) | (近藤洋介)

衆議院議員

野田佳彦
(8回、千葉4区) | 重徳和彦
(3回、愛知12区)
大串博志
(6回、佐賀2区) | 古本伸一郎
(6回、愛知11区) | 奥野総一郎
(4回、比例南関東千葉9区) | 小熊慎司
(3回、比例東北福島4区) | 斉木武志
(2回、比例北陸信越福井2区)
手塚仁雄
(4回、比例東京東京5区) | 森山浩行
(2回、比例近畿大阪16区)
  • 無所属(2名)
黒岩宇洋
(3回、新潟3区) | 広田一
(1回・参院2回、高知2区)

参議院議員

小西洋之
(2回、千葉県) | 長浜博行
(2回・衆院4回、千葉県)
  • 立憲民主党(1名)
蓮舫
(3回、東京都)

過去の在籍者

衆議院議員
参議院議員
元衆議院議員
元参議院議員

政治資金収支報告書の記載

【年】
【本年収入額】
【会費納入者数】
【備考】

2007年(平成19年) | 824万5142円 | (寄附者18人) | 
2008年(平成20年) | 366万5263円 | (寄附者22人) | 
2009年(平成21年) | 250万4310円 | 27人 | 
2010年(平成22年) | 419万2114円 | 36人 | 
2011年(平成23年) | 407万6007円 | 36人 | 
2012年(平成24年) | 925万0592円 | 33人 | 
2013年(平成25年) | 234万0433円 | 13人 | 
2014年(平成26年) | 302万0523円 | 302人 | 
2015年(平成27年) | 367万0489円 | 367人 | 

脚注

注釈

  1. ^ 元職の国会議員。
  2. ^ 2017年10月に合流。
  3. ^ 2017年10月に合流。
  4. ^ 2017年10月に合流。
  5. ^ 2017年10月に合流。
  6. ^ 2013年4月に民主党離党。その後は無所属を経て民進党に復党。2017年10月に合流。
  7. ^ 2017年10月に民主党離党。
  8. ^ 2017年10月に民主党離党。
  9. ^ 2017年12月に民進党離党。
  10. ^ 野田グループ離脱後の所属は長島グループ。2017年4月に民進党除籍。
  11. ^ 野田グループ離脱後の所属は樽床グループ→無派閥。2015年11月に民主党離党。その後の所属は無所属(所属会派は「自由民主党無所属の会」)→自由民主党。
  12. ^ 野田グループ離脱後の所属は細野派→旧細野グループ旧高木グループ
  13. ^ 野田グループ離脱後の所属は樽床グループ細野派→旧細野グループ高木グループ
  14. ^ 2017年10月に合流。
  15. ^ 2017年10月に合流。
  16. ^ 野田グループ離脱後は無派閥。2017年10月に合流。
  17. ^ 2012年10月に民主党除籍。その後の所属は日本維新の会維新の党民進党(旧維新の党グループ松野グループ)→希望の党
  18. ^ 2012年7月に民主党除籍。その後の所属は国民の生活が第一日本未来の党生活の党維新の党民進党(旧維新の党グループ松野グループ)→希望の党
  19. ^ 野田グループ離脱後の所属は前原グループ長島グループ→旧長島グループ。2017年10月に合流。
  20. ^ 野田グループ離脱後の所属は樽床グループ細野派→旧細野グループ。2017年10月に合流。
  21. ^ 2017年10月に合流。
  22. ^ 2017年10月に合流。
  23. ^ 2017年10月に合流。
  24. ^ 2014年2月に民主党離党。同年11月に復党。2017年10月に希望の党に合流。2018年1月に希望の党離党。
  25. ^ 2013年9月に民主党離党。その後の所属は無所属おおさか維新の会→日本維新の会

出典

  1. ^ 世界情勢を読む会 『面白いほどよくわかる政治のしくみ : 国会、政党、官僚、選挙制度…日本政治のすべてがわかる!』 日本文芸社〈学校で教えない教科書〉、2010年、101頁、197頁。ISBN 9784537257984。
  2. ^ “【民主代表選】野田氏迷走、出馬結論を持ち越し グループ内になお慎重論”. 産経新聞. (2008年8月21日). オリジナル2008年8月24日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080824000016/http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080821/stt0808212054000-n1.htm
  3. ^ “民主代表選 野田氏 出馬断念の意向 小沢氏無投票3選へ”. 産経新聞. (2008年8月22日). オリジナル2008年8月25日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080825053157/http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080822/stt0808220200000-n1.htm
  4. ^ “出馬断念の民主・野田氏「現実受け入れた。残念だ」”. 産経新聞. (2008年8月22日). オリジナル2008年8月25日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080825005434/http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080822/stt0808221221003-n1.htm
  5. ^ “民主党:衆院議運委員長に松本氏内定”. 毎日新聞. (2009年9月15日). オリジナル2009年9月16日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090916161736/http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090916k0000m010128000c.html
  6. ^ 支持表明!: まぶちすみおの「不易塾」日記 - ウェイバックマシン(2010年9月5日アーカイブ分)
  7. ^ “鳩山氏優位=岡田氏「脱小沢」で巻き返し-16日、新代表選出・民主”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2009年5月15日). オリジナル2009年5月19日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090519100750/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090515-00000002-jij-pol
  8. ^ “民主代表選、岡田猛追…院政批判追い風、自民は警戒”. 夕刊フジ. (2009年5月14日). オリジナル2009年5月17日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090517112703/http://www.zakzak.co.jp/top/200905/t2009051448_all.html
  9. ^ “民主代表戦票読み…鳩山 115、岡田 105で大接戦”. 夕刊フジ. (2009年5月15日). オリジナル2009年5月18日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090518100030/http://www.zakzak.co.jp/top/200905/t2009051553_all.html
  10. ^ “民主党新代表に鳩山氏 挙党態勢で立て直し”. 共同通信. (2009年5月16日). オリジナル2009年5月19日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090519084331/http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051601000392.html
  11. ^ “【新政権発足】財務副大臣に峰崎、野田氏が就任へ”. 産経新聞. (2009年9月17日). オリジナル2009年9月24日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090924054329/http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090917/stt0909170155008-n1.htm
  12. ^ “民主役員人事で冷遇される「非小沢」系 どうなる枝野、小宮山氏ら”. 産経新聞. (2009年10月5日). オリジナル2009年10月7日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20091007235146/http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091005/stt0910052217020-n2.htm
  13. ^ “菅氏を岡田氏・前原氏が支持、樽床氏も出馬表明”. 読売新聞. (2010年6月3日). オリジナル2010年6月6日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100606162540/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100603-00000548-yom-pol
  14. ^ “非小沢氏系、菅氏支持で一致 小沢氏系は独自候補を模索”. 朝日新聞. (2010年6月3日). オリジナル2010年6月6日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100606164120/http://www.asahi.com/politics/update/0603/TKY201006030213.html
  15. ^ “野田グループ、首相再選支持を確認へ=山岡勉強会、小沢氏擁立論相次ぐ”. ウォール・ストリート・ジャーナル. 時事通信. (2010年8月17日). オリジナル2017年3月12日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20170312070246/http://jp.wsj.com/layout/set/article/content/view/full/92195
  16. ^ “キーマン小沢、前原とウラで手を組む?京セラ稲盛氏が“接着剤””. 夕刊フジ. (2011年8月23日). オリジナル2011年9月18日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110918104909/http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110823/plt1108231135003-n1.htm
  17. ^ “【激突】反小沢「2~5位連合」を模索 前原、野田両陣営「手を組む話はできている」”. 産経新聞. (2011年8月29日). オリジナル2011年8月29日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110829105314/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110829/stt11082901500001-n3.htm ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出典:wikipedia
2018/01/21 19:08

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