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連合艦隊とは?

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連合艦隊


連合艦隊の軍旗
創設 1894年〜1945年
国籍 大日本帝国
忠誠 大日本帝国
兵科 大日本帝国海軍海軍
主な戦歴 日清戦争
日露戦争
第一次世界大戦
第二次世界大戦
指揮
著名な司令官 伊東祐亨
東郷平八郎
山本五十六
その他多数
識別
識別

大日本帝国海軍の紋章である菊花紋章


大日本帝国海軍


官衙

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連合艦隊
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海軍航空隊
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連合艦隊(れんごうかんたい、旧字表記聯合艦隊)は、大日本帝国海軍が二個以上の常設の艦隊で編成した艦隊。海軍部内での略称はGF。

目次

  • 1 概要
  • 2 戦史
  • 3 歴代司令長官
  • 4 歴代参謀長
  • 5 歴代参謀副長
  • 6 歴代旗艦
  • 7 隷下部隊
  • 8 直属部隊
    • 8.1 1941年12月10日、太平洋戦争開戦時の編制
    • 8.2 1942年7月14日、ミッドウェー海戦後の編制
    • 8.3 1943年4月1日、ガダルカナル島撤退後の編制
    • 8.4 1944年4月1日、戦時編制制度改定後の編制
    • 8.5 1944年8月15日、マリアナ沖海戦後の編制
    • 8.6 1945年3月1日、菊水作戦直前の編制
  • 9 編制
  • 10 連合艦隊司令部設置個所に関する論争
  • 11 その他
    • 11.1 海上自衛隊の「連合艦隊」
    • 11.2 秘密組織の暗号名
  • 12 関連作品
  • 13 脚注
  • 14 関連項目
  • 15 参考文献
  • 16 外部リンク

概要

連合艦隊は2個以上の艦隊で編成された帝国海軍の中核部隊である。明治初期、海軍はそれまで有力艦・新鋭艦で編成された主力部隊を「常備艦隊」、老巧艦などで編成された沿岸防備のための二線級部隊を「警備艦隊」と称していた。しかし、日清戦争開戦がせまってくるにつれ「警備艦隊」というのは戦時にふさわしくないという意見がでてきた。一時は警備艦隊を常備艦隊に統合する案が出たが、当時の軍令部官房主事である山本権兵衛大佐が警備艦隊を「西海艦隊」と改名し、常備艦隊と西海艦隊をもって「連合艦隊」を組織するという案を出した。これが連合艦隊編成のきっかけとなり、日清戦争開戦の6日後にはじめて連合艦隊が編成された。以降日露戦争など戦時や演習時のみ臨時に編成されていたが、大正12年(1923年)以降常設となった。

連合艦隊は天皇に直隷する連合艦隊司令長官が指揮し、軍令に関しては軍令部総長の、軍政に関しては海軍大臣の指示を受ける。

連合艦隊司令部には、司令長官を補佐する幕僚として、参謀長・参謀副長(昭和19年〜)・首席参謀(先任参謀と通称)・砲術参謀・水雷参謀・航空参謀・通信参謀・航海参謀・機関参謀・戦務参謀・政務参謀・主計長・軍医長・機関長・暗号長・気象長・副官等が配置されていた。ただし、首席参謀以外の参謀は通称である。

長い間、連合艦隊が帝国海軍の戦力のほとんどを占め、戦艦など主力艦はいうに及ばず、駆逐艦輸送艦のような補助艦まで、大多数が連合艦隊に取り込まれた。また、連合艦隊こそが実戦部隊のエリートであり、そこに有能な人材を集中し、局地警備部隊や海上護衛隊の人材育成を軽視した。また、列強に対抗するには国力が足りない為、艦隊決戦を志向した日本海軍の戦略もあり、本来、海軍の重要任務になるべき海上交通シーレーンの確保に充当すべき艦艇と人材に不足を来たしてしまった。日本海軍は、戦艦中心の砲雷撃戦を主体にした艦隊決戦の思想を残しながらも、空母機動部隊を編成し、斬新な艦隊運用のさきがけとなった。海軍航空隊の育成も、戦艦による艦隊決戦、次いで空母艦隊決戦を目標としていた。空母艦隊決戦の思想は1944年6月のマリアナ沖海戦の敗北により放棄されたが、1944年10月のレイテ沖海戦まで、連合艦隊中心主義の艦隊編成・運用をおこなった。連合艦隊中心主義の結果、海上護衛部隊・対潜哨戒部隊(ハンターキラー)の編成に後れをとった。

レイテ沖海戦での敗北により、連合艦隊は事実上の壊滅状態となった。

1945年4月の戦艦大和以下第二艦隊の沖縄への海上特攻は、第二艦隊を解散するという決断ができないままに、レイテ沖海戦と同じく、航空部隊の援護なしの無謀な突入作戦の繰り返しとなった。沖縄戦に敗北すると、生き残った戦艦「長門」のような大型艦艇は、事実上、局地警備隊の海岸砲台として使用された。そして、特攻兵器である回天海龍震洋などを配備した特攻隊が海軍の主力艦艇となっていた。沖縄戦以降、終戦を待たずして、連合艦隊は事実上の解散状態にあったと言える。

戦史

連合艦隊旗艦が出撃した海戦のみ示す。

歴代司令長官

詳細は「連合艦隊司令長官」を参照

歴代参謀長

  1. 鮫島員規大佐:1894年7月19日 -
  2. 出羽重遠大佐:1894年12月17日 -
  3. 上村彦之丞大佐:1895年7月25日 - 1895年11月16日
  4. 島村速雄大佐:1903年12月28日 -
  5. 加藤友三郎少将:1905年1月12日 - 1905年12月20日
  6. (兼)山下源太郎大佐:1908年10月8日 - 11月19日
  7. (兼)山中柴吉少将:1915年11月11日 - 30日
  8. (兼)堀内三郎少将:1916年9月1日 - 10月13日
  9. (兼)堀内三郎少将:1917年10月1日 - 20日
  10. (兼)斎藤半六少将:1918年9月1日 - 10月14日
  11. (兼)舟越楫四郎少将:1919年6月1日 - 10月27日
  12. (兼)吉岡範策少将:1920年5月1日 - 10月30日
  13. (兼)吉岡範策少将:1921年5月1日 - 10月30日
  14. (兼)白根熊三少将:1921年12月1日 -
  15. (兼)樺山可也少将:1923年12月1日 -
  16. (兼)原敢二郎少将:1924年11月10日 - 1925年12月1日
  17. (兼)大湊直太郎少将:1925年12月1日 -
  18. (兼)高橋三吉少将:1926年11月1日 -
  19. (兼)濱野英次郎少将:1927年12月1日 -
  20. (兼)寺島健少将:1928年12月10日 -
  21. (兼)塩沢幸一少将:1929年11月30日 -
  22. (兼)嶋田繁太郎少将:1930年12月1日 -
  23. (兼)吉田善吾少将:1931年12月1日 -
  24. 吉田善吾少将:1933年5月20日 - 9月15日
  25. 豊田副武少将:1933年9月15日 -
  26. 近藤信竹少将:1935年3月15日 -
  27. 野村直邦少将:1935年11月15日 -
  28. 岩下保太郎少将:1936年11月16日 -
  29. 小沢治三郎少将:1937年2月18日 -
  30. 高橋伊望少将:1937年11月15日 -
  31. 福留繁大佐:1939年11月5日 -
  32. 伊藤整一少将:1941年4月10日 -
  33. 宇垣纏少将:1941年8月11日 -
  34. 福留繁中将:1943年5月22日 -
  35. 草鹿龍之介少将:1944年4月6日 -
  36. (兼)草鹿龍之介中将:1945年5月1日 (本職:海軍総隊参謀長)
  37. (兼)矢野志加三少将:1945年6月25日 - 9月25日 (本職:海軍総隊参謀長)

※1905年1月 - 1933年5月は第1艦隊参謀長が兼務

歴代参謀副長

  1. 小林謙五少将:1943年6月11日 - 1944年9月10日
  2. 高田利種大佐:1944年9月20日 - 1945年5月10日
  3. (兼)松原博少将:1945年6月10日 - 1945年9月15日、本職:海軍総隊参謀副長
  4. (兼)菊池朝三少将:1945年6月25日 - 1945年9月15日、本職:海軍総隊参謀副長

歴代旗艦

戦艦大和

隷下部隊

直属部隊

1941年12月10日、太平洋戦争開戦時の編制

1942年7月14日、ミッドウェー海戦後の編制

1943年4月1日、ガダルカナル島撤退後の編制

1944年4月1日、戦時編制制度改定後の編制

1944年8月15日、マリアナ沖海戦後の編制

1945年3月1日、菊水作戦直前の編制

編制

日清戦争開戦時(1894年7月19日付)
連合艦隊 | 
 | 常備艦隊
 | 

 |  |  | 
 | 
 | 西海艦隊

日露戦争開戦時(明治36年12月28日付)
連合艦隊 | 
 | 第一艦隊
 | 

 |  |  | 
 | 
 | 第二艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第三艦隊

第一次上海事変発生直後(昭和7年2月2日付)
連合艦隊 | 
 | 第一艦隊
 | 

 |  |  | 
 | 
 | 第二艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第三艦隊

日中戦争勃発時(昭和11年12月1日付)
連合艦隊 | 
 | 第一艦隊
 | 

 |  |  | 
 | 
 | 第二艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第三艦隊

太平洋戦争開戦時(昭和16年12月10日付)
連合艦隊 | 
 | (連合艦隊直轄部隊)
 | 

 |  |  | 
 | 
 | 第一艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第二艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第三艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第四艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第五艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第六艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第一航空艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第十一航空艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 南遣艦隊

最終時(昭和20年6月1日付)
連合艦隊 | 
 | (連合艦隊直轄部隊)
 | 

 |  |  | 
 | 
 | 第一航空艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第三航空艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第五航空艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第十航空艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第六艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第十二航空艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第四艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第七艦隊

 |  |  | 
 | 
 | 第十方面艦隊 | 
 | (方面艦隊直轄部隊)
 | 
 | 

 |  |  |  |  |  |  | 
 | 
 | 第十三航空艦隊

 |  |  |  |  |  |  | 
 | 
 | 第一南遣艦隊

 |  |  |  |  |  |  | 
 | 
 | 第二南遣艦隊

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