◆この
キーワードを
友達に教える
URLをコピー
青森県とは?
|
青森県旗 | 青森県章
【国】
日本
【地方】
東北地方
【
団体コード】
02000-1
【
ISO 3166-2:JP】
JP-02
【
面積】
9,645.64km
【
総人口】
1,262,823人
(
推計人口、2018年10月1日)
【
人口密度】
131人/km
【隣接都道府県】
岩手県、
秋田県、
北海道
【県の木】
ヒバ
【県の花】
リンゴの花
【県の鳥】
ハクチョウ
【他のシンボル】
県の魚 :
ヒラメ県の歌 :
青森県賛歌(1971年制定)
県民の歌 :
青い森のメッセージ(2001年制定)
【
青森県庁】
【
知事】
三村申吾
【法人番号】
2000020020001
【所在地】
〒030-8570
青森県
青森市長島一丁目1番1号
北緯40度49分 東経140度44分
【外部リンク】
青森県
【ウィキポータル】
日本の都道府県/青森県
ウィキプロジェクト青森県(あおもりけん)は、日本の本州最北端に位置する県。県庁所在地は青森市である。県の人口は全国31位、面積は全国8位。令制国の陸奥国(むつのくに、りくおうのくに)で構成されている。
概要
青森県は東北地方の北部に位置する本州北端の県である。県の人口は約126万人であり、日本の総人口の約1%を占め、県の面積は9,644kmで、国土の約2.5%を占める。県内の市町村数は40で、うち市は10、町は22、村は8あり、8つの郡がある。県人口の52%は青森市、八戸市、弘前市に居住する。
東は太平洋、西は日本海、北は津軽海峡に面し、太平洋側の南に岩手県が、日本海側の南に秋田県が隣接し津軽海峡の対岸に北海道が位置する。同海峡の中央部は公海(但し日本の排他的経済水域)であるが、同海峡を潜る青函隧道は公海下も日本の領土であり、ここで東津軽郡外ヶ浜町と北海道松前郡福島町が隣接している。
世界遺産白神山地を有し、景勝地十和田湖をはじめ八甲田山、岩木山、下北半島の仏ヶ浦などの自然環境が数多く残されている。青森県の中央部には奥羽山脈が縦走し、西側の津軽地方と東側が南部地方(三八地方・上北地方・下北地方)ではそれぞれ異なる歴史や気候、文化、風土を持つ。
青森県は全国有数の農業産出県であり、食料自給率はカロリーベースで118%である。主要な出荷品目はリンゴ、ナガイモ、ニンニクが全国一の生産量である。漁業においても全国有数の水揚高である八戸港があり、サバ、イカが国内一の水揚げであり、全国に出荷されている。
県南部では国策で建設された八戸臨海工業地帯があり、火力発電所、製紙工場、電気機器工場、造船所およびその関連産業が立地する。下北半島ではむつ小川原湖周辺に国家事業の原子力関連施設の建設が続いている。核燃料サイクル施設や国際原子力機関のITER関連施設、原子力発電所が立地し、県内主要企業の日本原燃が本社を置く。他に県内には国内で最大級の風力発電施設がある。
県内には青森空港と三沢空港があり、東北新幹線が新青森駅から東京駅まで最短2時間59分で結び、北海道新幹線が青函トンネルにより北海道と結ぶ。在来線は青い森鉄道線、弘南鉄道(弘南線・大鰐線)、奥羽本線などがある。主要道路は東北縦貫自動車道弘前線および八戸線(八戸自動車道)、国道4号が日本橋と青森市を終点にして通る。国道7号が新潟市と青森市を結ぶ。また青森港、八戸港から北海道を結ぶカーフェリー八戸港から国際コンテナ航路が就航している。
祭りは青森ねぶた祭、弘前ねぷたまつり、黒石ねぷた祭り、五所川原立佞武多、八戸三社大祭などが有名である。県内では縄文時代の遺跡が数多く出土し、三内丸山遺跡(青森市)や二ツ森貝塚、是川遺跡(八戸市)などで住居や土器および土偶が発見されている。
青森県の失業率は6.1%(2010年 モデル推計値)で、ドイツ(2011年)と同じ値である。県民の平均年収は247.6万円(2008年 現金付与額)。2011年現在の県の有効求人倍率は、0.42倍で、都市別では高い順に、八戸(0.51倍)、青森(0.48倍)、野辺地(0.48倍)、弘前(0.42倍)。県では2005年から2008年までの平均の社会減数が9,263人の転出超過で高校卒業時に約5600人が転出、大学卒業時の転出は2270人である。20歳から24歳の転出理由の60.7%は他県への就職を理由としている。青森県は2004年に青森県若年者就職支援センター(ジョブカフェあおもり)を設置し、高校生から40歳までを対象として、青森、八戸、弘前、むつで就労支援を実施している。
名称
明治4年(1871年)9月に当時弘前町に設置されていた県庁が青森町に移設された際に、県庁所在地の地名がそのまま採用されたものである。「青森」という地名は、江戸時代前期の寛永元年(1624年)に弘前藩が現在の青森市の場所に港町の建設を始めたときに名付けられたもので、現在の青森市本町付近に海上からの目印になる青い森があったことが由来とされている(当該「森」は現在は消失。)。
この場合の[青]は英語の[blue]の意味ではなく、中国語の(日本語も)意味の[green]を含んでいる[青]である為、実際は[緑の森]に見えた。
地理・地域
県中央部の陸奥湾を東側の下北半島と西側の津軽半島が取り囲む県の形は、県章にそのまま図案化されており、その特徴的な形や本州最北端の位置関係から、全国的な認知度は高い。小・中学生を対象とした調査では、北海道・沖縄県に青森県を含めた3道県が、他の都府県に比べ突出した認知度を有する結果となっている。
地形
- 半島
- 山脈、山地
|
広袤(こうぼう)
国土地理院の全国都道府県市区町村別面積調によると、青森県の面積は9645.64平方キロメートルである。
青森県の東西南北それぞれの端、および、都道府県界未確定部分に仮の境界線を入れて求めた重心は以下の位置である。北端は弁天島 (大間町)、南端は花木ダムの約4キロ南、東端は階上町立小舟渡小学校の東側の海岸線、西端は久六島にある。また統計局の平成22年国勢調査によると、人口重心は青森市駒込の田代平湿原付近にある。
重心
北緯40度46分59秒東経140度49分42秒 |
北端
北緯41度33分22秒東経140度54分42秒
↑ | 人口重心
北緯40度42分47.2秒東経140度54分60秒
西端
北緯40度32分03秒東経139度29分49秒← | 青森県庁舎所在地
北緯40度49分28秒東経140度44分24秒 | 東端
→北緯40度27分07秒東経141度41分00秒
| ↓
南端
北緯40度13分04秒東経141度00分46秒 |
自然公園
-
十和田八幡平国立公園、三陸復興国立公園
-
下北半島国定公園、津軽国定公園
- 浅虫夏泊県立自然公園、大鰐碇ヶ関温泉郷県立自然公園、名久井岳県立自然公園、芦野池沼群県立自然公園、黒石温泉郷県立自然公園、岩木高原県立自然公園、赤石渓流暗門の滝県立自然公園
気候
日本海側気候の地域(2:青色)
太平洋岸気候の地域(緑色)
- 青森県は県内全域が豪雪地帯に指定されており、そのうち一部地域は特別豪雪地帯に指定されている。また、青森市は都道府県庁所在地都市では唯一、市域すべてが特別豪雪地帯に指定されている。
- 那須火山帯の山麓および西側は日本海側気候。それ以外の地域は太平洋側気候。
-
ケッペンの気候区分でいうと、下北半島など太平洋側の一部は夏も冷涼のため、定義上では西岸海洋性気候とされることもある。また、山岳地帯や碇ヶ関など南部の内陸部は亜寒帯(冷帯)湿潤気候である。
- 南部ほど内陸性気候のため寒さが厳しく、北部は海洋性気候のため寒さはそれほど厳しくない。特に、日本海側沿岸部は緯度の割には温暖であるが冬季の日照時間は非常に少ない。太平洋側の内陸部を除き、全般に日較差は小さく、岩手県などと比べても寒さは厳しくないが、青森市の酸ヶ湯(標高890m)は日中の気温が低いことで有名であり、1月の平均最高気温は-5.5°Cにしかならない。また、日本有数の豪雪地でもある。
| | |
平年値 (月単位)
|
東青津軽
|
北五津軽
|
西津軽
|
中南津軽
|
青森
|
青森市 青森大谷
|
青森市 酸ケ湯
|
今別
|
外ヶ浜町 蟹田
|
五所川原市 市浦
|
五所川原
|
鰺ヶ沢
|
深浦
|
黒石
|
弘前
|
平川市 碇ヶ関
|
平均 気温 (°C)
|
最暖月
|
23.0
(8月) | | 18.4
(8月) | 22.0
(8月) | 22.0
(8月) | 22.4
(8月) | 23.1
(8月) | 22.6
(8月) | 23.1
(8月) | 22.8
(8月) | 23.3
(8月) | 22.9
(8月)
最寒月
|
-1.4
(1月) | | -7.8
(1月) | -1.2
(1月) | -1.7
(1月) | -0.9
(1月) | -1.6
(1月) | -0.7
(1月) | -0.4
(1月) | -2.1
(1月) | -2.0
(1月) | -3.1
(1月)
降水量 (mm)
|
最多月
|
148.6
(12月) | | | 175.2
(9月) | 169.8
(9月) | 125.7
(9月) | 132.2
(9月) | 149.9
(9月) | 176.0
(9月) | 116.7
(9月) | 124.9
(8月) | 174.9
(8月)
最少月
|
60.7
(4月) | | | 82.0
(3月) | 67.9
(3月) | 57.2
(3月) | 57.2
(4月) | 65.3
(3月) | 77.3
(2月) | 45.2
(3月) | 62.3
(4月) | 98.6
(6月)
平年値 (月単位)
|
下北
|
三八上北
|
大間
|
むつ
|
むつ市 脇野沢
|
東通 小田野沢
|
六ヶ所
|
野辺地
|
三沢
|
十和田
|
十和田市 休屋
|
八戸
|
三戸
|
平均 気温 (°C)
|
最暖月
|
21.5
(8月) | 21.7
(8月) | 21.6
(8月) | 20.7
(8月) | 21.4
(8月) | | 22.1
(8月) | 21.8
(8月) | 21.0
(8月) | 22.3
(8月) | 22.9
(8月)
最寒月
|
-0.4
(1月) | -1.6
(1月) | -0.9
(1月) | -1.4
(1月) | -1.7
(1月) | | -1.4
(1月) | -2.0
(1月) | -3.9
(1月) | -1.2
(1月) | -2.1
(1月)
降水量 (mm)
|
最多月
|
168.5
(8月) | 172.7
(9月) | 164.4
(9月) | 172.2
(9月) | 173.9
(9月) | | 170.8
(9月) | 164.3
(9月) | 202.8
(8月) | 167.7
(9月) | 166.8
(9月)
最少月
|
55.0
(2月) | 77.3
(3月) | 60.0
(3月) | 48.3
(2月) | 53.3
(3月) | | 38.9
(1月) | 28.5
(1月) | 63.7
(1月) | 41.7
(12月) | 40.3
(1月)
自治体
以下の10市8郡22町8村がある。町の読み方はおいらせ町、南部町、階上町が「ちょう」、その他は「まち」である。村はすべて「むら」と読む。
- 市部
- 郡部
(全国地方公共団体コード順に列記)
都市圏
都市雇用圏(10%通勤圏)の変遷
1980年
|
1990年
|
1995年
|
2000年
|
2005年
|
2010年
|
青森 都市圏
33万6677人 | 青森 都市圏
33万2838人 | 青森 都市圏
33万7827人 | 青森 都市圏
34万0558人 | 青森 都市圏
34万0427人 | 八戸 都市圏
33万5854人
八戸 都市圏
33万1608人 | 八戸 都市圏
33万2275人 | 八戸 都市圏
33万3129人 | 八戸 都市圏
33万2242人 | 八戸 都市圏
32万5235人 | 青森 都市圏
32万5458人
弘前 都市圏
27万8234人 | 弘前 都市圏
27万2460人 | 弘前 都市圏
32万9279人 | 弘前 都市圏
32万6102人 | 弘前 都市圏
31万7610人 | 弘前 都市圏
30万5342人
十和田 都市圏
7万7582人 | 十和田 都市圏
9万0255人 | 五所川原 都市圏
10万7301人 | 五所川原 都市圏
11万1232人 | 五所川原 都市圏
13万1674人 | 五所川原 都市圏
12万2677人
むつ 都市圏
6万9913人 | むつ 都市圏
6万7326人 | 十和田 都市圏
9万0696人 | 十和田 都市圏
9万0715人 | 十和田 都市圏
9万7260人 | 十和田 都市圏
9万3110人
五所川原 都市圏
5万5464人 | 三沢 都市圏
6万1178人 | むつ 都市圏
7万2995人 | むつ 都市圏
7万4997人 | むつ 都市圏
7万4697人 | むつ 都市圏
7万0781人
黒石 都市圏
4万0755人 | 五所川原 都市圏
5万2792人 | 三沢 都市圏
6万2783人 | 三沢 都市圏
6万5470人 | 三沢 都市圏
5万6596人 | 三沢 都市圏
4万1258人
三沢 都市圏
3万9962人 | 黒石 都市圏
3万9213人 | 黒石都市圏は
弘前都市圏に包含された
野辺地 都市圏
1万8419人 | 野辺地は中心性を失って
都市圏を形成しなくなった
地域区分